説明

Fターム[4K027AE02]の内容

Fターム[4K027AE02]に分類される特許

81 - 100 / 187


【課題】優れた耐食性を確保しつつ、溶融亜鉛めっき鋼板と同等の加工性を有するZn−Mg系めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の溶融Zn−Mg系めっき鋼板は、質量%で、Al:0.1〜2.0%、Mg:3.0〜10.0%、残部がZnおよび不可避不純物からなり、平均長径が1μm以上200μm以下のZn−Mg系金属間化合物相が存在するめっき層を鋼板表面に有する。また、このような溶融Zn−Mg系めっき鋼板は、質量%で、Al:0.1〜2.0%、Mg:3.0〜10.0%、残部がZnおよび不可避不純物からなるめっき浴にて、めっき浴中温度を、めっき浴組成の合金の液相線温度より10℃〜80℃高くしてめっき処理を行い、次いで、1℃/s以上100℃/s以下の平均冷却速度でめっき浴温からめっき凝固まで冷却することで得られる。 (もっと読む)


【課題】時効性に優れ、焼付硬化性に優れた冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.020〜0.070%、Si:0.05%以下、Mn:0.1〜0.5%、P:0.05%以下、S:0.02%以下、Al:0.02〜0.08%、N:0.005〜0.02%を含む組成の鋼素材に、1150℃以上で加熱し、仕上圧延終了温度:850℃以上とする仕上圧延を施し熱延板とし、AlとN量との特定な関係式を満足する巻取温度で巻取り、ついで圧下率:60〜90%の冷延と、加熱速度を二段階として、Al量、N量、巻取温度との特定な関係式を満足する焼鈍温度まで加熱、均熱し、5℃/s以上の冷却速度で500℃以下まで冷却する。なお、さらに鋼板表面に溶融亜鉛めっき層等の亜鉛めっき層を形成してもよい。これにより、固溶Nが0.0010%以上で、平均結晶粒径が7μm以下のフェライト相を面積率で80%以上含み、該フェライト相の結晶粒内に、平均の円相当径で0.05〜5μmの大きさの析出物が析出した組織を有する冷延鋼板となり、時効によるしわの発生を防止でき、かつ2.0%未満の比較的低い歪付与−塗装焼付相当熱処理後に、50MPa以上の焼付硬化量を確保できる。 (もっと読む)


【課題】めっき層が優れた加工性(耐クラック性)を有するとともに、めっき下地の腐食が生じにくい溶融Zn系めっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の少なくとも一方の表面に、Al:1.0〜10質量%、Mg:0.2〜1.0質量%、Ni:0.005〜0.2質量%を含有し、残部がZnおよび不可避的不純物からなるめっき層を有する溶融Zn系めっき鋼板であって、前記めっき層と下地鋼板の界面にNi濃化層を有する。めっき層が優れた加工性を有し、加工部でのクラック発生が抑えられるとともに、めっき下地の腐食が抑制される優れた加工部耐食性を有する。 (もっと読む)


【課題】1180MPa以上のTSを有し、かつ穴拡げ性や曲げ性などの成形性に優れた高強度冷延鋼板、高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】質量%でC:0.05〜0.3、Si:0.5〜2.5、Mn:1.5〜3.5、P:0.001〜0.05、S:0.0001〜0.01、Al:0.001〜0.1、N:0.0005〜0.01、Cr:1.5以下、残部Feを含有し、式(1)及び(2)を満足し、かつ、マルテンサイト相の面積率が30%以上で、マルテンサイト相の平均粒径が2μm以上であるミクロ組織を有する成形性に優れた高強度冷延鋼板;[C]1/2×([Mn]+0.6×[Cr])≧1-0.12×[Si](1)、550-350×C*-40×[Mn]-20×[Cr]+30×[Al]≧340(2)、ただし、C*=[C]/(1.3×[C]+0.4×[Mn]+0.45×[Cr]-0.75)。 (もっと読む)


