説明

Fターム[4J029EB05]の内容

Fターム[4J029EB05]に分類される特許

101 - 120 / 213


【課題】芳香族ジオールを単量体として用いる液晶ポリエステルの製造工程において、アセチル化および/または脱酢酸重合から留出する、副生酢酸を含む留分を、液晶ポリエステルの製造工程に再利用する、液晶ポリエステルの製造方法を提供すること。
【解決手段】下記1)および2)の工程:
1)芳香族ジオールおよび他の共重合成分からなる単量体の水酸基を無水酢酸によりアセチル化する工程、および、
2)工程1)により得られたアセチル化された単量体を加熱下に溶融状態で脱酢酸重合する工程、を含む液晶ポリエステルの製造方法において、
A)工程1)および/または工程2)において留出する副生酢酸を含む留分を回収すること、
B)回収された副生酢酸を含む留分を蒸留して蒸留残渣を得ること、および、
C)得られた蒸留残渣を工程2)におけるアセチル化された単量体の一部として使用すること、を含む、液晶ポリエステルの製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】芳香族ジオールを単量体として用いる液晶ポリエステルの製造工程において、副生酢酸を含む留分から、芳香族ジオールのジアセテートを回収する方法を提供すること。
【解決手段】芳香族ジオールおよび他の共重合成分からなる単量体の水酸基を、無水酢酸によりアセチル化した後に、加熱下に溶融状態で脱酢酸重合して液晶ポリエステルを製造する方法において、アセチル化および/または脱酢酸重合から留出する副生酢酸を含む留分を回収する工程、回収された副生酢酸を含む留分を蒸留して蒸留残渣を得る工程、蒸留残渣と水を混合して芳香族ジオールのジアセテートを析出させる工程、および、析出物を分離する工程、を含む、芳香族ジオールのジアセテートの回収方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 高温での射出成型に耐えることのできる高度な耐熱性を有し、加工温度でフィルムが融解しないこと、高温にて軟化してもフィルム間の空気の膨張によりフィルムが変形して裂けることがなく、絞り成型に好適な成型同時転写用ポリエステルフィルムを提供する。
【解決手段】 フィルムを構成するポリエステルの全グリコール成分中、11〜15mol%が1,4−シクロヘキサンジメタノールであり、全ジカルボン酸成分中、4.0〜5.5mol%がイソフタル酸であることを特徴とする成型同時転写用ポリエステルフィルム。 (もっと読む)


【課題】 保護テープ基材の内部異物、凝集粒子やオリゴマーの発生が極めて少ないフォトマスク保護テープ用ポリエステルフィルムを提供する。
【解決手段】 下記式(1)および(2)を同時に満たす量のチタン化合物およびリン化合物を含み、アンチモン元素の含有量が10ppm以下であり、実質的に粒子を含まない二軸配向ポリエステルフィルムの両面に帯電防止層を有し、当該帯電防止層表面の表面固有抵抗がいずれも1.0×1013Ω/□以下であることを特徴とする液状レジストフォトマスク保護テープ用二軸配向ポリエステルフィルム。
1≦WTI≦20 …(1)
1≦W≦300 …(2)
(上記式中、WTIはポリエステルフィルム中のチタン元素含有量(ppm)、Wはポリエステルフィルム中のリン元素含有量(ppm)を示す) (もっと読む)


【課題】重合槽内に滞留したポリエステル類が粘度上昇して固化するのを抑制して、ポリエステル類を重合槽から簡単かつ速やかに抜き出すことができるポリエステル類の抜き出し方法を提供する。
【解決手段】重合後の後工程におけるトラブルにより重合槽からのポリエステル類の抜き出しが滞留することを検知して、重合中または重合完了後のポリエステル類を重合槽から抜き出すにあたり、該ポリエステル類の重合温度以上の沸点を有するグリコール類を前記重合槽内に添加することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】液晶ポリエステル及び高誘電材料フィラーを用いてなる樹脂組成物において、ストランド法等により、安定的に組成物ペレットを生産することができる液晶ポリエステル樹脂組成物及び該液晶ポリエステル樹脂組成物を用いてなる成形体を提供する。
【解決手段】芳香族基として2,6−ナフタレンジイル基を40モル%以上含み、流動開始温度が280℃以上であり、流動開始温度より高い温度で測定されるメルトテンションが1.0g以上を示す液晶ポリエステル(A)50〜80体積%と、高誘電材料フィラー(B)20〜50体積%とを含有する液晶ポリエステル樹脂組成物。当該液晶ポリエステル樹脂組成物はストランド法等により容易且つ安定的に組成物ペレットの製造が可能であり、当該液晶ポリエステル樹脂組成物を用いてなる成形体は、曲げ強度、誘電特性に優れたものとなる。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性樹脂に配合することにより熱可塑性樹脂の耐衝撃性や成型加工性が向上でき、かつ耐熱性や分散性に優れる樹状ポリエステルを提供することを課題とする。
【解決手段】芳香族オキシカルボニル単位(P)、芳香族および/または脂肪族ジオキシ単位(Q)、および、芳香族ジカルボニル単位(R)から選ばれる少なくとも1種の構造単位と3官能以上の有機残基(B)とを含み、分子末端構造に不飽和二重結合、エポキシ基、ニトロ基、スルホン酸基、シリル基、炭素数8以上の長鎖アルキル基、ハロゲン原子から選ばれる少なくとも1種の官能基を有する樹状ポリエステル。 (もっと読む)


