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Fターム[4D004CA39]の内容

固体廃棄物の処理 (96,717) | 処理手段、方法 (25,420) | 超臨界流体を用いるもの(湿式高温酸化) (254)

Fターム[4D004CA39]に分類される特許

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【課題】 固形物を含む被処理物の連続的亜臨界水分解処理において、被処理物の分解反応を制御でき、大規模化が可能で、さらに装置コストを低く抑えることができ、所望の有用物を選択的に高収率で生産する方法および装置を提供する。
【解決手段】 被処理物を予め粉砕して粒子化して、水と混合し、スラリーを調製する。このスラリーは、冠を通じて加圧手段1に送られて加圧される。次に、加圧されたスラリーは、加熱手段2に送られて加熱され、亜臨界状態になる。亜臨界状態のスラリーは、導入口8から反応容器3の底部に導入される。この反応容器3内で、下から、固定層、流動層および亜臨界水溶解層がそれぞれ形成される。亜臨界水溶解層は、反応容器3の上部および側部に設けられた排出口101〜106のいずれかを選択して亜臨界水溶解層を取り出すことで、亜臨界水の滞留時間を調整し、被処理物の亜臨界水分解反応時間を調整する。 (もっと読む)


可溶化された有機溶質を形成するための、有機固体を過熱水に含まれるオキシダントと反応させることを含む有機固体を可溶化するプロセス。有機固体は、石炭、亜炭、ケローゲン、バイオマス、固形有機廃棄物およびその混合物から成る群から選択することが好ましい。オキシダントは分子酸素が好ましい。 (もっと読む)


【課題】活性炭の存在下でリンを含有するバイオマスを高温高圧ガスで処理し、処理後の排水から活性炭を回収する方法を提供すること。
【解決手段】活性炭の存在下において、リンを含有するバイオマスを100〜250℃の範囲内の温度、及び0.1〜4MPaの範囲内の圧力の条件下で熱水処理し、熱水処理することにより得られた、前記活性炭を含む前記リンを含有するバイオマスのスラリー体を、374℃以上の温度、及び22.1MPa以上の圧力の条件下で水熱処理する。そして、前記水熱処理にて得られた排水に水より軽く、親油性及び揮発性の液体を添加し、攪拌して静置すると、2層(有機層と無機層)に分離する。有機層を回収することにより、活性炭を回収することができ、回収された有機層から揮発性の液体を揮発することにより、活性炭を精製することができる。一方、無機層を回収することにより、リン酸塩を回収することができる。 (もっと読む)


【課題】亜臨界水処理方法において、反応器で処理液中の有機物が分解された低分子化された物質と処理液が降温することにより、配管内で凝集、沈殿して生じる配管の閉塞リスクを低下させる。
【解決手段】処理すべき原料を、水が亜臨界状態となっている反応器4内に入れて、前記原料内に含まれている有機物を低分子の物質に分解し、水と亜臨界水処理により分解された物質を含む処理液を、前記反応器4から水が亜臨界水となっている状態で、直接、背圧弁5を介して常温常圧のフラッシュタンク6内に送って急激に減圧することにより、前記処理液中の水分を蒸発させて、処理液中の水分に対する低分子物質の濃度を増加させるとともに、前記分解された物質をほぐす。 (もっと読む)


【課題】リンおよび活性炭を含有する家畜の糞を含むバイオマスを高温高圧ガス処理して燃料ガスを製造する際に発生する活性炭含有リン化合物を利用して循環的に燃料ガスを製造する方法を提供する。
【解決手段】リンおよび活性炭を含有する家畜の糞を含むバイオマスを高温高圧ガスで処理することによって燃料ガスを製造する際、活性炭含有リン化合物が得られる。この活性炭含有リン化合物を家畜に給餌し、得られた糞を高温高圧ガス処理することによって、燃料ガス製造を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】化学的および/又は生物学的な反応性が十分に高められた改質バイオマスを有効に得ることができ、バイオエタノール等の燃料の大規模製造に適用可能な改質バイオマスの製造方法を提供する。
【解決手段】改質バイオマスの製造方法は、内部にバイオマス10が充填された圧力容器1に80〜360℃の液相の水100を圧入する第1の工程と、第1の工程の後、圧力容器1内において、140〜360℃の温度及び当該温度における水の飽和水蒸気圧以上の圧力の条件下、バイオマス10と水100とを含む混合物を1分〜2時間保持する第2の工程と、第2の工程後、圧力容器1内を脱圧することにより、液相の水100の少なくとも一部を気化させてバイオマス10を爆砕する第3の工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 有機物を亜臨界水にて分解する方法において、より温和な条件下に亜臨界水処理を行うことができる方法を提供する。
【解決手段】 本発明の亜臨界水処理方法は、有機物を亜臨界水にて分解する方法において、ガスの存在下に有機物を分解することからなる。特に、被処理原料液に、炭酸塩、亜硫酸塩、亜硝酸塩、尿素などのガス発生物質を添加することが好ましい。本発明の方法によれば、従来法に比べて温和な条件下に亜臨界水処理を行うことができるので、処理装置の簡便化などの効果を奏する。 (もっと読む)


