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Fターム[4K027AE02]に分類される特許

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【課題】 加工の厳しい部品への適用に必要な高いめっき密着性を具備する高耐食性溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】 鋼板の表面に、Mg:1〜10質量%、Al:4〜20質量%、Si:0.0001〜0.5質量%を含有し、残部がZnおよび不可避的不純物からなる亜鉛めっき層を有する溶融亜鉛めっき鋼板において、めっき/鋼板界面にAl−Fe−Si−Zn四元系合金層を生成させる。合金層の厚みが1〜100nmであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】時効後の成形性及び形状凍結性に優れた冷延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】C: 0.01〜0.05%、Si:0.05%以下、Mn: 0.1〜0.5%、P:0.05%以下、S:0.02%以下、Al:0.02〜0.10%、N:0.005%以下で、残部が鉄および不可避不純物であり、フェライト相主体の組織を有し、該フェライト相の平均粒径が10〜20μmで、個々のフェライト粒径を平均値で割った値の自然対数の標準偏差σAは0.30以上である。上記鋼板を得るためには、冷間圧延後焼鈍を行うに際し、600℃から均熱温度までの温度域を1〜30℃/sの平均加熱速度で加熱し、均熱温度を800〜900℃、均熱時間を30〜200sとして均熱処理し、均熱温度から550℃までの温度域を3〜30℃/sの平均冷却速度で冷却し、500〜300℃で30s以上保持し、室温で伸び率:0.5〜2.0%の歪みを加える。 (もっと読む)


【課題】鋼板の溶融亜鉛めっきにおいて発生するドロスを除去するドロス除去装置を提供する。
【解決手段】ドロス除去装置は亜年めっき槽(以下めっき槽という)に連設して設けられ、追加されるめっき金属の溶解機能と、ドロス除去機能を有し、ドロス槽は、フィルタで2分割され、その第1の区画はドロス槽内に設けられたフィルタで清浄化された溶融亜鉛と追加されためっき金属を溶解する部分と、第2の区画は前記めっき槽から樋を通じて溶融亜鉛と軽ドロスを受ける部分とからなり、めっき槽とドロス槽との間には、第1の区画から清浄な溶融亜鉛をめっき槽に供給する電磁バルブを備えた第1の連通孔を備え、第2の区画は、前記めっき槽の溶融亜鉛表面に浮上している軽ドロスと溶融亜鉛浴中に浮遊したドロスを含む溶融亜鉛をドロス槽に移動させる樋を備え、めっき槽内に沈殿した重ドロスと浮上している軽ドロスをめっき槽から除去する。 (もっと読む)


本発明の一側面は表面から深さ1μm以内に、酸化反応時に酸素1モール当たりのギブス自由エネルギー減少量がCrより小さい金属の表面拡散層を含む素地鋼板と、上記酸化反応時に酸素1モール当たりのギブス自由エネルギー減少量がCrより小さい金属の表面拡散層上に形成されたAlを30重量%以上含むAl濃化層と、上記Al濃化層上に形成された亜鉛めっき層を含み、上記表面拡散層と上記Al濃化層の間には平均厚さが150nm以下の焼鈍酸化物が不連続的に分布し、上記素地鋼板の表面から深さ1μm以内に上記酸化反応時に酸素1モール当たりのギブス自由エネルギー減少量がCrより小さい金属の含量が0.1重量%以上である表面特性に優れた熱間プレス用亜鉛めっき鋼板を提供することで、焼鈍前に酸素親和力の少ない金属を有効な厚さにコーティングし、鋼板表面に焼鈍酸化物が生成することを抑制して均一な亜鉛めっき層を形成し、プレス加工熱処理時に亜鉛めっき層の合金化が促進されて亜鉛めっき層の溶融温度が短時間内に上昇することで、めっき層の劣化を防止することができ、熱間プレス成形後に形成された内部酸化物の発生を最小化することができる。
また、本発明の他の一側面によると、熱間プレス加熱時にめっき層の表面に亜鉛めっき層の劣化を防止することができる酸化物層を形成させ、めっき層内のZn、Fe及び金属の3元相を形成させて亜鉛めっき層を安定的に保持することができ、表面状態を良好に確保してリン酸塩処理性に優れ、別途のリン酸塩処理をしなくても電着塗装時に塗装性及び途膜密着性を確保することができ、熱間プレス成形時に素地鋼板にクラックが発生することを防止して加工性を向上させることができる。
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【課題】母材に高Siを用いた場合にも不めっきが無く、溶接性にも優れているため、自動車や建築用途などの高強度で耐食性が必要な材料用途として、内装材のみならず外装材としても極めて好適である本溶融亜鉛めっき鋼板の提供。
【解決手段】C:0.01〜0.25%、Si:0.2〜2.0%、Mn:0.30〜3.0%、P:0.050%以下、S:0.010%以下、N:0.0060%以下、及び、sol.Al:0.5%以下、且つ、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼板母材の表面に、Fe:8.0〜15%、及び、Al:0.15〜0.50%を含有する合金化溶融亜鉛めっき層を備える合金化溶融亜鉛めっき鋼板であって、合金化溶融亜鉛めっき層表層部に形成されている酸化物層中のAl、Si、Mnの合計付着量が5mg/m以下である溶接性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板である。 (もっと読む)


