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【課題】Alめっき鋼板を製造する際の合金層の厚みも減じる技術で加工後の耐食性に優れた溶融Alめっき鋼板の製造が可能となる方法を提供する。
【解決手段】鋼板表面にAl-Fe-Si合金層を有し、該合金層表面をX線回折法で測定した際のAl8Fe2Siの(112)ピーク、β-AlSiFeの(-327)ピークの積分強度をそれぞれA、BとしたときにA/(A+B)が0.65以上、合金層厚みが2.5μm以下で、かつ合金層表面を被覆するAl-Si層中のAl部の硬度がヌープ硬度で50〜80であることを特徴とする加工後の耐食性に優れた溶融Alめっき鋼板。上記Alめっき鋼板を製造するためには冷延鋼板または熱延鋼板を水素濃度1〜8体積%雰囲気内で到達板温750〜900℃となるように加熱した後にSi:5〜8.5%、Fe:0.5〜3%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなり、温度が640〜660℃である溶融金属に浸漬し、その後610〜500℃までの平均冷却速度が5〜25℃となるように冷却するもの。 (もっと読む)


【課題】 スポット溶接における割れの発生を抑制することができるスポット溶接用合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.05〜0.20%、Si:0.5〜2.0%、Mn:1.0〜2.5%、残部にFeおよび不可避的不純物を含有する下地鋼を溶製し熱間圧延する(a1,a2)。熱間圧延後に30℃/s以上の冷却速度で冷却し、かつ450〜580℃で巻き取って熱間圧延鋼板の粒界酸化深さを5μm以下にする(a3,a4)。熱間圧延鋼板を冷間圧延した鋼板に3g/m2以上の付着量でFe系電気めっき処理を行ない(a5〜a7)、その後に合金化溶融亜鉛めっき処理を行い、合金化溶融亜鉛めっき鋼板の粒界酸化深さを5μm以下にする(a8)。 (もっと読む)


【課題】メンテナンス性に優れた簡便な加熱装置を使用して、メタルポンプを使用しなくてもドロスに起因する表面疵の発生を抑制でき、更にめっき層の厚さを低減して、めっき層の密着性を向上させることができる溶融アルミニウムめっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】洗浄して表面に固着しているFe粉量を100mg/m以下にした後焼鈍した鋼板1を、スナウト4を介してめっき浴3中に浸漬してその表面にアルミニウムめっき層を形成する。その際、鋼板1の温度を640〜680℃、めっき浴3の温度を650℃超680℃以下にする。また、スナウト袴4の鋼板引上側外面のめっき浴面直上域をバーナー17によって加熱し、鋼板引上側内面4aの温度を幅方向全域に亘って650℃超680℃以下とすると共に、加熱炉側内面4bの温度は幅方向全体に亘って650℃未満でかつめっき浴3の温度よりも5℃以上低い温度にする。 (もっと読む)