【課題】 590MPa以上の高強度を有し、耐溶融金属脆化特性および局部延性のいずれにも優れた特性を有するZn−Al−Mg系めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 C、Si,Mnを適宜含有する鋼に、TiC等を微細に析出させるとフェライトの強度が高くなり、フェライトとマルテンサイトの強度差が小さくなるため、590MPa以上の高強度鋼板を下地鋼とする溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板の局部延性が大幅に改善できる。Ti添加を前提として、微量のBやNb,Mo,Crの一種または2種以上を添加することにより、590MPa以上の高強度鋼板においても耐溶融金属脆化特性が改善でき、更に、Cu,Niを添加することにより容易にマルテンサイト組織が得られるようになるため、安定して590MPa以上の強度が得られる。 (もっと読む)


【課題】約550〜900MPa級の高強度域におけるTS−ELバランスの向上およびスプリングバック量の低減が達成され、加工性および形状凍結性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】所定の成分組成を満たし、組織は、フェライトの母相組織と、残留オーステナイトおよびマルテンサイト(マルテンサイトは含まれていなくても良い)の第2相組織を有し、全組織中に占めるフェライトの体積率をVf(%)、全組織中に占める残留オーステナイトの体積率をVγ(%)、残留オーステナイト中の炭素濃度をCγ(質量%)、第2相組織間の最短距離をdis(μm)、第2相組織の平均粒径をdia(μm)としたとき、下式(1)および(2)を満足する加工性および形状凍結性に優れた高強度冷延鋼板である。
(Vf×Vγ×Cγ×dis)/dia≧300 ・・・(1)
dis≧1.0μm ・・・(2) (もっと読む)


【課題】780MPa以上のTSを有し、かつ、優れた伸び特性、穴拡げ性、曲げ性を有する成形性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.2%、Si:0.5〜2.5%、Mn:1.5〜3.0%、P:0.001〜0.05%、S:0.0001〜0.01%、Al:0.001〜0.1%、N:0.0005〜0.01%を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる成分組成を有し、フェライト相と焼戻しマルテンサイト相を含むマルテンサイト相とを含有し、組織全体に占めるフェライト相の面積率が30%以上で、マルテンサイト相の面積率が30〜50%であり、マルテンサイト相全体に占める焼戻しマルテンサイト相の面積率が70%以上であるミクロ組織を有する成形性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】Si含有高強度鋼板を母材として不めっきのない美麗な表面外観を有しめっき密着性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板、合金化溶融亜鉛めっき鋼板を得る。
【解決手段】mass%で、C:0.05〜0.30%、Si:0.1〜3.0%、Mn:0.5〜3.0%、Al:0.01〜3.0%、S:0.001〜0.01%、P:0.001〜0.1%を含有する鋼板を、O:1〜20vol%、HO:1〜50vol%を含有する雰囲気中で800〜900℃の範囲内の温度になるように加熱し、次にO:0.01vol%〜0.1vol%未満、HO:1〜20vol%以下を含有する雰囲気中で800〜900℃の範囲内の温度になるように加熱し、次にH:1〜50vol%を含み露点が0℃以下の還元性雰囲気中で800〜900℃の範囲内の温度になるように加熱した後溶融亜鉛めっきする。 (もっと読む)


【課題】高強度の合金化溶融亜鉛めっき鋼板において、型かじりを起こさず、長期間安定してプレス成形を行うことのできるプレス成形性に優れた樹脂被覆高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】合金化溶融亜鉛めっき層中のζ相とδ1相のX線回折ピーク強度比ζ/δ1が0.22〜0.70であり、有機樹脂皮膜で被覆した後のPPI/25μinchが200以下であることを特徴とするプレス成形性に優れた樹脂被覆高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板である。 (もっと読む)


