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Fターム[4H028BA02]の内容

防火用物質 (2,126) | 用途、用法 (618) | セルロース含有物質用、紙用、木材用 (84)

Fターム[4H028BA02]に分類される特許

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【課題】難燃剤の多くが、その成分中にリン(P),ホウ素(B),ハロゲン族(F,Cl,Br,Iなど)を含み、これが燃焼時の危険物の誘発や発生、及び社会環境と人の健康に対して大きな問題を解消するため、より安全で低コストであり従来から汎用品として重宝され、実用性のある、硫酸塩を中心とする粉状難燃剤組成物を提供する。
【解決手段】水溶性の硫酸塩(とりわけNH,K,Na,Mg)に注目し、化学合成法として相性の良いスルファミン酸を選定し、これらのpH,相溶性,複塩の形成,バッファ作用,コストなどに有利で、しかも安全性が高いという特長を具備した限定条件下で、その内容を精査し、硫酸塩が30〜80w%、スルファミン酸及びスルファミン酸塩などのアルカリ塩が10〜50w%の難燃剤が得られた。(10%水溶液のpHが5〜9)。 (もっと読む)


【課題】不燃成分として有用なホウ素化合物を、高濃度で含有する水溶液を提供する。また、このようなホウ素化合物を含む水溶液について、当該化合物の析出を抑制する技術を提供する。
【解決手段】不燃組成物に含有するホウ素化合物として、ホウ酸と四ホウ酸ナトリウム五水和物とを組み合わせ、水等の溶媒に溶解し、ホウ素化合物の水溶液を調製する。 (もっと読む)


【課題】耐候性、耐久性に優れた難燃性を有する難燃性部材を提供する。
【解決手段】繊維構造体からなる基材と、ラジカル重合性樹脂とラジカル重合性難燃剤とを含み、前記基材に固定される難燃性樹脂組成物であって、前記ラジカル重合性難燃剤が前記ラジカル重合性樹脂に化学結合している難燃性樹脂組成物と、を備えることを特徴とする (もっと読む)


【課題】1,2,5,6,9,10−ヘキサブロモシクロドデカン(HBCD)を難燃剤として用いることなく、且つ、HBCDを用いる場合と比較して、ポリエステル系繊維品にその種類を問わず、すぐれた耐久性のある難燃性を付与することができる難燃加工剤を提供する。
【解決手段】本発明によれば、トリス(2,3−ジブロモプロピル)イソシアヌレート100重量部に対して、トリス(2,3−ジブロモプロピル)イソシアヌレート100重量部に対して、5,5−ジメチル−2−(2’−フェニルフェノキシ)−1,3,2−ジオキサホスホリナン−2−オキシド30〜300重量部をノニオン系界面活性剤とアニオン系界面活性剤の存在下に水に分散させ、又は乳化させてなることを特徴とするポリエステル系繊維品の難燃加工剤が提供される。 (もっと読む)


【課題】難燃性に優れた難燃化合物を含有し、かつ、潮解防止機能を備えた難燃剤を提供する。
【解決手段】難燃性を有する難燃化合物と、ケイ酸化合物および/または炭酸塩からなる潮解防止剤と、を含むことを特徴とする難燃剤。潮解防止剤の含有量が、前記難燃化合物100重量部に対して、0.5〜3.0重量部となるように配合される。ケイ酸化合物としては二酸化ケイ素やケイ酸カルシウム、炭酸塩としては炭酸カルシウムが挙げられる。 (もっと読む)


【課題】融点が80〜150℃の難燃剤原体を用いてポリエステル系繊維を難燃加工する際に、染色機の缶体汚染を抑制でき、染色後の生地汚染がなくなることにより、安定した難燃加工をすることができる難燃加工助剤及び加工方法を提供する。
【解決手段】下記一般式(I)で表される界面活性剤及び下記一般式(II)で表される界面活性剤からなる群から選択された1種又は2種以上を含有する加工助剤を用いる。


但し、一般式(I)及び(II)におけるXは、水素原子またはアニオン性基を示し、Yはベンジル又はメチルベンジル基を示し、m及びnは、m=1〜5、n=1〜200の数を示し、Rは炭素数2〜4のアルキレン基を示し、R及びRは水素原子又は炭素数1〜7のアルキル基を示す。 (もっと読む)


