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Fターム[4K013EA05]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 処理剤、添加剤それ自体 (1,656) | 酸化物を含むもの (520) | 酸化物がAl2O3であるもの (109)

Fターム[4K013EA05]に分類される特許

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【課題】脱硫材が溶鋼中に懸濁しているAl23と合体しても、脱硫効率が落ちない溶鋼の脱硫方法を提供する。
【解決手段】二次精錬設備で、脱硫の時間経過に従って、Al23の濃度を増加させた脱硫材を用いることを特徴とする溶鋼脱硫方法で、特に、脱硫開始から3〜5分まで、CaO:68質量%以上、かつ、Al23/CaO:0.11〜0.25、MgO:0〜10質量%、SiO2:0〜5質量%、及び、その他不可避的に混入する成分を含む脱硫材を使用し、その後、CaO:51質量%以上、かつ、Al23/CaO:0.25〜0.67、MgO:0〜10質量%、SiO2:0〜5質量%、及び、その他不可避的に混入する成分を含む脱硫材を使用する。 (もっと読む)


【課題】脱硫・脱燐に寄与するNa2 Oを積極的多量に生石灰に混成させたかたちの精錬剤とすること、Na2 Oが溶湯投入直後に消失することなくCaOとともに溶鉄内での反応を可能にしておくこと、Na2 Oの原料となるNa2 CO3 の精錬剤への転化率を高めて未消費損失を可及的に抑制できるようにすること。
【解決手段】カルシウム・アルミネート・ソーダの混成固形物CaO・Al23 ・Na2 Oを30ミリメートル以下に粉砕した石灰系フラックスであり、これにはCaO100重量部に対してAl23 は80ないし120重量部、Na2 Oは24ないし76重量部含ませる。また、カルシウム・フェライト・ソーダの混成固形物を粉砕した石灰系フラックスとする場合、CaO100重量部に対してFe23 は90ないし130重量部、Na2 Oは25ないし80重量部含ませる。 (もっと読む)


【課題】 極低硫鋼を製造することを目的として転炉から出鋼された溶鋼に対して、CaO含有物質を脱硫剤の主たる構成物質として用いて取鍋内で取鍋精錬法による脱硫処理を施すにあたり、CaF2を脱硫剤の一部として使用しなくても、また、脱硫剤がプリメルトフラックスでなくても、添加した脱硫剤を迅速に滓化させ、効率良く脱硫する。
【解決手段】 脱硫処理及び脱燐処理の施された溶銑の転炉での脱炭精錬によって得られ、転炉から取鍋2に出鋼された溶鋼9を、当該溶鋼への攪拌用ガスの吹き込みにより攪拌しながら、取鍋内に添加されたCaO含有物質を脱硫剤として用いて取鍋内で脱硫処理する溶鋼の脱硫処理方法であって、脱硫処理後の取鍋内スラグ10の組成を、SiO2の含有量が5〜15質量%、[(質量%CaO)+(質量%MgO)]/(質量%Al23)が1.5〜3.0で、且つCaF2を実質的に含有しない組成に調整する。 (もっと読む)


【課題】融剤としてフッ素を含有したCaFを使用しなくても良好にスラグ形成でき、従来と同等レベルの脱硫性能を確保しつつ脱酸レベルを向上し得て、鋼材品質を従来に増して高めることのできる溶鋼の還元精錬方法を提供する。
【解決手段】造滓剤としてCaO及びカルシウムアルミネートを加え、スラグ組成を、塩基度CaO/SiOが2.0〜4.0且つCaO,SiO,Al全体に対するAlの割合が20〜80質量%の組成として溶鋼の還元精錬を行う。 (もっと読む)


【課題】CaF2を含まなくても脱硫能力の高い脱硫フラックスを提供する。
【解決手段】霞石及び霞石閃長岩の1種又は2種を5〜40質量%含み、不可避的成分を除く残部がCaO及びAl23からなり、かつ、下記式で定義する配合指標Zが1.4〜2.5であることを特徴とする鉱物含有溶鋼脱硫フラックス。
配合指標Z=[CaO]/([Al23]+0.55・[NE])
ここで、[CaO]は、CaOの質量%、[Al23は、Al23]の質量%、[NE]は、霞石及び霞石閃長岩の1種又は2種の質量%。 (もっと読む)