【課題】柑橘果皮から多糖類、特にペクチンを、酸、アルカリ、キレート剤、又は乳化剤などの添加剤処理を行うことなく、不純物の少ない高分子を多く含むペクチンを高回収率で得ることが可能な、簡便な熱水抽出方法を提供する。
【解決手段】柑橘果皮を、120〜140℃、4〜30MPaの範囲での所定の条件で亜臨界水抽出処理のみを行うことで、酸、アルカリ、キレート剤、又は乳化剤などの添加剤処理を行うことなく、タンパク質や夾雑物の混在が非常に少ない高分子を多く含むペクチンを高回収率で得ることができる。 (もっと読む)


【課題】燃焼時に炉壁を高温腐食させる原因物質の溶融塩アルカリ金属の発生を抑制できる廃棄物の燃料化方法および装置を提供する。
【解決手段】反応装置21に原料20として有機塩素化合物を含む有機性廃棄物を供給するとともに、蒸気発生装置41から過熱蒸気を供給して水熱反応の熱変性処理により原料中の有機化合物を低分子化し、過熱蒸気による求核置換反応により有機塩素化合物から塩素を脱離、揮発させて除去し、その生成物を蒸気発生装置41の燃料として過熱蒸気を得る。 (もっと読む)


【課題】有機系廃棄物からのエネルギー回収率を向上させた上に効率のよい発電を行うことができる石炭ボイラを使用した発電システムを提供する。
【解決手段】本発明の発電システムは、有機系廃棄物を水蒸気と130〜250℃の温度および0.2〜3MPaの圧力の条件下で接触させて、有機系廃棄物を微粒子状の乾燥物として排出する廃棄物処理装置1、該装置1から排出された乾燥物を保管して乾燥物中の水分を蒸発させる貯蔵槽2、該槽2から排出された乾燥物を石炭と共に粉砕する粉砕機5、粉砕機5から排出された混合燃料を燃焼させて高温高圧水蒸気に変換して排出する微粉炭ボイラ3、および発生した高温高圧水蒸気により発電する発電機4を備えており、微粉炭ボイラ3から排出された高温高圧水蒸気のわずかの部分が廃棄物処理装置1に供給される。 (もっと読む)


【課題】バイオマス資源を出発原料として、効率良くセルロース、ヘミセルロース、リグニンの成分を分離する方法と装置を提供すること。
【解決手段】バイオマス資源を出発原料として担子菌、腐朽菌類により処理し、処理物を高圧熱水で処理する。さらに高圧熱水処理工程の処理物から固形残渣を分離する。木質成分が効率よく分離される。 (もっと読む)


【課題】バイオマス原料からセルロース主体の成分を分離することができるバイオマスの水熱分解装置及び方法並びにバイオマス原料を用いた有機原料の製造システムを提供する。
【解決手段】バイオマス原料11を常圧下から加圧下に供給するバイオマス供給装置31と、供給されたバイオマス原料11を、いずれかの端部側から装置本体42Aの内部を圧密状態で徐々に移動させると共に、前記バイオマス原料11の供給とは異なる端部側から加圧熱水15を装置本体42A内部に供給し、バイオマス原料11と加圧熱水15とを対向接触させつつ水熱分解し、加圧熱水15中にリグニン成分及びヘミセルロース成分を移行し、バイオマス原料11中からリグニン成分及びヘミセルロース成分を分離してなる水熱分解装置本体42Aと、装置本体42Aの加圧熱水15の供給部側からバイオマス固形分17を加圧下から常圧下に抜出すバイオマス抜出装置51とを具備する。 (もっと読む)


【課題】バイオマス資源を出発原料として、効率良くセルロース、ヘミセルロース、リグニンの成分を分離する方法と装置を提供すること。
【解決手段】バイオマス資源を出発原料として担子菌、腐朽菌類により処理し、処理物を高圧熱水で処理する。さらに高圧熱水処理工程の処理物を酵素で処理する。単糖類及び/又はオリゴ糖類が効率よく生産される。 (もっと読む)


【課題】排蒸気および排ガスを短時間に反応容器から排出して復水することが可能であり、かつ排蒸気および排ガスの時間当たりの排出量に対して比較的小さな冷却能力で処理することができる排ガスを含む排蒸気の処理装置および処理方法を提供する。
【解決手段】回分式反応缶から排出する排ガスを伴う排蒸気を冷却水との直接的な接触により復水させる混合復水器51と、冷却水を貯溜し、混合復水器51から排出する復水を含む冷却水が流入する冷却槽52と、冷却槽52の冷却水を混合復水器51に供給する冷却水循環系54と、冷却水循環系54の途中に設けた熱交換器55を介して冷却水を冷却するクーリングタワー56を備える。 (もっと読む)


