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Fターム[4C081DC05]の内容

医療用材料 (84,041) | 複合構成 (4,053) | 層成 (2,999) | 結合状態(接着、吸着、反応、中間層、又はアンカー等) (303)

Fターム[4C081DC05]に分類される特許

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【課題】医療用具などの表面への付着性に優れ、かつ、硫酸基が導入された1,3−β−架橋型D−グルコースを繰り返し単位とする多糖類又はその塩の担持量が多く、抗血栓性に優れる抗血栓性コーティング剤を提供する。
【解決手段】硫酸基が導入された1,3−β−架橋型D−グルコースを繰り返し単位とする多糖類又はその塩と、ポリマー材料とからなるコーティング成分を含む抗血栓性コーティング剤において、該ポリマー材料は、2−N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート及び/又はその誘導体を重合主成分とする分岐鎖を複数本有する分岐型重合体であり、該抗血栓性コーティング剤中の該ポリマー材料の濃度が0.75〜3重量%であり、該ポリマー材料と硫酸基が導入された1,3−β−架橋型D−グルコースを繰り返し単位とする多糖類又はその塩とのイオンモル比が1/2〜1/5であることを特徴とする抗血栓性コーティング剤。 (もっと読む)


【課題】臓器などの動きに追従可能な伸縮性を有するコラーゲン膜を提供する。
【解決手段】コラーゲン膜10は、複数本のコラーゲン糸20が第1方向21に沿って配置された第1層11と、複数本のコラーゲン糸20が第2方向22に沿って配置された第2層12と、が積層され、かつ第1層11と第2層12とが相互に接着されたコラーゲン膜10であって、疎水性溶媒による加熱処理がなされたものである。コラーゲン膜10が、臓器などの動きに追従可能な伸縮性を有するので、例えば、胃や腸、心臓、肺のように拡張、収縮を繰り返す臓器において、臓器の動きを阻害したり、コラーゲン膜10が破断したりすることがない。 (もっと読む)


【課題】薬剤を吸着しにくくかつ破断強度の大きく弾性に富む医療用チューブを提供すること。
【解決手段】 内層121が薬剤耐浸入性素材、外層123が耐破断性素材であって、両者を接着して成型したことを特徴とするチューブ102である。薬剤耐浸入性素材の例としては、PBRを挙げることができ、耐破断性素材の例としてはPVCを挙げることができる。また、医療用チューブという観点からは透明性のある素材であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】種々の高分子基材と表面潤滑層とを、より簡便な手法で強固に固定化することにより、使用時の優れた表面潤滑性を永続的に発揮する医療用具を提供する。
【解決手段】少なくとも表面が高分子材料からなる基材層と、該基材層の少なくとも一部に担持された、分子内に複数のチオール基を有する化合物と、該分子内に複数のチオール基を有する化合物を覆う、反応性官能基を有する親水性高分子からなる表面潤滑層と、を備え、該チオール基を有する化合物が窒素を含有するイオン化ガスプラズマを照射することにより基材層に担持されており、かつ該チオール基を有する化合物と、該反応性官能基を有する親水性高分子とを反応させることで表面潤滑層が基材層に結合している、湿潤時に表面が潤滑性を有する医療用具。 (もっと読む)


【課題】生体模倣界面活性剤の医療機器表面への接着を改善して血栓症の危険性を減少させるように設計された医療機器の修飾された基材表面が記載されている。
【解決手段】この表面修飾は、基材表面と生体模倣コーティングとの間に疎水性物質の連結層を設けるか、または、押出しまたはモールド成形前にポリマー基材内に疎水性添加剤を混入することによって達成される。いずれの方法も、生体模倣界面活性剤の結合強度を高める疎水的に修飾された表面を形成する。 (もっと読む)


【課題】再狭窄及び/又は血栓症を予防又は治療するための医療機器を提供する。
【解決手段】本発明に係る医療機器は、金属表面(M)を有し、当該金属表面にキレートされたキレート剤(C)を介して化学物質(X)が(M)−(C)−(X)構造で結合された医療用インプラント構成部品12を含むことを特徴とする。 (もっと読む)



