【課題】基板上に液状樹脂接着剤を含む構造体をダイレクトに、かつ簡単に、しかも高精度に形成することができ、その際のプロセスを短時間化することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像情報によって画像が形成される基板８と、この基板を保持する基板保持手段７と、前記基板と相対する位置に配置される噴射ヘッド１１と、この噴射ヘッドに前記ＵＶ硬化反応開始剤を入れた液状物質を供給する供給路１５と、入力された画像情報に基づいて前記噴射ヘッドから前記ＵＶ硬化反応開始剤を入れた液状物質を噴射させ、前記基板上に前記ＵＶ硬化反応開始剤を入れた液状物質による画像を描く画像形成手段と、前記基板上に形成された前記ＵＶ硬化反応開始剤を入れた液状物質の画像を光によって硬化させる手段とを備え、前記ＵＶ硬化反応開始剤を入れた液状物質を供給する供給路は、前記液状物質を感光させる光を遮断した供給路である。 （もっと読む）

【課題】適正な吐出タイミングでノズルから液状体を吐出可能な液状体の吐出制御方法、液滴吐出装置を提供すること。
【解決手段】液状体の吐出制御方法は、ノズルとワークとを相対移動させる走査に伴って周期的に発生するタイミング信号により、ノズルからワーク上に液状体を吐出する吐出タイミングを制御する液状体の吐出制御方法であって、（１）吐出タイミングを規定する所定数のタイミング信号の出力を計数することにより、相対移動における第１経過時間を算出する算出工程（ステップＳ３）と、（２）第１経過時間と、ワークに対してノズルが吐出予定位置に到達すると予測される第１予測時間とを比較する比較工程（ステップＳ４）と、（３）第１経過時間が、少なくとも第１予測時間より短い場合、当該第１予測時間が経過したときに、ノズルからワーク上に液状体の吐出を行う吐出工程と、を備えた。 （もっと読む）

【課題】複数の吐出口から吐出された流動性材料の乾燥速度の均一性を向上する。
【解決手段】それぞれが主走査方向に伸びる複数の線状領域９３が主走査方向に垂直な副走査方向に領域ピッチＶにて基板９上に配列設定されており、副走査方向に関して互いに隣接する吐出口１７１間の距離が領域ピッチＶの６倍である複数の吐出口１７１のそれぞれから基板９上の線状領域９３に向けて有機ＥＬ液を吐出しつつ、塗布ヘッド１４を主走査することにより基板９上に複数の線状要素９４が形成される。塗布ヘッド１４が基板９に対して副走査する際には、副走査直後の各吐出口１７１が、副走査直前の塗布ヘッド１４の主走査により有機ＥＬ液が塗布されたいずれの線状領域９３からも副走査方向に関して領域ピッチＶの６倍以上離される。その結果、複数の吐出口１７１から吐出された有機ＥＬ液の乾燥速度の均一性を向上することができる。 （もっと読む）

【課題】基板上に液状体を安定して塗布することが可能な塗布装置及び塗布方法を提供する。
【解決手段】基板の浮上高さを制御するためのエア噴出機構及び吸引機構と、エア噴出孔から噴出されるエアの噴出圧が一定になるように、当該噴出圧を制御するＡＰＣとが設けられているので、基板の浮上量を一定に制御することができる。これにより、気体供給設備の気体供給量が不安定な場合であっても、基板の浮上量が変化することはなく、安定してレジストを基板上に塗布することができる。 （もっと読む）

【課題】ヘッドキャップ２０１に設けた大気開放弁２０８を円滑に開閉することができる吸引装置１５等を提供する。
【解決手段】ノズル面９７に密接するキャップ本体２２３、キャップホルダ２２４およびキャップ本体２２３内に連通する大気開放流路２５２を開放する大気開放弁２０８、を有するヘッドキャップ２０１と、ヘッドキャップ２０１を搭載したキャッププレート２０２と、ヘッドキャップ２０１を支持する支持フレーム３４２と、支持フレーム３４２に対し、キャッププレート２０２の傾き調整する傾き調整機構２０７と、大気開放弁２０８を開閉させる弁作動機構２０９と、を備え、大気開放弁２０８は、大気開放通路２５２を開閉させる操作ロッド３０１と、操作ロッド３０１に設けられた入力部３０６と、を有し、弁作動機構２０９は、傾き調整に伴う入力部３０６の移動を許容する間隙Ｓを存して臨む切欠き部３１０を有する作動部材３０７を有している。 （もっと読む）