(他に指示が無い限り、全て重量%で)C0.04〜0.30%、Mn1.0〜3.5%、Si0〜1.0%、Al0〜2.0%、Cr0〜1.0%、P0〜0.02%、S0〜0.01%、V0〜0.25%、Nb0〜0.1%、Ti0〜0.20%、N0〜0.015%、B0〜0.010%、不可避不純物、残部鉄を含んでなり、溶融亜鉛めっきされたまたはガルバニーリングされた亜鉛合金被覆層を備え、該亜鉛合金が、Mg0.3〜4.0%及びAl0.05〜6.0%、所望により、一種以上の追加元素0.2%以下、不可避不純物、残部亜鉛からなる、冷間圧延されかつ連続的に焼きなましされた高強度鋼ストリップ、およびその製造方法。
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【課題】チェーン構成部品の部品強度を損なうことなく優れたチェーン強度と耐摩耗性を発揮させるとともに、腐食雰囲気下におけるチェーン構成部品の白錆を抑制して連結ピンとブシュとの間に生じがちなチェーン屈曲不良やチェーン構成部品の外観不良を解消でき、長期にわたって耐食性を発揮できる耐食性チェーンを提供すること。
【解決手段】左右一対に離間配置された内プレート11のブシュ圧入孔11aに圧入嵌合されるブシュ12と、このブシュ12に遊貫して外プレート13のピン圧入孔13aに圧入嵌合される連結ピン14とで編成され、ブシュ12と連結ピン14が溶融Sn−ZnめっきによるSn−Zn合金皮膜で被覆されている耐食性チェーン110。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、メッキ皮膜の密着性および均一性に優れたGI、およびさらに合金化ムラが生じず耐パウダリング性に優れたGAの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の要旨とするところは、Ni付着量0.1g/m以上0.8g/m以下としたNiプレメッキを施した鋼板に溶融亜鉛メッキするに際し、溶融亜鉛メッキ浴のAl濃度を0.12〜0.2%とし、溶融亜鉛メッキ浴温を融点以上450℃未満とすることを特徴とする溶融亜鉛メッキ鋼板の製造方法である。浴への侵入板温は400℃以上450℃未満とすることが望ましましく、加えてメッキ浴温より低温とすことが更に望ましい。また本発明は、前記の方法で製造した溶融亜鉛メッキ鋼板を加熱合金化処理することを特徴とする合金化溶融亜鉛メッキ鋼板の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】良好なめっき外観、めっき密着性、加工性を有する溶融めっき鋼材を提供する。
【解決手段】めっき層の組成が、質量%で、Al:8%以上60%以下、Mg:1%以上10%以下、残部がZnおよび不可避的不純物からなり、めっき-地鉄界面に平均厚み0.1μm以上5.0μm以下のFe-Al化合物層を有することを特徴とする溶融めっき鋼材である。また、鋼材表面にCu及びSnを置換析出させた後、該鋼材を、質量%で、Al:8%以上60%以下、Mg:1%以上10%以下、残部がZnおよび不可避的不純物からなる溶融めっき浴に浸漬させることを特徴とするめっき外観、めっき密着性、加工性に優れた溶融めっき鋼材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】
高強度薄鋼板として主に自動車の内外板用に使われ、加工性及び表面品質に優れた亜鉛メッキ鋼板を提供する。
【解決手段】
この鋼板は、重量%で、C:0.04〜0.25%、Mn:0.2〜2.5%、Si:0.01〜1.7%、Al:0.01〜1.5%、P:0.01〜0.1%、S:0.02%以下、Sb:0.001〜0.1%を含み、残余のFe及びその他不可避な不純物で組成され、上記Si、Alは0.5≦Si+Al≦2.0を満たし、その表面の酸化物層の厚さが冷間圧延後、焼鈍の時1μm以下に抑制されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐パウダリング性に優れると共に、良好な強度−延性バランスを発揮し得る高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】本発明の合金化溶融亜鉛めっき鋼板は、所定の化学成分組成を有し、金属組織がフェライトとマルテンサイトの混合組織を主体とする複合組織鋼板を素地鋼板とし、該素地鋼板の少なくとも片面にFe−Zn合金めっき層を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板であり、前記Fe−Zn合金めっき層の表面からめっき層深さ方向に300Å以上の厚みで、Al(原子%)/Zn(原子%)≧0.10である領域が存在するFe−Zn合金めっき層を少なくとも鋼板の片面に有し、前記めっき層の表面からめっき層深さ方向に300Å以上の厚みで、Al(原子%)/Zn(原子%)≧0.10である領域が存在する。 (もっと読む)


【課題】ドロスの発生を抑制しドロスのメインポットへの混入を抑制する、優れためっき品質を有する製品を得るための連続溶融金属めっき装置を提供する。
【解決手段】メインポット3内には、鋼板Sがプリメルトポット側の斜め上方からメインポット3内に進入するようにスナウト1を、進入してきた鋼板Sが方向転換後メインポット3から引き上げられるようにシンクロール2をそれぞれ配し、プリメルトポット5内には、鋼板Sに付着して減少するめっき金属を補うために金属インゴット4を配している。さらに、前記メインポット3と前記プリメルトポット5を同一浴面にて連接する流路9を備え、前記メインポット3の一部から流路9を経て前記プリメルトポット5の一部までの浴面にはカバー6を配している。また、好ましい構造として、プリメルトポット5内もしくは流路9内に、少なくとも一つ以上の仕切板7を配している。 (もっと読む)


