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Fターム[4F205HT22]の内容

Fターム[4F205HT22]に分類される特許

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【課題】フープ巻き処理を短時間で能率よく行えるフープ巻装置を備えたフィラメントワインディング装置を提供する。
【解決手段】フープ巻装置とヘリカル巻装置とを備えている。フープ巻装置は、円盤状の巻掛テーブルと、巻掛テーブルを回転駆動する駆動機構と、巻掛テーブルの周縁に沿って支持される4個のボビンと、ボビンから繰り出される繊維束を巻掛テーブルの挿通穴に配置したマンドレルへ移行案内するガイド部材とを備えている。ボビンは、巻掛テーブルに固定したホルダーのチャックで回転自在に軸支する。ホルダーとチャックとの間に、ボビンの繊維束繰り出し方向への過回転を防ぐラチェット機構を設ける。 (もっと読む)


【課題】繊維強化複合材料成形方法において、繊維強化複合材料の樹脂体積含有率をより精度良く制御することである。
【解決手段】樹脂含浸した繊維束をマンドレルに巻回することにより繊維強化複合材料を成形する繊維強化複合材料成形方法であって、マンドレルに樹脂含浸した第1繊維束を巻回する第1巻回工程と、樹脂含浸した第1繊維束が巻回されたマンドレルに、樹脂含浸した第2繊維束を巻回する第2巻回工程と、を備え、第1繊維束と第2繊維束とは、補強繊維と熱硬化性樹脂繊維とを含み、第1繊維束における熱硬化性樹脂繊維の含有率を、第2繊維束における熱硬化性樹脂繊維の含有率より大きくする。 (もっと読む)


【課題】繊維束に対する樹脂の含浸量を制御する。
【解決手段】(a)に示すように、複数の繊維が束ねられた繊維束60,62,64は、表面に樹脂が付着した含浸ロール23に押し付けられて回転移動することで、樹脂を含浸される。各繊維束の幅は、(b)(c)のように拡げることが可能である。そして、幅を拡げるほど、繊維束と樹脂との接触量が増大し、これにより樹脂の含浸量も多くなる。例えば、高圧タンクを成型する場合、内層側に巻回する繊維束に対しては幅を拡げて樹脂の含浸を行い、外層側に巻回する繊維束に対しては幅を狭めて樹脂の含浸を行う。 (もっと読む)


【課題】生産効率の向上及び低コスト化を可能とする。
【解決手段】ヘッド部12,12’,13から繰り出される繊維束Rをマンドレルに巻き付ける巻付け装置と、巻付け前のマンドレルM1を巻付け位置に設置する設置装置5と、巻付け後のマンドレルを巻付け位置から排出する排出装置5と、繊維束Rを保持して、巻付け後のマンドレルから巻付け前のマンドレルM1に受け渡す受渡装置と、繊維束Rを切断する切断装置とを備え、巻付け装置は、ヘリカル巻で巻き付けるためのヘリカル巻ヘッド13と、ヘリカル巻ヘッド13の両側に配置されて、フープ巻で巻き付けるための一対のフープ巻ヘッド12,12’とを備え、巻付け終了後、受渡装置がヘッド部12,12’,13から繰り出される繊維束Rを保持し、切断装置が繊維束を巻付け後のマンドレルから切断して分離し、排出装置5が巻付け後のマンドレルを排出し、設置装置5が巻付け前のマンドレルを設置し、巻付け装置が受渡装置で保持した繊維束を巻付け前のマンドレルM1に巻付け開始する。 (もっと読む)


【課題】未硬化樹脂含浸繊維層の端部を折り返す必要がなく、繊維配向を初期の配向姿勢に維持しながら、しかも極めて簡易な方法で、樹脂繊維からなる筒部材とエンジンボックス等に直接剛結合される鍔付きの筒材とを接合することのできる、繊維強化樹脂製筒部材の製造方法を提供する。
【解決手段】マンドレル1と、その一端に取付けられ、マンドレルに比して拡径した拡径部と突起を有する端部取付け材2と、からなる基材10を用意する工程、未硬化樹脂含浸繊維をマンドレル1外周にフープ巻きして第1の巻層3を形成し、さらにその外周に繊維をヘリカル巻きして第2の巻層4を形成し、第2の巻層4の端部を切断して該端部と端部取付け材2をマンドレル1から切り離して挿入空間7を形成し、該挿入空間7に鍔付きの筒材6を挿入し、第2の巻層4の外周に繊維をフープ巻きして第3の巻層5を形成し、加熱処理する製造方法である。 (もっと読む)


