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Fターム[4D076EA09]の内容

Fターム[4D076EA09]に分類される特許

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【課題】昇華性物質を含有する個体混合物から、昇華速度を速めて、昇華性物質を収率よく、かつ、純度を高めて得られる昇華性物質の精製装置を提供する。
【解決手段】マイクロ波加熱装置を使用して、昇華槽10内の固体混合物を先端が分岐したガス吸入管12で不活性ガスを吸入しながら加熱し、昇華性物質の昇華速度を速め、昇華蒸気を隣接する結晶析出槽20に導入し、析出槽内に設置され、冷媒で冷却された結晶析出管21の外壁面に結晶として付着させる。付着した結晶を自然剥離及び析出管内の冷媒を熱媒に交換して熱剥離させ、析出槽の下端部に設けた結晶受器に落下させて精製された結晶を得る。析出管は先細のテーパー状に形成されている。析出管内に冷媒及び熱媒を導入する導入管は、管の先端を検出管内の上部側に位置させて配置する。結晶受器は熱媒を循環させるジャケットを備える。結晶析出槽のユニットを複数基設置して、結晶純度を高める。 (もっと読む)


【課題】蒸留塔にて必要となる熱エネルギーを効率的に確保して省エネルギー化及びコストの削減を図ると同時に、アンモニア蒸気の割合が高められたアンモニア含有蒸気をアンモニア酸化処理手段へ搬送することが可能なアンモニア分離装置を提供する。
【解決手段】本発明のアンモニア分離装置は、アンモニア濃度が3重量%以下のアンモニア水溶液と水蒸気とが供給される蒸留塔と、前記蒸留塔の塔頂部下流側に配される少なくとも1つの蒸気圧縮機、蒸気発生熱交換器、及び気液分離器と、前記気液分離器にて分離した気体を導入して冷却・凝縮させる冷却・凝縮器と、前記冷却・凝縮器から気体を次工程のアンモニア処理手段に搬送する搬送管路と、前記蒸留塔の塔底部下流側に配される循環管路及び排出管路とを有する。 (もっと読む)


【課題】 遠心式薄膜真空蒸発装置に要求される条件を満たした高温の蒸気を、遠心式薄膜真空蒸発装置から排出される熱を利用して得ることにより、熱効率を改善させて省エネルギーでの運転を実現することのできる、新規な遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置並びにその運転方法の開発を技術課題とした。
【解決手段】 遠心式薄膜真空蒸発装置1から排出される熱を、熱媒体に取り込むことにより、加熱部40に供給される蒸気Sを生成する蒸気発生装置10の熱源として供することができるように構成されていることを特徴として成る。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン二次電池の電極製造工程などから回収される使用済みのNMPを再生する蒸留装置であって、原料中の水分濃度や処理量の変動に拘わらず、簡単かつ安全に精製でき、オンサイトでの自動運転に適したNMPの蒸留装置を提供する。
【解決手段】NMPの蒸留装置は、被処理液である使用済みのNMPを蒸留して高濃度NMPと軽沸成分含有の水とに分離する第1の蒸留塔1と、第1の蒸留塔1の缶出液を更に蒸留して高純度NMPと高沸成分含有の高濃度NMPとに分離する第2の蒸留塔2とを備えており、更に、自動処理機能として、第1及び第2の蒸留塔1,2において減圧運転、循環運転を行って定常状態に調整して連続処理運転を開始するスタートアップ機能と、連続処理運転において原料タンク41又は製品タンク42の液面に応じて、再び循環運転に切り替える運転モード切替機能とを備えている。 (もっと読む)


【課題】溶剤を含有する溶剤含有ガスから溶剤を効率よく回収する。
【解決手段】溶剤含有ガスを、冷却器5に冷媒が供給されていない側の第一熱交換器1に供給した後、冷却器6に−10〜−20℃に調整した冷媒が供給されている側の第二熱交換器2に供給することを交互に繰返すようにして、第二熱交換器2内では、ガス中に含まれる溶剤を凝縮させて回収する一方、第一熱交換器1内では、前回凍結した水分を供給される溶剤含有ガスで昇温させて解凍し、取り込んでいる溶剤と共に回収すると共に、該供給された溶剤含有ガスを予備冷却されることになる。 (もっと読む)