【課題】Siを比較的多量に含有する鋼板をめっき基材として溶融亜鉛めっきや合金化溶融亜鉛めっきが施される溶融亜鉛系めっき鋼板を、めっきの濡れ性を改善しながら低コストで製造する。
【解決手段】C:0.01%以上0.25%以下、Si:0.3%以上2.0%以下、Mn:0.030%以上3.0%以下、P:0.050%以下、S:0.010%以下、N:0.0060%以下、及び、sol.Al:0.5%以下を含有する化学組成を有する鋼板母材の表面に、質量%で、Fe:8.0%以上15%以下、及び、Al:0.15%以上0.50%以下を含有するめっき層を備える合金化溶融亜鉛めっき鋼板である。めっき層と鋼板母材との界面から深さ2μm以内の鋼板母材中に、Si、MnまたはAlの単独酸化物、これらの二種以上を含む酸化物、又はこれらの複合酸化物が存在する。この酸化物の最大粒径が0.1μm以下である。 (もっと読む)


【課題】耐水素脆化特性に優れた高強度鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%でC:0.07〜0.25%、Si:0.3〜2.50%、Mn:1.5〜3.0%、Ti:0.005〜0.09%、B:0.0001〜0.01%、P:0.001〜0.03%、S:0.0001〜0.01%、Al:2.50%以下、N:0.0005〜0.0100%、O:0.0005〜0.007%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼であり、鋼板内部が、主相であるフェライトと、ブロックサイズ1μm以下のマルテンサイトを含む硬質組織とを含み、鋼板表層が、前記硬質組織の体積率が鋼板の板厚の1/4厚み位置に含まれる硬質組織の体積率の80%以下である厚み0.5μm以上の脱炭層からなる耐水素脆化特性に優れた引張最大強度900MPa以上の高強度鋼板とその製造方法。 (もっと読む)


【課題】高強度であるとともに加工性に優れ、機械切断特性に優れた引張最大強度900MPa以上の高強度冷延鋼板及びその製造方法、並びに、高強度亜鉛めっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.07〜0.25%、Si:0.3〜2.50%、Mn:1.5〜3.0%、Ti:0.005〜0.07%、B:0.0001〜0.01%、P:0.001〜0.03%、S:0.0001〜0.01%、Al:0.60%以下、N:0.0005〜0.0100%、O:0.0005〜0.007%、を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなる鋼成分を有し、鋼板組織が、主としてフェライト及びマルテンサイトからなる鋼板の表層において、前記鋼板の表層4μm以下の結晶粒界、もしくは、結晶粒内のいずれか一方、あるいは、両方に、Siを含有する酸化物を2×10(個/mm)以上の分布で含有する。 (もっと読む)


【課題】摺動を伴う加工を受けたときでも合金化溶融亜鉛めっき層が素地鋼板から剥離せず、めっき密着性が良好な合金化溶融亜鉛めっき高張力鋼板、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】素地鋼板の表面に合金化溶融亜鉛めっき層が形成された合金化溶融亜鉛めっき高張力鋼板であって、前記素地鋼板はSiを0.04〜2.5%含有し、且つ前記合金化溶融亜鉛めっき層を酸で溶解除去した後の素地鋼板の表面粗さをレーザー顕微鏡で複数箇所測定したときに、全測定箇所の60%以上において、算術平均傾斜角(RΔa)が23.0°以上で、二乗平均平方根傾斜角(RΔq)が29.0°以上である。 (もっと読む)