送達先端延長部は、流体アプリケータ先端部から患者内の部位まで接着性材料を連通させる。送達先端延長部は、近位端部と、中心本体部と、先細りの遠位端部とを含む細長いシャフトを有している。中心本体部は、長さが5cm〜45cmの間である。細長いシャフト内に内腔が画定され、細長いシャフトに沿って近位開口部から遠位開口部まで延在している。細長いシャフトは、遠位端部沿いより中心本体部沿いの方が相対的により硬質であり、それにより、遠位端部による患者への外傷を低減して細長いシャフトを患者内に押し進めるのを容易にする。内腔は、流体アプリケータ先端部の分配出口が内腔と流体連通するように、近位端部に沿って、近位開口部から挿入される流体アプリケータ先端部を確実に受け入れるようにサイズが決められかつ成形されている。送達先端延長部は、滅菌されるかまたは滅菌可能である。 (もっと読む)


【課題】ポリ塩化ビニル樹脂チューブと多孔質ポリウレタン樹脂よりなるカフとが接着されたカフ付きチューブを提供する。
【解決手段】ポリ塩化ビニル樹脂製のチューブ1の外周面に多孔質ポリウレタン樹脂製のカフ2を付着させてなるカフ付きチューブを製造する方法であって、ポリ塩化ビニル樹脂及びポリウレタン樹脂の双方が可溶な第1の溶媒にポリウレタン樹脂を溶解させてなる第1のポリウレタン樹脂溶液を該チューブの外周面に塗布し、乾燥させることにより下地層1aを形成し、第2の溶媒にポリウレタン樹脂を溶解させてなる第2のポリウレタン樹脂溶液を該下地層1aに塗布して塗液層1bを形成し、該塗液層1bに前記カフを押し付け、その後、該塗液層1bから第2の溶媒を除去する。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、外科領域において求められている有効で使いやすい癒着防止材を提供することである。
【解決手段】生体吸収性材料からなるシート状基材の片面のみに接着官能基を有することを特徴とする、生体吸収性癒着防止材料。 (もっと読む)


【課題】インプラントに、バイオフィルムの形成ならびに血栓の形成をともなう血液凝集の活性化を強力に低減した表面を装備する。
【解決手段】インプラント基材が、コーティング材料の薄層でコートされていることを特徴とするインプラントであって、該コーティング材料が、周期系のIV A族の1種以上の金属(M)、窒素(N)および酸素(O)の化合物を含み、該コーティング材料において2〜45%の体積が、大きさが(0.4nm)3〜(50nm)3の範囲のボイドにより形成され、残部体積は、周期系のIV A族の金属:窒素:酸素が1:(0.1〜1.7):(0.1〜1.7)である組成物からなり、式MNxy(式中x、y=0.1〜1.7)を有する材料となっていることを特徴とする、インプラントによって解決される。 (もっと読む)


【課題】カフ部材を生体に装着するに際し、皮膚を切除する面積が小さくて済むか又は皮膚を切除することが不要なカフ部材及びこのカフ部材付きカテーテルを提供する。
【解決手段】カフ部材1は、中心孔2aを有した略円筒状の筒状部2と、該筒状部2から放射状に張り出した略円形のフランジ部3とを有している。フランジ部3は、筒状部2の皮下組織内への挿入方向の先端側に設けられている。筒状部2は、全体が多孔質材により構成されている。フランジ部3は、芯材4と、該芯材4の外面を覆っている、多孔質材よりなる多孔質層5とを有している。カフ部材1は、フランジ部3が筒状部2よりもカテーテル6の生体への刺入方向の先端側に位置するように、カテーテル6に取り付けられる。カテーテル6を腹腔内に刺入する場合、カフ部材1は、フランジ部3を先頭にして皮下組織内に挿入される。これにより、カフ部材1のフランジ部3が皮下脂肪層内に配置される。 (もっと読む)


