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Fターム[4K013BA14]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 処理目的 (1,164) | 介在物制御 (280)

Fターム[4K013BA14]に分類される特許

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【課題】大入熱溶接を施した際のHAZ靭性が優れると共に、低降伏比を実現でき、更には、良好な母材靭性も確保することができる溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板を提供することを課題とする。
【解決手段】所定の化学成分組成を満足し、酸素を除く構成元素が、10%<Ti、Al<20%、5%<Ca<40%、5%<REM<50%および/または5%<Zr<40%を満足する酸化物を含有し、円相当径が2μm未満の酸化物が200個/mm以上、円相当径が2μm以上5μm未満の酸化物が30〜70個/mm、円相当径が5μm以上の酸化物が30個/mm未満存在すると共に、円相当径が100nm以下のTi含有窒化物を5×10個/mm以上含有する。 (もっと読む)


【課題】 転炉による一次精錬とRH真空脱ガス装置による二次精錬とを組み合わせて、酸化物系介在物の極めて少ない高清浄な低炭素アルミキルド鋼を安定して溶製する。
【解決手段】 炭素を0.02〜0.06質量%含有する低炭素アルミキルド鋼の溶製方法であって、転炉で溶製した溶鋼を未脱酸の状態で転炉から取鍋に出鋼し、出鋼後、Alを含有するスラグ改質剤を、Al純分あたり0.3kg/溶鋼−t以上の添加量で、未脱酸状態の溶鋼上に存在する取鍋内のスラグに上置き添加し、添加したAlによってスラグ中の低級酸化物を還元し、次いで、RH真空脱ガス装置にて、新たに酸素源を溶鋼に供給することなく溶鋼中の溶存酸素と溶鋼中の炭素とを減圧下で反応させて脱炭処理を行い、0.015質量%以上の脱炭量が確保され、且つ、溶鋼中の炭素濃度が0.02〜0.06質量%となった時点で脱炭処理を終了し、その後、減圧下の溶鋼にAlを添加して溶鋼を脱酸する。 (もっと読む)


【課題】取鍋内の溶鋼を減圧した真空槽に環流して精錬を行う溶鋼精錬において、粉体脱硫剤を溶鋼に添加して脱硫精錬を行うに際し、優れた脱硫率を維持しつつ、鋼板中のA系介在物を低減することのできる溶鋼精錬方法を提供する。
【解決手段】取鍋内の溶鋼を減圧した真空槽に環流して精錬を行う溶鋼精錬において、粉体脱硫剤を溶鋼に添加して脱硫精錬を行った後、真空槽内で酸素ガスを溶鋼に吹き付けることによって溶鋼中のAlを燃焼させ、さらに取鍋と真空槽の間で溶鋼を環流する。これにより、脱硫剤として粒径の小さな粉体脱硫剤を用いたとしても、熱延鋼板にA系介在物が発生することがなく、復硫を抑制しつつ、加工性の良好な極低硫鋼を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】転動疲労寿命に優れた圧延軸受鋼鋼材の提供。
【解決手段】O≦0.0010%及びS≦0.004のJIS G 4805(2008)に規定の高炭素クロム軸受鋼鋼材の化学組成を満たす鋼材で、該鋼材の長手方向縦断面において、超音波疲労試験の破壊起点である介在物径を極値統計処理して求めた危険体積144mm3中の予測最大介在物径√AREA≦45μm、破壊起点である介在物の平均のアスペクト比≦7であり、更に破壊起点の介在物が酸化物の場合には、平均組成における含有量がCaO:2.0〜20%、MgO:0〜20%及びSiO2:0〜10%で、かつ残部がAl2O3であって、特定の2元系、3元系及び4元系の酸化物のうちの何れかからなり、かつ、破壊起点の介在物が硫化物の場合には、平均組成における含有量がCaS:100%のCaSの1元系硫化物、又はCaS:1.0%以上、MgS:0〜20%で、かつ残部がMnSであって、特定の2元系又は3元系の硫化物からなる圧延軸受鋼鋼材。 (もっと読む)


【課題】ノズル閉塞を発生させることなく鋳造可能なZr含有鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.01〜0.15%、Si:1.2%以下(0%を含まない)、Mn:3.8%以下(0%を含まない)、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.03%以下(0%を含まない)、N:0.01%以下(0%を含まない)、およびZr:0.0003〜0.1%を含有し、残部が鉄および不可避不純物からなるZr含有鋼を製造する際に、Zr添加前の溶鋼中の溶存酸素量QOfを0.0002〜0.015%の範囲に調整し、その後にZrを添加するにあたっては、前記溶存酸素量QOfとZr添加量QZrが下記(1)式を満足する量のZrを添加して溶製する。
logQZr+2logQOf≦−6.5 ・・・(1) (もっと読む)


