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Fターム[4D004CA25]の内容

固体廃棄物の処理 (96,717) | 処理手段、方法 (25,420) | 熱的処理 (5,367) | 加熱処理 (4,870) | 熱分解,乾留 (1,525) | 分解油生成 (59)

Fターム[4D004CA25]に分類される特許

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【課題】ダイオキシンの発生を著しく低減することのできる、塩化ビニル樹脂を含有する廃棄物を処理する方法を提供すること。
【解決手段】(a)塩化ビニル樹脂を含有する廃棄物を、無酸素状態において、280〜350℃雰囲気で加熱し、該廃棄物から塩化水素と油分とを含有する乾留ガスを排出させ、
(b)加熱した廃棄物から燃料プラスチックを得、
(c)乾留ガスを水に接触させ、乾留ガスに含まれる塩化水素を水に溶解させる一方、塩化水素を含まない乾留ガスを排出させ、
(d)塩化水素を溶解させた水に水酸化カルシウムを添加して中和することにより塩化カルシウムを生成し、
(e)中和後の水から油分を分離し、
(f)油分と水とを混合することにより、エマルジョン燃料を得、
(g)工程(c)において排出させた乾留ガスを850℃以上の温度に2秒以上対流させ、次いで70℃以下の温度に急冷することを含む塩化ビニル樹脂を含有する廃棄物を処理する方法。 (もっと読む)


【課題】 未利用の樹木類、及び汚泥、不純物を有機的に組み合わせて処理することにより、ランニングコストが少なくかつ資源が有効に活用できる資源活用システムを得る。
【解決手段】間伐あるいは伐採された樹木類(1)を粉砕処理して樹木類粉砕物(2)を生成し、該樹木類粉砕物(2)から蒸留装置(30)で成分液(3)を抽出し、汚泥、不純物等の被処理物(10)から濾過装置(70)で泥(11)、肥料養分(12)、有機物(13)を分別採取し、前記成分液(3)の抽出された樹木類粉砕物(2)の残渣(4)及び前記泥(11)をロータリーキルン(50)で焼成してセラミック炭(15)を生成し、前記有機物(13)、肥料養分(12)及びセラミック炭(15)を農業工場(110)に供給して植物(S2)の育成材料とする。 (もっと読む)


【課題】低温(50度〜200度)での安定継続した熱分解処理を、外部からの加熱無く、処理対象物自身の熱分解の際の発熱のみを熱源とする熱分解の継続により実現する、磁気を活用した熱分解装置を提供する。
【解決手段】熱分解装置は、外壁と内壁との二重構造によって、外気からの保温をはかりながら、炉内磁気流が炉底と内壁との隙間から外壁と内壁との間隙に入り停滞無く排出されること、また、マグネットボックスを本装置に接近して装着しながらも、磁力を低下させずに磁気流を炉内へ流入させることにより、外部からの加熱を必要とせず、処理対象物自身の熱分解による発熱のみを熱分解の熱源とする、安定継続した稼動を実現した。 (もっと読む)


【課題】 使い勝手がよく作業性を向上させることができる資源リサイクル炉の提供を目的とする。
【解決手段】 資源リサイクル炉1は、リサイクル用材料50を加熱して、有用物を回収する炉であって、リサイクル用材料50が収められる収容手段2と、収容手段2が取り付けられた基台3と、リサイクル用材料50から排出される液体を回収する液体回収手段4と、基台3に自在に載置され、リサイクル用材料50を密封した状態で覆う炉本体5と、リサイクル用材料50を加熱するための加熱部6と、炉本体5内の気体を排出する排気手段7とを備えている。 (もっと読む)


【課題】バイオマス等を熱分解・油化して得られる生成物を利用して、効率良くカーボンブラックを生成できる廃棄物熱分解処理システムを提供する。
【解決手段】バイオマス等の廃棄物を熱分解するキルン11と、キルン11で発生した熱分解ガス及びタールを冷却・凝縮して油化する油化装置12と、油化装置12によって回収された油を貯留する油回収タンク13とから構成された油化システム1と、カーボンブラック生成装置21、バグフィルタ22、スクラバ23及び脱硫器24を順次配置して構成されたカーボンブラック生成システム2とを有し、バイオマス等の廃棄物を熱分解して得られる熱分解ガス及びタールから各種油分を回収し、この各種油分を原料炭化水素としてカーボンブラック生成装置21に導入し、また、油化装置12において油に凝縮しなかったオフガスを燃焼用燃料としてカーボンブラック生成装置21に導入する。 (もっと読む)