【課題】ホウ酸を使用する木材の難燃化・不燃化薬剤により発熱性試験において充分に改正建築基準法に耐えうる不燃木材を提供する。
【解決手段】木材の木口を高速洗浄水で洗浄し、次いで、50〜60℃程度の温水プールに60時間内外浸漬し、次いで、温水を抜き取った後に、(a)50℃以上の温水にポリリン酸(H(n+2)n(3n+1))を投入し、(b)次いで、上記ポリリン酸が完全に溶解したら、温度を維持して、リン酸二アンモニウムを投入し、攪拌溶解させ、(c)これが溶解したら、温度を維持したまま、ホウ酸を投入し、攪拌して溶解させ、(d)次いで、上記溶解水にリン酸を投入して溶解させた薬剤を注入し、50〜60℃の温度を保って、60時間〜120時間浸漬を続け、高速洗浄水で洗浄の後、天日で10日間〜20日間養生し、さらに、その後、30℃〜40℃の乾燥機内で7日〜20日の強制乾燥処理を行った不燃処理木材。 (もっと読む)


【課題】消臭性を備えた難燃性布帛、該布帛を製造するための後加工剤及び製法を提供する。
【解決手段】難燃剤、消臭剤、バインダー、架橋剤及び、風合い改良剤が混合分散されてなる水性分散液で、この分散液は、風合い改良剤として、特定の芳香族リン酸エステル系化合物を0.04〜2重量%の濃度で含有する。難燃剤としてはトリフェニルホスフェート等が好ましく、消臭剤としては、酸化亜鉛、シリカ、ゼオライト、ヒドラジン系化合物及びスチレン‐無水マレイン酸加水分解物の混合物が好ましい。本発明の優れた消臭性及び難燃性を有した布帛は、布帛の少なくとも片面に、上記の後加工剤を0.5〜10g/mの乾燥塗布量にてコーティングすることで製造できる。 (もっと読む)


【課題】白化、チョークマーク、キワツキを防止しながら十分な難燃性を、ポリエステル系繊維製品に付与できる難燃加工剤を提供する。
【解決手段】平均粒子径が0.05μm〜1.5μmであるトリスジエチルホスフィン酸アルミニウムを、両性界面活性剤とアニオン性高分子界面活性剤の併用により、水分散可能とし、ポリエステル系繊維製品に、水性組成物として適応できる難燃加工剤とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、難燃性の性能を満足するとともに腐食の発生を防ぐ効果を示す、緩衝材として使用する難燃性繊維シートの提供を目的とする。
【解決手段】本発明の難燃性繊維シートは、難燃剤をシラン系樹脂で被覆してなる難燃剤カプセルが、繊維シートに添加されてなるため、難燃性繊維シートが電子部品や金属部品と接触しても、電子部品や金属部品の腐食の発生を防ぐことができる。また、難燃剤を被覆しているシラン系樹脂は、電子部品や金属部品に腐食を発生させにくいと共に、高温下においてもVOCを放出しにくいため、電子部品や金属部品の腐食の発生を防ぐことができる。
そして、本発明の難燃性繊維シートは、繊維シートの質量の60〜80質量%の難燃剤カプセルが添加されてなるため、難燃性の性能を満足すると共に、電子部品や金属部品の腐食の発生を防ぐ効果を示す。 (もっと読む)


【課題】良好な風合いを有しつつ耐洗濯性が高い難燃性セルロース繊維生地及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の難燃性セルロース繊維生地は、電子線加工により難燃加工した難燃性セルロース繊維生地であって、前記難燃性セルロース繊維生地において、セルロース繊維1にはリン酸エステル2が0.1重量%以上、かつビニルホスフェート化合物3が1重量%以上共有結合されており、さらにポリアミン4が架橋剤によりセルロース繊維表面に固着されており、前記難燃性セルロース繊維生地は50回洗濯後の鉛直メタンバーナー法による燃焼性試験において自己消火性を有する。 (もっと読む)