【課題】内部介在物欠陥の発生を防止できる耐水素誘起割れ性に優れた鋼材とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.10%、Si:0.1〜0.5%、Mn:0.8〜2.0%、P:0.030%以下、S:0.0025%以下、N:0.005%以下、sol.Al:0.010〜0.11%、Ca:0.0004〜0.0040%、希土類元素(REM):0.0003〜0.0060%、残部Fe及び不可避不純物からなる鋼鋳片を圧延して得られた鋼材であって、(i)上記鋼材中に存在する介在物の最大円相当直径が30μmであり、(ii)上記鋼材の圧延方向の断面視において、平均組成が、%Al23+%CaO+%REM23≧80%であり、かつ、(%REM)/(%Al+%Ca+%REM)≧0.5である領域の面積が全面積の40%以上である介在物が、介在物の個数割合で、50%以上存在する耐水素誘起割れ性に優れた鋼材。 (もっと読む)


【課題】連続鋳造浸漬ノズル耐火物の溶損及びノズル詰まりの発生を防止できる耐水素誘起割れ性に優れた鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.10%、Si:0.1〜0.5%、Mn:0.9〜2.0%、P:0.030%以下、S:0.0025%以下、N:0.005%以下、O:0.0025〜0.0055%、sol.Al:0.010〜0.11%、Ca:0.0004〜0.0050%、希土類元素(REM):0.0010〜0.0080%を含有し、残部Fe及び不可避不純物からなり、かつ、下記(1)式、及び、(2)式を満足することを特徴とする耐水素誘起割れ性に優れた鋼材。 2(%S)≦−{70(%Ca)+35(%REM)+0.28}(%O)+0.8(%Ca)+0.27(%REM)+0.001≦2(%S)+0.002・・・(1) 0.5≦(%REM)/(%Ca)≦11.0・・・(2) (もっと読む)


【課題】耐リジング特性に優れたフェライト系ステンレス鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02%以下、Si:0.70%以下、Mn:0.50%以下、P:0.04%以下、S:0.01%以下、Al:0.01〜0.15%、N:0.02%以下、Cr:16〜23%、Ni:0.50%以下、Ti:0.10%以下、Nb:0.01%以下、Zr:0.20〜0.80%、を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、仕上焼鈍後のフェライト粒の平均結晶粒径が15μm以下であることを特徴とする耐リジング特性に優れたフェライト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】粉末モールドフラックスの飛散に起因する粉塵の発生及びFに起因する連続鋳造機の腐食を抑制しつつ、良好な鋳片表面品質が得られる鋼の連続鋳造用モールドフラックスを提供する。
【解決手段】Na2O‐CaO‐SiO2系又はNa2O‐CaO‐SiO2‐B2O3系のプリメルト原料を40〜95質量%、シリカ原料を0〜30質量%、フッ素原料を0〜5質量%、炭酸塩を1〜15質量%、バインダーを0.5〜5質量%、膨張黒鉛を0.5〜5質量%含有し、顆粒状に成形した鋼の連続鋳造用モールドフラックスである。
【効果】粉塵の発生並びに連続鋳造機の腐食を同時に抑制できる総合的な環境改善効果を有しつつ、現状と変わらない表面品質の鋳片を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】組織が均一であり、再加熱時の結晶粒の粗大化を抑制可能な厚板用鋼材およびその素材となる鋳片の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】(1)連続鋳造された鋳片を素材として製造された厚板用鋼材であって、質量%で、C:0.01-0.20%、Si:0.02-0.5%、Mn:0.6-3.0%、P:0.02%以下、S:0.002-0.008%、Ti:0.005-0.03%、N:0.002-0.008%、Al:0.0005-0.05%、O:0.0001-0.015%およびBi:0.0001-0.03%を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、偏析指数が1.0-2.2であり、結晶粒径指数が0.3-0.9であり、靭性指数が1.5-3.0であることを特徴とする厚板用鋼材。(2)溶鋼中に浸漬させた浸漬ランス内に、Biを含有する金属ワイヤーを挿入することにより、前記浸漬ランス内で金属蒸気を発生させ、キャリア・ガスとともに前記溶鋼中に供給することを特徴とする連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】2つの底吹き用プラグから不活性ガスを吹き込むことによって精錬を行うに際し、各底吹き用プラグの流量や合計の流量を適正化することによって、溶鋼3中の水素濃度[H]、溶鋼中酸素量[O]t、スラグ中の低級酸化物の合計濃度の低い高清浄度鋼を製造することができるようにする。
【解決手段】2つの底吹き用プラグ10a、10bを用いて、1回目の精錬処理、脱ガス処理の前半処理、脱ガス処理の後半処理、2回目の精錬処理を行うこととし、各処理におけるガス流量を規定範囲内にする。 (もっと読む)


