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Fターム[4F401BA06]の内容

Fターム[4F401BA06]に分類される特許

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【課題】廃プラスチックスラリー中には、触媒や未溶解の廃プラスチック粒子などの固形分が含まれ、スラリーを反応器へ供給する高圧スラリーポンプの流量減少時に、供給管やポンプ弁座部等への固形分の堆積防止手段を提供する。
【解決手段】粉砕された廃プラスチックbと、重質油aとを混合するスラリー調製タンク2、スラリーeを高圧スラリーポンプへ移送するスラリー供給タンク3、高圧スラリーポンプでスラリーを水素化分解する水添反応器50で構成され、スラリー供給タンクにスラリー循環ポンプ39と流量調整弁62と、管路の一部の圧力調整パイプ36Aを含む循環パイプライン36を設け、パイプよりポンプにスラリーを供給するように、供給管37を接続する。供給管や高圧スラリーポンプの弁座部に、固形分堆積発生時に、圧力調整パイプの内圧を高め、ポンプの供給部の圧力を利用して固形分による閉塞を防ぐように構成した。 (もっと読む)


【課題】脱気用押出機中で、高分子化合物とガス状物質の混合物からガス状物質を取り除きながら、高分子化合物に添加剤を配合して成形できる高分子化合物とガス状物質の混合物の分離リサイクル方法及び装置を提供する。
【解決手段】脱気用押出機1の高分子化合物とガス状物質の混合物の導入口2に対して、脱気用押出機1上流側にバックベント3を設けると共に下流側に添加剤投入口5を設け、前記導入口2と前記添加剤投入口5との間の混練ゾーン7にシールゾーン8を設け、脱気用押出機1の導入口2から高分子化合物とガス状物質との混合物を導入し、混練ゾーン7で高分子化合物とガス状物質とを混練しながらシールゾーン9でガス状物質をシールしつつ前記バックベント3でガス状物質を真空排気し、シールゾーン8を通過した高分子化合物に、前記添加剤投入口5からの添加剤を加えて混練し押し出すものである。 (もっと読む)


【課題】亜臨界状態の高温高圧水によって、セルロース系バイオマス中のセルロース及び/又はヘミセルロースを、単糖やオリゴ糖まで分解するための方法及び装置であって、熱効率と糖類の収率に優れ、圧力容器の温度変化も少ない方法及び装置を提供する。
【解決手段】亜臨界状態の高温高圧水を用いてセルロース又はヘミセルロースを糖類に分解する際、高温高圧状態にある圧力容器内のスラリーを、セルロース系バイオマスのスラリーを充填した加熱途上の圧力容器内へとフラッシュ蒸発さることにより、大量のスラリーを亜臨界状態未満にまで急冷し、糖類が有機酸等にまで過分解することを防止し、かつ、熱エネルギーの回収により省エネ化が図れる。また、一連の工程を2種類の圧力容器を用いて行うため、各圧力容器の温度変化が少なく、圧力容器の製造コストも抑制しうる。 (もっと読む)


【課題】乳酸ポリマーを加水分解する際に、光学純度の低下を抑制する方法を提供する。
【解決手段】(1)重量平均分子量5万〜200万の乳酸ポリマー及び/またはその誘導体を反応器に入れて、減圧及び/または気相置換して水蒸気を導入する段階と、(2)加熱水蒸気雰囲気中で前記乳酸ポリマー及び/またはその誘導体を加水分解する段階と、(3)減圧して水蒸気を排出し、乾燥空気及び/または不活性ガスを導入する段階と、(4)前記(3)の段階により得られた重量平均分子量1千〜5万の乳酸オリゴマー及び/またはその誘導体を回収する段階と、を上記(1)〜(4)の順序で有する、乳酸オリゴマー及び/またはその誘導体の回収方法である。 (もっと読む)


【課題】従来より高効率でゴムを分解することが可能な新規な微生物及び該微生物によるゴムの分解方法を提供することにある。
【解決手段】ポリイソプレン系ゴムの分解能を有する、ノカルディア・タケデンシス(Nocardia Takedensis)に帰属する放線菌BS−GS1株(FERM P-21535)、BS−GS2株(FERM P-21536)、BS−GS5株(FERM P-21537)、BS−GS6株(FERM P-21538)及びBS−GS7株(FERM P-21539)、並びにこれらの微生物を用いたゴム組成物の分解方法である。 (もっと読む)