【課題】1,2,5,6,9,10−ヘキサブロモシクロドデカン(HBCD)を難燃剤として用いることなく、且つ、HBCDを用いる場合と比較して、より少量にて、ポリエステル系繊維品にその種類を問わず、すぐれた耐久性のある難燃性を付与することができる難燃加工剤を提供する。
【解決手段】本発明によれば、トリス(2,3−ジブロモプロピル)イソシアヌレート100重量部に対して、アニリノジフェニルホスフェートまたはジアニリノフェニルホスフェートから選ばれる少なくとも1種の芳香族リン酸エステルアミド30〜300重量部をノニオン系界面活性剤とアニオン系界面活性剤の存在下に水に分散させ、又は乳化させてなることを特徴とするポリエステル系繊維品の難燃加工剤が提供される。 (もっと読む)


【課題】染色同浴処理の条件下においても、処理浴中でのトリス(2,3−ジブロモプロピル)イソシアヌレートの分散状態を安定化することができるポリエステル繊維用難燃加工剤、及び難燃加工方法を提供する。
【解決手段】トリス(2,3−ジブロモプロピル)イソシアヌレートを、ナフタレンスルホン酸塩系縮合物、クレオソート油スルホン酸塩系縮合物、リグニンスルホン酸塩、メラミンスルホン酸塩系縮合物及びビスフェノールスルホン酸塩系縮合物から選択される少なくとも1種の高分子型アニオン性界面活性剤を前記トリス(2,3−ジブロモプロピル)イソシアヌレートに対して20〜200質量%用いて、水中に分散又は乳化しているポリエステル繊維用難燃加工剤である。 (もっと読む)


【課題】繊維布帛材の難燃性物質に硫酸塩をはじめとする酸性塩と、親水性界面活性剤を含ませたものに、目的材としてポリマーエマルジョンを入れると、不安定化で不均一,一体化ができない。
この工夫を解決して、簡便に加工を完了することが品質上,性能上の課題である。
【解決手段】繊維などの布帛体難燃処理用として、硫酸塩,硝酸塩,ケイ酸塩,リン酸塩,酸性硫酸塩,スルファミン酸塩,シュウ酸塩,コハク酸塩,酒石酸塩,酢酸塩,ヒドロキシ酢酸塩,乳酸塩を少なくとも1種以上(2〜5種)(A)、Na,K,NH,Mg,Ca,アルカノールアミンと親水性界面活性剤(B)に、用途通りの特性を生かすためにポリマーエマルジョンを含有する(C)。
これら(A),(B),(C)に芳香族スルホン酸塩を含有した、安定性の優れた、諸目的に有利なポリマーエマルジョンを含む難燃剤組成物を完成させたものである。 (もっと読む)


【課題】低揮発性で、リン含有率が高く、原料として用いた際にその製品の諸物性に影響を与えず、かつ、リサイクル性を考慮し環境負荷の少ない、塩素や臭素といったハロゲン原子を含有しないホスフェート−ホスホネート化合物を提供すること。
【解決手段】1分子内にホスフェート−ホスホネート結合を有し、かつ特定の環構造を有することにより、難燃性に優れたリン含有化合物が提供される。本発明によればまた、ホスフェート−ホスホネート化合物をポリウレタン用難燃剤またはポリエステル用難燃剤として添加することで好適な可塑性及び難燃性が得られる。これらの難燃剤によれば、特に、ポリウレタンフォームまたはポリエステル繊維などの物性に対する悪影響が少ない。 (もっと読む)


【課題】繊維、特にCDP繊維やそれとポリエステル繊維との混紡繊維、抗菌加工、消臭加工、表面加工等の種々の機能性を付与した繊維に耐久性を有する優れた防炎性能を付与することができる非ハロゲン系防炎剤の水性分散液を提供する。
【解決手段】式(1)で表される縮合型リン酸エステルアミド、縮合型リン酸アミドと、界面活性剤とを含有する水性分散液。


(式中、R11、R12、R13、R14は、それぞれ独立にフェニル基等、R15は水素原子、(C1〜C3)アルキル基等、R16は水酸基、アミノ基を表す) (もっと読む)