【課題】より幅広い環境下で、安定的に使用することができる合金及びその用途、該合金の製法等を提供する。
【解決手段】Ti又はTi合金(1A族又は2A族金属−Ti合金を除く)5と1A族若しくは2A族金属の溶融物7又は該金属の気体とを該金属の融点以上で、かつβ−Tiの安定温度領域の範囲内の温度範囲で接触させて維持することにより、Ti又は該Ti合金と1A族又は2A族金属とを含有し、その表面から少なくとも10μmの深さまでの範囲における該金属の濃度が少なくとも0.2原子%で、該合金中における該金属の全含有量が0.001〜0.5原子%である1A族又は2A族金属−Ti合金を製造。該合金は、例えば、口腔内インプラントの製造のための、またはフッ化物存在下で用いるための材料として使用することができる。 (もっと読む)


【課題】コンクリートとの接触面における耐食性に優れたコンクリート構造用鋼材を提供する。
【解決手段】コンクリート構造用鋼材を、少なくともコンクリートと接する面に、Mg:2〜10質量%、Al:4〜20質量%、Si:0.01〜2質量%を含有し、残部がZn及び不可避的不純物よりなるZn−Al−Mg−Si合金めっき層を有し、該Zn−Al−Mg−Si合金めっき層がAl/Zn/MgZn2の三元共晶組織の素地中にMg2Si相とAl相が混在した金属組織を有し、かつ、Al相の中にZn−Mg系金間化合物としてMgZn2を含有するものとするとともに、必要に応じてさらにZn−Al−Mg−Si合金めっき相の下層にNiめっき層を設けるものとする。 (もっと読む)


【課題】鉛(Pb)フリーの半田を使用した半田槽に、薄膜超電導線材と導電テープとを浸漬させることにより、薄膜超電導線材と導電テープとを貼り合わせて形成することが可能な複合化超電導線材、複合化超電導線材の製造方法及び超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】Sn(錫)系合金及びBi(ビスマス)を含有する半田を含む半田槽に、薄膜超電導線材と導電テープとを浸漬させることにより、薄膜超電導線材と導電テープとを貼り合わせて、複合化超電導線材を形成する。 (もっと読む)


【課題】外観品位に優れる合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C;0.001%以上0.01%以下、Si;0.001%以上0.2%以下、Mn;0.01%以上2%以下、P;0.02%以上0.2%以下、S;0.001%以上0.03%以下、Al;0.005%以上0.1%以下、Ti;0.001以上0.05%以下、Nb;0.001%以上0.05%以下、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼板の表面に、Znを85%以上含む鉄−亜鉛合金被覆を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板において、その地鉄表面から深さ方向20μm以内の地鉄表層部が、500μm×500μmの観察視野において、平均結晶粒径15μm以下、かつ、結晶粒径の標準偏差が8μm以下を満たすフェライト粒からなることを特徴とする外観品位に優れる合金化溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】高マンガン含有量を有する鋼板を経済的に溶融めっきする方法を提供することにある。
【解決手段】6−30重量%のMnを含有する熱間圧延鋼板または冷間圧延鋼板に、金属保護層、特に亜鉛をベースとする保護層をめっきする方法であって、めっきすべき鋼板が、窒素、水および水素を含む焼きなまし雰囲気中で800−1100℃の温度で焼きなまされかつ次に溶融めっきされる方法。本発明の方法は、高マンガン含有量の鋼板を安価な方法で溶融めっきできる。これは、鋼板上に酸化物サブレーヤが実質的に存在しない金属保護層を形成すべく、焼きなまし雰囲気中の水素含有量%Hに対する水分含有量%HOの比%HO/%Hをそれぞれの焼きなまし温度について、次の関係すなわち、%HO/%H≦8・10−15・T3.529に従って調節することにより達成される。 (もっと読む)


【課題】厚みが均一で美観に優れるメッキ皮膜を形成可能なメッキ方法を提供する。
【解決手段】溶融亜鉛系メッキ方法は、メッキ前処理として、塩化第二鉄溶液で鉄系被メッキ体を処理する工程を含む。鉄系被メッキ体を、塩化第二鉄溶液で処理し、次いでフラックス処理を行った後、溶融亜鉛系メッキを行ってもよい。前記メッキ方法では、鉄系被メッキ体を、塩化第二鉄溶液で処理した後、酸洗し、フラックス処理してもよい。また、鉄系被メッキ体をショットブラスト処理した後、塩化第二鉄溶液で処理してもよい。前記方法では、転造加工、切削加工、又はショットブラスト加工により成形された鉄系被メッキ体を、塩化第二鉄溶液で処理してもよい。鉄系被メッキ体は、ネジ類又はバネ類であってもよい。溶融亜鉛系メッキは、溶融亜鉛メッキ、溶融亜鉛−アルミニウム合金メッキ、又は溶融亜鉛−スズ合金メッキであってもよい。 (もっと読む)


