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Fターム[4K027AE02]の内容

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【課題】薄肉の加工性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.08〜0.15%、Si:0.5〜1.5%、Mn:0.5〜1.5%、Al:0.01〜0.1%、N:0.005%以下を含む組成を有する鋼素材に、熱間圧延を行い熱延板とする熱延工程と、前記熱延板に酸洗を施したのち、該熱延板に、冷間圧延を省略して、連続溶融亜鉛めっきラインで、Ac1変態点〜Ac3変態点の第一の温度域で5〜400s間保持する焼鈍処理と、第一の温度域〜700℃までを、5℃/s以上の平均冷却速度で冷却し、さらに700℃〜溶融亜鉛めっき浴に侵入するまでの第二の温度域での滞留時間を15〜400sとする冷却処理を行ったのち、溶融亜鉛めっき処理を行う。これにより、組織全体に対する面積率で、75〜90%のフェライト相と、10〜25%のパーライトを含む第二相とからなる組織を得ることができ、TS:540MPa以上の高強度と、優れた伸びフランジ性とを兼備する、加工性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板となる。なお、パーライトは、第二相全体に対する面積率で70%以上を占め、パーライトの平均粒径は5μm以下となる。 (もっと読む)


【課題】優れためっき性と優れた加工性とを兼備する高張力溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.15%、Si:0.01〜0.10%、Mn:1.5〜2.3%、Al:0.07%以下を含み、さらにTiおよび/またはNbを合計で0.01〜0.10%含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋼素材に、熱間圧延を施し熱延板とし、該熱延板に冷間圧下率: 65%以上の冷間圧延を施し、冷延板とし、該冷延板に、ラジアントチューブ型の焼鈍炉を有する連続溶融亜鉛めっきラインを利用して、焼鈍温度:750〜800℃の焼鈍処理と、連続してさらに溶融亜鉛めっき処理を施し溶融亜鉛めっき鋼板とする。これにより、不めっきの発生を防止でき、めっき性に優れ、引張強さ:590MPa以上の高強度と、伸び:20%以上の優れた加工性と、を兼備する高張力溶融亜鉛めっき鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】引張強度が590MPa以上の穴拡げ性に優れる鋼板及び表面処理鋼板ならびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02%以上0.20%以下、Si:0.001%以上2.0%以下、Mn:1.2%以上5.0%以下、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.001%以上2.0%以下、N:0.01%以下、O:0.01%以下、Bi:0.0001%以上0.05%以下を含有し、さらに、TiおよびNbの1種または2種を下記不等式を満たす範囲で含有する化学組成を有することを特徴とする鋼板。
0.05≦Ti+Nb/2≦0.30。 (もっと読む)


【課題】引張強度が590MPa以上の穴拡げ性に優れる溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を備える溶融亜鉛めっき鋼板において、前記鋼板は、質量%で、C:0.02〜0.075%、Si:0.001〜0.2%、Mn:2.0〜4.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.001〜0.2%、N:0.01%以下、O:0.01%以下を含有し、さらに、TiおよびNbの1種または2種を下記不等式を満たす範囲で含有する化学組成を有することを特徴とする溶融亜鉛めっき鋼板。
0.14≦Ti+Nb/2≦0.3 (もっと読む)


【課題】経済的なめっき手法であり、耐食性と加工性・塗装性・耐疵付き性・抵抗溶接性に優れる鉄鋼材料を提供すること。
【解決手段】本発明に係る亜鉛系2層めっき鋼材は、2層からなるめっきを有し、下層側めっき層を、めっき成分として、質量%で、Al:5〜25%を含み、残部が亜鉛である亜鉛−アルミニウム合金めっきとし、上層側めっき層を、めっき層成分として、質量%で、Fe:2%以上30%以下、Al:0.1%以上10%以下を含み、残部が亜鉛および不可避的不純物である亜鉛−鉄−アルミニウム合金めっきとした。 (もっと読む)


