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Fターム[4F211TH30]の内容

Fターム[4F211TH30]に分類される特許

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【課題】本発明は、繊維強化熱可塑性樹脂の接合方法であって、接合強度を向上することができる方法である。特に、被接合面に含まれる強化繊維が連続繊維、あるいは数平均繊維長が10mm以上の非連続繊維である場合に、その接合強度を向上することができるものである。
【解決手段】本発明は、二つの繊維強化熱可塑性樹脂を接合する際に、少なくとも一方の繊維強化熱可塑性樹脂の被接合面に熱可塑性樹脂材料を予め配置させ、その後、二つの繊維強化熱可塑性樹脂を接合する繊維強化熱可塑性樹脂の接合方法である。 (もっと読む)


【課題】白色顔料着色部品をレーザビーム溶接する方法を提供する。
【解決手段】2つのプラスチック部品(A,B)をレーザ溶接する方法であって、1200〜2200nmのレーザ放射線から遠ざかる方向に向いた部品(B)は白色顔料着色量が0.5重量%以上且つ20重量%以下のプラスチック母材から成り、レーザ放射線に向いた部品(A)はプラスチック母材を備え、この方法は、(1)部品(A)の着色の有無とは関係なく、部品(A)を通るレーザビームの移動距離が10mm以下であるという条件及び(2)部品(A)の白色顔料着色量が重量%で表される場合、mmで表された部品(A)を通るレーザビームの移動距離(l)と重量%で表された白色顔料着色量の積は1.25未満であり、部品(A)を通るレーザビームの移動距離(l)が1mm以下であるという条件の下で実施される。 (もっと読む)


【課題】 接合部分の段差を小さくし、光吸収剤を塗布する工程を必要とせず、さらに光吸収剤が異物として付着することを抑制しつつ、効率的に、樹脂フィルム部材同士を接合して樹脂フィルム接合体を作製し得る樹脂フィルム接合体の製造方法を提供する。
【解決手段】 樹脂フィルム部材の端面同士を突き合わせて接合して樹脂フィルム接合体とする樹脂フィルム接合体の製造方法であって、用いるレーザー光の波長に対して前記樹脂フィルム部材よりも光吸収率が高く、算術平均粗さ(Ra)が0.5μm未満である表面を有する光吸収部材を用い、前記端面同士が突き合わせられた部分を前記表面に当接させ、前記光吸収部材にレーザー光を照射して発熱させることにより、前記樹脂フィルム部材の端面同士を熱溶着させ、前記光吸収部材から、突き合わせられた部分を剥離して、樹脂フィルム接合体とすることを特徴とする樹脂フィルム接合体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 接合部分の段差を小さくし、光吸収剤を塗布する工程を必要とせず、さらに光吸収剤が異物として付着することを抑制しつつ、効率的に、樹脂フィルム部材同士を接合して樹脂フィルム接合体を簡便に製造し得る樹脂フィルム接合体の製造方法を提供する。
【解決手段】 樹脂フィルム部材の端面同士を突き合わせて接合して樹脂フィルム接合体とする樹脂フィルム接合体の製造方法であって、用いるレーザー光の波長に対して前記樹脂フィルム部材よりも光吸収率が高く、水に対する接触角が60°以上である表面を有する光吸収部材を用い、前記端面同士が突き合わせられた部分を前記表面に当接させ、前記光吸収部材にレーザー光を照射して発熱させることにより、前記樹脂フィルム部材の端面同士を熱溶着させ、前記光吸収部材から、突き合わせられた部分を剥離して、樹脂フィルム接合体とすることを特徴とする樹脂フィルム接合体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】シート材を焦がすことなく、開口部の外周縁に扁平なフランジ部を形成した紙カップを製造する装置および方法を提供する。
【解決手段】紙カップの側壁内側に嵌合する嵌合部と、嵌合部の外周壁に接続され、紙カップの開口部に当接する円環状の加工面とを有する超音波ホーンと、その内部に紙カップの側壁が嵌合するカップ受け部と、カップ受け部の開口部の上端面に円環状のフランジ受け部とを有する受け治具とを備え、加工面およびフランジ受け部は、互いに接近するにつれて、紙カップの側壁の上端縁近傍に形成されたカーリングを押圧および加熱して押しつぶすことで扁平なフランジ部を形成し、加工面およびフランジ受け部を対向して配置したときに両者の間に形成されるクリアランスは、側壁を構成するシート材を重ねて貼り合わせた貼り合わせ部が配置される部分において、部分的に大きくなっている。 (もっと読む)