【課題】細径の鋼芯線の表面を厚い溶融Alめっき層で被覆するのに適した溶融Alめっき鋼線の製造方法を提供する。
【解決手段】溶融Alめっき浴1に浸漬した鋼線3を気相空間に連続的に引き上げる方法で鋼線表面に溶融Alめっき7を施すにあたり、浴面から引き上げられる鋼線の中心線を含むある平面内で、鋼線の水平方向両側における浴面高さに差が生じる状態を作り、その状態を維持しながら鋼線を引き上げる溶融Alめっき鋼線の製造方法。上記において、引き上げられる鋼線周囲のめっき浴面の一部領域に気相空間側から局所的に窒素ガスなどの気体を吹き付けて浴面に窪み4を形成させることにより、前記の水平方向両側における浴面高さに差が生じる状態を作る手法を採用することが好適である。溶融Alめっきに供する鋼線の直径が0.1〜1.0mmのものが特に好適な対象となる。 (もっと読む)


【課題】成形性に優れた高張力冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.06%、Si、Mn、P、Sを調整して含み、Al:0.05%以下、N:0.0060〜0.0200%を、N/Alが0.2以上となるように含有するか、さらにNb:0.001〜0.030%、B:0.0015%以下のうちの1種または2種を、N/(Al+0.3Nb+2.5B)が0.2以上となるように含有する鋼素材に、加熱温度1000℃以上に加熱し、粗圧延し、ついで該シートバーに仕上圧延出側温度:800℃以上とする仕上圧延を施し、巻取り温度:{700-10×(Al/N)}℃以下、またはNbを含有する場合は{700−10×(Al+0.3Nb)/N)}℃以下で巻取り熱延板とし、さらに圧下率:50〜95%の冷間圧延を施し、ついで冷延板を熱処理温度:300〜650℃の範囲の温度に加熱したのち冷却する。 (もっと読む)


【課題】自動車の外板及び内板材として用いられる鋼板に耐デント性、低降伏応力、高Ri値(Lankford value)及び高成形性を有する複合組織鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.10重量%、Si:0.03〜0.50重量%、Mn:1.50〜2.00重量%、P:0重量%超0.03重量%、S:0重量%超0.003重量%、Al:0.03〜0.50重量%、Cr:0.1〜0.2重量%、Mo:0.1〜0.20重量%、Nb:0.02〜0.04重量%、B:0重量%超0.005重量%、N:0重量%超0.01重量%、残りのFe及びその他不可避な不純物で組成され、冷間圧延後に熱処理及び溶融亜鉛メッキをした高強度鋼板及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】高比例限を有する薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.10%、N:0.005〜0.020%を含む組成と、平均結晶粒径:5μm以上のフェライト相を主体とする組織とを有する薄鋼板に、板厚減少率で1〜30%の冷間加工を施す。これにより、150MPa以上の高比例限を有する薄鋼板となる。なお、C,Nに加えてさらに、Si:0.5%以下、Mn:0.1〜1.0%、P:0.05%以下、S:0.02%以下、Al:0.10%以下を、N含有量とAl含有量がN/Al:0.2以上を満足するように調整して含有する。さらに、BあるいはさらにTiを含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】高価な合金元素を含有しない成分系で、延性、伸びフランジ性に優れ引張強度590MPa以上の、加工性に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】mass%で、C:0.06〜0.10%、Si:0.03%以下、Mn:1.6〜2.0%、P:0.020%以下、S:0.0030%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.01%以下、Ti:0.060〜0.180%を含有し、([%Ti]/48)/([%C]/12)=0.10〜0.50を満足し、残部がFe及び不可避不純物からなる成分組成を有し、体積分率90%以上・平均結晶粒径が3μm〜10μmのフェライト相と、体積分率1〜5%・平均結晶粒径が1μm〜4μmのマルテンサイト相と、体積分率1〜5%のセメンタイトとから構成される組織を有する加工性に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板を用いる。 (もっと読む)