【課題】分配器は、粘性を有する調味料のために提供される。
【解決手段】分配器は、向かい合った端部を有する管状の側壁を有する。向かい合った端部の一方は開いており、プランジャ又はピストンを中に受け入れて、側壁の内側のコンパートメント内に含まれる調味料に力を加えることが可能である。側壁の端部の他方は、分配弁組立体を含み、分配弁組立体は、側壁に対して一般に垂直なフランジ部分を備えた側壁の内曲したフランジ部分にしっかりと固定された部材を有する。分配弁組立体は、例えば熱封止によってフランジ部分に好適にしっかりと固定され、調味料からの液体の浸透に対して抵抗性を有する被覆された複合構造を形成する。ホットメルトのビーズは、分配弁組立体の露出された外側端部を封止し、分配弁組立体を側壁に封止するために提供される。分配弁組立体は、その中に形成された１または２以上の選択的に開くことが可能な放出開口部を有する弁プレートを含み、放出開口部は、分配器の中で調味料に加えられる圧力の影響で開いたり閉じたりする。 （もっと読む）

【課題】機能液タンクの交換により生ずる新旧機能液の交換に際し、描画品質の低下を抑制することができる。
【解決手段】複数のヘッドユニット１３に機能液を供給するタンクユニット１２２と、上流側をタンクユニット１２２に接続した主流路１３１、および分岐部１３２を介して主流路１３１から分岐し下流側を複数のヘッドユニット１３に接続した同一容積の複数の個別流路から成る機能液供給流路と、新機能液が分岐部１３２に到達したことを検出する到達検出手段１４０と、を備え、新機能液が分岐部１３２に到達したことを検出した後、描画休止時に各ヘッドユニット１３を制御し、機能液消費量が最大の１のヘッドユニット１３と機能液消費量が同一になるように他のヘッドユニット１３に捨て吐出を行わせる。 （もっと読む）

【課題】機能性液状体の乾燥状態の均一性を向上させることによりパターンの加工精度を向上させたパターン形成方法、及び液滴吐出装置を提供する。
【解決手段】基板Ｓにインクを吐出し、レーザから出射されるレーザ光Ｂをインクに照射することにより基板Ｓにパターンを形成するとき、レーザ光Ｂの光軸Ａの上にあるインクの厚みをＬ、インクのレーザ光Ｂの吸収係数をαとするとき、０．１≦α・Ｌ≦０．７を満たすようにインクの厚みと吸収係数αとを設定する。 （もっと読む）

【課題】キャップアッセンブリの交換が容易で、且つ機能液の漏れやエアーのリークを確実に防止することができるヘッドキャップ等を提供する。
【解決手段】機能液滴吐出ヘッドに密接するキャップアッセンブリ２２１、キャップアッセンブリ２２１を支持するアッセンブリベース２２２およびキャップアッセンブリ２２１をアッセンブリベース２２２に固定する取付けねじ２４２から成るキャップ本体２２３と、キャップ本体２２３を保持するキャップホルダ２２４と、を備え、キャップアッセンブリ２２１は、吸収材ホルダ２３１と、機能液吸収材２３２と、機能液滴吐出ヘッドに密接するシール部材２３４と、枠状押さえ部材２３５と、枠状押さえ部材２３５を吸収材ホルダ２３１に締結する締結ねじ２３６と、を有し、締結ねじ２３６は、裏側から吸収材ホルダ２３１を貫通して枠状押さえ部材２３５に螺合している。 （もっと読む）

【課題】塗布直後の未乾燥状態での膜厚よりも大きい粒子を含む塗布液においても塗布液物性の変化による塗布膜厚の変化や、凝集等の発生による塗布故障の増加が無く、長時間安定に塗布可能すじ故障や膜厚不均一が発生しない塗布装置およびその塗布方法を提供する。
【解決手段】塗布直後のウェット膜厚よりも大きい粒径を有する粒子を含む塗布液を、走行する支持体に塗布するのための塗布装置であって、塗布装置のフロントエッジ面とバックエッジ面とのスリットから塗布液を連続的に押し出して塗布する下記の条件を満たす塗布装置。（１）バックエッジの形状がｙ＝ａ（ｘ／Ｌｂ）ⁿの曲線よりなる塗布装置。（断面上でｘは原点からの距離、Ｌｂはバックエッジ面のＸ軸上への投影点の原点からの距離）（２）バックエッジの形状が２つ以上の曲率からなる塗布装置。 （もっと読む）

