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Fターム[4K013BA07]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 処理目的 (1,164) | 成分除去 (748) | 脱ガス (358)

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【課題】真空脱ガス設備の真空槽の真空度を、簡単な構成により、ある一定の真空度に保つことができるようにすること。
【解決手段】真空脱ガス設備の真空槽2の真空排気を行うための真空排気ラインLに複数の真空排気装置4〜9を備え、予め定めた真空度範囲毎に、使用する真空排気装置の組み合わせを設定して真空槽2の真空排気を行う真空排気システムにおいて、真空排気ラインに圧力調節弁13を設けた。圧力調節弁13の開度を調節することにより、使用している真空排気装置を間欠運転させることなく、真空槽2の真空度を制御し、真空槽2の真空度を予め定めた真空度設定値に保つことができる。 (もっと読む)


【課題】従来の分割精錬で達成された脱P、脱S工程能力を維持しつつ、大幅な熱裕度の向上をもたらす効果的な精錬方法を提供する。
【解決手段】溶銑から連続鋳造に供する溶鋼を製造する方法であって、高炉から出銑された溶銑をそのまま転炉に装入し、以降の精錬については、脱Si脱P処理を行った後、排滓を行い、その後同一転炉で、引き続き脱C処理を行い、溶鋼を取鍋に出鋼してアーク加熱取鍋精錬装置で昇温を施し、脱Si脱Pは、前記転炉に装入した一連の工程の中でのみ行い、脱S処理は、前記アーク加熱取鍋精錬装置でのみ行うことを特徴とする溶鋼の製造方法。好ましくは、脱C処理の吹き止め%Cを0.07%以上および吹き止め温度を1660℃以下とする。 (もっと読む)


【課題】 溶鋼に残存する有害な非金属介在物が非常に少ない清浄度の高い鋼を必要十分な工程で精度良く製造する方法を提供する。
【解決手段】 精錬終了時に製品で保証したい介在物径に応じてキリング時間を設定し、介在物センサーを用い精錬最終工程の溶鋼中の介在物の粒径最大値を得た後、その粒径最大値が保証したい介在物径以上だった場合に、キリングすることで高清浄度鋼を得る方法において、製品で保証したい介在物の最大径に応じて、取鍋精錬におけるキリング時間を数式(1)内のt秒±10%に確保する高清浄度鋼の製造方法。
t=1.8×106・h/D2 (1)
ただし、t:キリング時間(秒)
h:取鍋内溶鋼深さ(m)
D:製品で保証したい介在物最大径(μm) (もっと読む)


【課題】溶鋼精錬設備における故障の少ない浸漬管の把持装置を提供する。
【解決手段】把持装置6を、浸漬管21を把持する閉鎖状態と浸漬管21を把持しない開放状態との間を水平回動する把持ブラケット51と、閉鎖状態の把持ブラケット51の回動をシリンダー81の進出によりロック、アンロックするロック装置8と、把持ブラケット51の開閉状態とシリンダー81の進退状態とを検出する複数の切替弁71、72、73、74を備えた圧力センサー機構と、により構成する。当該圧力センサー機構は、把持ブラケット51又はロック装置8のシリンダー81による押圧力を検知したときにエア流路が閉鎖される切替弁71、72、73、74と、これらにエアを送気するエアポンプと、前記エア流路が閉鎖されて圧力が設定値以上になったときに接点信号を出力する圧力計とからなる。 (もっと読む)


【課題】溶融金属の脱ガス処理を行う脱ガス装置の真空槽に取り付けられる溶融金属処理用浸漬管について、耐用性を向上させ、寿命を大幅に延長することのできる浸漬管及びその製造方法並びに真空脱ガス方法を提供する。
【解決手段】浸漬管5の芯金8は内側円筒鉄板8aと外側円筒鉄板8bの二重管形状であり、芯金8の内外周及び底部に耐火れんが9若しくは不定形耐火物10を配置し、芯金8の外側円筒鉄板8bと内側円筒鉄板8aの間隙部11に充填不定形耐火物13を充填し、充填不定形耐火物13は見掛け気孔率が30%以下であり、充填不定形耐火物13の曲げ強度が5MPa以上であり、芯金8の間隙部11に冷却ガスを流すためのガス導入管14を配設したことを特徴とする溶融金属処理用浸漬管及びその製造方法である。充填不定形耐火物13の原料として最大粒径2mm以下の耐火物を用いてなる。 (もっと読む)