【課題】表面疵の発生を抑制でき、洗浄性に優れたフェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】フェライト系ステンレス鋼板は、0.05質量%以下のC、0.1〜2.0質量%のSi、0.1〜1.5質量%のMn、10〜32質量%のCr、0.03質量%以下のAlを含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。また、Si/Alの質量比を20以上となるよに調整する。さらに、鋼板に分散している非金属介在物が、MgOを10質量%以下、Alを40質量%以下、Crを10質量%以下とし、残部がMn(O,S)およびSiOとなるように調整する。鋼板表面には、深さが0.5μm以上で開口面積が10μm以上のマイクロピットが、10.0個/0.01mm以下であり、かつ、開口部面積率1.0%以下にて分布している。 (もっと読む)


【課題】2つの底吹き用プラグから不活性ガスを吹き込むことによって精錬を行うに際し、各底吹き用プラグの流量や合計の流量を適正化することによって、介在物の低減した溶鋼を安定して得ることができるようにする。
【解決手段】取鍋1に設けられた2つの底吹き用プラグから不活性ガスを吹き込みながら取鍋1内の溶鋼の精錬を行うに際し、一方の底吹き用プラグのガス流量と他方の底吹き用プラグのガス流量とに差を付けて前記不活性ガスを吹き込むこととする。ガス流量が大きい底吹き用プラグの流量を「Q大」とし、ガス流量が小さい底吹き用プラグの流量を「Q小」としたとき、不活性ガスを吹き込む際に、ガスの流量比R[Q小/(Q大+Q小)])が、0.1<R<0.25となるように、各底吹き用プラグの流量を設定する。2つの底吹き用プラスのガス流量の合計が0.9〜1.8NL/min/tonとする。 (もっと読む)


【課題】
HDD部材や、薄膜シリコン型太陽電池基板をはじめとする半導体層形成基板などの、精緻な表面が要求される部材に適したステンレス鋼板であって、無電解Niめっき等の表面処理を施さなくても、ステンレス鋼板の裸の表面のままで、クリーン環境下で行われる洗浄工程で優れた洗浄性を呈する表面キズが少ないステンレス鋼板を大量生産に適した手法にて提供する。
【解決手段】
C:0.15重畳%以下、Si:0.1〜2.0質量%、Mn:0.1〜付質量%、S:0.007質量%以下、Ni:2〜15質量%、Cr:15〜19質量%、N:0.2質量%以下、Al:0.01質量%以下、残部がFe及び不可避的不純物からなり、Si/Alの質量比が100以上になる組成を有するとともに、分放している非金属介在物が、MgO:7質量%以下、AlO:35質量%以下、Cr:10質量%以下を含み、残部がMn(O,S)とSiOから構成されたステンレス鋼から製造される鋼板であり、鋼板表面において、深さ0.5μm以上且つ開口面積10μm以上であるマイクロピットの存在密度が0.01m当たり10.0個以下であり、且つ前記ピットの開口部面積率が1.0%以下で分布していることを特徴とする、洗浄性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼。 (もっと読む)


【課題】表面性状が良好で優れたプレス成形性を有する鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で,C:0.0005%以上0.010%未満,Si:0.40%以下,Mn:2.50%以下,P:0.10%以下,S:0.010%未満,sol.Al:0.0050%未満,N:0.005%以下,sol.Ti:0.20%以下、Nb:0.010%以上0.20%以下及びO:0.015%以下であると共に,sol.Ti:0.003%以上又はSi:0.020%超であり、更にsol.TiおよびNbの含有量が、CおよびNの含有量と特定の関係式を満足する化学組成を有し、酸化物系介在物中のTi酸化物の含有量がTiO2換算で50.0質量%以上でありNb酸化物の含有量がNbO換算で1.0質量%未満であることを特徴とする鋼板。 (もっと読む)