【課題】 気体を冷却して凝縮する凝縮器の冷却管が付着物で汚れることを防止する。
【解決手段】 プラスチックを熱分解して得られる分解ガス等の不純物を含む気体を凝縮器30で凝縮する際に、凝縮により得られた凝縮液の少なくとも一部を気体洗浄部31の気液接触部37に上方から供給し、気体供給部38から導入した気体を前記気液接触部37で凝縮液と向流接触させて該気体に含まれる不純物を洗浄し、洗浄後の気体を凝縮器30に導入してその冷却管32と接触させて冷却し凝縮する。 (もっと読む)


【課題】廃プラスチックから多くの軽質油分収率を低コストで得て、それを原料としてBTXを生成すると共に、溶剤のコールタール中の脱N、脱S、脱Cl(脱残渣)を行って、良質の水添燃料油も同時に得ることが可能な処理方法とその装置を提供する。
【解決手段】廃プラスチックと溶剤と触媒とを混合してスラリーを形成し、このスラリーを加熱し、水素で高温高圧下で水素化し、さらに水素化されたスラリーを、軽質油と中重質油と残渣とに分離蒸留する。前記蒸留工程で分留された中重質油に、水素を添加して高温高圧下で水素化させ、水添燃料油と燃料ガスと軽質油と水添循環溶剤とを生成させる。分離された残渣は水洗あるいは蒸気洗浄してその残渣中の塩化物を除去する。前記蒸留工程で分留した軽質油に燃料ガス中の炭化水素ガスとを供給して、環化させることによりベンゼン、トルエン、キシレン等を生成するBTX生成工程により、廃プラスチックを処理する。 (もっと読む)


【課題】一種以上の防炎剤を不純物として含むナイロン6製品から、簡便な操作で、工業的に有利な方法でナイロン6製品をリサイクルする方法を提供することである。さらに、回収されたナイロン6製品を解重合して高品位のカプロラクタムを回収するナイロン6製品のリサイクル方法を提供することにある。
【解決手段】一種以上の防炎剤を不純物として含むナイロン6製品を、洗浄液中で加熱処理することで、防炎剤に由来の成分が分離し除去されたナイロン6製品を回収する方法。さらに、回収されたナイロン6製品を解重合してカプロラクタムを回収する方法。ここで原料の前記ナイロン6製品が染色されていても、同時に脱色することができる。 (もっと読む)


【課題】
廃プラスチックから高品質の液体燃料を効率的に、低コストで製造する軽質油製造方法を提供するものであり、すなわち少ない水素消費量でより多くの軽質油分の収率が得られる、廃プラスチックからの軽質油製造方法を提供する。
【解決手段】
廃プラスチックを粉砕してスラリー化する工程1と、廃プラスチックスラリーを予熱する工程2と、高温高圧水素雰囲気下の二段階反応工程8とからなる軽質油製造方法で、前記二段階反応工程8がポリスチレンやポリプロピレン等の反応性の高い廃プラスチックを、水素雰囲気下で軽質化する熱分解主体反応工程3と、ポリエチレンや塩化ビニル等の反応性の低い廃プラスチックを、水素雰囲気下でかつ前記熱分解主体反応工程3より高温で軽質化する水素化反応主体工程4とから成る。 (もっと読む)


【課題】撥水加工により付着した撥水剤と酸化チタンを含有するナイロン6製品をケミカルリサイクルするに際し、解重合原料の発泡を抑制し、設備トラブルを回避してカプロラクタムを回収する方法を提供することである。
【解決手段】
撥水剤と酸化チタンを含有するナイロン6製品の解重合を下記(1)および/または(2)の条件下で実施することを特徴とする、ナイロン6製品のリサイクル方法。
(1)撥水剤量が解重合原料に対して2.0質量%以下
(2)酸化チタン量が解重合原料に対して0.9質量%以下 (もっと読む)


