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【課題】環境汚染の観点で問題視されているハロゲンを含有しない構成をとり得る、透明で、柔軟性、耐熱性に優れた共重合体を効率よく製造する方法を提供すること。
【解決手段】エチレンおよび/またはα−オレフィンと、環状オレフィンと、アルケニル芳香族炭化水素とを共重合してなる共重合体であって、該環状オレフィンの共重合組成が0.01〜66mol%、該アルケニル芳香族炭化水素の共重合組成が3〜99mol%であり、アルケニル芳香族炭化水素の共重合組成が環状オレフィンの共重合組成の半分より多い共重合体の製造方法であって、下記(A)と、(B)および/または(C)とを用いてなる触媒の存在下、エチレンおよび/またはα−オレフィンと、環状オレフィンと、アルケニル芳香族炭化水素とを共重合することを特徴とする共重合体の製造方法。
(A):特定の遷移金属錯体
(B):有機アルミニウム化合物
(C):ホウ素化合物 (もっと読む)


【課題】 立体選択性が高く、分子量分布が狭いポリオレフィンを高い収率で得ることが可能なα−オレフィン重合用触媒成分を提供する
【解決手段】 下記一般式(I)で表わされるメタロセン化合物。
CpLHfXqr (I)
(一般式(I)中、Hfは、ハフニウムを表わす。Cpは、置換シクロペンタジエニル基、無置換シクロペンタジエニル基、置換インデニル基、無置換インデニル基、置換フルオレニル基、無置換フルオレニル基、置換アズレニル基、又は、無置換アズレニル基を表わす。Lは、含窒素置換基を有するピロリル配位子を表わす。但し、当該含窒素置換基の窒素原子はHfに配位し、ピロリル環の窒素原子はHfとσ結合する。Xは、Hfと結合するσ結合性の配位子を表わす。qは、1又は2を表わす。Yは、ルイス塩基を表わす。rは、0以上、3以下の整数を表わす。) (もっと読む)


【課題】効率性や経済性の良好なリアクター構造と重合プロセスを提供すること。
【解決手段】本発明は、重合プロセスを使うポリマーの生成および流動体伝達で連結した複数のマルチゾーン循環リアクターを含むリアクター・システムを提供し、それを使うポリマー、特に耐衝撃性コポリマーの生成に関する。複数のマルチゾーン循環リアクターは少なくとも第1のマルチゾーン循環リアクター(MZCR)と少なくとも第2のマルチゾーン循環リアクター(MZCR)を含んでも良い。他の実施形態において、本発明は、たとえば、耐衝撃性コポリマーのようなポリマーを生成するためのプロセス、少なくとも1つの触媒系と接触するプロセス、および、流動体伝達で連結した複数のマルチゾーン循環リアクターを含むリアクター・システムにおけるモノマー類を提供する。 (もっと読む)


固体粒子形態にあり、かつマグネシウム、ハライド、および遷移金属部分を含み、前記粒子が、10〜70μmの平均サイズ(D50)を有するチーグラー・ナッタプロカタリスト組成物であって、前記粒子の少なくとも5%が、モノリス表面層(シェル)によって実質的にもしくは完全に囲い込まれた内部空隙容量を有することを特徴とし、前記層が、30μm超の粒子サイズを有する粒子についてSEM技術によって決定された平均シェル厚さ/粒子サイズ比(厚さ比)0.2超を特徴とする前記組成物。

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ポリオレフィン製造用触媒成分を提供し、この触媒成分は、式(I):
Cp1Cp2R”MQp (I)
[式中、Cp1およびCp2は、各々独立して、置換されているか或は置換されていなくてもよいシクロペンタジエニル誘導体であり、これらはシクロペンタジエニル基、インデニル基およびフルオレニル基から選択されるが、但し前記シクロペンタジエニル誘導体の中の少なくとも1つがそれのシクロペンタジエニル環中にN原子またはP原子を含んで成ることを条件とし、R”は、Cp1とCp2の間に位置していて立体剛性を与える構造ブリッジであり、そしてCp1およびCp2の中の一方のみがそのシクロペンタジエニル環中にP原子を含有する時にはR”はその燐原子と結合しているか或は前記シクロペンタジエニル環の中に存在していて前記燐原子に対して遠位に位置する炭素原子と結合しており、そしてCp1またはCp2の一方がインデニル基を含んで成りかつCp1およびCp2の中の他方がインドリル基を含んで成る時にはR”が前記インドリル基のN原子と直接結合しているか或は前記N原子に隣接する炭素原子と結合しており、MはIIIB、IVB、VBまたはVIB族の金属であり、Qは、炭素原子数が1−20のヒドロカルビル基またはハロゲンであり、そしてpは、Mの原子価から2を引いた値である]
に従う構造を有するメタロセン触媒を含んで成る。 (もっと読む)


