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Fターム[4C081DC05]の内容

医療用材料 (84,041) | 複合構成 (4,053) | 層成 (2,999) | 結合状態(接着、吸着、反応、中間層、又はアンカー等) (303)

Fターム[4C081DC05]に分類される特許

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【課題】自立して周囲の生体(骨)組織に対して位置ズレが生じないように固定でき、比較的短期間で生体(骨)組織と直接結合できる人工軟骨用生体材料を提供する。
【解決手段】有機繊維を3軸以上の多軸三次元織組織もしくは編組織又はこれらの複合組織とした組織構造体よりなるコア材1の少なくとも片面から、生体内分解吸収性の固定用ピン2の先端を突出させると共に、コア材1の表面に生体活性なバイオセラミックス粉体を付着させた人工軟骨用生体材料10とする。ピン2の先端を生体(骨)組織に突き刺すことで生体材料10の位置ズレ・脱転を防止して初期自立性を付与し、コア材1の表面に付着させたバイオセラミックス粉体の骨伝導(誘導)能により骨組織をコア材1の表層部に伝導(誘導)形成させて、コア材1と生体(骨)組織を直接結合できるようにする。 (もっと読む)


【課題】イヌ等の比較的大きな哺乳動物の生体内において、細胞レベルからの組織再生を誘導すること。
【解決手段】生分解性ポリマーからなる基材、該基材上に担持された細胞、ならびに該基材および該細胞を被覆する生体組織接着剤を含んでいる組織再生材料を、生体内での組織再建に用いる。 (もっと読む)


本発明は内腔拡張用ステントに関する。この内腔拡張用ステントは多数の空間部1dを有するように形状記憶合金のワイヤー1、2で綴った円筒状の内側ステントA及び外側ステントBと、これらのステントを一体に固定する固定糸Cを含み、前記内側ステントAの空間部と外側ステントBの空間部は、交互に配列するように前記内側ステントA上に前記外側ステントBが挿入され、前記内側ステントの外表面と外側ステントの内表面が互いに密着しており、前記外側ステントと内側ステントの両端は固定糸Cにより一体に固定する。それぞれの内側ステントA及び外側ステントBの形態回復性に優れ、円筒状のフィルム膜を固定糸Cにより固定しないので、内腔に挿入した後膨脹が容易であり、内・外側ステントの空間部1dが交互に配列するように重なって癌細胞などが内腔内に侵入することを効果的に防止できる。 (もっと読む)


コートされた医療用インプラントが、患者の身体組織中にまたはそれに隣接して固定されるように構成されたインプラント本体を有する。このインプラント本体は、インプラント表面を有し、コーティングが、当該インプラント表面の少なくとも一部の上に形成される。このコーティングは、第1の化学成分のコーティング外表面を含み、この第1の化学成分は、第2の化学成分のカルボン酸官能基に化学的に結合している。この第2の化学成分は、アミド連結によって、下層の第3の化学成分に固定化されており、この第3の化学成分は、インプラント本体の表面上に直接プラズマコートされている。このコーティングは、タンパク質の接着および/もしくは細胞の増殖を阻害もしくは阻止するか、または非汚染性コーティングとなり得るかのいずれかである。 (もっと読む)


【課題】硬化時にpH変化を伴わないで硬化し、良好な生体適合性及び高負荷のかかる部位(脊椎の圧迫骨折など)へ適用できる14MPa以上の圧縮強度を有するセメント用材料及びセメントを提供すること。
【解決手段】イノシトールリン酸及び/又はそれらの塩を表面に吸着させた、カルシウム塩の粉体を含み、前記粉体の粒度分布が、粒子径P1及び粒子径P2にそれぞれ極大値を有しており、粒子径P1と粒子径P2との差が10〜50μmであり、前記粉体のメジアン径が5〜15μmであるセメント用材料。カルシウム塩の粉体を乾式粉砕する工程、並びに、乾式粉砕されたカルシウム塩の粉体をイノシトールリン酸及び/又はそれらの塩の溶液中に浸漬して、イノシトールリン酸及び/又はそれらの塩を前記カルシウム塩の粉体の表面に吸着させる工程よりなるセメント用材料の製造方法。 (もっと読む)


