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Fターム[4J015DA09]の内容

Fターム[4J015DA09]に分類される特許

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【課題】汎用の重合設備、条件(温度、重合開始剤)が適用可能で、かつ高度な立体規則性の制御も可能なアニオン重合開始剤およびこれを用いた、経済的、工業的にも有利な立体規則性ポリマーの製造方法を提供すること。
【解決手段】下記一般式(1)で示される有機金属化合物或いはその誘導体の中から選ばれた少なくとも一種の化合物からなる、アニオン重合開始剤を用いて極性ビニルモノマーを重合する。
【化1】


(式中、Xは置換されていても良い環状の脂肪族及び/又は芳香族基であり、Y,Zは夫々置換されていても良い同一或いは異なる二価のヘテロ結合及び/又は脂肪族基或いは芳香族系有機基である。またMは周期律表第I、II、III、VIII族の何れかに属する金属原子である。) (もっと読む)


コントロールフリーラジカル反応を開始する官能性能力を有する新規なモノマー(ここでは“開始モノマー”)と、コントロールされたフリーラジカル重合反応からグラフト成分が由来する十分にコントロールされたポリエチレングラフトポリマーの形成のための、これらの開始モノマーを用いる新規なプロセスとが記載されている。前記開始モノマーは、所定時間、所定量の5-ノルボルネン-2-オールと水素化物若しくはアミンとを混合して混合物を調製し、前記混合物に所定量のアルキル若しくはアシルハロゲン化物を加えることで作製される。開始モノマーを用いたオレフィンの重合は、金属化合物の存在下で導かれ、ここで、該金属化合物は、VIII族に属する遷移金属錯体から構成される。 (もっと読む)


追加の共活性剤の使用なしでの、エチレン、α−オレフィン及び官能性オレフィン等のオレフィンの単重合及び共重合のための新規のホスフィンフリー非イオンの単触媒、及びそのような触媒を製造するための方法が開示される。また、これらのホスフィンフリー非イオンの単触媒は、極性の官能性を有するモノマーとのオレフィンの共重合にとって活性がある。本発明の触媒は、キレートモノ陰イオンのリガンド、R基及び中性の2電子供与体リガンドとともに後周期遷移金属を含む。触媒は、キレートリガンドの脱プロトン化体の付加に従った窒素ベースリガンド等の安定剤の存在下での適切な金属源へのベンジルハロゲン化合物(ハロゲン化合物=Cl、Br若しくはI)の酸化的付加によって生成される。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】本発明は、10族金属を含む触媒を用いて製造した高分子溶液からチオ尿素系化合物を用いて高分子溶液内の残留触媒金属化合物を除去する方法、これによって残留触媒金属化合物が除去された高分子およびこれを用いて製造されたフィルムに関する。 (もっと読む)


【課題】 環状アミン化合物を配位子に持つ鉄錯体とラジカル発生剤とからなる重合触媒系の存在下、ラジカル重合性単量体を比較的短時間で定量的に重合が可能で、末端に化学変換可能な官能基を有する重合体およびブロック共重合体を製造できる方法を提供すること、さらに、重合反応後、ポリマーを汎用性溶剤中単純再沈殿することで、鉄錯体を溶剤中に高い回収率で回収する方法を提供すること。
【解決手段】 新規鉄錯体および、該鉄錯体を重合触媒とし、ラジカル重合開始剤の存在下で、少なくとも1種類のラジカル重合性単量体を重合することを特徴とする重合体の製造方法、及び該重合体の重合後、他のラジカル重合性単量体をブロック重合することを特徴とするブロック共重合体の製造方法、さらに鉄錯体を簡便に回収する方法の提供。 (もっと読む)


多分岐重合体、官能化した分岐重合体、星形に枝分れした重合体、及び樹枝状にグラフトした重合体を含む分岐重合体である。また、分岐重合体の合成方法とタイヤ部品への分岐重合体の使用方法が含まれる。 (もっと読む)


【課題】新規なポリフェニルアセチレン系ポリマーおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】下記一般式


(Aは−COO−、−CONH−、−O−、−O−C(=O)−O−、−C(=O)−、−NH−C(=O)−O−、−CH−O−C(=O)−CH(CH)−であり、Bはポリスチレン誘導体、ポリエチレングリコール誘導体、ポリ{アルキル(メタ)アクリレート}、ポリジメチルシロキサン誘導体、ポリ(N−イソプロピルアクリルアミド)、ポリ{2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート}、ポリ{2-(2,3-ジヒドロキシカルボニルアミノ)エチル(メタ)アクリレート}である。)で表されるマクロモノマーのエチニル基を重合する。 (もっと読む)


