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Fターム[4K029BD05]の内容

物理蒸着 (93,067) | 被膜の用途 (4,612) | 工具 (979)

Fターム[4K029BD05]に分類される特許

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【課題】高温環境下での耐摩耗性および耐溶着性に優れた被膜、その被膜を含む切削工具およびその被膜の製造方法を提供する。
【解決手段】切削工具の基材上に形成される被膜であって、第1酸化物層と第1酸化物層上に形成された第2酸化物層との積層体を含み、第1酸化物層は第2酸化物層よりも基材側に位置しており、第1酸化物層はα−アルミナ型の結晶構造を有し、第2酸化物層の組成は、以下の式(1)で表わされ、
(Al1−xZr3(1+y) …(1)
式(1)において、xは0.001≦x≦0.5を満たす実数であり、yは−0.1≦y≦0.2を満たす実数であって、第2酸化物層は非晶質である被膜である。また、その被膜を含む切削工具と、その被膜の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】高温環境下での耐摩耗性および耐溶着性に優れた被膜、その被膜を含む切削工具およびその被膜の製造方法を提供する。
【解決手段】酸化物層を少なくとも1層含む被膜であって、酸化物層の組成は、以下の式(1)で表わされ、
(Al1−xZr3(1+y) …(1)
式(1)において、xは0.001≦x≦0.05を満たす実数であり、yは−0.1≦y≦0.2を満たす実数であって、酸化物層はγ−アルミナ型の結晶構造を有する被膜である。また、その被膜を含む切削工具と、その被膜の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】(AlyCr1-y)Xコーティング工作物、たとえば鉋がけ工具(Zerspanungswerkzeug)、切削工具および成型工具あるいは機械製造および金型製造のための部品、ならびに工作物上にこのような層を析出するための方法を提供し、その際先行技術にあった問題を回避する。
【解決手段】工作物あるいは部品であって、組成(AlyCr1-y)Xの少なくとも1層を含む層システムを有し、X=N、C、B、CN、BN、CBN、NO、CO、BO、CNO、BNOまたはCBNOでありかつ0.4≦y<0.68であり、上記層中の層組成は、実質的に一定であるか、または層厚にわたって連続的あるいは段階的に変化する。 (もっと読む)


【課題】焼入れ鋼等の高硬度鋼の切削加工で、すぐれた耐欠損性、耐摩耗性を発揮する複相混合層からなる硬質被覆層を形成した表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 工具基体の表面に、cBN相とTiN相との複相混合層からなる硬質被覆層を形成した表面被覆切削工具において、該硬質被覆層中のcBN相の体積割合は40〜80%であり、残りは、非晶質TiN相と結晶質TiN相の混相からなり、混相に占める上記非晶質TiN相の面積割合は30〜80%であって、非晶質TiN相は、cBN粒子の表面を被覆している。 (もっと読む)


【課題】断続重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐欠損性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】WC基超硬合金製工具基体表面にTiSiN層からなる硬質被覆層を物理蒸着で形成した表面被覆切削工具において、TiSiN層は、平均層厚と等しい高さを有し、かつ、工具基体表面に対して直立方向に成長した縦長平板状のTiSiN結晶粒からなり、さらに、上記TiSiN層の表面から0.1μmの深さの水平断面におけるTiSiN結晶粒組織を観察した場合、短辺が5〜100nm、アスペクト比が3以上である上記縦長平板状のTiSiN結晶粒の占める面積割合が、全水平断面積の30%以上である。 (もっと読む)


【課題】被覆切削工具の提供。
【解決手段】本発明は、基材及びPVD被覆を含む被覆切削工具に関係し、PVD被覆は最外領域Cを含み、最外領域CはSi、及びAl, Y及び周期表の4, 5または 6族から選択される少なくとも二つの追加元素の窒化物, 炭化物 または ホウ化物またはそれらの混合物であり,及び領域CはSi平均含有率の組成勾配がない。領域Cは薄板状の, 非周期の, 多層構造を有し、お互いに異なる組成を有する個々の層X 及び Yを交互に入れ替えている。この被覆は、基材に最も近い領域A,中間領域 Bをさらに含み、ここで:
-領域Aには本質的にSiが無く,
-領域 BはSi平均含有率の組成勾配を含み,ここでSi平均含有率は領域Cに向かって増加していく。
本発明はまた上記の被覆切削工具を製造する方法にも関係する。 (もっと読む)


工具または摩耗部品は、基材を覆って形成されたコーティングを有する。このコーティングは、2つの硬質層の間に可塑性微小層を位置させた少なくとも1つの連続体を含むけれども、このコーティングは、可塑性微小層を硬質層と共に交互に重ねることによって作り出されるこのような連続体をいくつか有することができる。種々の硬質層は相互に組成を異ならせることができ、可塑性微小層もそうすることができる。随意的な接合層を基材と連続体との間に設けることができ、最も外側の硬質層を覆う表面層を任意で設けることができる。種々の層を物理的気相蒸着により単一のチャンバー内で堆積させることができる。
(もっと読む)