【課題】溶湯金属の脱ガス処理を効率良く行うことができるランスパイプ、脱ガス処理器、脱ガス処理器付き容器および脱ガス処理器付き樋を提供する。
【解決手段】溶湯金属中に不溶性ガスを吹き込んで脱ガス処理を行うためのランスパイプ1であって、金属製の管本体10と、管本体10を被覆する多孔質性耐火材からなる被覆材20とを備えており、管本体10の側壁には、被覆材20で被覆されるガス流出孔16が形成されているランスパイプ1。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガスを行なう際の溶鋼のフォーミングを防止し、高清浄度鋼の生産性向上を達成できる溶製方法を提供する。
【解決手段】転炉で溶鋼の脱炭処理を行なった後、取鍋に収容した溶鋼に可溶性ガスを溶解させ、次いで溶鋼を真空脱ガス槽に収容し、真空脱ガス槽内を2.7〜13.3kPa/分(=20〜100torr/分)の割合で減圧して所定の真空度に到達させ、引き続き真空脱ガス槽内を所定の真空度に維持しつつ真空脱ガス処理を行なう。 (もっと読む)


【課題】粉体の吹き込み速度を安定して制御できる新規なポストミックス型の粉体吹き込み装置およびその制御方法の提供。
【解決手段】粉体が収容された圧力容器30の粉体出口を粉体搬送ラインL1に接続し、その粉体搬送ラインL1を流れる搬送ガスによって前記圧力容器30内の粉体を搬送して溶湯M中に吹き込むようにした粉体吹き込み装置100において、前記粉体搬送ラインL1を複数のラインL2,L2に分岐させてその各分岐ラインL2,L2をその下流側で合流させると共に、各分岐ラインL2,L2ごとに前記圧力容器30をそれぞれ接続する。 (もっと読む)


【課題】鋼塊にスラグ巻き込みに起因する介在物がほとんど存在しない高清浄鋼を製造する。
【解決手段】1回目の2次精錬処理では、攪拌動力密度が5〜60W/tonとなるように吹き込みガスの流量を調整すると共に、脱ガス処理後のスラグ組成が、CaO/SiO2≧3.5且つCaO/Al23=1.5〜3.5且つT.Fe+MnO≦1.0質量%となるようにスラグ調整を行い、脱ガス処理では、その中期までは攪拌動力密度が50〜200W/tonとなるように吹き込みガスの流量を調整し、中期以降は攪拌動力密度が140W/ton以下(0W/tonを除く)となるように吹き込みガスの流量を調整し、2回目の2次精錬処理では、攪拌動力密度が25W/ton以下(0W/tonを除く)となるように吹き込みガスの流量を調整する。 (もっと読む)


【課題】熱膨張する耐火物にかかる鉄皮からの拘束力を、過剰にすることなく適度にし、耐火物の損耗を従来よりも抑制、更には防止可能な溶鋼浸漬管のスロート部耐火物の損耗防止方法を提供する。
【解決手段】下部槽直胴部10に、外表面11が大気へ露出し内表面12に耐火物13が配置された鉄皮14を備えるスロート部15を介して設けられ、外表面16及び内表面17が耐火物18、19で覆われた芯金20を備える浸漬部21を有し、しかもスロート部15の鉄皮14の内幅の一部が浸漬部21の芯金20の内幅W1と異なる溶鋼浸漬管22のスロート部耐火物の損耗防止方法において、スロート部15の鉄皮14の外側周囲から冷却ガスを吹き付け、スロート部15の鉄皮14の表面温度を100℃以上350℃以下、耐火物13の温度勾配を2.0℃/mm以上7.8℃/mm以下に調整する。 (もっと読む)