【課題】 ガス流入口近傍以外の箇所における固形物の蓄積を促進させることにより、装置の使用時間を延ばし、かつ、固形物の収集効率を向上させる。
【解決手段】 両端に開口を有した円筒形状の容器22の一方の開口がガス流入口24として、他方の開口がガス流出口26として用いられる。容器の内部のガス流入口とガス流出口との間に、排気経路に接続されるガスの流路が形成されている。この流路は、螺旋状に延在する主流路と、この主流路の一部から分岐して当該主流路の他の部分に接続する副流路とで構成される。主流路は、容器内部の円筒形状の軸体28の表面に接続された薄板30によって形成される。副流路は、薄板の所定の位置に形成された開口32によって形成される。 (もっと読む)


主にエタノールと水との混合物を脱水するための方法は、第2の部分供給流(4)が蒸発器流入流として蒸発器ユニット(31)に向けられる一方で還流として蒸留塔(32)に向けられる第1の部分供給流(3)に分かれさせ、蒸発器ユニットの上部を蒸発器流出流(6)として離れさせる。蒸留塔(32)からの上部吐出流(7)は戻されて過圧で蒸発器流出流(6)と混合されて混合流(8)となり、圧縮器ユニット(33)内で、水分を多く含む透過液流(14)と実質的に水分を含まないエタノールの形態の透過物流(11)とに分かれる、脱水ユニット(34)に流入する混合圧縮流(10)に圧縮される。透過物流(14)は、濃縮器(39)内で低圧で濃縮された後、透過液流(15)はポンプ(42)によって、熱交換器(36)によって外部熱エネルギを供給される蒸留塔(32)に供給される流れ(16)へと加圧され、ここで水分を多く含む底吐出流(18)と、エタノールを多く含む上部吐出流(7)とに分かれる。透過物流(11)は、プロダクト流(12)として排出される前に、蒸発器ユニット(31)の透過物熱交換器(37)で熱源として用いられる。
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【課題】易重合性物質含有物の重合を防止しながら、易重合性物質を精製する方法に関する。
【解決手段】易重合性物質含有物を、再沸器を備える蒸留塔を用いて精製、分離する際に、前記蒸留塔と前記再沸器との間の連結管における蒸気の線速度を毎秒20〜60mでかつ滞留時間を3秒以下とすることを特徴とする易重合性物質含有物の精製方法。 (もっと読む)


【課題】VOCの冷却回収動作を停止させることなくデフロストを実行可能であり、且つデフロスト用エアの導入のための配管を必要としないVOCの回収装置を提供する。
【解決手段】二元冷凍機32の高温側回路33にはプレクーラー60が設けられ、低温側回路34には、2台のメインクーラー62a,62bが、プレクーラー60から排出されたVOCガスが双方に連続して導入されるように、VOCガスを流通させるメインクーラー接続管94によって直列に接続されて設けられ、プレクーラー60側に配置される一方のメインクーラー62bは導入されるVOCガスによってデフロストするよう冷却停止しており、他方のメインクーラー62aはVOCガスを冷却してVOCを回収するように設けられ、プレクーラー60から導入されるVOCガスを2台のメインクーラー62a,62bのうちいずれに最初に導入するかを切り換え可能に設けられている。 (もっと読む)


本発明は、滴状凝縮を達成するための凝縮器の疎水性被覆の製造方法に関し、この方法では、湿式化学的な方法により凝縮器上に、液状の溶剤および、酸化ケイ素ゾルをベースとするゾル・ゲル材料、フルオロポリマー、シリコーンおよび/またはポリウレタンを形成する成分を含む群から選択される少なくとも1の被覆材料を含む被覆剤を施与し、その際、そのつど被覆剤の全質量に対して、酸化ケイ素ゾルをベースとするゾル・ゲル材料の固体含有率は、≧0.5質量%〜≦20質量%の範囲であり、かつ/またはフルオロポリマーの含有率は、≧0.1質量%〜≦5質量%の範囲であり、かつ/またはシリコーンの固体含有率は、≧5質量%〜≦30質量%であり、かつ/またはポリウレタンを形成する成分の含有率は、≧3質量%〜≦30質量%の範囲である。 (もっと読む)