いくつかの実施形態において、方法は、流動床反応器内の重合体樹脂を製造する重合反応中、少なくとも反応器温度と、樹脂の少なくとも一つの特性と、反応器内の少なくとも一つの凝縮性希釈ガスの量とを含む反応パラメータを測定する工程と、事前に設定した相関性を用いて、少なくとも一つの測定樹脂特性から、重合体樹脂の乾燥バージョンに対するドライ溶融開始温度値を決定する工程と、反応中、オンライン形式で、溶融開始温度降下モデルを用いて、反応器内の少なくとも一つの凝縮性希釈ガスの存在下で該樹脂の換算溶融開始温度(例えば、該樹脂が溶け始めると考えられる温度)を決定する工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】ビニルエーテル含量の高いビニルエーテル/アクリル酸エステル共重合体の製造。
【解決手段】ルイス酸の存在下に、ビニルエーテルとアクリル酸エステルをラジカル共重合することを特徴とするビニルエーテル/アクリル酸エステル共重合体の製造方法並びにそれによって得られるビニルエーテル含量の高いビニルエーテル/アクリル酸エステル共重合体。 (もっと読む)


【課題】重合性不飽和樹脂を硬化剤と硬化促進剤を用いて硬化させる硬化性樹脂組成物の硬化促進剤として、従来のコバルト系硬化促進剤と同等又はそれ以上の硬化促進性を有する硬化促進剤及び該硬化促進剤を添加した重合性不飽和樹脂組成物を提供する。
【解決手段】有機酸コバルトホウ素金属塩からなる重合性不飽和樹脂用硬化促進剤及び該硬化促進剤を添加した不飽和ポリエステル樹脂組成物、ウレタン(メタ)アクリレート組成物、エポキシ(メタ)アクリレート組成物等の重合性不飽和樹脂組成物。硬化促進剤の好適例として、一般式(1) B(OCoR) (1)(式中、Rは有機酸基を表し、分子中の3つのRは同一でもよく又は異なっていてもよい。)で表される有機酸金属塩を包含する。 (もっと読む)


カチオン交換層状無機ケイ酸塩及びケイ酸塩以外のカチオン交換層状化合物から成る群から選択される少なくとも1種類のカチオン交換層状充填素材が酸処理されてその層状構造が破壊され、該酸処理された充填剤と接触した際にオレフィン重合のために活性化される触媒と混合されるオレフィン重合によるナノコンポジットの形成方法。オレフィンは、(a)アルキルアルミニウム共触媒の不存在下又は(b)活性化可能な触媒がポリアルキル金属化合物である場合にはアルキルアルミニウム共触媒の存在下で、前記活性化された触媒/充填剤混合物と接触し、ポリオレフィン及び酸処理された充填剤を含むナノコンポジットを形成する。特定の態様では、ナノコンポジットの少なくとも30重量%を構成するような十分量の充填剤を用いて、高充填量ナノコンポジットマスターバッチが調製される。次いで、1種類又は2種類以上のオレフィンポリマーを所定の量で前記マスターバッチとブレンドして所望の充填量を有するナノコンポジットを得ることが可能である。充填剤は、好ましくはクレーであり、その例としてモンモリロナイトが挙げられる。触媒は、好ましくは非メタロセン触媒であり、最も好ましくは、α−イミノカルボキサミダト配位子を有するニッケル錯体である。
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【課題】 ビニル(メタ)アクリレート及び/又はアリル(メタ)アクリレートに由来するビニルエステル基及び/又はアリルエステル基からなる2官能性不飽和基を高い含有率で有し、分子間架橋がなくて、良好な熱可塑性、熱溶融成形性を有し、種々の有機溶媒に易溶性の熱可塑性重合体、並びに当該熱可塑性重合体を簡単に且つ低コストで製造する方法の提供。
【解決手段】 ビニル(メタ)アクリレート及びアリル(メタ)アクリレートから選ばれる少なくとも1種の2官能性(メタ)アクリレートを10質量%以上の割合で含有する不飽和単量体を、ルイス酸の存在下でラジカル重合して前記の熱可塑性重合体を製造する。 (もっと読む)


【課題】スルホン酸またはその塩なる官能基を任意の量で含有する共重合体、およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】エチレンの単位および炭素原子数3〜20のα−オレフィンの単位からなる群から選ばれる少なくとも1種のオレフィンの単位と、下式(1)で表される少なくとも1種の化合物の単位とからなる共重合体およびその製造方法。



(式中、mは0または1の数を表し、R1は炭素原子数1〜18の脂肪族炭化水素基を表わし、Xは1価のカチオン種を表す。) (もっと読む)


【課題】ユニークな触媒活性を有するのみならず、熱安定性に優れる多核錯体、特に過酸化水素分解触媒において、フリーラジカルの発生を抑制しつつ水と酸素に分解できる触媒能を有する不均一系触媒を提供する。
【解決手段】下記(i)、(ii)、(iii)等の要件を備える配位子Lを1つ以上と、複数の金属原子とを含む、多核錯体及び該錯体の縮合体を提供する。
(i) 下記式(1)で示される1価の基及び/又は下記式(2)で示される2価の基を有すること。


