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Fターム[4F201BD05]の内容

Fターム[4F201BD05]に分類される特許

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【課題】非相溶性のポリカーボネート(PC)/ポリメチルメタクリレート(PMMA)の溶融混練において、一方の高分子成分PCをマトリクスとした場合、他方の高分子成分PMMAの分散相サイズを数百ナノメートル以下に制御した微視的分散構造を有するナノ分散高分子ブレンド押出し物(フィルムやシート状含む)およびその製造方法を提供する。
【解決手段】相容化剤等の余分な添加物を加えることなく、1000rpm以上のスクリュー回転が可能な微量型高せん断成形加工機を用いて非相溶性高分子ブレンドを溶融混練することにより、一方の高分子成分PCをマトリクスとした場合、他方の高分子成分PMMAの分散相サイズを数百ナノメートル以下に制御した微視的分散構造を有するナノ分散高分子ブレンド押出し物の製造が可能になった。特に、ナノメーターレベルでの微細構造を形成させるには微量型高せん断成形加工機においてブレンド試料に賦与されるせん断流動場を高める必要がある。それには、スクリューの回転数をさらに上げる、一定回転数下での混練時間を長くする、などの方法が有効である。本発明では、このような高せん断成形加工条件を整えることにより、分散相サイズを数百ナノメートル以下に制御した構造を形成させることにより、光学的に透明な材料を創製することに成功した。 (もっと読む)


【課題】液状添加剤とペレット形状の熱可塑性樹脂が含有される熱可塑性樹脂組成物において、該液状添加剤とペレット形状の熱可塑性樹脂材料とが略均一に分散し、押出成形材料として用いられた際にホッパー内で自着等せず、良好な押出成形性を示すことが可能な熱可塑性樹脂組成物の提供、及び該熱可塑性樹脂組成物の製造方法であって、従来技術と比較し工程数の少ない製造方法により形成される熱可塑性樹脂組成物及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ペレット形状の熱可塑性樹脂と、液状添加剤とを混合する際に、さらに重量平均粒子径が0.1μm以上10μm以下であり、重量平均粒子径(μm)と比表面積(m/g)の積が10以上、且つ煮アマニ油吸油量が40ml/100g以上である無機充填材を用い、これらを特定の配合比率において、同時に混合して熱塑性樹脂組成物を調製する。 (もっと読む)


【課題】延伸流動に基づく高分子材料の可塑化運搬方法及びその装置に関する。
【解決手段】一組の容積が周期的に増減変化する規定の幾何形状を有する空間を利用して、容積が増大するときに材料を取り入れる一方、容積が減少するときに材料を加圧し、可塑化し、排出する、垂直応力が主な作用を果す材料可塑化運送を実現する。ベーン型可塑化運搬ユニットは、筒状の内側キャビティを有する固定子1と、固定子1の内側キャビティに配置され、かつ固定子1に対して偏心された回転子2と、回転子2の径方向にかつ周方向に等間隔に配置された複数のベーン3と、固定子の両側に配置されたバッフル板4,5を備える。前記規定形状を有する空間は、固定子1の内側面と、回転子2の外側面と、2つのベーン3と2つのバッフル板4,5によって形成される。ベーン型可塑化運搬ユニットと各スクリュー押出ユニット又は各プランジャ型射出ユニットとを組み合わせることで、押出機又は射出機のベーン型可塑化射出装置は構成されている。よって、熱・機械的履歴が短く、消費エネルギーが少なく、適用性が広く、体積が小さいといったメリットを有する。 (もっと読む)


【課題】 混練スクリュ1の軸方向の一部に応力が集中することを回避し、スプライン軸8の折損や混練用フライト17の異常摩耗を防止する。
【解決手段】本発明の混練スクリュ1は、混練される材料を下流側に送るスクリュセグメント13からなる送り部9と、材料を混練する混練用セグメント15からなる混練部10とが設けられたスクリュ本体11を備えた混練スクリュ1であって、スクリュ本体11は、回転外径が軸方向に沿って漸次に変化する多段状部18を混練部10に対して連続的に備えている。この多段状部18は、互いに回転外径が異なる複数のニーディングディスクからなる混練用セグメント15により構成されているのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】高い反射率を得るために多量の硫酸バリウム粒子を含有する層を備えながらも、製膜工程で濾加圧上昇がないとともに破れにくく、安定して製膜することができるポリエステルフィルムを提供する。
【解決手段】硫酸バリウム粒子とポリエステルとの組成物からなり該組成物中の亜鉛元素の含有量が150〜1000ppmであることを特徴とするポリエステルフィルム。 (もっと読む)