【課題】引張強度が980MPa以上で曲げ性に優れ、しかも溶接性など自動車用部材に求められる特性をバランスよく満たす高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を備える溶融亜鉛めっき鋼板において、前記鋼板は、質量%で、C:0.12%以上0.20%以下、Si:0.10%超0.40%以下、Mn:2.2%以上3.0%以下、P:0.025%以下、S:0.005%以下、sol.Al:0.001%以上0.10%以下、B:0.0010%超0.010%以下、N:0.01%以下を含有する化学組成を有し、未再結晶フェライトの面積率が0.5%未満であり、残留オーステナイトの面積率が5.0%以下であり、引張強度が980MPa以上であることを特徴とする高強度溶融亜鉛めっき鋼板 (もっと読む)


【課題】引張強度が780MPa以上であって降伏比に優れる溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を備える合金化溶融亜鉛めっき鋼板において、この鋼板は、質量%で、C:0.065%以上0.12%以下、Si:0.001%以上0.2%以下、Mn:2.0%超2.7%以下、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.001%以上0.25%以下、Ti:0.12以上0.30%以下、N:0.01%以下およびO:0.01%以下を含有する化学組成を有し、残留オーステナイトの面積率が3.0%以下である鋼組織を有することを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】はんだ浴浸漬処理後のホットエアーレベラー方式やソルダーペーストのリフロー処理方式などにおいて、隣接回路へのブリッジを生じ難く、品質の安定した均一な厚さのはんだプリコート被膜を安定生産する。
【解決手段】下層に溶融錫液または溶融はんだ液がそれぞれ入った貯槽を備えた処理装置の上層中で被処理物を有機脂肪酸溶液と接触させ、表面に有機脂肪酸の保護被膜を形成した後、溶融錫液または溶融はんだ粒子を散布し、被処理物表面に溶融錫または溶融はんだを接着し、次いで、被処理物を下層の溶融錫液または溶融はんだ液に浸漬して錫またははんだ被膜を形成する第1のステップと、錫液またははんだ被膜の形成された被処理物を引き上げながら、加熱した有機脂肪酸溶液を吹付けて余剰に付着した錫またははんだ被膜を吹き落す第2のステップとによりなる。 (もっと読む)


【課題】温度制御能力が高く、かつ低コストな加熱装置を提供する。
【解決手段】亜鉛溶融メッキ槽10を加熱する加熱装置Mであって、前記亜鉛溶融メッキ槽10の側面壁10A、10Bに対してその面沿いに並べて配置された複数個の誘導加熱コイル71と、前記各誘導加熱コイル71に対してその裏面側に重ねて配置され、各誘導加熱コイル71の裏面を覆う磁気シールド部材81と、前記各誘導加熱コイル71にそれぞれ専用に設けられ前記誘導加熱コイルに高周波の交流電力を供給する電源装置30と、を備えてなると共に、前記磁気シールド部材81は、前記誘導加熱コイル71の裏面を分担して覆う複数のフェライト板片91、95により分割構成されている。 (もっと読む)


【課題】引張強度が980MPa以上であって、高降伏比を示しかつTS−ELバランスおよびTS−λバランスの双方に優れた溶融亜鉛めっき鋼板または合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.12〜0.3%(質量%の意味。)、Si:0.1%以下(0%を含まない)、Mn:2.0〜3.5%、P:0.05%以下(0%を含まない)、S:0.05%以下(0%を含まない)、Al:0.005〜0.1%、およびN:0.015%以下(0%を含まない)を満たし、残部が鉄および不可避不純物であって、金属組織が、ベイナイトを母相組織とするものであって、全組織に対する割合で、フェライトの面積率:3〜20%、およびマルテンサイトの面積率:10〜35%を満たすことを特徴とする、引張強度が980MPa以上の加工性に優れた高降伏比高強度の溶融亜鉛めっき鋼板または合金化溶融亜鉛めっき鋼板である。 (もっと読む)