【課題】特に衝突時のように高速変経時において優れためっき密着力を有する、耐衝撃密着性に優れる接着接合用亜鉛系溶融めっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板表面にΓおよびΓ1相を含まない亜鉛系めっき層を有する。このような亜鉛系溶融めっき鋼板とするためには、前記亜鉛系めっき層中のFe濃度を0.6質量%以上5質量%以下とするのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】SiやMnを比較的多く含む鋼板を母材として使用して高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造した場合であっても、不めっき、合金化ムラ、めっき付着量異常を安定して防止できる高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造するための有用な方法提供する。
【解決手段】合金化溶融亜鉛めっき層を素地鋼板の表面に形成した合金化溶融亜鉛めっき鋼板を酸化還元めっき法で製造する方法であって、前記素地鋼板は、Si:0.8〜2.5%(「質量%」の意味、以下同じ)、Mn:1.5〜2.5%を夫々含有するものであり、酸化時に素地鋼板表面に生成するFe系酸化皮膜厚さA(Å)、めっき浴温度B(℃)、めっき浴侵入板温C(℃)、浴中有効Al濃度D(質量%)が、下記(1)式および(2)式の関係を満足するように操業し、その後合金化熱処理を行なう。
A≦−75×B−30×C+7000×D+48700 …(1)
A≧3000 …(2) (もっと読む)


【課題】Siの含有量が0.2質量%以上であっても、めっき不良や合金化処理時間の遅延を抑制することが可能な溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】一般式HOCO-(CH2)n-COOHで表されnが8以下であるジカルボン酸類を0.01質量%以上含有する溶融亜鉛めっき用洗浄液で洗浄した鋼帯を乾燥し、この鋼帯を700〜900℃の温度域で30〜60秒間焼鈍する焼鈍処理、3〜200℃/sの冷却速度で350〜550℃の温度域まで冷却する冷却処理、350〜550℃の温度域で10〜90秒間以下保持する保持処理、および全Al濃度を0.08〜0.5質量%に調整した溶融亜鉛めっき浴に浸漬するめっき処理、さらに必要に応じ450〜580℃の温度域で合金化処理を行う。ここで、焼鈍処理から保持処理における雰囲気中水素濃度は2〜40体積%、かつ焼鈍処理における雰囲気の露点DMと保持処理における雰囲気の露点DLとは次の関係を満たす: DL≦-30℃、かつDM-DL≧10℃。 (もっと読む)


【課題】切断してプレス成形される際に、加工部位ごとに異なる特性が要求される部品への使用に好適な溶融亜鉛系めっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】板面の板幅方向および/または板長さ方向に、特性の異なる複数の領域を有する溶融亜鉛系めっき鋼板。前記特性の異なる複数の領域は、摺動特性に優れる領域および/またはめっき密着性に優れる領域を含む。DFF型またはNOF型の加熱炉で加熱した後、還元焼鈍、溶融亜鉛めっき、合金化処理を行い、加熱炉では、合金化処理後に摺動特性に優れる領域とするところは、加熱バーナーの空気比を1.05以上で鋼板を加熱し、合金化処理後にめっき密着性に優れる領域とするところは、加熱バーナーの空気比を1.05未満で鋼板を加熱する。 (もっと読む)


【課題】易酸化性元素を含む高張力鋼板を、不めっきなく外観美麗に、かつ、安定的に製造する手法を提供する。
【解決手段】連続式溶融亜鉛めっき設備にて溶融亜鉛めっきを施す工程において、鋼板が溶融亜鉛めっき浴に入るときの板温Tが、式(A)で表されることを特徴とする高張力溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
T(Zn) + 100℃ ≦ T ≦ T(Zn)+180℃ (A)
但し、440℃ ≦ T(Zn) ≦ 470℃ (B)
T;溶融亜鉛めっき浴に入るときの板温T(℃)
T(Zn);溶融亜鉛めっき浴の浴温度(℃) (もっと読む)


本発明は、熱延鋼板又は冷延鋼板をアルミニウムめっき鋼板に製造する際、めっき浴の条件を最適化し、このような鋼板で熱間プレス成形製品を製造する段階において、工程段階を制御することで、素地鋼板の表面に(FeAl+FeAl)化合物層を高い比率で含むめっき層を形成させることができるめっき鋼板及びその製造方法、そして、このような鋼板を用いて製造できる熱間プレス成形製品、及びその製造方法を提供する。前記(FeAl+FeAl)化合物層がめっき層全体の厚さを基準として適切な占有率を有する場合、亀裂腐食抵抗性に優れて熱間プレス成形された製品の局部耐食性、特に孔食に対する抵抗性を著しく改善することができ、優れた熱間プレス成形製品を高い生産性と低廉な費用で提供できるという長所がある。
(もっと読む)