【課題】高Si高Al鋼の連続鋳造において、鋳型内に形成される溶融スラグの粘度を適正な範囲に維持し、スラグベアの過剰な形成を防止し、鋳型内における凝固シェルの強冷却を実現することのできる高Si高Al鋼連続鋳造用パウダーを提供する。
【解決手段】主成分が、CaO、SiO及びAlであり、高Si高Al鋼連続鋳造用パウダー中に含有するCa分すべてをCaOとしたときの値T.CaOとSiOの質量%比:T.CaO/SiOが1.1以上1.5以下、Alが質量%で15%以上40%以下、さらに、NaOが3%以上10%以下、LiOが1%以上8%以下、Bが1%以上10%以下であり、さらに、NaO+LiO:8%以上の関係を満たし、残部不可避不純物からなり、1300℃における粘度が0.20Pa・s以上1.00Pa・s以下、凝固温度が1000℃未満とする。 (もっと読む)


【課題】ボロン含有ステンレス鋼の連続鋳造に好適な連続鋳造用パウダーを提供すること、および表面欠陥のないボロン含有ステンレス鋼スラブの連続鋳造方法を提案する。
【解決手段】Ca0:30〜35mass%、SiO:20〜30mass%、NaO:10〜16mass%、Al:8〜11mass%、B:3〜5(未満)mass%、F:4〜10mass%、骨材C:1〜3mass%を含有し、かつ、塩基度が1.0≦C/S<1.3、1300℃における粘度が0.5〜2poise、凝固温度が900〜1200℃、かつ鋳型と凝固シェルとの間に流入した時に、0.5〜3mmの厚さを持つパウダーフィルムを形成する鋳造用パウダーおよびこのパウダーを用いたボロン含有ステンレス鋼の連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】 S濃度が0.0020質量%以下、Ti濃度が0.0020質量%以下、Al濃度が0.0220〜0.0270質量%の範囲である高Si鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 Si:3.0〜3.5質量%、S:0.0020質量%以下、Ti:0.0020質量%以下、Al:0.0220〜0.0270質量%である高Si鋼の溶製方法であって、転炉で脱炭精錬された後の溶鋼の転炉から取鍋への出鋼時に、取鍋内の溶鋼にSi源を添加するとともにCaO源及びAl23源を添加し、その後の真空脱ガス設備での二次精錬後の取鍋内スラグの組成が、(1)式、(2)式及び(3)式を満足する範囲内になるように制御する。
1.0 ≦(スラグ塩基度)≦2.0 …(1) (質量%TiO2)≦0.2/(スラグ塩基度) …(2) 65×(スラグ塩基度)-2.9≦(質量%Al2O3)≦180×(スラグ塩基度)-3.4 …(3) (もっと読む)


【課題】耐火物の溶損を抑制できると共に、スラグからの水素ピックアップを抑制でき、さらに、溶鋼2中のTiのピックアップも抑えながら所望の鋼種を確実に溶製することができるようにする。
【解決手段】転炉1若しくは電気炉にて精錬された溶鋼2に対して生石灰と合成フラックスとを投入すると共にAlにて脱酸を行うことで取鍋精錬を行うに際し、投入する前記合成フラックスの化学成分を、MgO:12〜17質量%、TiO2:0.1質量%以下(0質量%を除く)、SiO2:4質量%以下(0質量%を除く)、Al23:36〜40質量%、CaO:45〜49質量%であり、残部が不可避不純物とし、生石灰と合成フラックスとの合計投入量を1.5kg/t以上とすると共に、生石灰と合成フラックスとの投入比を質量%で4:1〜1:1との範囲とする。 (もっと読む)