【課題】 天然及び使用済みクリソタイルを反応分解して無害化し、更には再利用できる無害化したクリソタイル変性物の製造方法を提供。
【解決手段】 本発明のクリソタイル変性物の製造方法は、反応器に天然または使用済みのクリソタイル、低級アルコール、水及びアルカリを投入して該低級アルコールが超臨界流体にある状態下で反応させた後に、該反応物を該臨界状態から大気圧下に解放しつつ再形成することを特徴とし、またそれによって得られる無害化させたクリソタイル変性物の製品である。 (もっと読む)


【課題】ゴミ処理にともなう有害物質の発生を防止し、かつ当該処理で生じる余剰超臨界流体の有効利用(発電)を図る。
【解決手段】超臨界水生成部12の密閉状態の反応器にブラウンガスを噴射し、その燃焼によって反応器内部の水を加熱する。水の温度は効率良く上昇して圧力も高くなり、短時間で超臨界水が生成される。この超臨界水を生ゴミ処理器17に送出して生ゴミ等を分解する。この分解反応により生じる余剰超臨界流体で熱効率の良いスターリングエンジン18を駆動して発電する。また、当該エンジンの加熱部181の排気分で蒸気タービン20を駆動して発電する。生ゴミ等は超臨界水で酸化されて分解物となるので、ダイオキシン等が発生しない。スターリングエンジンの加熱部181では、生ゴミ処理器17から流入する余剰超臨界流体とブラウンガス等を併用している。 (もっと読む)


【課題】原子力施設などより発生する廃棄物中に含まれる無機塩を効率良く除去し、前記廃棄物の処理を高効率で行う。
【解決手段】無機塩除去装置において、廃棄物を第1の温度に加熱して、前記廃棄物中の無機塩を析出させて除去した後、分解処理装置において、前記無機塩を除去した後の前記廃棄物を第2の温度に加熱して、分解処理する。 (もっと読む)


【課題】原料である食品残渣を、水の亜臨界を利用し、原料の水溶液中の油分を効率的に除去し、しかも高温高圧下におき、加水分解を起こさせることで、細菌学的に滅菌し、かつ細菌性毒素等の無毒化を可能とする。
【解決手段】粉砕タンクユニット2において原料に加水して原料と水が混合した被処理溶液とし、被処理溶液を高温及び高圧の水熱反応装置4の反応器6内に保持して被処理溶液の水を亜臨界水とし、水の誘電率を低下させて、原料内に含まれている油を水と混合して抽出するとともに、原料内に含まれている蛋白質を低分子に分解し、油及び水と、低分子に分解した蛋白質とを含む被処理溶液を高圧の反応器6内から取り出して常圧下におき、油と水を分離し、油の除去された水及び蛋白質を含む被処理溶液を乾燥装置5で乾燥し粉粒にする。 (もっと読む)


自己完結型高効率セルロースバイオマス処理プラントは、ヘミセルロースおよびα-セルロース結合の希酸加水分解を容易にするための量子に基づく波エネルギーの供給源を含む。量子に基づく波エネルギーの供給源は、分子間結合の破壊を容易にするための超音波、紫外波、磁気波および直流のうちの1種以上、および好適にはその組合せを供給する。セルロースバイオマス処理プラントと、高タンパク質残渣を最終的な高級タンパク質生成物に変換するための装置とを組合わせた統合プラントも提供される。量子に基づく波エネルギーの使用の結果生じる高効率に起因して、前記プラントは少ないエネルギーを使用し、小さく、運搬可能である。 (もっと読む)


【課題】亜臨界状態の高温高圧水によって、セルロース系バイオマス中のセルロース及び/又はヘミセルロースを、単糖やオリゴ糖まで分解するための方法及び装置であって、熱効率と糖類の収率に優れ、圧力容器の温度変化も少ない方法及び装置を提供する。
【解決手段】亜臨界状態の高温高圧水を用いてセルロース又はヘミセルロースを糖類に分解する際、高温高圧状態にある圧力容器内のスラリーを、セルロース系バイオマスのスラリーを充填した加熱途上の圧力容器内へとフラッシュ蒸発さることにより、大量のスラリーを亜臨界状態未満にまで急冷し、糖類が有機酸等にまで過分解することを防止し、かつ、熱エネルギーの回収により省エネ化が図れる。また、一連の工程を2種類の圧力容器を用いて行うため、各圧力容器の温度変化が少なく、圧力容器の製造コストも抑制しうる。 (もっと読む)


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