【課題】 不燃化木質材料における長年の懸案であった「吸湿性」、「不燃薬剤の滲み出し」などの問題を解決する木質材料用不燃化薬剤を提供する。
【解決手段】 カルボン酸としてのコハク酸90gを水1000ml中に撹拌しながら加え、続いて重量比でグアニジンとリン酸とが3:2で構成されている薬剤を480〜600g添加した。コハク酸,グアニジン及びリン酸はすべて室温で溶解して透明な溶液、すなわち木質材料用不燃化薬剤となった。 (もっと読む)


【課題】防炎剤の吸着斑による色差や凝集物による汚染がなく、防炎性能に優れた難燃性ポリエステル繊維糸条の提供。
【解決手段】ポリエステル繊維糸条を巻き上げたチーズのボビンをスピンドルに嵌め込んでチーズ染色釜に装填し、ボビンに開けられている液流孔とスピンドルに開けられている液流孔を通して防炎処理液をチーズの周面とスピンドルの周面の間を循環させ、その防炎処理液に配合された防炎剤をチーズのポリエステル繊維糸条に吸着させる防炎処理において、防炎剤に融点が50℃〜150℃のハロゲン系防炎剤を防炎処理液に配合し、その防炎剤の融点以上の温度でポリエステル繊維糸条をチーズ染色釜内で処理する。ハロゲン系防炎剤には融点が80℃〜130℃の臭素含有化合物を使用するとよく、防炎処理時のチーズ染色釜内の処理温度は110℃〜150℃にするとよい。 (もっと読む)


本発明は、エチレンジアルキルホスフィン酸、そのエステルまたはその塩を製造するための製造方法であって、a) ホスフィン酸源(I)を、オレフィン(IV)で、触媒Aの存在下でアルキル亜ホスホン酸、その塩またはエステル(II)に転化し、b) そのように生じたアルキル亜ホスホン酸、その塩またはそのエステル(II)を、アセチレン系化合物(V)で、触媒Bの存在下、エチレンジアルキルホスフィン酸誘導体(III)に転化し、式中、R、R、R、R、R、R、R11、R12、R13、R14は、同一または異なっていて、相互に独立して、中でも、H、C〜C18−アルキル、C〜C18−アリール、C〜C18−アラルキル、C〜C18−アルキルアリールであり、そしてXは、H、C〜C18−アルキル、C〜C18−アリール、C〜C18−アラルキル、C〜C18−アルキルアリール、Mg、Ca、Al、Sb、Sn、Ge、Ti、Fe、Zr、Zn、Ce、Bi、Sr、Mn、Cu、Ni、Li、Na、K、および/またはプロトン化窒素塩基を示し、そして触媒Aは、遷移金属および/または遷移金属化合物および/または遷移金属および/または遷移金属化合物、および少なくとも一つの配位子から構成された触媒系であり、そして触媒Bは、過酸化物形成化合物および/またはペルオキソ化合物および/またはアゾ化合物である。
【化1】

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本発明は、モノヒドロキシ官能化ジアルキルホスフィン酸、そのエステルおよび塩の製造方法に関し、この方法は、a)ホスフィン酸源(I)をオレフィン(IV)と触媒Aの存在下で反応させてアルキル亜ホスホン酸、その塩またはエステル(II)とし、b)そのようにして生じたアルキル亜ホスホン酸、その塩またはエステル(II)を、式(V)のアルキレンオキシドと、触媒Bの存在下で反応させて、モノ官能化ジアルキルホスフィン酸誘導体(III)とすることを特徴とし、式中、R、R、R、R、R、R、R、Rは、同一かまたは異なり、互いに独立に、とりわけH、C〜C18アルキル、C〜C18アリール、C〜C18アラルキル、C〜C18アルキルアリールであり、Xは、H、C〜C18アルキル、C〜C18アリール、C〜C18アラルキル、C〜C18アルキルアリール、Mg、Ca、Al、Sb、Sn、Ge、Ti、Fe、Zr、Zn、Ce、Bi、Sr、Mn、Cu、Ni、Li、Na、Kおよび/またはプロトン化窒素塩基を表し、触媒Aは、遷移金属および/または遷移金属化合物および/または触媒系であり、この触媒系は、遷移金属および/または遷移金属化合物と、少なくとも一つの配位子とから構成され、触媒Bは、ルイス酸である。
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