【課題】人体に有害な物質を含む薬剤により防腐・防虫処理された廃棄木材をリサイクルするに際し、前記廃棄木材を劣化させたり、タール等の副生成物やダイオキシン類等を発生させたりすることなく、前記人体に有害な物質を廃棄木材から除去する。
【解決手段】薬剤を塗布・含浸することにより防腐・防虫処理された廃棄木材を真空加熱装置内に収容し、前記廃棄木材を所定圧力下において所定温度で所定時間保持することにより、前記廃棄木材から該廃棄木材に塗布・含浸された薬剤中に含まれる人体に有害な物質を蒸発・除去するとともに、前記廃棄木材から蒸発・除去した人体に有害な物質を、前記真空加熱装置の後段に配設した凝縮器において所定温度に保持された冷媒と接触させることにより冷却・液化させて回収するように構成した。 (もっと読む)


【課題】焼酎粕を濃縮処理する際の前処理段階である固液分離処理において、固液分離条件を適切に設定することにより、分離液を濃縮処理することにより製造される濃縮液の流動性に優れる焼酎粕濃縮液の製造方法を提供すること。
【解決手段】焼酎粕を固液分離手段を用いて固液分離した後、加熱による水分蒸発により濃縮して濃縮液を製造する方法において、焼酎粕を目幅0.5〜2.0mmのロータリースクリーン21によって固液分離した後、その固形分をスクリュープレス22によって更に固液分離し、前記ロータリースクリーン21及び前記スクリュープレス22によってそれぞれ分離された分離液を濃縮することを特徴とする焼酎粕濃縮液の製造方法。 (もっと読む)


【課題】流動接触分解装置などの蒸留塔において、塔下部のインターナルの構造を変更することなく、蒸留塔下部でのフラッディング現象を抑制して、既設の蒸留塔の処理能力を高めることができるようにする。
【解決手段】気体状の原料炭化水素を導入して精留分離する蒸留塔の塔底液の一部を抜き出し、塔下部のバッフルトレイ3の異なる高さ位置に戻す2本以上の循環配管7A、7Bを設け、これら循環配管に流れる塔底液を冷却する冷却器8、9を設ける。循環配管の本数をN(Nは、2以上の整数である。)とし、すべての循環配管を流れる塔底液総量を1としたとき、循環配管1本当たりに流れる塔底液を0.5/N〜1.5/Nとし、塔底液の温度を350〜400℃から100〜250℃に冷却して戻す。 (もっと読む)


【課題】 移動相の濃縮装置を有するクロマトグラフィー装置に用いられたときに、蒸発装置への移動相の供給が途絶えた場合でも安定した運転を実現することができる濃縮装置を提供する。
【解決手段】 無端状の流路13と、第一及び第二の排出用流路16、17とを有する擬似移動床式クロマトグラフィー装置において、蒸発装置18〜20に移動相を供給するための第一の排出用流路16に、第一の排出用流路16における移動相の流量の増減に応じて蒸発装置18〜20からの留出液を供給し、同様に、蒸発装置27〜29に移動相を供給するための第二の排出用流路17に、第二の排出用流路17における移動相の流量の増減に応じて蒸発装置27〜29からの留出液を供給する。 (もっと読む)


【課題】 乾燥器出口のガスの温度および装置内のガスの圧力を大きく変化させることなく、乾燥器内への乾燥対象物の噴霧を開始できる循環式乾燥装置の運転方法を提供する。
【解決手段】 乾燥器14出口のガスの温度が設定温度となるようにラテックスまたは水の噴霧量を自動的に調整する手段を有する循環式乾燥装置10の運転方法であって;循環式乾燥装置10の運転開始時に、乾燥器14入口のガスの温度がラテックスの乾燥時における設定温度に到達するまでの間、乾燥器14出口のガスの設定温度をラテックスの乾燥時における設定温度よりも高く設定した状態で、乾燥器14内に水を噴霧するステップと;乾燥器14入口のガスの温度がラテックスの乾燥時における設定温度に到達した後、乾燥器14出口のガスの設定温度をラテックスの乾燥時における設定温度に設定し、水に代えてラテックスの噴霧を開始するステップとを有する循環式乾燥装置10の運転方法。 (もっと読む)


【課題】 構造が簡単で且つ軽量な再生油精製装置を提供し、小規模プラントでも効率的な運転を行う。
【解決手段】 塩化ビニル等を含む廃プラスチックを溶融・熱分解し、その熱分解ガスを冷却して得られた再生油を蒸発器2に貯留し、この蒸発器を2第一石油類が蒸発する温度、第二石油類が蒸発する温度、第三石油類が蒸発する温度にそれぞれ段階的に加熱させて、第一〜第三石油類を分溜させて回収し、上記蒸発器内に残った残留液を第四石油類として回収するようにした。 (もっと読む)


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