【課題】取鍋内の溶鋼の温度変化の予測精度を高めることができる。
【解決手段】溶鋼温度予測装置10は、少なくとも溶鋼処理のアーク加熱処理前における取鍋内の溶鋼の温度測定時からの経過時間と、アーク電力量とを含む基準量に、少なくとも取鍋の使用回数を含む補正量を乗じた式を含むモデル式を入力するモデル入力部11と、取鍋の測定温度を含む使用実績データを入力する実績データ入力部12と、前記実績データ入力部12で入力された使用実績データ用いて、前記モデル入力部11で入力されたモデル式に関する非線形最適化問題を解く非線形最適化求解部14と、前記非線形最適化求解部14で求められた解に基づいて、前記取鍋内の時間経過に伴う溶鋼の温度変化を予測する温度変化予測部16とを備えている。 (もっと読む)


デュプレクス真空槽を有する真空脱ガス装置を提供する。
本発明は、溶鋼に含まれた不純ガスを除去するよう溶鋼を還流させ溶鋼成分を均質化する真空脱ガス装置であって、底面から一定の高さを置いて水平に備えられるフロアーに一定間隔を置いて固定設置される第1、2真空槽と、上記溶鋼が満たされた第1、2レードルが搭載され、上記第1、2真空槽の直下部に配置される処理位置と精錬処理された溶鋼を出鋼する出鋼位置との間を往復移動するよう第1、2走行レールに沿って走行される第1、2レードル移動台車と、上記第1、2レードル内の溶鋼に上記第1、2真空槽の下部端を浸漬させるよう上記処理位置で第1、2レードルを昇下降させる第1、2リフティングシリンダとを含む。
本発明によると、連続的な脱ガス精錬操業を中断させる限界要因を除去して操業生産性を向上させ、真空槽の使用寿命を延長するとともに、全体的な製造コストを低減することが出来る。

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【課題】溶鋼の環流流量を十分に確保できるRH脱ガス精錬装置を提供する。
【解決手段】RH脱ガス精錬装置100を下記の如く構成する。即ち、真空槽1の槽底における耐火物の厚みAは300mm以上500mm以下であり、鉄皮の厚みBは25mm以上である。環流管5の長さCは200mm以上400mm以下であり、浸漬管6の長さDは500mm以上1000mm以下である。前記の環流管5と浸漬管6に設けられるフランジの厚みWは夫々40mm以上である。 (もっと読む)


【課題】脱ガス処理終了後の溶鋼温度を容易且つ精度良く目標温度とすることができる新規な脱ガス処理中の溶鋼温度制御方法および溶鋼温度制御装置の提供。
【解決手段】脱ガス処理の対象となるチャージの操業条件に基づいて過去の実績操業データベース11のなかから当該処理対象チャージの操業条件と類似する操業条件のチャージを複数選定し、選定した当該複数のチャージの操業条件に基づいて酸素供給量の回帰式を生成し、当該酸素供給量の回帰式に基づいて当該処理対象チャージにおける酸素供給量を決定し、決定した量の酸素を前記脱ガス処理中に供給する。これによって、脱ガス処理終了後の溶鋼温度を目標温度とするのに必要な酸素量を正確に算出できるため、脱ガス処理終了後の溶鋼温度を容易且つ精度良く目標温度とすることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、620℃以上でのクリープ破断強度と靭性が高く、かつ溶接性の良好な高強度耐熱鋳鋼とその製造方法及びそれを用いた蒸気タービンケーシング及び主蒸気止め弁ケーシング並びに蒸気加減弁ケーシングと蒸気タービン発電プラントを提供することにある。
【解決手段】本発明は、質量で、C0.06〜0.16%、Si0.05〜1%、Mn0.1〜1%、Cr8〜12%、Ni0.1〜1.0%、Mo0.7%以下、W1.9〜3.0%、V0.05〜0.3%、Nb、Ta及びZrの1種以上の合計量が0.01〜0.15%、Co0.01〜2%、N0.01〜0.08%、B0.0005〜0.01%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物よりなることを特徴とする高強度耐熱鋳鋼にある。 (もっと読む)