【課題】含クロム溶鉄を対象とした場合の機械撹拌において、撹拌羽根と軸棒が一体となった「回転体」の寿命を顕著に向上させる操業方法を提供する。
【解決手段】精錬容器に収容された含クロム溶鉄を鉛直方向の回転軸を持つ撹拌羽根により機械撹拌する際に、精錬容器は内壁面の水平断面が鉛直方向の容器中心軸の周りに円形であるものを使用し、撹拌羽根は耐火物で被覆された軸棒と一体となって軸棒の中心軸を回転軸として回転するものを使用する精錬工程において、
撹拌羽根の回転軸を容器中心軸と一致させて撹拌を行う「中心撹拌モード」と、撹拌羽根の回転軸を容器中心軸からずらせて撹拌を行う「偏心撹拌モード」とを、撹拌チャージ毎に選択して規則的または不規則的に切り替える含クロム溶鉄の機械撹拌操業法。 (もっと読む)


【課題】Mg源を用いて高効率でかつ安価に溶鉄の精錬を行うことができる精錬剤およびそれを用いた精錬方法を提供すること。
【解決手段】精錬剤は、AlとMgOとCaOとを主成分とし、MgO源およびCaO源としてドロマイトを含み、Al/MgOが質量比で0.05以上であり、CaO/MgOが質量比で1.5超え〜10.0である。 (もっと読む)


【課題】 RH真空脱ガス装置において、アルミニウムの燃焼による溶鋼の昇熱処理を実施した後に溶鋼を脱硫処理するにあたり、従来に比べて格段に効率良く脱硫処理する。
【解決手段】 大気圧下で脱炭精錬を行う脱炭精錬炉から取鍋に溶鋼を出鋼した後、前記取鍋をRH真空脱ガス装置1に搬送し、RH真空脱ガス装置の真空槽内に吸引した溶鋼3にアルミニウムを添加し、次いで減圧下の溶鋼表面に向けて酸素ガスを供給して溶鋼中のアルミニウムを燃焼させて溶鋼を昇熱し、溶鋼昇熱のための酸素ガスの供給終了後、溶鋼中に溶解するアルミニウム濃度を0.005質量%以上確保した状態で2分間以上溶鋼を環流し、その後、真空槽内の溶鋼にスラグ固化材を投入し、次いで、上吹きランス13を介してCaO系脱硫剤を搬送用ガスとともに真空槽内の溶鋼の表面に向けて吹き付け添加して溶鋼を脱硫処理する。 (もっと読む)


【課題】耐火物の溶損を抑制できると共に、スラグからの水素ピックアップを抑制でき、さらに、溶鋼中のTiのピックアップも抑えながら取鍋精錬を行うことができるようにする。
【解決手段】取鍋精錬において使用するフラックスであって、成分が、MgO:12〜17質量%、TiO2:0.1質量%以下(0質量%を除く)、SiO2:4質量%以下(0質量%を除く)、Al23:36〜40質量%、CaO:45〜49質量%であり、残部が不可避不純物である。 (もっと読む)


【課題】高合金鋼の連続鋳造時に顕著に発生する凝固シェルの変形を防止し、良好な鋳肌の鋳片を得る。
【解決手段】Cr濃度とNi濃度の和が35mass%以上で、γ単相で凝固が完了する高合金鋼を連続鋳造する方法である。横断面が円形、或いは円形に近い楕円形又は長円形の鋳型を使用し、この鋳型に供給する前記高合金鋼の液相線温度に対して50℃〜250℃低い結晶化温度のモールドフラックスを使用する。
【効果】凝固シェルの強度が高く鋳型内で凝固シェルが大きな変形を生じやすい高合金鋼を、良好な表面品質で鋳造することができる。 (もっと読む)


【課題】MgO量をコントロールすることによって、非金属介在物中のMgO比率を確実に2.5%以下にする。
【解決手段】高強度鋼線用鋼を製造するに際し、転炉での出鋼時から二次精錬処理までの工程において溶鋼へ添加するMgOの量を、溶鋼1t当たり330g以下とし、転炉の脱炭処理では、転炉へ装入する溶銑の[P]を0.040質量%以下とすると共に、供給するCaO量を原単位で12.0〜21.0kg/tする。供給するMgO量を溶鋼1t当たり100〜1500gとし、上吹きに関し、吹錬開始から60%〜80%の時間の第1上吹き区間と、その後では吹き込む酸素量を変え、底吹きに関し、吹錬開始から吹錬終了まで0.045〜0.075Nm3/分/ton且つ0.040〜0.064Nm3/分/mm2を満たすように底吹きのガスを吹く。これに加え、取鍋精錬時に使用するフラックスを所定の組成にする。 (もっと読む)