少なくとも1個のハロゲン置換基を持つ少なくとも1個のシリル基により置換されている少なくとも1個のシクロペンタジエニル系を有する第6族のシクロペンタジエニル錯体、および少なくとも1個のシクロペンタジエニル錯体を含む触媒系、そしてまたそれらの調製方法、オレフィンの重合または共重合のための該触媒系の使用、および該触媒系存在下でのオレフィンの重合または共重合によるポリオレフィンの調製方法。 (もっと読む)


固体粒子形態にあり、かつマグネシウム、ハライド、および遷移金属部分を含んでいるチーグラー・ナッタプロカタリスト組成物であって、前記粒子が、10〜70μmの平均サイズ(D50)を有し、10以下のD95/D5粒子サイズ比を特徴とする組成物。 (もっと読む)


高分子量ポリマーを形成するための付加重合性モノマーの重合における使用のための担持不均一触媒組成物であって、1)固体微粒子化高表面積表面変性無機酸化物化合物を含む担体、2)ビス(ヒドロキシアリールアリールオキシ)リガンドの第4族金属錯体;および場合により3)前記金属錯体のための活性化助触媒を含む組成物。 (もっと読む)


本発明は、フッ素を含む、少なくとも1のフッ素化試薬;を1以上の非ハロゲン脱離基を含有する1以上のアルキル化されたメタロセン触媒成分;と接触させて、フッ素化された触媒成分を生成する、フッ素化されたメタロセン触媒成分の製造方法であり、3当量未満からのフッ素は全ての当量の脱離基と接触する製造方法を提供する。本発明の方法は、ペンタン等の非配位性希釈剤中で行われる下記反応で例示される:但し、「Cp」環のいずれか又は両方はここで記載するR基により置換されても架橋されてもよい。BF3及びジメチルジルコノセンの反応生成物は、フッ素化されたジルコノセンである。本発明のBF3フッ素化試薬及び出発メタロセンのモル比は、例えば2:1(フッ素化試薬:メタロセン)未満である。
【化1】

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本発明は、2族金属/遷移金属オレフィン重合触媒成分を、改善された高温活性を有する粒子状に製造するプロセス、及び、オレフィンを重合するプロセスにおけるその触媒の使用法に関する。請求項1によれば、このプロセスは、a)2族金属及び電子ドナーの複合体の溶液を、有機液体反応媒体中で2族金属の化合物を電子ドナー又はその前駆体と反応させることで準備し、b)分散相に複合体中の2族金属の50モル%以上を含むエマルジョンを製造するために少なくとも1つの遷移金属の化合物に複合体の溶液を添加し、c)分散相の液滴を平均サイズ範囲5〜200μmとなるように保持するためにエマルジョンを攪拌し、d)分散相の液滴を凝固させ、e)オレフィン重合触媒成分の凝固した粒子を回収する、ステップを含む。 (もっと読む)


【課題】 エチレン系重合体の成形加工性と機械強度を共に充分にバランス良く向上させ、さらに、各種のいずれの成形方法にも適した優れた成形加工性をももたらす。
【解決手段】 a)乃至d)の条件を満たし、炭素数1〜20の短鎖分岐と炭素数20を超える長鎖分岐が高分子主鎖に導入されたエチレン系重合体。
a)密度が、0.880〜0.970g/cmである。
b)温度190℃において加重21.18Nの条件で測定されたメルトフローレートが、0.01〜100g/10分である。
c)流動の活性化エネルギーEa[KJ/mol]と、活性化エネルギーEa[KJ/mol]との差ΔEa[KJ/mol]が、1.5〜12.5である。
d)伸長粘度λmaxとΔEaとが下記の式を満たす。
λmax≧1.2exp(0.0721×ΔEa)


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オレフィンの重合方法を開示している。該方法は、インデノインドリル担持触媒系および有機ホウ素または有機アルミニウム処理固体の存在下でオレフィン類を重合することを含む。そのインデノインドリル担持触媒系は、担体、3から10族の遷移金属またはランタニド金属MおよびMにπ結合している少なくとも1つのインデノインドリル配位子を含む有機金属錯体、ならびに活性化剤を含む。有機ホウ素または有機アルミニウム処理固体の存在下でその方法を実施することにより、その処理した固体なしの重合方法と比較して意外なほどの活性の増加がもたらされる。 (もっと読む)


【課題】 スラリー重合に対するプロセス適性に優れ、モルフォロジーが良好な、低密度ポリエチレンの成形加工性と、高密度ポリエチレンおよび直鎖状低密度ポリエチレンの機械強度、溶融延伸性を併せ持つポリエチレンの製造方法を提供する。
【解決手段】 (工程I)メタロセン化合物と変性粘土化合物、必要に応じて有機アルミニウム化合物からなる触媒を用いて、エチレンおよび任意に炭素数3以上のオレフィンをスラリー状態で重合することによりマクロモノマーを製造した後、連続的に、(工程II)メタロセン化合物を主成分として含む触媒を添加して、エチレン、(工程I)において製造したマクロモノマー、および任意に炭素数3以上のオレフィンをスラリー状態で共重合する。 (もっと読む)


