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Fターム[4K027AE02]の内容

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【課題】 優れた耐食性を有し、特にコモンレール式ディーゼルエンジンにも対応可能である自動車燃料タンク材料として好適な溶融Sn-Zn系めっき鋼板を提供する。
【解決手段】
鋼板表面に、Sn:91.2〜99.0質量%、Zn:1〜8.8質量%、残部が不可避的不純物からなる溶融Sn-Znめっき層を形成した溶融Sn-Zn系めっき鋼板であって、前記溶融Sn-Znめっき層の上層にNi系めっきが10mg/m2〜100mg/m2存在し、好ましくは、前記溶融Sn-Znめっき層の上層にNi系めっきが25mg/m2〜60mg/m2存在することを特徴とする溶融Sn-Zn系めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】通常速度通板時においても、また高速通板時においても、トップドロスの発生量を低減できる溶融金属めっき鋼帯製造装置を提供する。
【解決手段】溶融金属めっき浴(9)から連続的に引き上げられる鋼帯(5)の表面に、ワイピングノズル(1)から気体を吹き付け、鋼帯表面のめっき付着量の制御を行う溶融金属めっき鋼帯製造装置において、鋼帯(5)の両側に、少なくとも一部がめっき浴中に没している回転部材(2)を鋼帯幅方向に延在させて鋼帯と間隔をあけて設け、該回転部材(2)は浴面下の浴面近傍の鋼帯幅方向に平行な軸(3)を回転軸として回転可能で、該回転部材(2)を回転したときに該回転部材(2)の一部がめっき浴面より上に突出するようにしたことを特徴とする溶融金属めっき鋼帯製造装置。 (もっと読む)


【課題】めっき浴内の実測する温度測定点の数を抑えつつ、精度良く浴温分布推定を可能とする。
【解決手段】1又は2以上の温度センサがめっき浴内の温度をそれぞれ測定する。浴温推定器12が、熱収支算出手段12Aがめっき浴内に浸漬する鋼板3とめっき浴との熱収支を求め、ヒーター8によるめっき浴への加熱量と上記熱収支とに基づき、めっき浴内の1又は2箇所以上の温度を推定する。浴温分布推定器13は、上記1又は2以上の温度センサが測定した温度測定値と浴温推定器12が推定した温度推定値とに基づき、空間的に補間を行うことで、任意のめっき浴中の位置の温度を推定する。 (もっと読む)


【課題】表面めっき品質に優れた、引張強さ:590MPa以上の高張力溶融亜鉛めっき鋼帯の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.20%、Si:0.5〜1.8%、Mn:1.5〜3.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、Al:0.02〜0.1%、N:0.005%以下を含む組成の鋼素材に、粗圧延、仕上圧延からなる熱間圧延を施し熱延鋼帯とし、540〜640℃の範囲の温度で巻取ったのち、溶解量を80〜200g/mとする酸洗処理を施す。その後に、冷間圧延、焼鈍処理、溶融亜鉛めっき処理を施して、溶融亜鉛めっき鋼板とする。このような工程とすることにより、冷間圧延性の低下を防止でき、冷延薄鋼帯の製造が可能となり、さらに不めっき、黒シミ等の表面めっき欠陥の原因となる粒界腐食層が除去できる。これにより、優れた表面めっき品質を有する、高張力溶融亜鉛めっき鋼帯を容易に、しかも安定して製造することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】曲げ加工性及びめっき性に優れ、1180MPa以上のTSを有する高強度合金化溶融亜鉛めっき熱延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.15〜0.25%、Si:0.4%以下、Mn:1.0%以下、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Al:0.07%以下、N:0.01%以下、Ti:0.035%以下、V:0.6〜1.0%を含み、残部Fe及び不可避的不純物からなる組成を有し、マトリックス全体に占めるフェライト相(F相)の面積率が95%以上で、F相にはVCが析出しているミクロ組織を有し、かつVCの全個数のうち大きさが10nm未満のVCの個数の割合が90%以上であり、鋼中の固溶V量が0.20質量%以下である高強度合金化溶融亜鉛めっき熱延鋼板;ここで、VCの大きさとは、TEMによりマトリックスであるF相の[001]方位から観察される正方板状のVCにおいて、21/2×L(L:正方板の1辺の長さ)で表せるVCの大きさの平均値のことである。 (もっと読む)


