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Fターム[4K029BD05]の内容

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Fターム[4K029BD05]に分類される特許

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【課題】Ni基合金、Co基合金などの耐熱合金の高速切削条件下で、硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体表面に、1〜50nmの層厚の薄層Aと1〜50nmの層厚の薄層Bとが交互に積層された複層領域と、100〜500nmの層厚の単一層にて構成された単層領域との交互積層構造からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、薄層Aは、[Ti1−XSi]N(Xは原子比で0.01〜0.30)層、薄層Bは、[Ti1−Y]N(Yは原子比で0.40〜0.70)層であって、単一層は、上記薄層Aまたは薄層Bと同一種の層で構成する。 (もっと読む)


【課題】密着性が良好でc−BN相を高い割合で有する極めて実用性に秀れた窒化ホウ素皮膜の提供。
【解決手段】c−BN相を含む窒化ホウ素皮膜であって、c−BN相の平均結晶粒径が5〜100nmであり、各々の結晶の周りが厚さ1〜20nmのsp結合相で囲まれた組織を有する窒化ホウ素皮膜。 (もっと読む)


【課題】2層構造を有する硬質皮膜層1、2において、硬質皮膜層1は残留圧縮応力により亀裂の伝播抑制を図り、硬質皮膜層2は残留圧縮応力の低減化により厚膜化を可能とし、基材との密着強度を改善して硬質皮膜被覆切削工具の長寿命化を図る。
【解決手段】超硬合金を基材とする切削工具に硬質皮膜を被覆した硬質皮膜被覆切削工具において、表面側に硬質皮膜層1、基材側に硬質皮膜層2が被覆され、硬質皮膜層1は(AlCr1−a)N、但し、0.5≦a≦0.75、0.9≦x≦1.1であり、硬質皮膜層2は(TiAl1−b)N、但し、0.4≦b≦0.6、0.9≦y≦1.1であり、X線回折における硬質皮膜層1の(111)面の格子定数をa1(nm)、硬質皮膜層2の(200)面の格子定数をa2(nm)としたとき、0.990≦a1/a2≦0.999であることを特徴とする硬質皮膜被覆切削工具。 (もっと読む)


【課題】Ni基合金、Co基合金などの耐熱合金の高速切削条件下で、硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体表面に、1〜50nmの層厚の薄層Aと1〜50nmの層厚の薄層Bとが交互に積層された複層領域と、100〜500nmの層厚の単一層にて構成された単層領域との交互積層構造からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、薄層Aは、[Ti1−XSi]N(Xは原子比で0.01〜0.30)層、薄層Bは、[Ti1−YAl]N(Yは原子比で0.40〜0.70)層であって、単一層は、上記薄層Bと同一種の層で構成する。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性、耐欠損性、および密着性を兼ね備えた被覆膜を表面に有する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材とその上に形成された被覆膜とを備え、該被覆膜は、1μm以上15μm以下の膜厚であり、かつAlaTibSicN(ただし式中、0.35≦a≦0.7、0<c≦0.1、a+b+c=1)からなるA層と、TidSieN(ただし式中、0<e≦0.1、d+e=1)からなるB層とが交互に各2層以上積層された積層体を含み、A層およびB層はそれぞれ、20nm以下の層厚であり、各A層は、実質的に同一の層厚であり、各B層は、実質的に同一の層厚であり、A層は、基材側から被覆膜の表面側にかけて連続的または段階的にAlの原子比が減少し、基材に最も近い側のA層を構成するAlの原子比をa1とし、被覆膜の表面に最も近い側のA層を構成するAlの原子比をa2とすると、a1−a2≧0.005を満たすことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性、耐欠損性、および密着性を兼ね備えた被覆膜を表面に有する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材とその上に形成された被覆膜とを備え、該被覆膜は、1μm以上15μm以下の膜厚であり、かつAlaTibSicdNからなるA層と、TieSifMegNからなるB層とが交互に各2層以上積層された積層体を含み、A層およびB層はそれぞれ、20nm以下の層厚であり、各A層は、実質的に同一の層厚であり、各B層は、実質的に同一の層厚であり、A層は、基材側から被覆膜の表面側にかけて連続的または段階的にAlの原子比が減少し、基材に最も近い側のA層を構成するAlの原子比をa1とし、被覆膜の表面に最も近い側のA層を構成するAlの原子比をa2とすると、a1−a2≧0.005を満たすことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】断続重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐欠損性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】WC基超硬合金製工具基体表面に0.2〜2μmの平均層厚のCrAlN層(但し、その組成式を(Cr1−XAl)Nで表わした場合、Xは、原子比で、0.10〜0.70が望ましい)からなる硬質被覆層を物理蒸着で形成した表面被覆切削工具において、CrAlN層は、平均層厚と等しい高さを有し、かつ、工具基体表面に対して直立方向に成長した縦長平板状のCrAlN結晶粒からなり、さらに、前記CrAlN層の表面から0.1μmの深さの水平断面における結晶粒組織を観察した場合、短辺が5〜100nm、アスペクト比が3以上である前記縦長平板状のCrAlN結晶粒の占める面積割合が、全水平断面積の30%以上である。 (もっと読む)