【課題】耐熱性に優れつつも、低温での溶融成形が容易であり、フェノール等のガス発生の少ない全芳香族ポリエステルを提供する。
【解決手段】必須の構成成分として(I)ヒドロキシナフトエ酸,(II)テレフタル酸,(III)ジヒドロキシビフェニル,(IV)ナフタレンジカルボン酸及び/又はジヒドロキシベンゼン、からなる構成単位を含み、全構成単位に対して(I)の構成単位が35〜75モル%、(II)の構成単位が12.5〜32.5モル%、(III)の構成単位が12.5〜32.5モル%、(IV)の構成単位が1〜8モル%であることを特徴とする溶融時に光学的異方性を示す全芳香族ポリエステル。 (もっと読む)


【課題】 耐衝撃性が損なわれずに流動性が改良されたポリカーボネート樹脂組成物、ポリカーボネート樹脂をアロイ化するのに好適なポリエステル樹脂の製造方法を提供すること。
【解決手段】 ポリカーボネート(A)と、ポリヒドロキシカルボン酸構造単位(I)とジカルボン酸とジオールとを反応させて得られるポリエステル構造単位(II)とを有するブロック共重合体(B)からなる樹脂組成物、ポリヒドロキシカルボン酸構造単位(I)を含有する化合物と、ジカルボン酸とジオールとを反応させて得られるポリエステル構造単位(II)を含有する化合物とを予め反応させ、次いで、得られた共重合体に、カルボジイミド構造を有する化合物を反応させることを特徴とするブロック共重合体(B)の製造方法。 (もっと読む)


【課題】非常に低誘電率であり、かつ液晶性樹脂組成物に凝集することなく微分散することで物性低下がなく異方性低減効果が得られ、寸法安定性や振動耐性に優れた車載用基板として最適な液晶性樹脂組成物とその製造方法が提供できる。
【解決手段】液晶性ポリエステル100重量部に、耐圧強度が180MPa以上220MPa以下であり、表面が疎水化処理されているガラスバルーンを1〜200重量部配合してなる液晶性樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】超薄肉部を有するコネクターを成形する上で好適な液晶性ポリエステル樹脂組成物、当該樹脂組成物を用いてなるコネクターを提供する。
【解決手段】<1>流動開始温度300〜400℃の液晶性ポリエステル樹脂(A)100重量部に対して、流動開始温度が260〜350℃であり、且つ液晶性ポリエステル樹脂(A)よりも流動開始温度が低いの液晶性ポリエステル樹脂(B)10〜150重量部を混合してなる液晶性ポリエステル樹脂混合物100重量部に対して、
マイカ、又はマイカ及び繊維状充填材の混合物15〜100重量部を配合してなり、
かつ前記液晶性ポリエステル樹脂(A)と前記液晶性ポリエステル樹脂(B)がいずれも、複素環状有機塩基化合物の存在下の反応で製造された液晶性ポリエステル樹脂であることを特徴とする、液晶性ポリエステル樹脂組成物。
<2>前記の液晶性ポリエステル樹脂組成物を用いてなるコネクター。 (もっと読む)


【課題】高周波帯域での誘電特性に優れるとともに、衝撃強度および成形加工性に優れる液晶ポリエステルブレンドを提供する。
【解決手段】液晶ポリエステル(A)および液晶ポリエステル(B)のブレンド物で、(A)/(B)が重量比で99/1〜80/20。液晶ポリエステル(A):芳香族オキシカルボニル、芳香族ジオキシ、および芳香族ジカルボニル繰り返し単位からなり、全繰り返し単位中に、式(I)で表される繰り返し単位を40〜80モル%含む;液晶ポリエステル(B):全繰り返し単位中に、式(I)で表される繰り返し単位および式(II)で表される繰り返し単位を、合計量で90モル%以上含み、式(I)および式(II)で表される繰り返し単位のモル比率(式(I)/式(II))が10/90〜50/50。
(もっと読む)


【課題】極めて低反り性に優れた液晶性ポリエステル樹脂組成物、当該樹脂組成物を用いてなる、薄肉部を有しながらも、反りが極めて小さいコネクターを提供する。
【解決手段】<1>複素環状有機塩基化合物の存在下で製造された液晶性ポリエステル樹脂100重量部と、マイカ又は、マイカ及び繊維状充填剤からなる充填剤15〜100重量部とを含有してなることを特徴とする、液晶性ポリエステル樹脂組成物。
<2>液晶性ポリエステル樹脂の流動開始温度が270〜400℃である、<1>の液晶性ポリエステル樹脂組成物。
<3>前記いずれかの液晶性ポリエステル樹脂組成物を用いてなるコネクター。 (もっと読む)