【課題】2つの成形体を振動溶着にて接合するにあたり、振動溶着後に接合部から外部にくみ出すバリ除去のための端末処理を必要としない接合構造体を提供する。
【解決手段】第1成形体と第2成形体の少なくとも一方に熱可塑性樹脂を含み、該第1成形体と第2成形体を振動溶着により溶着した接合構造体であって、接合構造体端部のバリが凸曲面状にされた接合構造体。 (もっと読む)


【課題】表皮材および基材の全面を均一かつ適切な圧力で加圧して、表皮材および基材を良好に圧着する積層成形体の製造方法および製造装置の提供。
【解決手段】立体形状の基材13と、該基材13の表面に貼着された表皮材14とを有する積層成形体の製造装置として、一対の型22を備え、該型22により基材13と表皮材14とを粘着剤層を介してプレスするプレス手段20を有し、該プレス手段20は、プレス時に表皮材14の外側に配置されるポリウレタンフォームシート30などからなる緩衝材を備える装置を用いる。 (もっと読む)


【課題】光透明樹脂で形成された部品と光吸収樹脂で構成された部品の部品同士の固定部が見栄えを損なうことなく観視者に違和感を与えないような固定構造及びそのような部品の製造方法を提供することにある。
【解決手段】光吸収部材1と光透明部材11の夫々に、断面矩形の凹溝2、12と断面矩形の凸壁3、13を交互に1回以上繰り返し有する嵌合部を設けて嵌合部同士を嵌め合わせ、少なくとも光吸収部材1の各凹溝2の側面の底面側の領域を除いた領域と各凸壁3の上面全面とに金属蒸着膜が形成されると共に各凹溝2の側面の金属蒸着膜が形成されていない領域に光吸収部材1と光透明部材11との溶着接合部26a、26bを形成するようにした。 (もっと読む)


【課題】発泡補強部材の接着面部と中空構造物との間に設けられる発泡接着剤の発泡倍率を略均一化させ、補強部材による補強効果を向上させた中空構造物を製造することができる発泡補強部材が配設された中空構造物の製造方法を提供する。
【解決手段】発泡接着剤15を介して中空構造物10と接着結合される発泡補強部材30が配設された中空構造物10の製造において、中空構造物10との接着面部36が発泡成形された発泡補強部材30を中空構造物10の内部に配設するとともに発泡補強部材30の接着面部36と中空構造物10との間にシート状の発泡接着剤15を設け、その後、発泡接着剤15を発泡させて発泡補強部材30を中空構造物10と接着結合させると共に、発泡接着剤15として、発泡前の厚さが発泡補強部材30の接着面部36と中空構造物10との間隙が大きい部分では該間隙が小さい部分に比して厚く設けられたものを用いる。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、少なくとも接合部分の段差を小さくでき、光吸収剤を用いずともシート部材どうしを接合してシート接合体を簡便に製造し得るシート接合体の製造方法を提供することにある。
【解決手段】 本発明は、シート部材の端面どうしを突き合わせ、用いるレーザー光の波長に対して光吸収性を有する光吸収部材に、突き合わせられた部分を当接させ、該光吸収部材にレーザー光を照射して発熱させることにより、前記シート部材の端面どうしを熱溶着させ、前記光吸収部材から、突き合わせられた部分を剥離して、シート接合体とすることを特徴とするシート接合体の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】一方向に引き揃えられた強化繊維にマトリクス樹脂が含浸された繊維強化樹脂部材であっても、締結部分の強度を高めると共に、軽量を維持することができる。
【解決手段】一方向に引き揃えられた強化繊維にマトリクス樹脂が含浸され、締結部材20を挿入するための締結用の貫通穴13が形成された繊維強化樹脂部材であって、前記締結部材20の座面20aと接触する貫通穴13周りの繊維強化樹脂部材10Aの表層には、強化繊維が交差して配列された強化繊維材12aに前記マトリクス樹脂が含浸された補強部12Aが形成されている。 (もっと読む)