【課題】高硬度鋼の高速重切削加工条件下において、硬質被覆層がすぐれた潤滑性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体の表面に、硬質被覆層として、立方晶構造のNbNと六方晶構造のNbNの混合組織からなり、かつ、該混合組織についてX線回折による回折ピーク強度を調査したとき、立方晶構造のNbNの(200)面からの回折ピーク強度をIc、また、六方晶構造のNbNの(103)面と(110)面からの回折ピーク強度をIhとした場合、0.05≦Ic/Ih≦1.0を満足する回折ピーク強度比を有する表面被覆切削工具。 (もっと読む)


【課題】
本発明は多成分単一体のスパッタリングターゲット及びその製造方法、これを利用した多成分合金系ナノ構造薄膜製造方法に関するものである。
【解決手段】
本発明による多成分単一体のスパッタリングターゲットは、窒素と反応して窒化物形成が可能な窒化物形成金元素及び前記窒化物形成金元素に対する高溶度がないか低く、窒素と反応しないか反応性が低い非窒化物形成金元素の非晶質または部分結晶化された非晶質形成合金系を含むもので、前記窒化物形成金元素はTi、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、Al、Siから選択された少なくとも一つの元素を含み、前記非窒化物形成金元素はMg、Ca、Sc、Ni、Cu、Y、Ag、In、Sn、La、Au、Pbから選択された少なくとも一つの元素を含んで構成してもよい。 (もっと読む)


【課題】厚膜化した2層以上の硬質皮膜における圧縮応力の低減と密着性を確保しつつ、耐摩耗性に優れた硬質皮膜被覆工具を提供する。
【解決手段】超硬合金を基体に圧縮応力を有する硬質皮膜を3〜20μmの膜厚で被覆した硬質皮膜被覆工具において、第1硬質皮膜及び第2硬質皮膜が被覆され、第1硬質皮膜は、(AlCr1−a−bSi、a及びbは原子%、c及びdは原子比を表し、50≦a≦70、0≦b<15及び0.85≦c/d≦1.25であり、第2硬質皮膜は、(Ti1−eSi、eは原子%、f及びgは原子比を表し、1≦e≦20及び0.85≦f/g≦1.25であり、第1硬質皮膜と該第2硬質皮膜のX線回折における(200)面の面間隔(nm)を夫々、d1及びd2とした時に、0.965≦d1/d2≦0.990であることを特徴とする硬質皮膜被覆工具である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、MoNの特性とTiAlSiNの特性とを兼備し、特に耐摩耗性に優れた被覆膜を備えた表面被覆切削工具を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材とその上に形成された被覆膜とを備え、該被覆膜は、MoNz(ただし式中zは0.01≦z≦0.2)で表されるMoとNとの固溶体、Mo2N、MoNまたはこれらの混合体からなるA層と、Ti1-x-yAlxSiyN(ただし式中xは0.3≦x≦0.7、式中yは0.01≦y≦0.25)からなるB層とが交互に各々2層以上積層されてなり、該A層の層厚λaと該B層の層厚λbとは、それぞれ2nm以上1000nm以下であり、その層厚比λa/λbは、基材側から被覆膜の最表面側にかけて増大し、かつ基材に最も近いA層とB層の層厚比λa/λbは0.1以上0.7以下であり、最表面側に最も近いA層とB層の層厚比λa/λbは1.5以上10以下であることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】従来の皮膜よりも耐酸化性および耐摩耗性に優れた硬質皮膜を提供する。
【解決手段】(Al,M,Cr1−a−b)(C1−e)からなる硬質皮膜(但し、MはW及び/又はMo)であって、
0.25≦a≦0.65、
0.05≦b≦0.35、
0.5≦e≦1
(a,b,eはそれぞれAl,M,Nの原子比を示す。)
であることを特徴とする硬質皮膜。 (もっと読む)


【課題】本発明は、VNの特性とTiAlSiNの特性とを兼備し、特に耐摩耗性に優れた被覆膜を備えた表面被覆切削工具を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材とその上に形成された被覆膜とを備え、該被覆膜は、VNからなるA層と、Ti1-x-yAlxSiyN(ただし式中xは0.3≦x≦0.7、式中yは0.01≦y≦0.25)からなるB層とが交互に各々2層以上積層されてなり、該A層の層厚λaと該B層の層厚λbとは、それぞれ2nm以上1000nm以下であり、その層厚比λa/λbは、基材側から被覆膜の最表面側にかけて増大し、かつ基材に最も近いA層とB層の層厚比λa/λbは0.1以上0.7以下であり、最表面側に最も近いA層とB層の層厚比λa/λbは1.5以上10以下であることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】高硬度材の高速切削加工で、すぐれた耐チッピング性と仕上げ面精度を発揮する表面被覆立方晶窒化ほう素基超高圧焼結材料製切削工具を提供する。
【解決手段】バインダー相であるTiNを20〜50vol%含有するcBN工具基体の表面から1μm以内の深さ領域において、上記バインダー相は0.1〜5原子%のSiを含有し、さらに、該工具基体表面上に、(Ti1−XSi)N層(但し、Xは0.001〜0.05)を下部層として蒸着形成し、cBN工具基体と下部層の付着強度を高め、この上にさらに、TiN、TiCNおよび(Ti,Al)Nの何れかからなる上部層を蒸着形成する。 (もっと読む)