【課題】人造大理石の場合に代表される熱硬化性メタクリル樹脂及びシリカを含有するプラスチックを効果的に分解して、熱硬化性メタクリル樹脂由来の有機成分及びシリカ等の無機充填材由来の無機成分を効率よく回収可能なプラスチックの分解・回収方法を提供する。
【解決手段】熱硬化性メタクリル樹脂及びシリカを含有するプラスチックをアルカリ共存下の亜臨界水で分解する工程(A)、得られたプラスチックの分解生成物を固液分離してポリメタクリル酸塩を含むシリカ溶解水溶液を回収する工程(B)、回収したポリメタクリル酸塩を含むシリカ溶解水溶液に酸を供給してシリカを析出させて、これを固液分離する工程(C)、分離されたポリメタクリル酸及び無機塩を含む水溶液中に含まれる水を除去し、これにポリメタクリル酸の溶解度が大きく、無機塩の溶解度が小さい有機溶媒を供給し、前記有機溶媒に溶解したポリメタクリル酸を回収する工程(D)とを含むこととする。 (もっと読む)


【課題】超臨界又は亜臨界状態でのプラスチック成形品等の分解において、分解槽の排出配管等の取り出し部の閉塞を防止し、分解槽から分解液を効率的に取り出して回収することのできる、新しい分解装置と分解処理方法を提供する。
【解決手段】超臨界又は亜臨界の状態において被分解物を分解する分解槽1と、その分解槽1の内容物を攪拌する攪拌速度が調整可能な攪拌手段2と、この攪拌手段2の攪拌速度を調整する制御部3と、分解槽1内からその内容物を排出するための取り出し部とを備え、前記分解槽1は、取り出し部の取り出し口よりも下方に被分解物の未分解又は未溶解の固形物を滞留させる滞留部5を有することとする。 (もっと読む)


【課題】廃芳香族ポリカーボネート(例えば不要となったシート、CD、CD−ROM、DVD等の芳香族ポリカーボネート製品)を安価で大量に処理し、高純度の芳香族ジヒドロキシ化合物を得る方法を提供する。
【解決手段】廃芳香族ポリカーボネート樹脂をアルカリ金属水酸化物の存在下、解重合反応せしめて、芳香族ジヒドロキシ化合物を得る方法において、廃芳香族ポリカーボネート樹脂を風力分級器で処理したものを使用することを特徴とする芳香族ジヒドロキシ化合物を得る方法。 (もっと読む)


【課題】
回収された繊維製品をポリエステル製品の製造工程で発生するポリエステル屑に混合して解重合を行う再生ポリエステルの製造方法を提供する。
【解決手段】
染色されたポリエステル繊維製品を脱色し、造粒処理して繊維造粒物を得た後、この繊維造粒物を回収ポリエステルおよびグリコールと混合して解重合を行ってエステルモノマーを主成分とする平均重合度15以下の低重合体とし、得られた低重合体を重縮合して再生ポリエステルを製造することを特徴とする再生ポリエステルの製造方法。
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【課題】芳香族エーテル化合物を、温和な条件下で効率よく分解し得る分解方法、当該分解方法を用いた分析方法を提供する。
【解決手段】<1>溶媒の存在下、25℃における酸解離定数(pKa)が14以上の塩基性化合物により芳香族エーテル化合物を分解する分解方法。
<2>前記芳香族エーテル化合物が高分子化合物である、<1>の分解方法。
<3>エーテル結合を有する構造単位からなるセグメントと、エーテル結合を有しない構造単位からなるセグメントとを有する共重合体を、<1>又は<2>の分解方法によって分解せしめて、後者のセグメントを含む高分子量成分を得る分解工程と、該分解工程で得られた高分子量成分を分析する分析工程とを有する、分析方法。
<4>芳香族エーテル化合物と有価金属とを含む複合化製品から、<1>の分解方法を用いて有価金属を回収するケミカルリサイクル。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、内容物を含有するPETボトル廃棄物から大量の水を用いて洗浄処理することなく、色相に影響を及ぼす成分を確実に除去し、色相の良好なテレフタル酸ジメチル(DMT)を回収する方法を提案するものである。
【解決手段】PET廃棄物を、下記の工程(1)〜(5)を逐次的に通過させることによりDMTを回収する方法において、工程(5)の前又は後にDMTをMeOHを溶媒として再結晶処理を行い、生成したDMTを再結晶処理において溶媒として用いたMeOHから分離することを特徴とする、DMTの製造方法。
(1)PET廃棄物を粉砕機により粉砕する工程及び比重差を利用した比重選別工程を経ることにより、回収PETとPET以外の異種物質とに分離する、前処理工程。
(2)前処理工程で得た回収PETを解重合触媒の存在下EG中で、175〜190℃の温度、0.1〜0.5MPaの圧力下において処理することでBHETを生成する、解重合反応工程。
(3)解重合反応工程で生成したBHETをエステル交換反応触媒とMeOH中でエステル交換反応させ、DMT、EG及びMeOHからなるスラリーを生成させる、エステル交換反応工程。
(4)エステル交換反応工程で生成したDMT、EG及びMeOHからなるスラリーから、DMTからなる固体成分とMeOH及びEGからなる液体とに分離する、DMT分離工程。
(5)DMT分離工程で分離したDMTを蒸留塔を用いて蒸留精製するに当たり、蒸留塔内のDMT蒸気の塔内速度が3.0m/s以下となるような条件にて蒸留精製を行い、DMTを得るDMT蒸留工程。 (もっと読む)