【課題】外気圧の変動に影響されることなく、常に所望の圧力が発生できる静電アクチュエータ、液滴の吐出を適切に行うことのできる静電式液体噴射装置を提案することにある。
【解決手段】静電式のインクジェットヘッド１は、インクノズル２１に連通した圧力室６と、大気開放された大気圧室１２を備え、圧力室６の底面には振動板５が形成され、この振動板５と個別電極４３の間に電圧を印加することにより、振動板５が静電気力により振動して、インク液滴の吐出が行われる。密閉室としての振動室４１は圧力補償室４９に連通しており、圧力補償室４９の底面は外気圧の変動に応じて面外方向に変位可能な変位板１６が形成されている。変位板１６が変位することにより、圧力補償室４９の容積が増減し、これに連通している各振動室４１の内圧が外気圧に一致するように調整される。 （もっと読む）

【課題】 感熱記録体やインクジェット記録媒体などの情報記録用紙の機能層を、低塗工量でかつ均一な塗膜を安定して塗工することのできるカーテン塗布装置及び塗工方法を提供する。
【解決手段】 多孔質プレートに円柱状ガイドを付帯したエッジガイドを有するカーテン塗布装置により、上記課題を解決する。本発明は、一対のエッジガイドの間に形成された少なくとも一層の塗液からなるカーテン膜が自由落下して、移動する支持体上に塗工層を形成させるカーテン塗布装置であって、該エッジガイドが多孔質プレートとそれに接した円柱状ガイドから成り、該２つの円柱状ガイドが対向するように配置されたカーテン塗布装置である。
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【課題】ノズルのつまりが生じにくくし、長期にわたってインクを安定して吐出できるようにし、さらに、記録ヘッドのノズルの頻繁なクリーニングを不要とすること。
【解決手段】インクジェットプリンタの光照射器６、７を、ショートアーク型の放電ランプ１０と、ランプ１０からの光を線状に集光させる光学素子（楕円集光鏡２０とロッドレンズ３０）から構成し、ランプから放射される光を基材５上に線状に集光させる。また、ランプからの直射光が記録ヘッド４のノズルの近くの基材５にまで届くことがないように、カバー８の底板６０にスリット状の光出射口４０を設け、底板６０の基材５に対向する面に反射防止材７０を設け、光照射器から出射し基材５により反射された光を光反射防止材７０により吸収する。 （もっと読む）

【課題】キャッププレート２０２を介して複数のヘッドキャップ２０１の接触面の傾き調整を簡単に行うことができる吸引装置１５等を提供する。
【解決手段】複数の機能液滴吐出ヘッド１７をヘッドプレート５３に搭載したヘッドユニット１３に対応して設けられ、複数の機能液滴吐出ヘッド１７に対応する複数のヘッドキャップ２０１をキャッププレート２０２に搭載したキャップユニット２０３と、キャップユニット２０３を支持する支持フレーム３４２と、支持フレーム３４２とキャッププレート２０２との間に介設され、キャッププレート２０２を介して複数のキャップユニット２０３のピッチング方向およびヨーイング方向の傾きを調整する傾き調整手段２０７と、を備え、傾き調整手段は、支持フレーム３４２に対しキャッププレート２０２の四隅をそれぞれ高さ調整可能な４つの高さ調整機構３１３を有している。 （もっと読む）

【課題】液膜を乾燥させて形成する膜の膜厚均一性を向上させる成膜方法及び成膜装置を提供する。
【解決手段】＋Ｘ方向に配列する複数のノズルの各々から対向する複数の目標点Ｔの各々に実質的に同じタイミングで液滴を着弾させることによって＋Ｘに連続する液膜Ｆを形成する。各熱伝導部材２６が、高伝導領域Ｒｃと対向する加熱面１２ａ上の位置に配設されて、加熱面１２ａからの熱量を、当接する基板Ｓの裏面に供給する。そして、＋Ｘ方向における所定幅の両端部分と、＋Ｙ方向に沿う液膜Ｆの両端部分とがそれぞれ中間部分よりも低温になる温度分布を液膜Ｆに形成して液膜Ｆを乾燥する。 （もっと読む）