【課題】芳香族ポリカーボネート樹脂をペレット化する方法において、特に長期にわたり大量生産した場合に、芳香族ポリカーボネート樹脂を一時保存する金属製タンクの腐食を抑えることにより、黄変色の少ないポリカーボネート樹脂ペレットおよび成形品を提供する。
【解決手段】芳香族ポリカーボネート樹脂粉粒体をスクリュー押出機にて溶融混練してペレット化する方法において、該押出機に供給する芳香族ポリカーボネート樹脂粉粒体を貯蔵する金属製タンクに不活性ガスを導入し、1〜100μmの大きさの金属腐食性異物量が1000個/100g以下の芳香族ポリカーボネート樹脂粉粒体を押出機に供給し、溶融混練することを特徴とする芳香族ポリカーボネート樹脂ペレットの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 材料の混練度を精度良く調整する。
【解決手段】バレル3内に回転自在に挿通された混練スクリュ4で材料Mを上流側から下流側に向けて連続的に送りながら混練する処理装置2に対して、材料Mを上流側に押し戻すことで混練部10での滞留を促す押戻し部11と、押戻し部11の外周面に対向する対向面15を有し且つ押戻し部11に対して対向面15が近接離反することで材料Mの混練度を調整する混練度調整部材12とを具備する混練度調整機構1を設ける。 (もっと読む)


【課題】嵩密度の小さい合成樹脂の粉砕材から樹脂成形体を製造することができる樹脂成形体製造装置及び樹脂成形体製造方法を提供する。
【解決手段】合成樹脂の廃材が粉砕されてなる粉砕材を、加熱溶融しながら押出口側へ樹脂を押出す樹脂融解押出機構1と、樹脂融解押出機構1の溶融樹脂押出口側に設置され、樹脂融解押出機構1から押し出された溶融樹脂を吐出するダイス2とを備えた樹脂成形体製造装置である。投入される粉砕材を攪拌する攪拌機24が内装された攪拌機付ホッパー5と、攪拌機24にて攪拌されてホッパーの下端部の開口部から落下する粉砕材を樹脂融解押出機構内に送出する強制押込機構6とを備えた。 (もっと読む)


【課題】高い流動性と機械的特性とを併せ有する熱可塑性樹脂組成物の製造方法及び成形体の製造方法並びに熱可塑性樹脂組成物を提供する。
【解決手段】本組成物の製造方法は、植物性材料及び該熱可塑性樹脂の合計100質量%に対して植物性材料50〜95質量%含有する組成物を、植物性材料を蒸煮する蒸煮工程と、蒸煮後植物性材料と熱可塑性樹脂とを撹拌機で混合する混合工程と、をこの順に備えて得る。本成形体の製造方法は、前記熱可塑性樹脂組成物を押出成形又は射出成形して成形体を得る。本組成物は、植物性材料及び熱可塑性樹脂の合計100質量%に対して植物性材料を50〜95質量%含有し、植物性材料の少なくとも一部が蒸煮されている。 (もっと読む)


【課題】繊維状充填材の折損を防止して、繊維強化樹脂組成物の強度向上性を維持することができる樹脂成形機を提供する。
【解決手段】樹脂成形機1は、軸部21とフライト22とを有したスクリュ2と、スクリュ2を内部に収容したシリンダ3と、ホッパー口4と、吐出口5とを備えている。スクリュ2は、軸部21の外径がその長手方向に一定に形成された供給部24と、供給部24に連なりかつ軸部21の外径が該供給部24から離れるにしたがって徐々に大きく形成された圧縮部25と、圧縮部25に連なりかつ軸部21の外径がその長手方向に一定に形成された計量部26とを備えている。計量部26の軸部21の外周面21aとフライト22の先端22aとの間の距離D3に対する供給部24の軸部21の外周面21aとフライト22の先端22aとの間の距離D1の比率D1/D3は、1.2以上でかつ1.95以下である。 (もっと読む)