【課題】鋼材表面に溶融亜鉛めっきを施した後、溶融Zn−Al−Mg合金めっきを行う2段めっき方法において、めっき層の構造と下層の厚みを最適化することにより、高耐食性を有し、加工時のめっき密着性に優れた溶融亜鉛めっき鋼材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼材の表面に、下層として、0.01〜1.5μmの厚みのFe−Al合金層を有し、その上に、中間層として、質量%で、Al:4〜20%、Fe:0.1〜15%、Mg:0.1〜5%、残部がZnおよび不可避的不純物からなる合金層を有し、さらに、その上に、上層として、質量%で、Al:4〜20%、Mg:0.1〜5%、残部がZnおよび不可避的不純物からなる合金層を形成する。 (もっと読む)


【課題】延性に優れ、しかも引張強さ(TS)が1470MPa以上の高強度鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.30%以上0.73%以下、Si:3.0%以下、Al:3.0%以下、Si+Al:0.7%以上、Cr:0.2%以上8.0%以下、Mn:10.0%以下、Cr+Mn:1.0%以上、P:0.1%以下、S:0.07%以下およびN:0.010%以下を含有し、残部はFeおよび不可避不純物の組成とし、鋼板組織は、マルテンサイトの鋼板組織全体に対する面積率が15%以上90%以下、残留オーステナイト量が10%以上50%以下、該マルテンサイトのうち50%以上が焼戻しマルテンサイトであり且つ該焼戻しマルテンサイトの鋼板組織全体に対する面積率が10%以上、ポリゴナルフェライトの鋼板組織全体に対する面積率が10%以下(0%を含む)を満足させ、引張強さを1470MPa以上、引張強さ×全伸びを29000MPa・%以上とする。 (もっと読む)


【課題】加工性に優れかつその機械的特性の安定性に優れる引張強さ(TS)が980MPa以上の高強度鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】Cを所定量含有する鋼板を、オーステナイト単相域または(オーステナイト+フェライト)2相域に加熱後、マルテンサイト変態開始温度Ms未満Ms-150℃以上の温度域に冷却し、未変態オーステナイトの一部をマルテンサイト変態させたのち、昇温してマルテンサイトの焼戻しを行うことによる高強度鋼板の製造に際し、上記鋼板の板幅方向にわたる最冷部位を、目標とする冷却停止温度から(冷却停止温度+15℃)の温度域に、15秒以上100秒以下の時間保持する。 (もっと読む)


【課題】成形性に優れた高張力冷延鋼板およびその製造方法。
【解決手段】質量%で、C:0.0010〜0.0080%を含み、Si、Mn、P、Sを調整して含み、Al:0.05%以下、N:0.0060〜0.0200%、あるいはさらにNb:0.001〜0.050%及び/又はB:0.0020%以下を含有し、N/(Al+0.3Nb+2.5B)が0.2以上の鋼素材で、固溶Nが0.0040%以上で、フェライト相を主相とし、圧延方向の引張強さ600MPa以上、全伸びが6%以上、局部伸びが6%以上の、強度−延性バランスに優れた冷延鋼板とする。1000℃以上の加熱温度で粗圧延したシートバーに、800℃以上の出側温度で仕上圧延を施し、[700−10×{(Al+0.3Nb)/N}]℃以下の温度で巻取る熱延工程と、50〜95%の圧下率による冷延工程と、300〜650℃の範囲の温度に加熱したのち冷却する熱処理工程とを施す。 (もっと読む)


【課題】細径の鋼線の表面に厚い溶融Alめっき層を有する溶融Alめっき鋼線を工業的に大量生産するのに適した溶融Alめっき装置を提供する。
【解決手段】鋼線3を長手方向に連続的に搬送してAlめっき浴1中に浸漬させた後、めっき浴面から気相空間に引き上げる溶融Alめっき鋼線製造装置において、気相空間側からめっき浴面の一部領域に気体を吹き付けてめっき浴面に局所的な窪みを形成させる気体吐出ノズルAを備え、前記窪み部分での浴面低下によって浴面から引き上げられる鋼線の水平方向両側における浴面高さに差が生じるようにノズルAの気体吹き出し方向が調整されている溶融Alめっき鋼線製造装置。 (もっと読む)