【課題】機能液タンクの交換により生ずる新旧機能液の交換に際し、描画品質の低下を抑制する。
【解決手段】一対のメインタンク１８１ａ、１８１ｂにより機能液を供給するタンクユニット１２２と、第１メインタンク１８１ａに接続し分岐した第１タンク側流路１３４ａと、第２メインタンク１８１ｂに接続し分岐した第２タンク側流路１３４ｂと、各タンク側流路１３４ａ,１３４ｂのそれぞれの各枝流路１３３ａ,１３３ｂの合流部１３５に接続しヘッドユニットに接続したヘッド側流路と、流入する新旧機能液をミキシングするミキシング機構１４３と、を備え、新機能液の混合比率を０％から１００％に経時的に可変させ、ヘッドユニットに同時に到達した機能液の混合比率の差が所定の値以下となるように制御する。 （もっと読む）

【課題】基板に塗布された塗布溶液の膜厚に応じて塗布条件を動的に変更して、設定された膜厚の溶液を迅速かつ確実に塗布することができるスリットコート式塗布装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】
基板１と塗布ヘッド３０とを所定の相対速度で移動させる移動手段１１０と、基板と塗布ヘッドとの基板・塗布ヘッド間距離を調整する距離調整手段１２０と、基板の表面に塗布された液体（塗布溶液２）の膜厚を測定する膜厚測定手段１３０と、液体を所定の膜厚で塗布するための相対速度及び基板・塗布ヘッド間距離を含む塗布条件データ１４１が所定の膜厚ごとに格納されている塗布条件データベース１４０と、膜厚測定手段により測定される液体の膜厚に基づいて、液体の膜厚が設定された膜厚になるような塗布条件データを塗布条件データベースから抽出すると共に、その抽出された塗布条件データに基づいて、ヘッド移動手段とヘッド距離調整手段とを制御する制御部１５０とを具備する。 （もっと読む）

【課題】例えば、光学フィルムにおいて視認性に悪影響を及ぼしうるような、細かな塗工ムラを抑制しつつ樹脂塗工フィルムを製造しうる樹脂塗工フィルムの製造方法及び樹脂塗工フィルムの製造装置を提供する。
【解決手段】長尺の基材フィルムを、一定速度で回転する基準ロールから１又は２以上のガイドロールを介してバックアップロールへと送り、該バックアップロールに近接して設けられた塗工手段から樹脂塗工液を該基材フィルムへと塗工して基材フィルム上に樹脂塗工膜を形成する樹脂塗工フィルムの製造方法であって、前記ガイドロールのうち少なくとも１つの外周面を、その回転に伴って基材フィルムの長手方向に１８５から６３０ｍｍの波長で周期的に基材フィルム面に対して押動させ、基材フィルムの搬送経路を周期的に変動させる。 （もっと読む）

【課題】ジルコニウム酸化物結晶の異常成長を防止することによって、厚さが均一で緻密なジルコニウム酸化物層が形成されたアクチュエータ装置及びその製造方法並びに液体噴射ヘッドを提供する。
【解決手段】熱酸化によって生成されたケイ素酸化物層（弾性膜５０）を表面に有する基板１０上にジルコニウム酸化物層（絶縁体膜５５）を介して変位可能に設けられた下電極（下電極膜６０）、圧電体層７０及び上電極（上電極膜８０）からなる圧電素子３００を具備し、前記ケイ素酸化物層（弾性膜５０）と前記ジルコニウム酸化物層（絶縁体膜５５）の間に、チタン酸化物、ハフニウム酸化物、アルミニウム酸化物、カルシウム酸化物、希土類酸化物からなる群から選択される少なくとも１種の材料からなる中間層（中間膜５３）が設けられている。 （もっと読む）

【課題】幅方向の塗布量分布精度を維持しつつ、同時多層スライドホッパー型コータの小型・計量化された多層塗布用ダイを提供する。
【解決手段】複数のブロック２１〜２８が連結されてブロック上面に塗布液のスライド面１２ａが形成されると共に、連結されたブロック同士の合わせ面に塗布液流路４０が形成され、塗布液流路４０から吐出された複数の塗布液を流下面１２ａで重畳させ、ウエブ１６に同時多層塗布する多層塗布用ダイ１２において、塗布液流路４０は、塗布液を塗布液流路に供給する供給口と、供給口からウエブ幅方向に流路幅が連続的に拡張され、ウエブ１６に塗布される塗布幅に拡流する拡流スリットと、拡流スリットの終端から流下面１２ａまで流路幅が一定に形成され、塗布幅に維持したまま流下面１２ａに至るように流通させる干渉スリットと、を備えたことを特徴とする多層塗布用ダイである。 （もっと読む）