【課題】 廃棄物をか焼する際において、炉内の温度を適正に保持することにより、所望の生成物を得る。
【解決手段】 廃棄物2を処理炉3内で燃焼させる。このとき、処理炉3の下部から廃棄物へは酸素ポンプ(酸素供給手段)7によって酸素を供給し、処理炉3の上部から廃棄物へはラジオ波発生器(エネルギー補充手段)4によってラジオ波を照射する。炉内の温度は温度センサ5によって測定しており、目標温度となるように酸素供給量やラジオ波照射量を制御している。廃棄物が所望の状態になったかどうかは、比抵抗センサ6により廃棄物の比抵抗を測定することにより知ることができる。本発明によれば、例えば、適正な温度制御をした状態でガス採取管12により採取した煙を冷却することにより、酢液を得ることができる。 (もっと読む)


本発明は、廃棄物および低価値物質をコスト効率的およびエネルギー効率的な方法で信頼できる純度の有用生成物に転換することに関する。特に、本発明は、これ以外には商業的な価値がほとんどない破砕残渣、臓物、家畜肥料、都市下水汚泥、タイヤ、プラスチックなどのさまざまなフィードストックの混合流を取り扱い、ガス、油、スペシャルティケミカルおよび炭素固体をはじめとする有用生成物にすることが可能な方法を提供するものである。この方法では、熱分解または接触分解の方法に従って、フィードストックに熱および圧力を付し、さまざまな成分を分離した後、さらにこれらの成分1種以上に熱と圧力を印加する。本発明はさらに、廃棄物質を有用物質に転換する多段方法を実施するための装置と、この方法で発生する少なくとも1種の油生成物とを含む。この有用生成物については、方法の異なる時点で迂回される物質から得るまたは誘導することが可能である。 (もっと読む)


【課題】 チャーやカーボンなどの熱分解処理系統からの排出固体の、排出途中における発火を防止し、安定して廃棄物の処理を継続できる廃棄物処理システムを提供すること。
【解決手段】 廃棄物を熱分解して有効活用可能な物質に変質させる熱分解処理系統200を有する廃棄物処理システムで、前記熱分解処理系統200に生じる可燃性の固体を系外のサイロ15に排出するための密閉された搬送装置14を有し、この密閉された搬送装置14内に、ガス封入装置201によって外気より高い圧力で不活性ガスを封入した。 (もっと読む)


【課題】 熱効率を向上させ、装置構成をコンパクトにし得る有機物分解装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 所要水分を含む生ゴミ29を加熱して分解処理する有機物分解装置1であって、生ゴミ29を収納する金属製の反応容器3と、高周波を通電され、反応容器3に誘導電流を発生させる誘導コイル15と、誘導コイル15内に冷却水を循環させる冷却水循環装置21と、誘導コイル15への通電および冷却水循環装置21の動作を制御する制御装置17と、を備え、制御装置17には、誘導コイル15への通電を行なわず、冷却水循環装置21を作動させる冷却運転モードが備えられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 有機系廃棄物、特に敷き藁や医療廃棄物を、それらに繁殖又は付着した微生物や病原菌を滅菌乃至死滅させ無菌化,無害化した上で処分することができる従来にない新たな有機系廃棄物の処理装置を提供すること。
【解決手段】 耐圧容器1内において有機系廃棄物を高温・高圧の環境下で攪拌しながら加水分解すると共に、熱分解し、炭化して処理する廃棄物の処理装置において、前記容器1内に高熱の飽和水蒸気を供給する水蒸気供給手段9と、該容器1内の圧力を開閉弁により調節する圧力調節手段10と、投入された廃棄物を前記容器内で攪拌するため軸7が当該容器1内を貫通して設けられた攪拌手段6を少なくとも備え、前記廃棄物を当該容器1内の温度を230℃以上、圧力を3MPaに調節して攪拌することにより乾燥させて前記処理をすると共に、前記圧力調節手段10により前記容器1内の圧力を大気圧以下に調節して処理後の前記廃棄物を排出するようにしたこと。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】本発明は、トンネル型の加熱炉の中で、熱分解ガスの燃焼による煙道ガスでタイヤ全体が直接的に加熱される廃タイヤのための熱分解の方法および装置に関する。そのプロセスにより熱エネルギーやカーボンブラック、鉱油が生産される。冷却された煙道ガスは大気に放出される前に硫黄酸化物を除去される。 (もっと読む)


【課題】 高分子系素材が含まれる被処理物を熱分解する場合にその分解効率を向上できる乾留装置を提供すること。
【解決手段】 駆動モータ13の回転力はギア12,14を介して中空軸部10へ伝達され、この中空軸部10ごと熱分解炉3は、軸受7及び軸受11を介して加熱燃焼炉2内で回転されながら加熱される。加熱燃焼炉2の加熱によって、熱分解炉3内に収容されている被処理物50は、熱分解炉3の内周面から突設される複数の攪拌プレート9により攪拌されながら加熱される。このとき、熱分解炉3内では、各攪拌プレート9によって被処理物50に適当な回転運動が加えられおり、このまま熱分解が進行して行くと、被処理物50が回転運動の衝撃で徐々に破砕される。この結果、被処理物50の伝熱面積が拡大されて熱分解効率が高められる。 (もっと読む)