【課題】樹脂製品のレーザ溶着部の外観品質を向上させるレーザ溶着構造を提供する。
【解決手段】樹脂製品を構成する、透光性の第1樹脂部材30とレーザ光を吸収して溶融する第2樹脂部材20がレーザ光により溶着されたレーザ溶着構造において、第1樹脂部材30側当接部32の少なくとも表層部又は第2樹脂部材20側当接部26の表層部の少なくともいずれか一方にレーザ光は透過し可視光を吸収する可視光遮断層34Aを形成した。レーザ光は第1樹脂部材30及び可視光遮断層34を透過し第2樹脂部材20側当接部26で吸収され、当接部26・32間が溶着される。この時、第1樹脂部材30・第2樹脂部材20間に隙間42があるとレーザ溶着部に白濁44が残るが、レーザ溶着部のレーザ光照射側(可視光入射側)には可視光遮断層34Aが延在し該溶着部を覆うので、第1樹脂部材30を介してレーザ溶着部(の白濁44)は透けて見えず、樹脂製品の外観不良は改善される。 (もっと読む)


【課題】積層板材料を供給する装置部位の空間制約による設置領域の不足と材料供給作業の困難さを解消し、生産効率を高める。
【解決手段】本発明の積層板の製造方法において、ロール状多層ワーク5を複数形成する工程では、ポリイミドフィルム4b表面に帯電ロール2a,21bを接触させることによりポリイミドフィルム4b表面を摩擦によって帯電させ、帯電したポリイミドフィルム4b表面に銅箔4a,4cを接触させることにより銅箔4a,4cとポリイミドフィルム4bとを予備接着する。帯電ロール2a,21bの材質は、ポリイミドフィルム4bに対して帯電列が離れている材質である。 (もっと読む)


【課題】SPD光弁のような懸濁粒子装置(SPD)に使用するためのラミネートフィルム、及び斯かるSPD膜を製造するための方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、懸濁粒子装置(SPD)フィルムをラミネートするための方法であって:懸濁粒子装置フィルムを形成することと;該懸濁粒子装置フィルムを、ラミネートされた懸濁粒子装置フィルムを形成するためのラミネートされていない成分のスタック内に配置することであって、前記スタックは、前記懸濁粒子装置フィルムの外表面に接触する少なくとも一つのホットメルト接着剤シートまたはフィルムを具備することと;前記ラミネートされていないスタックを、少なくとも部分的な真空にかけることと;真空下にある前記ラミネートされていない成分のスタックを、該スタックの少なくとも部分的な脱ガス化を可能にするように選択された時間および温度で、予備加熱することと;前記ラミネートされていないスタックからラミネートされた懸濁粒子装置フィルムを製造するために十分な温度および十分な時間で、前記スタックに対して十分な正味の圧力を印加することとを含んでなる方法に向けられている。 (もっと読む)


【課題】光吸収剤を介して樹脂部材のレーザー接合を行う際に、レーザー出力変動や集光密度変動といったプロセス変動が生じた際にも、樹脂部材の分解や炭化といった製品不良の発生を防止し、速やかにレーザー接合を実施しうる樹脂部材のレーザー接合方法、及び樹脂部材のレーザー接合体を提供する。
【解決手段】2以上の樹脂部材10a、10bを接触させ、その接触面の近傍に配置された光吸収剤20にレーザー光50を照射して樹脂部材10a、10bを溶着させて接合する樹脂部材10a、10bのレーザー接合方法であって、前記樹脂部材10a、10bの少なくとも何れか1つが、300℃未満のガラス転移点又は融点を有する熱可塑性樹脂であり、前記光吸収剤20が、示差熱天秤を用いて350℃まで加熱して測定された重量減少量が40%以上であることを特徴とする樹脂部材のレーザー接合方法。 (もっと読む)