【課題】断続重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐欠損性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】WC基超硬合金製工具基体表面にTiN層からなる硬質被覆層を物理蒸着で形成した表面被覆切削工具において、TiN層は、平均層厚と等しい高さを有し、かつ、工具基体表面に対して直立方向に成長した縦長平板状のTiN結晶粒からなり、さらに、上記TiN層の表面から0.1μmの高さの水平断面におけるTiN結晶粒組織を観察した場合、短辺が5〜100nm、アスペクト比が3以上である上記縦長平板状のTiN結晶粒の占める面積割合が、全水平断面積の30%以上である。 (もっと読む)


【課題】立方晶窒化ほう素基超高圧焼結材料からなる工具基体及びこの表面に被覆された硬質被覆層の残留応力差をコントロールすることにより、長時間断続切削を行った場合でも、優れた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 立方晶窒化ほう素基超高圧焼結材料からなる工具基体表面に、硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具であって、工具基体と硬質被覆層との界面における工具基体及び硬質被覆層の残留応力値が、それぞれが−2GPa以下の残留応力であり、かつ、両者の残留応力の差が0.5GPa以下であり、好ましくは、硬質被覆層中の残留応力の値が、硬質被覆層の表面に向かって絶対値で次第に小さくなる残留応力分布を示す表面被覆切削工具。 (もっと読む)


【課題】本発明は、AlNの特性とTiAlSiNの特性とを兼備し、特に耐摩耗性に優れた被覆膜を備えた表面被覆切削工具を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材とその上に形成された被覆膜とを備え、該被覆膜は、AlNからなるA層と、Ti1-x-yAlxSiyN(ただし式中xは0.3≦x≦0.7、式中yは0.01≦y≦0.25)からなるB層とが交互に各々2層以上積層されてなり、該A層の層厚λaと該B層の層厚λbとは、それぞれ2nm以上1000nm以下であり、その層厚比λa/λbは、基材側から被覆膜の最表面側にかけて増大し、かつ基材に最も近いA層とB層の層厚比λa/λbは0.1以上0.7以下であり、最表面側に最も近いA層とB層の層厚比λa/λbは1.5以上10以下であることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性に優れた硬質皮膜を提供する。
【解決手段】本発明に係る硬質皮膜は、組成が(TiaCrbAlcd)(Bxyz)からなり、前記LはSi及びYのうちの少なくとも1種であり、前記a、b、c、d、x、y、zが原子比であるときに、0.1≦a<0.3、0.3<b<0.6、0.2≦c<0.35、0.01≦d<0.1、a+b+c+d=1、x≦0.1、y≦0.1、0.8≦z≦1、x+y+z=1を満足することを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】導電性を有する酸化物膜を基材表面上に成膜することにより耐酸化性、耐欠損性、耐摩耗性の全てに優れ、また、物理蒸着法により成膜可能であり、さらに美しい外観色を呈することにより商品価値の高い表面被覆切削工具の製造方法を提供する。
【解決手段】基材上にコーティング層を備える表面被覆切削工具の製造方法であって、前記コーティング層は、前記基材側から内層および外層をこの順で備え、該内層は、周期律表4a族に属する金属、5a族に属する金属、6a族に属する金属、AlおよびSiからなる群より選択される1種以上の元素と、炭素、窒素および酸素からなる群より選択される1種以上の元素との化合物から構成され、前記外層は、導電性を有する酸化物膜から構成される表面被覆切削工具の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】超硬合金からなる基材の表面を特定の凹凸面とすることで、基材と硬質膜との密着性を向上させた新規の被覆超硬合金部材を提供する。
【解決手段】被覆超硬合金部材は、炭化タングステンを含む硬質相12および遷移金属を含む結合相11からなる超硬合金からなる基材10と、基材10の表面に被覆された硬質膜2と、を備える。硬質膜2が被覆された基材10の表面は、硬質相12が消失してなる凹部12をもつ凹凸面10fであり、WCの平均粒径をX[μm]、凹部12の最大深さをY[μm]、凹凸面10fにおける結合相11の面積率をZ[%]としたとき、X、YおよびZの値を所定の範囲内とすることで、アンカー効果により基材10の表面と硬質膜2との密着性が向上する。 (もっと読む)


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