【課題】 窒化鋼などの高Al鋼を連続鋳造にて製造する場合におけるAl23系介在物による連続鋳造におけるタンディッシュのノズルの閉塞を改善し、かつ高Al鋼の清浄度を改善する方法を提供する。
【解決手段】 高Al鋼の取鍋精錬による二次精錬の初期の造滓時に、溶鋼中のAlによる強脱酸と、強攪拌を行うことにより、スラグ組成のSiO2濃度を0.30%以下と低くコントロールすることによって、溶鋼中のAlとスラグ中のSiO2中の反応を抑制して溶鋼汚染を防止する高Al鋼の二次精錬方法である。 (もっと読む)


【課題】 脱ガス精錬において、次工程の連続鋳造におけるタンディッシュ内の溶鋼温度を所定の値に確保するために処理終了時の溶鋼温度を決定するに当たり、比較的簡単な方法で且つ処理工程に条件の変化が生じても迅速に対応することができ、しかも、精度良く溶鋼温度を決定することのできる溶鋼温度の決定方法を提供する。
【解決手段】 次工程の連続鋳造工程で鋳造する溶鋼のタンディッシュ内における過熱度を所定の値とするべく、脱ガス処理工程の精錬終了時の溶鋼温度を決定するに当たり、溶鋼温度を決定すべきチャージの操業条件に基づいて、過去の実績操業データベースのなかから前記溶鋼温度を決定すべきチャージと類似のチャージを選定し、選定した複数の類似チャージに基づいてタンディッシュ内における溶鋼温度の回帰式を作成し、この回帰式に基づいて前記溶鋼温度を決定すべきチャージの脱ガス精錬終了時の溶鋼温度を決定する。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス装置用浸漬管において、浸漬管下部の耐火物の溶損・脱落あるいは窒素ピックアップの原因となる外周不定形耐火物の亀裂を抑制すること。
【解決手段】上端にフランジ2を備えた円筒状芯金1の内周および外周を耐火物で覆ってなる真空脱ガス装置用浸漬管において、前記耐火物のうち少なくとも円筒状芯金1の外周耐火物を不定形耐火物5aとし、且つこの外周不定形耐火物5aに対し、その厚さ方向の外側近傍に、浸漬管の周方向にわたって金網7を埋設した。 (もっと読む)


【課題】二本の浸漬管と真空槽とを備えるRH真空脱ガス装置において酸素ガスを吹き付けて溶鋼を加熱する際に、加熱効率を低下させることなく、真空槽の耐火物の寿命向上を図る。
【解決手段】二本の浸漬管と真空槽とを備えるRH真空脱ガス装置にて、Al濃度が0.01%以上0.1%以下である溶鋼の表面に酸素ガスを吹き付け、溶鋼中のAlと吹き付けた酸素ガスとを反応させることにより溶鋼を加熱する方法であって、吹き付ける酸素ガスの流量V(Nm/min)と、溶鋼の環流量Q(ton/min)との比(V/Q)(Nm/ton)が0.2以上0.5以下であるとき、(1)〜(3)式にしたがって真空槽の内部の圧力を制御する。
A1≦t/T≦A2:5.3kPa≦P≦13kPa・・・(1)
A3≦t/T≦A4:2.7kPa≦P≦4.7kPa・・・(2)
A5≦t/T≦A6:P≦1.3kPa・・・(3) (もっと読む)


本出願は、形成された物品の例えば母合金の例えばTi02を含むペレットを加えることによって、溶解物、好ましくはチタン溶解物を、酸素と共に合金化する問題に関する。物品は、溶解物中に十分に及び均一に分散するべきであり、同時に、溶解物の炭素含量を、許容可能な最大未満、好ましくは0.04重量%未満に保つべきである。形成された物品はまた、鉄またはパラジウムを含んでよい。この問題を解決するために、形成された物品は、70〜82重量%の母合金、18〜30重量%の高炭素有機ポリマーの例えばエチレン酢酸ビニルまたは低密度ポリエチレンからなる。均一な分散系は、例えば、溶解物に加えるべき他の粗供給材料と同様のサイズを有する形成された物品によって実現される。
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