【課題】本発明は自動車の車体及び構造材等に用いられる高延性及び高強度特性を有する高マンガン溶融亜鉛メッキ鋼板の製造方法に関し、高マンガン鋼をメッキ素材として使用し、溶融メッキ性及びメッキ密着性等のメッキ表面品質に優れた高マンガン鋼の溶融亜鉛メッキ鋼板を容易に製造する方法を提供する。
【解決手段】本発明は高マンガン鋼を素地として高マンガン鋼溶融亜鉛メッキ鋼板を製造する方法であって、雰囲気ガスの露点、加熱温度及び加熱時間の調整により素地の直下に内部酸化物及び多孔性の表面酸化物が形成されるべく高マンガン鋼を選択酸化させてから、還元雰囲気において還元処理した後、溶融亜鉛メッキすることを特徴とするメッキ表面品質に優れた高マンガン鋼溶融亜鉛メッキ鋼板の製造方法である。
本発明によれば、溶融メッキ性及びメッキ密着性等のメッキ表面品質に優れた高マンガン鋼の溶融亜鉛メッキ鋼板を容易に製造することができる。 (もっと読む)


【課題】めっき表面の耐食性と鋼素地露出部の耐赤錆発生性を同時に改善した複層めっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板を基材として、その表面に質量%でSi:0〜12%、Zn:0〜1%、残部Alおよび不可避的不純物からなる第1の溶融めっきを施し、その上に質量%でAl:3〜22%、Mg:0.5〜8%であり、必要に応じてさらに、Ti:0.1%以下、B:0.05%以下、Si:2%以下の1種以上を含有し、残部Znおよび不可避的不純物からなる第2の溶融めっきを施しためっき鋼板であって、めっき層は第1の溶融めっきに由来する下層と第2の溶融めっきに由来する上層を有し、下層と上層は直接的に、または第2の溶融めっき処理により形成された中間層を介して隙間なく接しており、基材のめっき付着面全体が下層に接している複層めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】Si、Mn、Al、Crの1種以上を含有する鋼板を下地鋼板として、不めっきのない美麗な外観を有し、めっき密着性に優れた高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板を得る。
【解決手段】Si、Mn、Al、Crの1種以上を含有する鋼板を下地鋼板とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板であって、めっき層中及び下地鋼板表層に、酸化物が存在し、該酸化物の総量が0.25g/m以上で、かつそのうち下地鋼板側に存在する酸化物の割合が全酸化物量に対して質量比で40%以下であり、めっき層中に含まれるFeの割合が、質量比で13.0%以下である。 (もっと読む)


【課題】引張強さが1500MPa以上の高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成として、Si+Mn:1.0%以上を含有する。主相組織は、フェライトと炭化物が層をなしており、さらに、炭化物のアスペクト比が10以上で、かつ、前記層の間隔が50nm以下である層状組織が組織全体に対する体積率で65%以上である。さらに、フェライトと層をなす炭化物のうちアスペクト比が10以上かつ圧延方向に対して25°以内の角度を有している炭化物の分率が面積率で75%以上とすることで、圧延方向の曲げ性および耐遅れ破壊特性が優れることになる。上記鋼板は、パーライト組織を主相とし、残部組織におけるフェライト相が組織全体に対する体積率で20%以下であり、パーライト組織のラメラ間隔が500nm以下である組織を有し、ビッカース硬さがHV200以上の鋼板に対して、圧延率:60%以上(好適には75%以上)で冷間圧延を施すことで得られる。 (もっと読む)


【課題】外観性状が良好で、かつ厚目付けのめっき物を形成する
【解決手段】金属材料を、溶融塩フラックス浴中に浸漬した後、溶融金属めっき浴に浸漬して、金属材料に溶融金属をめっきする金属めっき材料の製造方法であって、溶融金属めっき浴の化学組成が、質量%で、Al:45〜60%およびSi:2.0%を超え5.0%以下を含有し、残部がZnおよび不純物からなる金属めっき材料の製造方法。 (もっと読む)


81 - 100 / 187