【課題】得られる結晶性ポリオレフィン系樹脂フィルムの厚み斑を抑制することができる結晶性ポリオレフィン系樹脂フィルムの製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の結晶性ポリオレフィン系樹脂フィルムの製造方法は、酸素分圧が500Pa以下である不活性ガス雰囲気中において、ガラス転移温度がT℃であり融点がT℃である結晶性ポリオレフィン系樹脂の温度をT℃に2時間以上維持する熱処理工程と、熱処理工程後の結晶性ポリオレフィン系樹脂を、溶融し、且つ混練した後に、フィルム状に押出成形する押出成形工程と、を備え、結晶性ポリオレフィン系樹脂の温度T℃を、50℃又は(T+50)℃のいずれかのうち高い方の温度以上とし、且つ(T−10)℃以下とする。 (もっと読む)


【課題】異物混入が抑制される押出機及びスクレーパを提供する。
【解決手段】材料の供給口21と排出口22を備える円筒部20を有するハウジング2と、該円筒部20内に回転可能に組み付けられ、供給口21から供給された材料を該円筒部20の内周面20aとの間で混錬しながら排出口22まで搬送して押出すスクリュ3と、供給口21近傍においてスクリュ3に平行に隣接して組み付けられ、スクリュ3とともに回転して供給口21から供給された材料を排出口22に向けて送り出すフィードローラ4と、フィードローラ4の表面から材料をかき取るかき取り部と該かき取り部から円筒部20の内周面20aまで連続する材料案内面とを有するスクレーパ5と、を備える押出機において、スクレーパ5におけるハウジング2との取付面53に、材料が搬送される空間24とは異なる空間25に開口する逃し溝71、72、74を設けた。 (もっと読む)


【課題】清掃作業の作業性が向上される押出機を提供する。
【解決手段】円筒部20の供給口21から材料を供給し、スクリュ3とフィードローラ4との回転により、スクレーパ5によってフィードローラ4の表面から材料をかき取りながら材料を搬送路に送り出し、搬送路に送り出された材料をスクリュ3の回転によって混錬しながら円筒部20の排出口側に搬送し、混錬された材料を円筒部20の排出口から押し出す押出機において、フィードローラ4を回転可能に支持するとともに、フィードローラ4がスクリュ3から離間して円筒部20の中空内部が開放されるように、円筒部20に対する開閉動作が可能に組み付けられたフィードローラ支持部23を有しており、スクレーパ5は、フィードローラ支持部23の開動作時に案内面52と円筒部20の内周面20aとの境目が開くように、フィードローラ支持部23に取り付けられている。 (もっと読む)


【課題】金網と金属不織布とを積層構成したフィルタを使用し、フィッシュアイの原因となる溶融樹脂中のゲルを広範囲で且つ効率的に濾過精製することにより、フィッシュアイを格段に低減した樹脂体を製造可能な樹脂体の製造方法、製造装置及びこれらの製造方法、製造装置に使用される樹脂フィルタを提供する。
【解決手段】メッシュサイズが500メッシュ以上の金網フィルタ8と、60μm以下の濾過精度を有する金属不織布フィルタ9とを積層することによりフィルタ5を構成する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、ハウス材又トンネル材等農業用フィルムや食品等の包装材料等に要求される長期防曇性が安定して得ることができるペレットを提供することに関する。
【解決手段】オレフィン系樹脂(A)が70〜99.995重量%、チタネートカップリング剤、アルミニウムカップリング剤、シランカップリング剤から選ばれる少なくとも1種のカップリング剤0.005〜30重量%からなる樹脂組成物(B)を水と接触せずに製造されたことを特徴とするペレットを得、これからなるフィルムを用いる。 (もっと読む)