【課題】レーザ光を用いて、密着性高く、外観に優れ、接合強度が高い溶着部を含む樹脂成形品を製造する方法を提供する。
【解決手段】a)吸光性樹脂部材21の溶着領域と透光性樹脂部材22の対応する溶着領域27を対向圧接配置する工程と、b)前記溶着領域27の延在方向に沿う複数の溶着ラインを設定し、レーザビーム12sを前記透光性樹脂部材22から入射し、前記レーザビーム12sを前記複数溶着ラインに対して繰り返し照射し、溶着領域27全体を同時に加熱溶融する工程と、c)対向圧接配置された前記透光性樹脂部材22と前記吸光性樹脂部材21を溶融し溶着する工程、を含み、前記工程b)において、前記溶着領域27全体を溶融した状態で、幅方向一端側から他端側にかけて温度勾配を形成する。 (もっと読む)


【課題】一般的な二次元構造の様な見栄えという積層体の特徴を犠牲にすることなく、穴あけおよび耐引裂伝播性に実質的に害を及ぼすことなく、“物質感”を加えそしてあらゆる方向においてフィルムの剛性および弾性を改善すること。
【解決手段】積層は、2つの層の積層用層を互いに直接接触させそして熱および圧力を適用することによって行われ、そして積層手段を、それにより積層の機械方向に一般に直角をなす方向に延在する連続するまたは不連続な直線的な線で配置された接合領域への接合を制限するように適応させ、そして積層が第一の層を固体状態でその収縮方向に収縮させた後に、それにより第二の層の非接合領域は曲がりそして該収縮方向に直角をなす方向に延在する溝を形成する。 (もっと読む)


【課題】繊維強化複合材のクリープを抑制して他の部材に直接締結できる繊維強化複合材の取り付け構造を提供する。
【解決手段】繊維強化複合材1を金属材2に重ね合わせ、締結手段であるボルト14の頭部側のワッシャー16を露出したバイアス糸7の表面11に接触させてナット19により締結する。ボルト14及びナット19の締結力は、ワッシャー16とバイアス糸7の表面11との接触部、繊維強化複合材1の下面12と金属材2の上面13との接触部及び金属材2の下面とワッシャー18との接触部に加えられる。従って、上面のエポキシ樹脂層がないため、繊維強化複合材1に集中的に加わる締結力はバイアス糸7によって直接受け止められ、繊維強化複合材1の内部に存在するエポキシ樹脂4に大きな応力が生じない。このため、エポキシ樹脂4のクリープが抑制され、繊維強化複合材1と金属材2との間の緩みが防止されるので、強固な締結状態が持続される。 (もっと読む)


【課題】毛バリが樹脂成形品の表面に出ないようにする。
【解決手段】第2パネル13側の溶着リブ31先端を対向する第1パネル11の上面壁17裏面(内面)に圧接させて振動溶着する際、第1パネル11の周壁19突出端と第2パネル13の周壁29突出端との間に形成された隙間Sを第1パネル11側の表皮端末23aで外側方から覆って塞ぐ。 (もっと読む)


【課題】樹脂フィルムの厚みを薄くした場合であっても、製造工程におけるシワや破断などの不良品数の低減と精度の高い回路形成をすることが可能な回路用部材の製造方法を提供する。またそのような製造方法で得られる薄型の回路用部材を提供する。
【解決手段】本発明は、金属箔3と、樹脂フィルム7とが、貼り合されてなる回路用部材の製造方法であって、樹脂フィルム7の金属箔貼合面の反対面に微粘着性の補強用フィルム2を熱ラミネートにより貼り合せる工程(A)を行った後、樹脂フィルム7の金属箔貼合面に溶媒系の接着剤6を塗布し金属箔3をドライラミネートにより貼り合せる工程(B)を行う回路用部材の製造方法である。 (もっと読む)


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