重合反応器用反応器壁コーティング及びそれらコーティングの形成方法を示す。反応器壁コーティングは少なくとも100μmの厚み、並びに、10未満のMw/Mn比;7未満のMz/Mw比;及びd(wt%)/d(logMW)の曲線中の25000ダルトン未満であるd(wt%)/d(logMW)の最大値、但し、MWはダルトン分子量である)の1以上を有する主要ピークを含有する分子量分布を有する。上記反応器壁コーティングは、初期に反応器壁コーティングを有さない反応器壁、又は予め存在する反応器壁コーティングを有する反応器壁上にin situ重合中に形成される。
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オレフィン重合のための固体触媒成分の製造方法であって、以下の工程:
a)MgCl2・mROH(式中、0.5<m<6.0であり、Rは1〜12の炭素原子を有するアルキル基、シクロアルキル基、又はアリール基である)のアダクツの固体粒子を該アダクツの−OH基と反応可能な化合物を1以上含む液相と連続的に反応させてMgCl2・nROH(式中、nはmより小である)を含有するスラリーを得;
b)工程a)からのスラリーを式Ti(OR)pq-p(式中、q=3〜4であり、p=0〜qであり、Xはハロゲンであり、Rは1〜18の炭素原子を有するアルキル基、シクロアルキル基、又はアリール基である)の1つ以上のチタン化合物と反応させる
を有する、前記方法。 (もっと読む)


オレフィン類を重合する際の触媒系にはクロムおよび置換されたか非置換の非遷移金属シクロペンタジエニル(Cp)化合物を含んでいる共触媒が含まれる。当該触媒は無機酸化物支持体も含む。触媒を調製する方法は支持体とクロムおよび非遷移金属Cp化合物との接触を含む。当該支持体は反応域に入れる前に当該非遷移金属Cp化合物を含んでいる溶液と接触させることができる。少なくとも1種類のオレフィンを重合させる方法には当該オレフィンとクロムを含む触媒および非遷移金属Cpを含んでいる共触媒との接触が含まれる。当該重合は水素の存在下で実施できる。当該触媒と共に当該共触媒を使用すると、本方法で製造される重合体類の幾つかの特性を向上させる。当該方法で製造した重合体組成物類は30より大きなPDIを含み、種々の特異な特性を有する。 (もっと読む)


1種類の重合性モノマーからマルチブロックコポリマーを形成するために使用される組成物であって、上記コポリマーが、分岐指数の異なる2つ以上のセグメント又はブロックを含有する組成物、それを使用する重合方法、及び結果として得られるポリマーであって、上記組成物は、(A)第1のオレフィン重合触媒と、(B)同等の重合条件下で触媒(A)によって調製されるポリマーとは化学的性質又は物理的性質が異なるポリマーを調製可能な第2のオレフィン重合触媒と、(C)鎖シャトリング剤とを組み合わせて得られる混合物又は反応生成物を含み、触媒(A)又は触媒(B)の少なくとも一方が、その場で形成されたオレフィン系ポリマー鎖のチェーンウォーキング又は再混入によって分岐ポリマーを形成することができる。
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【課題】チーグラー‐ナッタ触媒の存在下で、生じる直列において、液体を充填した直列に連結した2つのループ反応装置中で分子量成分が異なるオレフィンを重合する方法の改良。
【解決手段】チーグラー−ナッタ触媒の粒径分布 (particle size distribution) d50を20μm以下かつ5μm以上にする。 (もっと読む)


【課題】オレフィンの製造に関してコスト効率の良い製造方法を提供することである。
【解決手段】本発明はオレフィンを重合する製造方法に関するもので、その製造方法は、(i)プロピレン、および(ii)4〜20個の炭素原子を有するアルファオレフィンであって3つ以上の異なるアルファオレフィンおよびオプションとしてエチレンを含む混合物であり、前記混合物の重量に基づいて、少なくとも1つのアルファオレフィンがZパーセント以上で存在し、Z=Y+Xであり、X=(前記混合物中に存在するアルファオレフィンの数で割ったものを100倍したもの)(=100/(前記混合物中に存在するアルファオレフィンの数))およびYは1〜75の間の値に等しく、Zは95%以下である混合物を(iii)メタロセン触媒系と接触することを含む。 (もっと読む)


オレフィン系モノマーとマクロモノマーとのグラフト共重合において、ハンドリング性が良好で熱可塑性樹脂への分散性に優れ、その組成物の表面ぬれ性が優れ弾性率上昇が抑えられたポリオレフィン系グラフト共重合体およびその製造方法を提供する。さらには、該共重合体を含む組成物およびその製造方法を提供する。配位重合触媒の存在下、オレフィン系モノマーと、多層構造を持つマクロモノマーを水系においてグラフト共重合させることにより達成できる。 (もっと読む)


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