【課題】使用済イオン交換樹脂を反応容器内で分解処理する際に、反応容器や配管の固形物による閉塞または腐食を防止できること。
【解決手段】イオン交換樹脂を高温高圧水で油化し、このイオン交換樹脂から生成された油を含む前処理液Cと残存する固形物Dとを分離する油化・分離装置11と、前処理液を高温高圧水下で分解する反応容器12と、イオン交換樹脂を含むスラリーAを油化・分離装置へ輸送するスラリー輸送ライン13と、油化・分離装置からの前処理液を反応容器へ供給する前処理液供給ライン14と、イオン交換樹脂を油化するため使用する酸化剤を油化・分離装置へ供給する第1酸化剤供給ライン15と、前処理液を分解するために使用する酸化剤を反応容器へ供給する第2酸化剤供給ライン16と、反応容器にて生成された分解ガス及び分解液を冷却し減圧する分解済流体移動ライン17とを有するものである。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的はポリエステル基材フィルム上に機能層が積層されているポリエステルフィルムからフィルム状のままで予め離型層を分離除去することなく、効率的なエステルモノマーを回収する方法を提供することである。
【解決手段】上記課題は、ポリエステルフィルムの表面及び裏面の少なくとも片面にシリコン含有離型剤が塗布された層が積層されているポリエステルフィルムを解重合槽内にて解重合を行い解重合液を得る方法であって、該解重合槽が少なくとも1以上の攪拌翼を有し、解重合液の液面となる位置から10mm〜100mmの深さに攪拌翼が設置されており、該ポリエステルフィルムをグリコール成分及び解重合触媒の存在下解重合し、得られた解重合液上に浮遊しているシリコン含有離型剤が塗布された層を解重合液から分離除去することを特徴とするポリエステルフィルムの解重合方法によって解決することが出来る。 (もっと読む)


【課題】亜臨界水による熱硬化性樹脂の分解生成物の液分に強酸を加えてスチレン−フマル酸共重合体を析出させる工程を要することなく、分解生成物の固形分として直接にスチレン−フマル酸共重合体を析出させることができ、しかも、効率よくスチレン−フマル酸共重合体を回収可能な熱硬化性樹脂の分解・回収方法を提供する。
【解決手段】ポリエステル部とその架橋部を含む熱硬化性樹脂を、スチレン−フマル酸共重合体のフマル酸構造部が脱炭酸する温度で且つ実質的にアルカリを含有しない亜臨界水で分解する工程(A)と、得られた分解生成物を固液分離して、スチレン−フマル酸共重合体を含有する固形分を回収する工程(B)と、回収した固形分を、水よりも極性が低い溶媒に接触させて、スチレン−フマル酸共重合体を当該溶媒に溶解して回収する工程(C)とを含むこととする。 (もっと読む)


【課題】炭酸カルシウムを含有するポリエステル部とその架橋部よりなる熱硬化性樹脂を効果的に分解して、スチレン−フマル酸共重合体を効率よく回収可能な熱硬化性樹脂の分解・回収方法を提供する。
【解決手段】炭酸カルシウムを含有するポリエステル部とその架橋部よりなる熱硬化性樹脂を分解してスチレン−フマル酸共重合体を回収する熱硬化性樹脂の分解・回収方法において、炭酸カルシウムを含有するポリエステル部とその架橋部よりなる熱硬化性樹脂から炭酸カルシウムを除去する工程(A)と、炭酸カルシウムを除去したポリエステル部とその架橋部よりなる熱硬化性樹脂を亜臨界水で分解する工程(B)と、分解液を固液分離してスチレン−フマル酸共重合体を回収する工程(C)とを含むこととする。 (もっと読む)


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