【課題】良好な分散形態を作り出すことによって、突沸や異物の生成を抑制し、かつ、重合時およびその後の加工時、また、使用時においても、優れた特性を発揮する液晶ポリエステル樹脂の製造方法を提供せんとするものである。
【解決手段】モノマーの水酸基を、無水酢酸を用いてアセチル化し、次いで脱酢酸重縮合を行い、液晶性ポリエステル樹脂を製造する方法において、酢酸に溶解した次亜リン酸ナトリウムを、モノマーの水酸基のアセチル化が終了した段階で添加する方法。 (もっと読む)


【課題】従来公知の共重合ポリエステルに比べて高度に清澄度が高く、かつ静電密着性の優れた共重合ポリエステルを提供すること。
【解決手段】酸成分として少なくともテレフタル酸残基が95モル%以上よりなり、かつグリコール成分としてエチレングリコール残基が44〜74モル%、ネオペンチルグリコール残基が25〜55モル%およびジエチレングリコール残基が1〜3モル%よりなる共重合ポリエステルにおいて、明細書中で定義した異物量測定方法で評価される溶剤に不溶な異物量が100ppm以下である共重合ポリエステル。 (もっと読む)


【課題】スラリー混合時にコンプレックス生成を完全に抑制することができ、それにより重合昇温過程でのヒドロキノンの昇華を完全に抑制し、かつ連続バッチ生産性を改善することができる液晶性樹脂の重合方法を提供する。
【解決手段】モノマー混合物を、無水酢酸と反応させ、アセチル化を行い、さらに、重合して液晶性樹脂を製造する際に、アセチル化反応を行う前にヒドロキノンの無水酢酸スラリーとp−ヒドロキシ安息香酸の無水酢酸スラリーを別々に調整し、両者を混合する際に混合後の温度が70℃以上になるように調温して混合する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題はホルムアルデヒド含有量が少ないポリエステルを提供することである。
【解決手段】上記本発明の課題はポリエステルを構成するジカルボン酸成分の1モルに対して、3×10−5〜30×10−5モルのチタン元素を含有し、ジアルキレングリコール共重合量がポリエステル重量に対して1.3重量%以下であるポリエステルにより解決する事ができる。 (もっと読む)


【課題】 従来とは異なり、マトリックスポリマーと分子鎖の絡み合いが抑制され、紡糸過程での伸長変形を阻害し難い樹状ポリエステルを用いることにより、紡糸過程での流動性を向上させ紡糸温度の低温化を図るとともに、糸斑が小さく、さらに繊維の複屈折あたりの弾性率が向上、すなわち高弾性率でありながら分子配向の低い繊維を提供するものである。
【解決手段】 芳香族オキシカルボニル単位(P)、芳香族および脂肪族ジオキシ単位(Q)、および芳香族ジカルボニル単位(R)からなる構造単位と3官能以上の有機残基(B)とを含み、かつ、Bの含有量が樹状ポリエステルを構成する全単量体に対して7.5〜50モル%の範囲にある樹状ポリエステルを熱可塑性のマトリックスポリマーに0.1〜10wt%ブレンドしたポリマーブレンドから成る繊維であって、繊維のウースター斑が0.1〜5%である繊維。 (もっと読む)


【課題】 本発明の繊維により、分子量を維持しつつも、紡糸、延伸工程での伸長変形の阻害を抑制することができるため、強度を向上させることができ、産業資材、特にタイヤコードやキャップ材というようなゴム補強を目的とした用途に好適に使用することができる。
【解決手段】 芳香族オキシカルボニル単位(P)、芳香族ジオキシ単位(Q)、および、芳香族ジカルボニル単位(R)からなる構造単位と3官能以上の有機残基(B)とを含み、かつ、Bの含有量が樹状ポリエステルを構成する全単量体に対して7.5〜50モル%の範囲にある樹状ポリエステルを熱可塑性のマトリックスポリマーに0.1〜10wt%ブレンドしたポリマーブレンドから成る繊維であって、下記式により算出されるNDR比率が30%以上であることを特徴とする繊維。
NDR比率=自然延伸比/破断伸度×100(%) (もっと読む)


【課題】
熱処理後に得られるポリエステルチップが、ゲル状物と環状化合物が少なく、繊維、フィルム、中空成形体の品質が良好で、かつ押出成形性に好適なポリエステルの熱処理方法を提供する。
【解決手段】
計算結晶化度が40〜60%のファインを、熱処理装置内の壁面積当たり10〜80mg/cmとして該熱処理装置内に予め入れておき、ついでポリエステルチップを壁温が60〜170℃である該熱処理装置に投入して、190℃以上該ポリエステルチップの融点より低い温度で熱処理することを特徴とするポリエステルの熱処理方法。 (もっと読む)


101 - 120 / 213