【課題】断続重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐欠損性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】WC基超硬合金製工具基体表面に0.2〜2μmの平均層厚のCrN層からなる硬質被覆層を物理蒸着で形成した表面被覆切削工具において、CrN層は、平均層厚と等しい高さを有し、かつ、工具基体表面に対して直立方向に成長した縦長平板状のCrN結晶粒からなり、さらに、前記CrN層の表面から0.1μmの深さの水平断面における結晶粒組織を観察した場合、短辺が5〜100nm、アスペクト比が3以上である前記縦長平板状のCrN結晶粒の占める面積割合が、全水平断面積の30%以上である。 (もっと読む)


【課題】離型剤の塗布をなくす方向への改善を可能とするために、高硬度性、密着性(金型に対するもの)、耐ヒートクラック性、耐圧性、耐熱性(耐酸化性)、耐食性(耐溶損性)、低濡れ性(耐溶着性)の特性を満足する鋳造金型表面用保護膜を提供すること。
【解決手段】金属基材表面に形成される保護膜本体を備え、その保護膜本体はCrAlN相とBN相とが三次元的に混じり合う複合膜であることを特徴とする鋳造金型表面用保護膜。又、その表面に向かうほどBN含有量率(vol%)が連続的に多くなる傾斜膜もしくは段階的に多くなる多層膜、又はこれらを組み合わせた膜である。 (もっと読む)


本発明は、固体本体表面の少なくとも部分の上に堆積され、物理蒸着法によって堆積されたAl−Cr−B−N個別層を多層構造中に含有する多層被覆システムであって、多層被覆システムの全体厚みの少なくとも部分において、Al−Cr−B−N個別層はTi−Al−N個別層と組合され、Al−Cr−B−NおよびTi−Al−N個別層は互いに交互に堆積され、Al−Cr−B−N個別層の厚みはTi−Al−N個別層の厚みよりも大きく、これにより多層被覆システムの残留応力は対応の類似のAl−Cr−B−N単層被覆の残留応力と比較してかなり低いことを特徴とする、多層被覆システムに関する。 (もっと読む)


【課題】高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐ピッチング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、薄層Aと薄層Bの交互積層構造からなる下部層及び上部層からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、(a)薄層Aは、組成式:(Al1−αCrα)Nあるいは(Al1−α−βCrαSiβ)Nで表されるAlとCr(とSi)の複合窒化物層、(b)薄層Bは、組成式:(Al1−YCrあるいは(Al1−Y−ZCrSiで表されるAlとCr(とSi)の複合酸化物層、(c)上部層は、組成式:(Al1−YCr1−Xあるいは(Al1−Y−ZCrSi1−Xで表され、かつ、上部層のO(酸素)含有割合が、下部層側から上部層表面に向かって減少する組成傾斜型のAlとCr(とSi)の複合酸化物層、を蒸着形成する。但し、原子比で、0.25≦α≦0.45,0.01≦β≦0.1,0≦X≦0.2,0.25≦Y≦0.45,0.01≦Z≦0.1。 (もっと読む)


【課題】切刃に対して高負荷が作用する乾式断続重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐欠損性と靭性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】超硬合金焼結体からなる切削工具基体表面にTi1-xSiN層からなる硬質被覆層を物理蒸着で形成した表面被覆切削工具において、xが0.05≦x≦0.3を満たし、さらに、Ti1-xSiN結晶粒を上記平均層厚と等しい高さを有する柱状晶組織とし、さらに、上記Ti1-xSiN層の水平断面における結晶粒組織を観察した場合の、粒径が10〜100nmの結晶粒が占有する面積を測定面積のうちの90%以上とし、かつ、電子線後方散乱回折装置で表面の結晶粒の結晶方位を測定した場合、隣り合う測定点との結晶方位の差が15度以上となる結晶界面によって囲まれた直径0.2〜4μmの区分が占有する面積を、測定された全体の面積のうち20%以上とする。 (もっと読む)


【課題】切刃に対して高負荷が作用する乾式断続重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐欠損性と靭性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】超硬合金焼結体からなる切削工具基体表面にTiN層からなる硬質被覆層を物理蒸着で形成した表面被覆切削工具において、TiN結晶粒を上記平均層厚と等しい高さを有する柱状晶組織とし、さらに、上記TiN層の水平断面における結晶粒組織を観察した場合の、粒径が10〜100nmの結晶粒が占有する面積を測定面積のうちの90%以上とし、かつ、電子線後方散乱回折装置で表面の結晶粒の結晶方位を測定した場合、隣り合う測定点との結晶方位の差が15度以上となる結晶界面によって囲まれた直径0.2〜4μmの区分が占有する面積を、測定された全体の面積のうち20%以上とし、断続重切削加工において優れた耐欠損性と靭性を発揮させる。 (もっと読む)