(ii) 金属原子と配位する配位原子を5個以上有すること。
(iii) 前記配位原子から選ばれる少なくとも1つの配位原子が2つの金属原子に配位すること、又は前記配位原子から選ばれ、それぞれ異なる金属原子に配位する2つの配位原子をAM1、AM2としたとき、AM1−AM2間を結ぶ共有結合の最小値が1以上4以下となる、AM1及びAM2の組合せを有すること。 (もっと読む)


【課題】 膜厚の均一なレジスト塗膜を形成でき、微細なパターンを精度よく形成できるフォトレジスト用樹脂を得る。
【解決手段】 ルテニウム化合物で構成された重合触媒を用いて単量体を重合させフォトレジスト用樹脂を製造することを特徴とするフォトレジスト用樹脂の製造方法。ルテニウム化合物としてはルテニウム錯体が好ましい。ルテニウム錯体として、ルテニウム金属に、炭化水素環を含む炭化水素配位子、リン原子を含む配位子及びハロゲン原子から選択された少なくとも1種の配位子が配位した錯体を使用できる。ハロゲン含有化合物で構成された重合開始剤の存在下で重合を行ってもよい。ハロゲン含有化合物のハロゲン種は塩素又は臭素であるのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ユニークな触媒活性を有するのみならず、熱安定性に優れる触媒、特に過酸化水素分解触媒において、フリーラジカルの発生を抑制しつつ水と酸素に分解できる触媒能を有し、より熱安定性に優れる触媒として好適な多核錯体及びその重合体を提供する。
【解決手段】[1]分子内に、下記(i)、(ii)及び(iii)の要件を備える配位子Lを1つ以上と、複数の金属原子とを含む、多核錯体。
(i)重合反応性の多重結合を有する基及び/又は開環重合性の環を有すること。
(ii)金属原子と配位する配位原子を5個以上有すること。
(iii)配位子Lが溶媒に可溶であること。
[2]上記[1]の多核錯体を(共)重合して得られる(共)重合体。
[3]上記[1]又は[2]を含むレドックス触媒。 (もっと読む)


【課題】溶解性および安定性に優れ、重合活性に優れる遷移金属化合物、該遷移金属化合物を用いてなる重合開始剤系、および該重合開始剤系を用いる重合体の製造方法を提供すること。
【解決手段】下記式(1)で表される遷移金属化合物、該遷移金属化合物を用いてなる重合開始剤系、該重合開始剤系を用いる重合体の製造方法。
(CpR1m)M1(CO)42(CpR2n) (1)
(ただし、上記式(1)において、Cpはシクロペンタジエニル環を表し、R1およびR2はそれぞれ独立に炭素原子数1〜20の炭化水素基を表し、少なくとも1つのR1および少なくとも1つのR2はいずれも炭素原子数5〜20の炭化水素基であり、mおよびnはそれぞれ独立に1〜5の整数を表す。M1およびM2はそれぞれ独立に元素の周期表第8族の遷移金属原子を表す。(CO)はM1とM2を架橋して配位するか、またはM1、M2のそれぞれに配位するカルボニル基を表す。) (もっと読む)


【課題】 マクロモノマーのラテックス中で後周期遷移金属系の配位重合触媒によりオレフィン系モノマーを重合させて製造されるポリオレフィン系グラフト共重合体において、ポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂に配合した際に耐衝撃性に優れた組成物を与えるポリオレフィン系グラフト共重合体およびその製造方法を提供する。さらには、該共重合体を含む組成物およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 マクロモノマーのラテックス中で後周期遷移金属系の配位重合触媒によりオレフィン系モノマーを重合させて製造されるポリオレフィン系グラフト共重合体において、マクロモノマーの粒子径を特定の範囲にすることで組成物の耐衝撃性が向上する。 (もっと読む)


【課題】 マクロモノマーのラテックス中で後周期遷移金属系の配位重合触媒によりオレフィン系モノマーを重合させて製造されるポリオレフィン系グラフト共重合体において、ポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂に配合した際に引張伸びと耐衝撃性に優れた組成物を与えるポリオレフィン系グラフト共重合体およびその製造方法を提供する。さらには、該共重合体を含む組成物およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 マクロモノマーのラテックス中で後周期遷移金属系の配位重合触媒によりオレフィン系モノマーを重合させて製造されるポリオレフィン系グラフト共重合体において、マクロモノマーの組成を特定の範囲にすることで組成物の引張伸びと耐衝撃性が向上する。 (もっと読む)


【課題】重合反応および/またはヘックカップリング反応を容易にする触媒活性を示す、新規な単一サイトパラジウム触媒錯体を提供する。
【解決手段】単一のパラジウム金属中心及び置換されたトリ−アリールホスフィンリガンドを含む触媒構造物。特に、アリール基に結合した置換基としてはーSO3およびーSO2NR2から選択された基が好ましい。重合反応及びヘックカップリング反応を容易に実施するための、この触媒構造物の製造方法及び使用方法。 (もっと読む)


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