【課題】高粘性のモールドフラックスが有する利点を有したまま、鋳造開始直後から安定した緩冷却作用を得る。
【解決手段】化学組成が、質量%で、CaO/SiO2=1.05〜1.60、Al2O3=3〜22%、MgO=4〜14%、(Al2O3+MgO)で表される濃度和が12〜27%、TiO2=4〜13%、(CaO/SiO2−0.8)×TiO2で表される濃度バランス値が1.5〜4.1、(K2O+Na2O+Li2O+F)で表される濃度和が3〜7%である。結晶化温度が1190〜1290℃、1300℃における粘度が0.2〜0.9Pa・s、溶融したモールドフラックスが冷却されながら結晶化する際に、初めに晶/析出したペロブスカイトを核にして、主たる結晶としてのメリライトが晶/析出し、溶融したフラックスを2℃/minの速度で冷却した際の結晶化温度に対する10℃/minの速度で冷却した際の結晶化温度の低下が30℃以下の連続鋳造用モールドフラックスである。
【効果】モールドフラックスの巻き込みが防止され、凝固収縮に起因する変形や割れの無い高品質の鋳片を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 高い生産性で効率良く、しかも、CaO−Al23系介在物の含有量が少なく、耐硫化物腐食割れ性に優れた清浄鋼を2段階のCa添加によって製造する。
【解決手段】 本発明の耐硫化物腐食割れ性に優れた清浄鋼の製造方法は、転炉から取鍋への出鋼時または出鋼後に溶鋼にAlを添加して溶鋼を脱酸し、先ず、この取鍋内の溶鋼にCaOを含有するフラックスを添加して脱硫処理を施すとともに、この脱硫処理時にCa含有金属を添加し、次いで、取鍋内の溶鋼に真空脱ガス処理を施し、更に、真空脱ガス処理後の取鍋内の溶鋼にCa含有金属を添加し、その後、該溶鋼を鋳造することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 タンディッシュ内の溶鋼中に存在する非金属介在物を低コストで、操業上のトラブルを発生することなく、除去する方法を提供することである。
【解決手段】 鋼の連続鋳造において、図2に示すように、タンディッシュ2内の敷11および側壁12のいずれか一方または両方に、アルミナ系耐火物13からなる形状物を固定して設置し、溶鋼に含有される非金属介在物を設置したアルミナ系耐火物13に付着させて除去する。この際、非金属介在物を付着させるアルミナ系耐火物13は、アルミナを60%以上含有しているものを使用する。 (もっと読む)


【課題】建築、橋梁などの大型構造物に使用される溶接構造用鋼材において、大入熱溶接部においてもシャルピー試験で安定して高い値を示す靭性に優れた鋼材およびその製造方法について提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.2%、Si:0.03〜0.5%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.02%以下、S:0.01%未満、Al:0.005超〜0.08%、Ti:0.0005〜0.02%、Ca:0.0003〜0.02%、N:0.002〜0.009%及びO(酸素):0.001〜0.0035%を含有し、残部はFe及び不純物からなり、板厚方向で1/4位置におけるフェライト面積率が15%以上であり、鋼中に粒径0.5〜5μmのCaO・Al系介在物が存在し、その介在物のアスペクト比が1.9以下であることを特徴とする大入熱溶接熱影響部の靱性に優れた鋼材とその製造方法。 (もっと読む)


【課題】低フッ素濃度と高塩基度および潤滑性の3つを同時に満足する。
【解決手段】連続鋳造用のモールドフラックスである。一旦溶融後凝固したモールドフラックス中に晶出若しくは析出する主たる結晶が、ゲーレナイト(Gehlenite)とアケルマナイト(Akermanite)との全率固溶体メリライト(Melilite)である。かつメリライトに含まれるカルシウムの一部がストロンチウムに置き代わっている。
【効果】環境汚染が小さく、溶鋼中に巻き込まれ難いモールドフラックスを得ることができ、幅広い鋳造条件に適用することができる。 (もっと読む)


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