【課題】鍛造加工時における摩耗とともに、熱疲労亀裂を抑制し金型の大きな割れや欠けを防止でき、耐久性に優れた温熱間鍛造用金型及びその製造方法を提供する。
【解決手段】金型意匠面に耐摩耗性皮膜を与えた温熱間鍛造用金型である。耐摩耗性皮膜は、イオンプレーティング法により、(AlCr1−x)Nからなる第1層(0<x<1)と、(TiAl1−y)Nからなる第2層(0<y<1)と、を交互に積層させた多層皮膜であって、隣り合う前記第1層及び前記第2層の各層の厚さが少なくとも15nm以下であるとともに、前記多層皮膜の総被膜厚さは1μm以上20μm以下である。 (もっと読む)


【課題】膜中にマクロパーティクル等の混入のない、平滑で、密着性が高い薄膜を生成することができ、低コストでかつメンテナンス性も優れた装置を提供することを目的とする。
【解決手段】真空アーク放電によって陰極を蒸発させて陰極物質を含むプラズマを生成する真空アーク蒸発源と、基体を収容され真空排気される真空室と、外部に磁場形成手段を有する湾曲状プラズマ輸送管とを備えた薄膜形成装置において、前記プラズマ輸送手段の内壁に、多孔質部材と針金状芯材とから構成されるパーティクル除去手段を配設したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高温環境下での耐摩耗性および耐溶着性に優れた被膜、その被膜を含む切削工具およびその被膜の製造方法を提供する。
【解決手段】酸化物層を少なくとも1層含む被膜であって、酸化物層の組成は、以下の式(1)で表わされ、
(Al1−xZr3(1+y) …(1)
式(1)において、xは0.01≦x≦0.07を満たす実数であり、yは−0.1≦y≦0.2を満たす実数であって、酸化物層はγ−アルミナ型の結晶構造および非晶質構造を有する被膜である。また、その被膜を含む切削工具と、その被膜の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】基材上の被膜の密着性が高いとともに、優れた耐熱性と優れた耐摩耗性と優れた潤滑性とを併せ持つ表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 本発明の表面被覆切削工具は、基材と、該基材上に形成された被膜とを備えるものであって、該被膜は、物理蒸着法により形成され、かつ一以上の層を含み、該一以上の層のうち少なくとも一層は、第1被膜層であり、該第1被膜層は、AlとNとを含み、その熱浸透率が2000J・sec-1・m-1・K-1以上5000J・sec-1・m-1・K-1以下であって、かつ0.2μm以上5μm以下の膜厚であり、第1被膜層は、基材側から順に非晶質領域と結晶質領域とを有し、非晶質領域は、非晶質からなり、かつ0.01μm以上2μm以下の厚みであり、結晶質領域は、六方晶構造を含む結晶構造からなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高温環境下での耐摩耗性および耐溶着性に優れた被膜、その被膜を含む切削工具およびその被膜の製造方法を提供する。
【解決手段】切削工具の基材上に形成される被膜であって、第1酸化物層と第1酸化物層上に形成された第2酸化物層との積層体を含み、第1酸化物層は第2酸化物層よりも基材側に位置しており、第1酸化物層はα−アルミナ型の結晶構造を有し、第2酸化物層の組成は、以下の式(1)で表わされ、
(Al1−xZr3(1+y) …(1)
式(1)において、xは0.001≦x≦0.5を満たす実数であり、yは−0.1≦y≦0.2を満たす実数であって、第2酸化物層は非晶質である被膜である。また、その被膜を含む切削工具と、その被膜の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】高温環境下での耐摩耗性および耐溶着性に優れた被膜、その被膜を含む切削工具およびその被膜の製造方法を提供する。
【解決手段】酸化物層を少なくとも1層含む被膜であって、酸化物層の組成は、以下の式(1)で表わされ、
(Al1−xZr3(1+y) …(1)
式(1)において、xは0.001≦x≦0.05を満たす実数であり、yは−0.1≦y≦0.2を満たす実数であって、酸化物層はγ−アルミナ型の結晶構造を有する被膜である。また、その被膜を含む切削工具と、その被膜の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】(AlyCr1-y)Xコーティング工作物、たとえば鉋がけ工具(Zerspanungswerkzeug)、切削工具および成型工具あるいは機械製造および金型製造のための部品、ならびに工作物上にこのような層を析出するための方法を提供し、その際先行技術にあった問題を回避する。
【解決手段】工作物あるいは部品であって、組成(AlyCr1-y)Xの少なくとも1層を含む層システムを有し、X=N、C、B、CN、BN、CBN、NO、CO、BO、CNO、BNOまたはCBNOでありかつ0.4≦y<0.68であり、上記層中の層組成は、実質的に一定であるか、または層厚にわたって連続的あるいは段階的に変化する。 (もっと読む)


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