【課題】生産効率の向上及び低コスト化を可能とする。
【解決手段】ヘッド部12,13から繰り出される繊維束RをマンドレルM1に巻き付ける巻付け装置と、巻付け前のマンドレルM1を巻付け位置に設置する設置装置5と、巻付け後のマンドレルを巻付け位置から排出する排出装置5と、繊維束Rを保持して、巻付け後のマンドレルから巻付け前のマンドレルM1に受け渡す受渡装置3と、繊維束Rを切断する切断装置とを備え、巻付け終了後、受渡装置3がヘッド部12,13から繰り出される繊維束Rを保持し、切断装置が繊維束Rを巻付け後のマンドレルから切断して分離し、排出装置5が巻付け後のマンドレルを排出し、設置装置が巻付け前のマンドレルM1を設置し、巻付け装置が受渡装置3で保持した繊維束Rを巻付け前のマンドレルM1に巻付け開始する。 (もっと読む)


【課題】大きな設備投資を必要とせず、また熟練を要することなく成形が容易であり、かつ全体を軽量に成形することができるマネキンボディの成形方法を提供すること。
【解決手段】複数に分割可能であり、組み立てた状態においてマネキンの外形形状が形成される内型部材1が利用される。組み立て状態における前記内型部材1の外形面には、固化剤を含浸させた状態の紐状体3aがランダムに、かつ内型部材1の全面に行き渡るように満遍なく巻き付けられる。前記固化剤の固化後において、前記固化剤により固化された前記紐状体3aによる成形物内から、前記内型部材1を分割して抜き取ることで、前記紐状体3aによる中空状の成形物を得ることができ、これをマネキンボディとして使用することができる。 (もっと読む)


【課題】繊維の張力を低減したり、樹脂の粘度を高めることなく、高Vf化を抑制できるFRP成形体の製造方法及び製造システムを提供する。
【解決手段】FRP成形体の製造方法は、フィラメント・ワインディング法によりFRP成形体を製造する方法であって、熱硬化性の樹脂を繊維に含浸させる工程(a)と、中空の回転部材の内部を減圧しながら、樹脂を含浸した繊維を回転部材の周囲に巻き付けることにより、樹脂含浸繊維層を形成する工程(b)とを備える。また、FRP成形体の製造システムは、熱硬化性の樹脂を繊維に含浸させる樹脂含浸部30と、回転部材としてのライナ50を回転駆動する回転駆動部53と、樹脂を含浸した繊維を回転部材の方向に導くことにより、回転部材の周囲に繊維を巻き付ける繊維束ガイド40と、回転部材の内部を減圧する真空ポンプ60とを備える。 (もっと読む)


【課題】フィラメント・ワインディング法により、所望の繊維体積含有率を有するFRP成形体を製造する方法及びシステムを提供する。
【解決手段】FRP成形体の製造方法は、導電性を有する繊維束に、熱硬化性の樹脂を含浸させる工程(a)と、樹脂を含浸した繊維束の一部に通電しながら、繊維束を回転部材の周囲に巻き付ける工程(b)とを備える。また、FRP成形体の製造システムは、導電性を有する繊維束に熱硬化性の樹脂を含浸させる樹脂含浸部30と、ワーク50を回転駆動する回転駆動部53と、樹脂を含浸した繊維束をワーク50の方向に導くことにより、ワーク50の周囲に繊維束Fを巻き付ける繊維束ガイド40と、繊維束Fの長さ方向の一部に電流を供給する電源装置60とを備える。 (もっと読む)