【課題】引張強度が極めて高く曲げ性及び伸びフランジ性に優れる高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板は、質量%で、C:0.07%超0.15%以下、Si:0.001%超0.80%以下、Mn:2.1%超3.5%以下、P:0.02%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.001%以上0.40%以下、Ti:0.030%以上0.25%以下、B:0.0015%超0.010%以下およびN:0.01%以下を含有する化学組成を有し、面積%で、フェライト:20%以上60%以下および残留オーステナイト:0.5%以上3.0%以下を含有し、未再結晶フェライトが0.5%未満である鋼組織を有し、合金化溶融亜鉛めっき鋼板は、引張強度(TS)が980MPa以上である機械特性を有する。 (もっと読む)


【課題】 めっき層の組成が、RoHS指令で規制された範囲内であるPb濃度:0.1質量%以下、Cd濃度:0.01質量%以下であっても、不めっきが生じにくく、かつ、黒変性の低い溶融亜鉛めっき鋼材を提供する。
【解決手段】 Pb:0.10質量%以下およびBi:0.10〜0.30質量%を含有する溶融亜鉛めっき皮膜を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】めっき浴内において表面欠陥発生に大きく影響する部位の特定に基づき、その位置の浴温を適正値に制御するとともに、めっき浴内の位置による浴温の差異を極力低減する。
【解決手段】鋼板1のうちのめっき浴に浸漬している浸漬部分であって、鋼板の幅が仮にシンクロール幅とした場合における上記浸漬部分の上方位置である第1の領域に存在する溶融金属の温度を測定する第1の温度測定手段と、第1の温度測定手段が測定した温度が第1浴温目標値と一致若しくは近づくように、上記めっき浴に進入する前の上記鋼板1の温度を調整する板温調整手段と、鋼板1のうちのめっき浴に浸漬している浸漬部分よりも下側に位置する第2の領域に存在する溶融金属の温度を測定する第2の温度測定手段と、第2の温度測定手段が測定した温度が、予め設定した第2浴温目標値と一致若しくは近づくように、上記第2の領域の溶融金属を加熱する加熱手段と、を備える。 (もっと読む)


【課題】合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造する操業の変動に追随し、鋼板上に設けられためっき層の合金化を安定して制御すること。
【解決手段】本発明に係る合金化制御方法は、溶融亜鉛めっきラインを搬送される鋼板の保熱帯近傍での放射率を測定する放射率測定ステップと、放射率の測定結果に基づいて、互いに隣り合う測定位置間での放射率の差分を算出する差分算出ステップと、算出された放射率の差分に基づいてめっき層が合金化したかを判定し、当該めっき層が合金化した合金化領域を特定する合金化判定ステップと、特定された合金化領域の位置に応じて合金化炉の出力を制御する合金化炉制御ステップとを含む。合金化炉制御ステップでは、合金化領域が所定の測定位置間よりも前段に位置する場合には合金化炉の出力を低減させ、合金化領域が所定の測定位置間よりも後段に位置する場合には合金化炉の出力を増加させる。 (もっと読む)


【課題】Si、Mnを含有する鋼板を下地鋼板とし、めっき外観および耐食性に優れる溶融Al−Zn系めっき鋼板を提供する。
【解決手段】Al−Zn系めっき層中のAl含有量が20〜95mass%である。そして、前記Al−Zn系めっき層中のCa含有量が0.01〜10mass%である。または、CaおよびMgの合計含有量が0.01〜10mass%である。さらに、Al−Zn系めっき層の直下の、下地鋼板表面から100μm以内の鋼板表層部には、Fe、Si、Mn、Al、P、B、Nb、Ti、Cr、Mo、Cu、Niのうちから選ばれる少なくとも1種の酸化物が合計で片面あたり0.06〜1.0g/m存在する。 (もっと読む)