【課題】溶鋼中介在物の凝集・浮上除去を促進させて精錬時間の短縮および鋼の清浄度を向上させ、清浄度の高い鋼を効率的に得ることが可能な高清浄鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】取鍋底部に設置した羽口から溶鋼中にガスを吹き込む取鍋精錬において、前記ガス流量を周期的に変化させ、その時に(1)式で求められる羽口一つ当たりの単位時間、単位溶鋼重量当たりの攪拌エネルギー密度εの最大ガス流量と最小ガス流量での値の差異ΔEcyc(J/t)が20以上であり、ガス流量の変化周期C(s)が2≦ΔEcyc/C(W/t)≦5の関係を満たしており、最小ガス流量と最大ガス流量での攪拌エネルギーの差分の積算値として溶鋼に与えられるガス流量変化の1周期当たりの攪拌エネルギーΣcyc(J/t)が50以上200以下であることを特徴とする高清浄鋼の製造方法。ε=(0.00618×Q×T/m)×[ln{1+(9.8×7000×h)/p}+(1−298/T)] …(1) (もっと読む)


【課題】 静置が必要である溶鋼を収容した場合には、蓄圧ボンベからガスを吹込まずに静置することのできる、蓄圧ボンベ式ガス吹込み装置を備えた取鍋を提供する。
【解決手段】 本発明の取鍋1は、供給されるガスを吹込みプラグ3へ供給する主配管8と、主配管を通して供給されるガスを蓄圧する蓄圧ボンベ7と、主配管を通して供給されるガスの吹込みプラグからの吹込み開始と同時にまたは吹込みプラグからの吹込み中に、主配管を通して供給されるガスを蓄圧ボンベに蓄圧し、一方、主配管を通して供給されるガス吹込みの終了と同時に蓄圧ボンベからのガス吹込みに自動的に切り替える機能を有する制御部6と、を備えた蓄圧ボンベ式ガス吹込み装置5が、その側面またはその底部に設けられた取鍋において、蓄圧ボンベに直結する放散弁11が主配管とガス供給源との連結部位9の近傍に設けられ、放散弁を開放することによって蓄圧ボンベに蓄圧されたガスは大気中に放出される。 (もっと読む)


無方向性電気鋼板を提供する。本発明は、重量%で、Al:1.0〜3.0%、Si:0.5〜2.5%、Mn:0.5〜2.0%、N:0.001〜0.004%、S:0.0005〜0.004%を含有し、残部がFe及びその他の不可避的不純物からなり、Al、Mn、N及びSは{[Al]+[Mn]}≦3.5、0.002≦{[N]+[S]}≦0.006、300≦{([Al]+[Mn])/([N]+[S])}≦1400の組成式を満足するように含有される、磁性に優れた無方向性電気鋼板及びその製造方法を提供する。これにより、Al、Si、Mn、N及びSの添加成分を最適化して粗大な介在物の分布密度を高めることにより結晶の成長性及び磁壁の移動性を向上させて磁性に優れたうえ、硬度が低くて客先の加工性及び生産性にも優れた最高級無方向性電気鋼板を製造することができる。
(もっと読む)


【課題】入熱量が50kJ/mm以上の大入熱溶接を行なった場合であってもHAZ靱性に優れた鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.02〜0.15%、Si:0.5%以下、Mn:2.5%以下、P:0.03%以下、S:0.02%以下、Al:0.05%以下、Ti:0.005〜0.10%、Zr:0.0005〜0.050%、REM:0.0003〜0.015%、Ca:0.0003〜0.010%、N:0.010%以下、O:0.0005〜0.010%を含有し、残部が鉄および不可避不純物からなる鋼材を製造する方法であって、Zr添加前の溶鋼中の溶存酸素量QOfを0.0005〜0.01質量%の範囲に調整し、その後にZrを添加するにあたり、前記溶存酸素量QOfとZr添加量QZrが下記式(1)を満足する量のZrを添加する。
logQZr+2logQOf≦−7.50 ・・・(1) (もっと読む)


【課題】大入熱溶接を行った場合であっても、HAZ靭性の平均値は勿論のこと、その最小値をも向上させることができ、また、板厚方向の強度特性の均一性に優れた厚鋼板を提供することを課題とする。
【解決手段】所定の化学成分組成を満足し、酸素を除く構成元素が、質量%で、10%<Ti、5%<Al<20%、5%<Ca<40%である酸化物を含有し、且つ、酸化物のうち、円相当径が2μm未満の酸化物が300個/mm以上、円相当径が2μm以上の酸化物が100個/mm以下、存在すると共に、t/4位置の硬度をHvq、t/2位置の硬度をHvhとしたときに、(Hvq−Hvh)/Hvqという式から求められるH値が0.07以下である。 (もっと読む)


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