【課題】タンクに繊維を巻き付ける際における当該繊維のすべりや弛みを抑制する。
【解決手段】繊維3の巻付け対象たるタンク2のうち少なくとも繊維3が巻き付けられる領域に磁界を形成する磁界発生装置4と、該磁界発生装置4により形成される磁界Bの向きを変化させる磁界方向調整装置5と、繊維3がタンク2に押し付けられる方向に当該繊維3に対して通電する電圧印加装置とを備える。タンク2を磁界B中に配置し、繊維3がタンク2に押し付けられる方向へと当該繊維3に通電しながらこの繊維3をタンク2の外周に巻き付ける。通電量を制御して繊維3がタンク2に押し付けられる力を調節することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】繊維強化プラスチック層の内層の高Vf化を抑制できるFRP成形体の製造方法及びそれに用いられる加熱装置を提供する。
【解決手段】FRP成形体の製造方法は、マンドレル10の周囲に樹脂含浸繊維層11を形成する工程(a)と、該樹脂含浸繊維層の厚さ方向に、外層側が高温で内層側が低温となる温度勾配を生じさせた状態で、樹脂含浸繊維層11を昇温させる工程(b)とを備える。また、加熱装置は、加熱炉30と、周囲に樹脂含浸繊維層11が形成されたマンドレル10を加熱炉内において支持する支持部32と、加熱炉内を加熱するヒータ31と、加熱炉内に配置されるマンドレル内に冷媒を循環させる冷媒循環機34とを備える。 (もっと読む)


【課題】繊維強化複合材料成形方法において、繊維強化複合材料の内層における樹脂体積含有率の低下を抑制することである。
【解決手段】繊維束に樹脂を含浸して形成したプリプレグをマンドレル22に巻回することにより繊維強化複合材料を成形する繊維強化複合材料成形方法であって、マンドレル22に第1プリプレグを巻回する第1巻回工程(S10)と、第1プリプレグが巻回されたマンドレル22に、第2プリプレグを巻回する第2巻回工程(S12)と、第2プリプレグが巻回されたマンドレル22に、第3プリプレグを巻回する第3巻回工程(S14)とを備え、第1プリプレグは、繊維束に第1樹脂を含浸して形成され、第2プリプレグは、繊維束に第2樹脂を含浸して形成され、第3プリプレグは、繊維束に第3樹脂を含浸して形成され、第2樹脂の熱膨張率は、第1樹脂の熱膨張率より大きく、第3樹脂の熱膨張率は、第2樹脂の熱膨張率より大きい。 (もっと読む)


【課題】繊維強化樹脂製管状体の軽量性を損なうことなくプリプレグの巻き剥がれを防止して強度と生産性を高める。
【解決手段】バイアスプリプレグ21、22とストレートプリプレグ23、25、27、28とフーププリプレグ24、26を芯材上にそれぞれ少なくとも1枚巻回する工程を含み、フーププリプレグ24、26のうち少なくとも1枚は、バイアスプリプレグ21、22またはストレートプリプレグ25、27からなる土台プリプレグに予め積層密着して積層体A1、A2を形成しておき、該積層体A1、A2を巻回することによって土台プリプレグ25、27と一体にフーププリプレグ24、26を巻回することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】工数を増加させることなく、タンクを構成する繊維強化樹脂層のボイドを低減することができるとともに、繊維含有率を高められて強度を向上させることができるタンク及びタンクの製造方法を提供する。
【解決手段】タンク1は、略円筒状の貯蔵部2と、貯蔵部2の両端にそれぞれ設けられた口金部3とを有する形状に形成されている。そして、貯蔵部2は、最も内側に位置するとともにガスバリア性を有するライナ4と、ライナ4の外面を被覆する繊維強化樹脂層5と、繊維強化樹脂層5の外面5aを被覆する熱収縮チューブ6とからなる。繊維強化樹脂層5は、複数層の繊維束層の樹脂を硬化して構成されている。熱収縮チューブ6は、繊維強化樹脂層5の外表面に沿った形状に形成されるとともに、その熱収縮温度が繊維束層に含浸されている樹脂の硬化温度より低く、かつ、樹脂のプリキュア温度の範囲内である。 (もっと読む)


【課題】品質低下を招くことなく繊維の掛け替えを円滑に行うことが可能なフィラメントワインディング装置を提供する。
【解決手段】回転されるライナー12の側方を移動するアイ口34,34Bを備え、このアイ口34A,34Bに繊維S1,S2を保持させてライナー12の回転軸に沿って移動させることにより、繊維S1,S2をライナー12に巻き付けるフィラメントワインディング装置21であって、互いに独立して移動可能な複数のアイ口34A,34Bを備えている。 (もっと読む)