【課題】無酸素銅(OFC)を用いる場合に比して、軟質銅線を製造する上において、はんだめっき槽への浸漬時間をより短時間で行うことができ、更なるめっきラインの増速化を実現することができる溶融はんだめっき線の製造方法を提供する。
【解決手段】不可避的不純物を含む純銅に、2〜12massppmの硫黄と2を超え30massppm以下の酸素と4〜55massppmのチタンを含む希薄銅合金材料に対して最終線径に伸線加工を施して伸線材を作製する工程と、該伸線材を溶融はんだめっき槽に浸漬することで伸線材の表面に溶融はんだめっき層を形成する溶融はんだめっき工程とを備え、溶融はんだめっき工程の熱量によって伸線材を軟質銅線に変質させることを特徴とする溶融はんだめっき線の製造方法。 (もっと読む)


【課題】TS≧440MPaで、平均r値≧1.2、λ≧80%を有する深絞り性および伸びフランジ性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提案する。
【解決手段】質量%で、C:0.010%以上0.06%以下、Si:0.5%超1.5%以下、Mn:1.0%以上3.0%以下、P:0.005%以上0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.005%以上0.5%以下、N:0.01%以下、Nb:0.010%以上0.090%以下、Ti:0.015%以上0.15%以下を含有し、鋼中のNbおよびCの含有量が(Nb/93)/(C/12)<0.20の関係、及び0.005≦C≦0.025を満足し、面積率で70%以上のフェライトと面積率で3%以上のマルテンサイトを有する。C=C−(12/93)Nb−(12/48){Ti−(48/14)N}で、C、Nb、Ti、Nは、鋼中のC、Nb、Ti、Nの含有量である。 (もっと読む)


【課題】外観不良や加工性の劣化を招くことなく、クロメートフリーの化成処理を行っても優れた耐黒変性を有するガルファンと呼ばれる溶融Zn-Al系合金めっき鋼板(GF)を提供する。
【解決手段】鋼板の少なくとも一方の表面に、Al:1.0〜10質量%およびMg:0.2〜1質量%を含有し、残部がZnおよび不可避的不純物からなる溶融Zn-Al系合金めっき層を有し、前記溶融Zn-Al系合金めっき層表面に占めるZn-Al共晶の面積率が10%以下であることを特徴とする溶融Zn-Al系合金めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】溶融金属めっき鋼板を製造するに際して、複雑に変動する浴温分布の状態を的確に把握して、浴温分布の異常を迅速に検知することによって、良好な品質の溶融金属めっき鋼板を安定して製造することができる溶融金属めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】めっき浴1内の6個所に熱電対4a〜4fを設置し、その6本の熱電対4a〜4fによって6個所の温度測定値の時系列データを取得し、それらの時系列データから温度測定値の非連動的な時間変動(非連動成分)を抽出し、その非連動成分を用いて、めっき浴1内の温度の異常を検出するようにしている。 (もっと読む)


【課題】
従来のNH4Clを用いた従来の溶融亜鉛めっき用のフラックスと同等のめっき品質が得られる上に、溶融亜鉛めっき浴に浸漬した際に煙が発生しない、あるいは煙の発生量を無視できる程度に少なくできる新規な溶融亜鉛めっき用無煙フラックス及びそのフラックスを用いた溶融亜鉛めっき方法を提供する。
【解決手段】
溶融亜鉛めっき用無煙フラックスは、(a)ZnCl2を55〜86重量%、(b)NaF、KF、MgF2、ZnF2、Na2SiF6のいずれか1種類以上を合計で5〜38重量%、(c)アルカリ金属元素もしくはアルカリ土類金属元素の塩化物の何れか1種類以上を合計で0〜35重量%、からなる。フラックスを水に溶解して水溶液とし、HClを添加してpH0.9〜2.0に調製し、調合時に反応生成したNaZnF3沈殿物を溶解する。 (もっと読む)