本発明は塗被システム及び基体の塗被システムに関する。一つの実施形態でこの発明は基体、基体に配置され、光反応性基を有するシラン化合物または光反応性基を有するシラン化合物の反応生成物を含む基層、および基層に配置され、基層に末端固定されるポリマーを含むポリマー層を含む製品を包含する。一つの実施形態でこの発明は製品被膜を包含する。一つの実施形態でこの発明は基体に被膜を沈着する方法を含む。 (もっと読む)


【課題】臨床の高まる要求に合致し得る、非対称性の薬剤放出が制御されたコーティングを有する冠状動脈ステント、およびそれを製造する方法を提供すること。
【解決手段】表面が剥き出しのステントと薬剤およびキャリアからなるコーティングとを含み、該コーティングが該表面が剥き出しのステントの外壁表面にコートされ、該コーティングが多層構造であり、該コーティング中の薬剤濃度が外側の層から内側の層へ向かって順に増大することを特徴とする、非対称性の薬剤放出が制御されたコーティングを有する冠状動脈ステント。 (もっと読む)


複合材料を含む壁を有する医療用バルーンおよび/またはカテーテルが開示される。複合材料は、ポリマー材料と、炭素の同素体を含有する粒子とを含む。いくつかの場合において、粒子の少なくとも一部がポリマー材料に共有結合している。このような医療用バルーンおよび/またはカテーテルを製造するための方法もまた開示される。
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減圧組織処置を組織部位に適用するために、多層減圧送達装置が提供される。多層減圧送達装置は、組織接触、マニホールド層および解離層を含む。組織接触層は、組織部位に接触するように構成される足場を含み、解離層は、ヒドロゲル形成材料および複数の流路を含み、マニホールド層は、分配マニホールドを含む。解離層は、組織接触層とマニホールド層の間に配置され、減圧組織処置の実施の後に、組織接触層からマニホールド層を容易に解離可能となっている。 (もっと読む)


本発明は、複数の圧縮された金属系粒子のマトリックスに埋め込まれた複数のin vivo生分解性有機高分子を含む、少なくとも部分的に生分解性の医療用インプラント、及びその製造方法に関する。インプラントは、有効成分、例えば治療活性物質又はマーカーの含有によってさらに機能化され得る。 (もっと読む)


椎骨等の骨の融合又は隣接する骨表面の融合を促進するケージを開示している。1つの形態として、ケージは、生分解性高分子材料(例、ポリカプロラクトン)から成る複数の相隔てた壁部と、壁部の少なくとも一部分上の骨伝導性無機物被覆膜(例、カルシウム化合物)と、高分子材料及び/又は被覆膜に関連する生体活性剤(例、骨形成タンパク)と、を備えている。生体活性剤は、骨又は隣接する骨表面間に骨化を誘発する量が存在している。ケージは、壁部の少なくとも1つに接続される固定板も備えている。
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二機能性セミデンドリマーを含む機能化された表面を有する生体適合材料が提供される。生体適合材料は、セラミック材料、金属材料、および/または高分子材料であることができる。それは通常固体の形態であるが、半固体またはヒドロゲルであることもできる。二機能性セミデンドリマーを含む機能化された表面を有する生体適合材料を作製する方法もまた提供され、前記方法は、生体適合材料の表面上に、二機能性セミデンドリマーを吸着すること、接合すること、またはその場で合成することを含む。二機能性セミデンドリマーを含む機能化された表面を有する生体適合材料でコーティングされるか、または二機能性セミデンドリマーを含む機能化された表面を有する生体適合材料から形成される生物医療装置がさらに提供される。生物医療装置は、例えば、ステント、人工股関節、または代替心臓弁のような医療用インプラントであることができる。 (もっと読む)


【課題】生体皮下組織から細胞が容易に侵入、生着し、毛細血管が構築されることで皮下組織との癒着が頑強に得られ、その結果、創傷部を外界と隔絶し、治癒機転における細菌感染等の増悪因子を防御し、ダウングロースの進行を抑制し、トンネル感染を始めとする各種の感染トラブルの少ないと共に、皮膚の縮退が抑制されたカフ部材及びカフ部材ユニットを提供する。
【解決手段】カフ部材2は、フランジ部3と筒状部4とを有する。カフ部材2は、熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂で形成された、平均孔径10〜500μmで、見掛け密度が0.01〜0.5g/cmの、連通性のある多孔性三次元網状材料よりなる。フランジ部3の上面の外周縁と内周縁との間に凸条3tが周設されている。フランジ部3の周縁部に開口10が設けられている。凸条3tの内側領域に対しパッド5が重ね合わされ、チューブ6が挿通される。 (もっと読む)