本体部分と、突起部分とを含み、本体部分および/または突起部分のいずれかから延在するバンドは、本体および突起部分を一緒に取り付け、本体および突起部分が身体の四肢の周囲に巻き付けられた場合に、突起部分は、突起部分が、本体部分上の異なる場所に位置付け可能なように、本体部分上に解放可能に取り付けられる、治療用圧迫帯。一実施形態において、本体部分から延在するバンドは、本体および突起部分が身体の四肢の周囲に一緒に巻き付けられた場合に、突起部分から延在するバンドの間に並置される。
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発泡体層に結合されたゲル形成繊維を備えた、創傷接触層を含んでいる、ことを特徴とする創傷包帯の吸収部材。
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【課題】血流下で血管内皮前駆細胞(EPC)を選択的に捕捉して、内皮化された表面を形成し得る埋め込み部材を提供。
【解決手段】基材と、基材の表面に設けられたコーティング層を有する、EPCを流血下で捕捉し、かつ内皮化するための埋め込み部材。前記コーティング層は、水不溶性合成高分子からなり、かつ前記高分子は、EPCに特異的に相互作用をする蛋白質を固定化するための官能基を有するものである。 (もっと読む)


【課題】自家骨との接合強度が高くて自家骨との強固な接合を維持でき、しかも汎用性が高い人工骨部材を提供する。
【解決手段】人工骨部材は、生体活性セラミックスからなる基材の表面の少なくとも一部にイオン注入による表面改質によってイオン注入が行われていない基材よりも自家骨との接合強度を高めた接合部が形成されている。接合部は、イオン注入によって注入されたイオンの濃度が1×10/cm以上1×1016/cm未満の範囲に設定されている。 (もっと読む)


【課題】医療用デバイスのための表面被覆剤としての、ヘパリン結合成長因子の新たなペプチド類似体、特に、アゴニストとして機能する合成ペプチドアゴニスト、及び医療用デバイスの提供。
【解決手段】ペプチド鎖または複数の鎖が、ヘパリン結合成長因子レセプターを結合し、そして特に、疎水性リンカーでありうるリンカーによって、ヘパリン結合ドメインを含む非シグナル発生ペプチドに共有結合で結合されるものである、少なくとも1個のペプチド鎖、好ましくは2つの三官能アミノ酸残基から構成されるジペプチド分岐部位から分岐した2個のペプチド鎖を有する合成ヘパリン結合成長因子類似体及び合成ヘパリン結合成長因子類似体を表面被覆剤とした医療用デバイス。 (もっと読む)


【課題】生体との親和性の高いリン酸カルシウムを、ポリマー表面に高密度かつ高い接合強度で有する樹脂複合体とする。
【解決手段】樹脂基材と、樹脂基材の表面に形成されリン酸カルシウムと樹脂基材を構成する樹脂とからなる複合層と、よりなり、複合層は、内部から表面に向かってリン酸カルシウムの体積割合が高くなる傾斜構造を有する。複合層は樹脂基材との界面でリン酸カルシウムが少ないので樹脂基材との接合強度が高く、表面ではリン酸カルシウムが多いので骨や歯との結合強度が高い。 (もっと読む)


【課題】固定デバイスのさらなる使用を必要とせず、むしろ自己位置決めするインプラントを提供する。
【解決手段】インプラント110であって:多孔性基体120;この多孔性基体120に付与された第1のヒドロゲル前駆体および第2のヒドロゲル前駆体;およびこの多孔性基体内に包埋された第1の部分152、および組織接触のために剥き出た第2の部分154を有するメッシュ150、を含むインプラント110が提供される。一つの実施形態において、この多孔性基体120は発泡体である。 (もっと読む)


【課題】 簡単な操作でタンパク質の非特異的な結合や細胞の付着を効果的に防止することができ、バイオマテリアルやバイオチップとして利用し得る表面処理材を提供し、さらには表面処理方法を提供する。
【解決手段】 本発明の表面処理材では、末端に親水性の官能基を有する樹状高分子が基材表面に結合されている。樹状高分子は第3世代以上の樹状高分子である。あるいは、樹状高分子の直径が3nm以上である。本発明の表面処理材は、タンパク質付着防止機能や 細胞付着防止機能を有し、バイオチップ用として好適である。 (もっと読む)


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