【課題】複雑な流れ場を有する流体系に対しても、温度計測装置の配置に制約を与えることなく流体全体の温度および流体傾中の物質成分の濃度を推定する温度および濃度推定方法を提供する。
【解決手段】本発明は、流体系の任意の温度実測点において流体温度を計測する温度計測ステップ(ステップS701)と、任意の温度推定点において、指標と計測温度とに基づき温度を推定する推定ステップ(ステップS702〜S704)と、任意の濃度実測点において物質成分の濃度を計測する濃度計測ステップ(ステップS706)と、任意の濃度推定点において、指標と計測濃度とに基づき物質成分の濃度を推定する濃度推定ステップ(ステップS707〜S709)と、を含む。 (もっと読む)


【課題】熱間プレス前の加熱時に昇温速度の上昇や保持時間の短縮を図っても、優れた塗装密着性や塗装後耐食性を有する熱間プレス部材が安定して得られる熱間プレス用鋼板、その製造方法およびそれを用いた熱間プレス部材の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板表面に、質量%で、Fe:25〜90%およびSi:3%以下を含み、残部がAlおよび不可避的不純物からなり、かつFeとAlの合計含有率が97%以上であり、鋼板片面当たりの付着量が10〜200g/m2のAl-Fe合金めっき層と、該Al-Fe合金めっき層上に鋼板片面当たりの付着量が5g/m2以下のAl層を有することを特徴とする熱間プレス用鋼板。 (もっと読む)


【課題】優れた耐チッピング性、低いYP、高いBH、高いElを有し、さらにはコイル内の材質変動を低減した高強度鋼板およびその製造方法を安価に提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.015超0.100未満、Si:0.50未満、Mn:1.0超2.0未満、P:0.05以下、S:0.03以下、sol.Al:0.01以上0.3以下、N:0.005以下、Cr:0.35未満、B:0.0010以上0.0050以下、Mo:0.15未満、Ti:0.030未満を含み、2.1≦[Mneq]≦3.1を満足し、残部鉄及び不可避不純物からなり、フェライトと第2相を有する高強度鋼板。[Mneq]=[%Mn]+1.3[%Cr]+3.3[%Mo]+8[%P]+150B*、B*=[%B]+[%Ti]/48×10.8×0.9+[%Al]/27×10.8×0.025で表され、B*≧0.0022のときはB*=0.0022とする。 (もっと読む)


【課題】強度と伸びフランジ性を兼ね備えた高強度熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C :0.035%超0.055%以下、Si:0.2%以下、Mn:0.35%以下、P :0.03%以下、S :0.03%以下、Al:0.1%以下、N :0.01%以下、Ti:0.08%以上0.25%以下、B :0.0005%以上0.0035%以下を含有し、且つ、固溶B:0.0005%以上であり、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成と、面積率が95%超のフェライト相を含むマトリックスと、前記フェライト相の結晶粒内に平均粒子径が10nm未満のTi炭化物が微細析出し、該Ti炭化物の体積比が0.0015以上0.007以下である組織とを有し、引張強さが780MPa以上であり且つ伸びフランジ性に優れた高強度熱延鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】本発明は合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法に係り、さらに詳しくは、ライン速度、めっき浴成分、めっき浴温、合金化温度、合金化保持時間などを変更することなしに、鋼種およびめっき付着量に即して簡便に合金化速度を調整することを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の要旨とするところは、溶融亜鉛めっき浴中に鋼板が浸漬あるいは接触する長さを調節することにより、鋼板が溶融亜鉛めっき浴に浸漬あるいは接触している時間を可変とすることで、めっき原板の種類やめっき付着量に応じて合金化度を制御することを特徴とする表面外観および耐パウダリング性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法である。 (もっと読む)


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