【課題】濾過装置のポリマー流路の下流側と上流側の間での差圧が少なく、所要の溶融ポリマーの通過流量を確保することが出来、ポリマーに混在する粒子状異物とゲルを確実に捕捉し得るポリマー濾過フィルターを得る。
【解決手段】JIS−B−8356に基づくガラスビーズ透過試験による濾過粒度が100μm以下の金属繊維に成る不織布フィルターと、JIS−B−8356に基づくガラスビーズ透過試験による濾過粒度が上記不織布フィルターの濾過粒度よりも細かい金網フィルターを重ね合わせ、それら不織布フィルターと金網フィルターの何れか少なくとも一方の外面に、JIS−B−8356に基づくガラスビーズ透過試験による濾過粒度が上記不織布フィルターと金網フィルターの何れよりも粗い補強金網を重ね合わせてポリマー濾過フィルターを構成する。 (もっと読む)


【課題】フッ素樹脂多孔体の製造方法として、延伸することで孔をあけていく方法を採用すると、その延伸率を高くしていけば気孔率は高くなっていくが、同時に孔径も大きくなって、濾過性能は小さくなっていく。従って、通常、小孔径で濾過性能が高いものは透過流量が小さく、透過流量を大きくするために、気孔率を大きくしようとすると孔径も大きくなって、濾過性能は小さくなってしまう。このような問題を解消し、処理効率が高く、かつ、濾過性能も高いフッ素樹脂多孔質体を得る。
【解決手段】放射線が照射された四フッ化エチレン樹脂ファインパウダー又は、それを用いた押出成形品であって、その示差走査熱量計分析における熱吸収曲線が、四フッ化エチレン樹脂ファインパウダーが本来持つ347℃吸収ピークと、放射線照射によって現れる335℃の吸収ピークとの両方を持つ四フッ化エチレン樹脂ファインパウダー、或いはその押出成形品。 (もっと読む)


本発明は、移送システム、特に、プラスチック粒状物質を処理する機械のための材料分離装置に関する。蓋フード又は蓋(2)を備えた筐体(1)が配備されており、その筐体の側面には、材料供給接続部(3)が配置され、その上の側面には吸出接続部(4)が配置されており、有利には、筐体(1)の下方の端には、閉鎖機器(5)が配備されている。その筐体(1)内の材料供給接続部(3)と吸出接続部(4)の間には、筐体(1)の横断面に渡って延びる篩(11)が配備されている。筐体(1)又は筐体上端(9)の蓋フード又は蓋側が、平坦な切断面の形で傾斜している。篩(11)が、筐体内部の材料供給接続部(3)と吸出接続部(4)の間の領域から蓋(2)の方向に筐体上端(9)の領域にまで延びており、有利には、屋根の形で折れ曲がっている。篩(11)は、蓋(2)と接続されている。
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【課題】主原料である芳香族ポリエステル樹脂を効率的に加熱溶融させ、その樹脂混合物の変色や性能劣化を生じさせることがなく、良好な樹脂組成物の製造方法を提供する。
【解決手段】主原料投入口4とサイドフィード7とを有する押出機1を用い、主原料である樹脂Aと、その樹脂よりも溶融温度の低い第2樹脂成分Bとを、押出機1に投入して混和する樹脂組成物の製造方法において、第2樹脂成分Bを主原料投入口4から投入後、樹脂Aをサイドフィード7から投入して混和する方法である。 (もっと読む)


【課題】一対のスクリュウ軸の咬合回転により被処理物は移送空間で混練圧縮移送され、ダイスプレートの複数個の排出口部から排出され、移送空間での混練圧縮移送及びダイスプレートによる摩擦抵抗により減容されつつ加熱され、被処理物内に含まれている樹脂分等が溶融し、バインダーとなり、排出口部から固化成型されて排出されることになり、この圧摺接や送出によりバレルライナーの内周面が過度に摩耗損傷したとき、バレルライナーを新たなバレルライナーに交換することができる。
【解決手段】ケーシング1一対のスクリュウ軸5と、駆動機構7と、複数個の排出口部12をもつダイスプレート11とからなり、ケーシングの内周面に上記一対のスクリュウ軸の羽根部とにより移送空間を形成するバレルライナー13を交換自在に設けてなる。 (もっと読む)


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