【課題】生体に重なるフランジ部と、該フランジ部の一方の面から立設された筒状部と、該フランジ部の他方の面に重なる高分子材料製パッドとを有しており、該フランジ部及び筒状体は、連通性のある多孔性三次元網状構造部を有しているカフ部材において、該パッドのフランジ部からの剥離が防止されたカフ部材を提供する。
【解決手段】カフ部材2は、第1フランジ部3と、この第1フランジ部3の一方の面から立設された筒状部3bと、該第1フランジ部3の他方の面に重なる第2フランジ部4と、該第2フランジ部4上に重なるパッド5と、該パッド5が該第2フランジ部4から剥離することを防止するための剥離防止部材としての線状体10とを有する。パッド5の外周から放射状に延出した線状体10が、第2フランジ部4に埋設されている。 (もっと読む)


【課題】切断された神経末端間の架橋。
【解決手段】気体プラズマを含む方法で製造される、ラミニン修飾ポリマー中空導管を提供する。該導管はラミニン修飾の効果により、脊髄切断を伴う哺乳類で機能回復が達成される。 (もっと読む)


【課題】公知のゲル形成性組成物よりも迅速にゲルを形成することができるゲル形成性組成物を提供すること。
【解決手段】ゲル形成性組成物は、(1)親水性領域と疎水性領域を有するブロックコポリマーから形成され、前記親水性領域が外側、前記疎水性領域が内側に配置された高分子ミセルであって、前記親水性領域は、その外側端部に少なくとも1個のアルデヒド基を有する高分子ミセルと、ε−ポリ−L−リジンの高分子量化物であるポリアミンポリマーとを含む。 (もっと読む)


本発明は、ポリオルガノシロキサンおよびポリホスファゼン化合物の両方を含む組成物および医療デバイスに関する。医療デバイス内もしくは上に組み込まれると、これらの組成物は、前記デバイスが体液と接触した場合の前記デバイス上の細胞付着物を減少させて血栓症の重症度を減少させ、そして前記デバイスに対する抗拒絶反応特性を付与する。 (もっと読む)


骨の中へ挿入した後の保持を増加させたチタンインプラント。該インプラントはチタン表面へ結合された燐酸基錯体を含む。上記のチタンインプラントの製造方法であって、該方法はインプラントを公知の方法で製造し、ついでインプラントの表面に形成された酸化物層を除去し、金属チタンを暴露させることを含み、前記の暴露されたインプラントがついで酸素の非存在下でリン酸塩溶液で処理され、それにより燐酸基がチタン表面に錯体結合し、該基がインプラントが挿入される骨へのインプラントのしっかりとした結合を確実にする。 (もっと読む)


【課題】取り扱い性が良好で、しかも貼付すべき体表面の比較的広い1箇所の面積部分を透視することのできる医療用貼付材とその製造方法を提供する。
【解決手段】基材の少なくとも一方の面に粘着剤層を有する医療用貼付材において、基材2は熱可塑性樹脂からなる繊維基材又は熱可塑性樹脂からなる繊維基材3とフィルム基材4との積層基材であり、前記繊維基材3は、熱により溶融した部分(熱溶融部)20と、この熱溶融部の周囲の一部又は全部に熱により溶融していない部分(非熱溶融部)10とを備え、前記熱溶融部はその貼付部位が視認可能となっているものとする。 (もっと読む)


【課題】人工臓器などに要求される特性を兼ね備えた複合生体材料を提供する。
【解決手段】複合生体材料は、Ti(チタン)とSPU(セグメント化ポリウレタン)とをγ−MPS(メルカプトプロピルトリメトキシラン)を介して接合され、柔軟性のある金属ベースの材料となり、人工臓器などに要求される生体機能性、柔軟性、加工性、強度(靱性)、耐久性その他を兼ね備える。γ−MPSの膜厚を1nm〜30nmの範囲内に収めると、γ−MPSの分子ユニットがTiとSPUとの間で直立した状態で存在し、分子ユニットの総数が増えて密に存在するため、γ−MPSとSPUとの結合ポイントが増加し、Ti、γ−MPS、SPUの三者の界面の接合応力が増大する。これにより、TiとSPUとの接合強度を界面の化学構造レベルで制御可能となる。SPUの接合後に紫外線を照射し、Tiの表面を過酸化水素水に浸漬することで接合応力はさらに増大する。 (もっと読む)


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