本発明に係るプラズマトーチは、廃棄物処理チャンバーの壁における開口部へ挿入されるものであり、上端および下端を有する同軸胴枠を備えている。また、上記同軸胴枠は、廃棄物処理チャンバーの壁における開口部に配置されているプラズマトーチの上記外部表面の少なくとも一部が囲われていることによって、プラズマトーチの縦長の外部表面および同軸胴枠の内部表面の間に、断熱室が形成されており、廃棄物処理チャンバーの壁における開口部に配置された、プラズマトーチの縦長の外部表面の少なくとも一部を囲う同軸胴枠の少なくとも一部は、熱交換流体に対して多孔性または浸透性を有し、断熱室に上記熱交換流体を導入するための注入口を有する。また、断熱室に上記熱交換流体を導入するための注入口を有する。
(もっと読む)


【課題】1基の無酸素熱分解炉で有機炭素を含む固形廃棄物のチップ状裁断物を連続的に無酸素熱分解可能とし、付帯設備の賦活炉も1基で連続的に処理可能で、比較的安価な設備費用にて連続的に処理可能な有機炭素を含む固形廃棄物の処理装置を提供すること。
【解決手段】固形廃棄物のチップ状裁断物を連続的に第1の圧送機にて移送しながら無酸素熱分解炉にて無酸素熱分解し、前記無酸素熱分解炉で得られた炭化物を賦活炉内の第2の圧送機にて、連続的に移送させると共に賦活処理して活性炭と液体成分と気体成分とを得る有機炭素を含む固形廃棄物の処理装置であり、また、無酸素熱分解ガスのガス成分と無酸素熱分解処理後の高温排ガスとを循環再利用可能とし、大幅な処理経費低減を図った固形廃棄物の無酸素熱分解・賦活処理装置である。 (もっと読む)


【課題】有機性廃棄物から、効率的に、高質の液体燃料を得ることができる高質な液体燃料の製造方法、及びその方法によって得られた液体燃料(例えば、ガソリン、灯油及び軽油等)を提供する。
【解決手段】有機性廃棄物を高温高圧下で油状物質に変換する液化処理工程と、吸引濾過により油状物質から水分を除去する分離処理工程と、水分が除去された油状物質を減圧状態で蒸留する減圧蒸留処理工程と、を有する有機性廃棄物から高質の液体燃料を製造する方法。 (もっと読む)


【課題】 貯蔵効率及び搬送効率が高いバイオマス燃料を提供する。
【解決手段】 椰子殻1を加熱等により炭化させ(S1)、粉砕機等で微粉化することにより(S2)、固体物2を製造し、この固体物2とパーム油残渣物3とを撹拌混合機等で混合することにより(S3)、スラリ状のバイオマス燃料4が得られる。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造でありながら、特殊な技能を必要とせず、短時間でバイオマスから様々な有価物を収穫できる多機能な移動式炭化窯を提供する。
【解決手段】バイオマスを炭化室2に投入し、炭化室に設けられた温度計4で炭化室の温度を管理し、燃焼ガス搬送パイプ3に設けられたバルブ10で燃焼室5で生成された燃焼ガスの搬送を調整することにより、水分調整と製炭を可能とすると共に、炭化室の下部に設けられたロストル12、及び煙突9の下部に設けられた酢液抽出口7、タール抽出口8により、炭化物、灰分、酢液及びタールを分離する。 (もっと読む)


【課題】安全性が高く、効率的な木質バイオマス由来の液体燃料の製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】溶媒として石油系有機溶媒を用いて、木質バイオマスからなる供試材を温和な反応条件で熱分解液化処理を行い分解物を分離して効率的に灯油・軽油〜重油留分を得る。得られた液体燃料を自家溶媒として循環使用することで、効率的に液化を継続できる。 (もっと読む)


【課題】電力コストの大幅な低減を実現し、再資源化物の品質を向上させ、また、効率の良い発酵分解処理を行うことができる大規模な有機廃棄物の再資源化システムを提供する。
【解決手段】動植物性食品残渣等を発酵分解処理する有機廃棄物再資源化装置2と、廃タイヤ15等を熱分解する乾留熱分解処理装置3と、この乾留熱分解処理装置3の余剰熱を有機廃棄物再資源化装置2に伝える熱交換機4とを備え、有機廃棄物再資源化装置2は、一次発酵槽5、二次発酵槽6、消臭装置7、空気供給装置8などで構成し、乾留熱分解処理装置3は、乾留器9、ガス液化用冷却器10、過剰ガス燃焼炉11などで構成し、発酵槽4、5の熱源に、乾留熱分解処理装置3で発生する余剰熱を利用し、この余剰熱を利用して、オイルジャケットで構成された発酵槽5、6を熱交換機4で加温し、中等度好熱菌を用いて有機性廃棄物の分解処理を促進する。 (もっと読む)


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