【課題】 糸吊り現象が発生することなく、品質性及び生産性を向上させることができるホース用補強糸巻付装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、筒状の内側管3と内側管3の外周面に巻かれる補強糸5とを少なくとも有するホース7を製造する過程で使用され、内側管3の外周面に補強糸5を巻き付けるホース用補強糸巻付装置1であって、内側管3が挿通可能なホース挿通孔13aが形成され、ホース7の軸に対して回転可能な回転体13と、回転体13に取り付けられ、かつ、補強糸5が巻き付けられるボピン19とを備え、ボピン19は、該ボピン19の軸が回転体13の回転中心を通りかつ回転体13の回転軸に対して略直角であるとともに、回転体13の回転中心に対して放射状に配置されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】繊維強化複合材料成形方法において、繊維強化複合材料の繊維体積含有率をより均一にすることである。
【解決手段】樹脂含浸された繊維束14を巻回部材に巻回することにより繊維強化複合材料を成形する維強化複合材料成形方法であって、繊維束14に第1樹脂を含浸する第1樹脂含浸工程(S10)と、第1樹脂含浸繊維束を巻回部材に巻回する第1巻回工程(S12)と、繊維束14に第2樹脂を含浸する第2樹脂含浸工程(S14)と、第2樹脂含浸繊維束を、第1樹脂含浸繊維束が巻回された巻回部材に巻回する第2巻回工程(S16)と、を備え、第1樹脂には嫌気性樹脂を用いる。 (もっと読む)


【課題】管状金属合金とFRPプリプレグを相互に接着させ、引っ張り応力、及び、圧縮応力に対応した軽量で強固な構造体を構成する。
【解決手段】管状金属部品60の外周面に化学エッチングによるミクロンオーダーの粗度があり、且つその表面は電子顕微鏡観察で、高さ又は深さ及び幅が10〜500nmで長さが10nm以上の仕切り状凸部、又は溝状凹部が10〜数百nm周期で全面に存在する超微細凹凸形状を形成し、その表面が金属酸化物又は金属リン酸化物の薄層21とする。これに管状の繊維強化プラスチック材61をエポキシ系樹脂剤62により接着させ、管状複合体を形成する。管状金属部品は、アルミニウム合金、マグネシウム合金、銅合金、チタン合金、ステンレス合金、鉄鋼材等である。 (もっと読む)


【課題】FRP容器の外径が大きくなることを抑制し、多層FRP層の繊維体積含有率をコントロールすることができるFRP容器の製造方法を提供する。
【解決手段】フィラメントワインディング法により、ライナー30に熱硬化性樹脂24を含浸させた繊維を巻き付けて多層FRP層を形成する多層FRP層形成工程と、前記多層FRP層を加熱硬化する硬化工程とを含むFRP容器の製造方法であって、前記多層FRP層形成工程において、前記多層FRP層の単層又は複数層毎に前記熱硬化性樹脂の含浸量を変化させた繊維を用いる。 (もっと読む)


本発明は、継ぎ目なし一体化且つ基本的に中空の円筒状部品5、とりわけ航空機の胴体部分の製造方法に関する。本方法は、以下の工程を含む:a)第1真空膜3の固定巻心2への付与及び第1真空膜3の真空排気工程、b)巻心を巻き取ることにより、巻心2への胴体部5の積層状態での巻着工程、c)第1真空膜3の通気工程、d)固定巻心と比較して不安定な外型6の胴体部5への付与工程、巻心2は外型6を安定化させ、e)胴体部5を外型6に接近するように引き寄せると共に、胴体部5を少なくともいくつかの領域で、巻回心2から取り外すために、第2真空膜7の外型6への付与及び第2真空膜7の評価工程、f)完成胴体部を製造するために、オートクレーブでの装置全体の硬化工程。これにより、部品5の高い表面品質を生じさせる。更に、極めて高い寸法安定性が、とりわけ接着させられる部品5の断面形状に関して達成される。加えて、本発明は、本方法を実行する機器に関する。
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