【課題】優れた加工性及び耐食性を有する高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.50%、Si:0.005〜2.0%、Mn:1.0〜3.0%Al:0.005〜2.0%、を含有し、P:0.05%以下、S:0.02%以下、N:0.006%以下に制限し、ミクロ組織が、面積率で10〜75%のフェライト、2〜30%の残留オーステナイトを含有し、当該残留オーステナイト中のC量が0.8〜1.0%であることを特徴とする延性及び耐食性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


本発明は、液体プロセスによって、繊維、たとえばセラミック繊維を金属コーティングするための装置であって、前記金属でコーティングされるために繊維(1)が中で引かれる液体金属浴(3)を含むるつぼ(2)を備え、また、毛細管現象によって前記繊維の周りに生成された金属シースを固化するために前記金属浴の下流側に配置された冷却システム(11)も備える装置において、前記冷却システムが、コーティングされた糸(1e)に向かって圧縮ガスを噴出する少なくとも1つのノズルを備え、システムが、コーティングされた糸(1e)の周囲上で、長くても200mmである長さにわたって金属を固化するように寸法設定されることを特徴とする、装置に関する。
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【課題】引張強さが780MPa以上であって、鋼成分と組織を細かく調整することにより曲げ性および耐溶融金属脆化特性のいずれにも優れたZn−Al−Mg系めっき鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.18質量%、Si:0.1〜0.8質量%、Mn:1.5〜2.3質量%、P:0.05質量%以下、S:0.01質量%以下、B:0.0005〜0.005質量%、Ti:0.01〜0.10質量%を含み、主相としてのフェライトと第二相としてマルテンサイトまたはマルテンサイトとベイナイトからなり、しかも、前記フェライトが8.0μm以下の平均粒径を、前記マルテンサイトが5.0μm以下の平均粒径と0.7以上の平均アスペクト比、マルテンサイトまたはマルテンサイトとベイナイトの面積率が15%以上45%未満の金属組織を備えた鋼を下地鋼板とする。 (もっと読む)


【課題】フレーキング性および表面性状に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板、特に、自動車の車体のようにプレス成形、その中でも、複雑な成形が必要となる用途に好適な、密着性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.20%、Mn:0.03〜3.0%、Si:0.1〜2.5%、S:0.01%以下、P:0.1%以下、sol.Al:1.0%以下、N:0.01%以下の化学組成を有する母材鋼板の表面にFe濃度で7〜15%の合金化溶融亜鉛めっき層を少なくとも片面に有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板であって、前記合金化溶融亜鉛めっき層を酸で溶解除去した母材鋼板の表面の結晶粒内に1μm以下の微細な孔を有する結晶が、この母材鋼板の表層部に面積率で30%以上存在する。 (もっと読む)


【課題】粗大な炭化物の析出の抑制、又は、炭化物を溶解することによって成形中に破断しにくく、かつ、残留オーステナイト量の増加によって強度-延性バランスが向上した鋼板及びその製造方法の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.40%、Mn:0.5〜3.0%、Si:0.005%以上、Al:0.005%以上、ただし、Si+Al:0.8〜2.5%、残部:Feおよび不可避的不純物からなり、上記不可避的不純物のうち、P:0.05%以下、S:0.02%以下、N:0.006%以下に制限した化学組成を有し、ミクロ組織が、面積率で10〜60%のフェライト、2〜30%の残留オーステナイト、10%以下のマルテンサイト、および残部ベイナイトからなり、セメンタイトの重量密度が5mg/cm以下であることを特徴とする成形性に優れた高強度鋼板。この鋼板の製造方法は、焼鈍の加熱温度および冷却条件を限定して上記のミクロ組織を得る。 (もっと読む)


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