【課題】めっき浴内でのドロス生成を抑制し、ドロスに起因する表面欠陥の発生を防止することができる溶融アルミニウムめっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウムを主成分とするめっき浴2中に鋼板1を連続的に浸漬して、鋼板1の表面にアルミニウム又はアルミニウム合金からなるめっき層を形成する際に、めっき浴2の設定温度tを645〜670℃とし、めっき浴2に浸漬する際の鋼板1の温度を、めっき浴2の設定温度tに対して±5℃以内とすると共に、鋼板1浸漬時のめっき浴2の温度変動を設定温度tに対して±2℃以内にする。 (もっと読む)


本発明は、鋼基板(例えば、鋼ストリップ又は鋼板)と、前記鋼基板の少なくとも一面に付与される亜鉛系防食コーティングとから形成される、シート鋼生成物及びその製造方法であって、
前記防食コーティングは、
Mg:0.25〜2.5重量%、Al:0.2〜3.0重量%、Fe:4.0%重量以下、及び、必要に応じて、Pb、Bi、Cd、Ti、B、Si、Cu、Ni、Co、Cr、Mn、Sn及び希土類からなる群からの1つ以上の元素を合計で0.8重量%以下、残余亜鉛、並びに、不可避の不純物を含み、そして、
中間層(シート鋼生成物のすぐ表面に直接隣接する表面層と鋼基板に隣接する境界層との間に広がっており、そして、防食コーティングの全体の厚さの少なくとも約20%の厚さである)において、前記防食コーティングが0.5重量%以下のAl含有量を有している、前記シート鋼生成物及びその製造方法に関する。本発明のシート鋼生成物は、高い腐食抵抗性と最適化された溶接性との最適な組み合わせを有しており、そして、特に、自動車車体構造、一般建築用途、又は、家庭電化製品用への使用が適当である。 (もっと読む)


本発明は、高い腐食抵抗性を経済的に製造することができる方法、並びに、容易に実行可能な、防食システムを備えている鋼板生成物に関する。本発明の方法は、以下の工程:
保護ガス雰囲気下で鋼基板をストリップ温度まで予熱する工程;
鋼基板をストリップ入口温度まで冷却する工程;
亜鉛浴中で鋼基板をどぶ漬けコーティングして、金属防食コーティング(その中間層は0.5重量%以下のAl含有量を有する)を前記鋼基板上に形成する工程;
過剰コーティング材料をストリッピングすることによって、溶融浴中で鋼基板に付与される金属防食コーティングの厚さを、各々の面で3〜20μmの値まで調節する工程;
金属防食コーティングを備えている鋼基板を冷却する工程;そして
鋼基板の金属防食コーティングへ有機コーティングを付与する工程;
を含む。 (もっと読む)


【課題】 本発明方法は、易酸化性成分の酸化物生成によって引き起こされるめっき外観の劣化と焼鈍雰囲気下に存在する水素起因のふくれ、を解決する手段を提供する。
【解決手段】 易酸化性成分を含む高張力熱延鋼板を全還元方式の溶融亜鉛めっき設備を用いて還元性の雰囲気で焼鈍した後、該鋼板を大気に接触させることなく、溶融亜鉛めっき中を通板せしめる溶融亜鉛めっき熱延鋼板の製造方法において、焼鈍時の水素濃度を10%以上25%以下とし、焼鈍終了後、過時効炉にて、鋼板温度を200℃以上550℃以下、水素濃度を2%以上7%以下の雰囲気下で30秒以上400秒以下に保持して、均熱処理し、その後溶融めっきすることを特徴とする濡れ性、ふくれ性に優れた高張力溶融亜鉛めっき熱延鋼板の製造方法。 (もっと読む)


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