【課題】RoHS指令の規制の範囲内である、Pb含有量を0.1質量%以下、Cd含有量を0.01質量%以下に抑制した溶融亜鉛浴を用いた場合であっても、不めっき発生の少ない溶融亜鉛めっき材の製造方法およびこの方法により製造されためっき鋼管を提供する。
【解決手段】フラックス処理を施した被めっき材を、加熱溶融した溶融亜鉛浴に所定時間浸漬し、引上げ後、冷却することにより、前記被めっき材の表面に溶融亜鉛めっき皮膜を形成してなる溶融亜鉛めっき材の製造方法において、前記溶融亜鉛浴は、Sb:0.1質量%以上、0.5質量%以下、Sn:1.6質量%以上、2.0質量%未満、ならびに、Pb:0.1質量%以下を含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】めっき層の組成が、RoHS指令で規制された範囲内であるPb濃度:0.1質量%以下、Cd濃度:0.01質量%以下であっても、不めっきが生じにくく、かつ、黒変性の低い溶融亜鉛めっき鋼材を提供する。
【解決手段】めっき層の組成がPb:0.10質量%以下、Sb:0.04〜0.50質量%を含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】TRIP鋼をベースに、優れた加工性及び耐食性を有する高強度の合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供すること。
【解決手段】C:0.20〜0.40%、Si:0.2〜1.5%、Mn:1.0〜3.0%Al:0.6〜2.0%、Mo:0.03〜0.50%を含有し、P:0.05%以下、S:0.02%以下、N:0.006%以下に制限した鋼成分よりなり、ミクロ組織が、面積率で20〜75%のフェライト、5〜25%の残留オーステナイトを含有し、前記フェライトの平均結晶粒径が10μm以下である合金化溶融亜鉛めっき鋼板を、途中の熱処理及び溶融めっきの過程において、炭化物を粗大化させないようにして製造する。 (もっと読む)


【課題】深絞り加工が施される場合でも、耐腐食性を高めることが可能な車両の燃料タンク用の溶融めっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板と、前記鋼板の表面に形成されてなるものであって15質量%以上40%質量%以下のNiと残部にFeを含む下地めっき層と、前記下地めっき層上に形成されてなるものであって4質量%以上8.8%質量%以下のZnと残部にSnを含む溶融めっき層とを具備してなり、板厚減少率30%以下でドロービード加工した際に生じる前記溶融めっき層におけるめっき割れ欠陥の合計長さが、前記ドロービード加工の引き抜き方向10mm当たり0.5mm以下となることを特徴とする車両の燃料タンク用の溶融めっき鋼板を採用する。 (もっと読む)


【課題】優れた耐食性および加工性を有するZn−Mg系めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板表面には下記特徴からなるめっき層を有する。Al:0.1〜2.0%、Mg:3.0〜10.0%、残部がZnおよび不可避不純物からなり、めっき層中のMg含有量[Mg](質量%)とめっき層中に存在する共晶組織中の金属間化合物を除くZn-Mg系金属間化合物相の平均長径X(μm)とが下式(1)を満たす。
2.25−0.25×[Mg] < X < 200 かつ 0 < X―――(1)
ただし、[Mg]:めっき層のMg含有量(質量%)、X:Zn-Mg系金属間化合物相の平均長径(μm)である。 (もっと読む)


【課題】優れた耐食性および加工性を有するZn−Mg系めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】Al:0.1〜2.0%、Mg:3.0〜10.0%、残部がZnおよび不可避不純物からなるめっき層を鋼板表面に有し、前記めっき表面に露出している共晶組織中の金属間化合物を除くZn-Mg系金属間化合物相のめっき表面全体に対する面積割合が5%以上80%以下である。また、このような溶融Zn−Mg系めっき鋼板は、質量%で、Al:0.1〜2.0%、Mg:3.0〜10.0%、残部がZnおよび不可避不純物からなるめっき浴にて、めっき浴中温度を、めっき浴組成の合金の液相線温度より10℃〜80℃高くしてめっき処理を行い、次いで、めっき浴組成の合金の液相線温度から所定の温度までの冷却を1℃/s以上100℃/s以下の冷却速度で行うことで得られる。 (もっと読む)


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