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Fターム[4K032AA32]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 鋼の合金成分及び不純物 (27,437) | Si1%以上 (380)

Fターム[4K032AA32]に分類される特許

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【課題】 環境に悪影響を与える重金属(Pb、Bi、Se、Te)を使用しないで、介在物の制御により、鍛造性に優れたオーステナイト系ステンレス快削鋼を提供することで、これまで切削加工のみで行われてきた部品加工の歩留を鍛造加工との組み合わせにより向上させる。
【解決手段】質量%で、C≦0.150%、Si:0.1〜2.0%、Mn0.1〜3.0%、P≦0.05%、S:0.01%〜0.15%、Ni:6.0〜25.0%、Cr:14.0〜26.0%、N≦0.250%、Al:0.002〜0.010%、Ca:0.001〜0.010%、O:0.001%〜0.025%、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼で、かつ質量比で0.25≦Ca/Al≦2.50および0.10≦Ca/O≦0.30の条件を満たすことにより、低軟化点を有するCaO−SiO2−Al23系の酸化物と(Mn,Cr)Sの硫化物との複合介在物を形成することを特徴とする鍛造性に優れるオーステナイト系ステンレス快削鋼線材。 (もっと読む)


【課題】 加工性が良好で、機械的強度が高く、熱膨張係数が小さい高強度低熱膨張合金、及びこれを使用した精密機器を提供することにある。
【解決手段】Ni30〜38%、Co1〜7%とMg、Ca、Sr、BaのIIa族元素のフッ素化合物のそれぞれ1%以下、合計で0.0001〜3%、及び残部Feからなる合金を、900℃以上融点未満の温度で焼鈍した後冷却し、ついで加工率60%以上の線引加工を施して所望の太さの棒又は線になすか、または、さらに当該棒又は線を70〜500℃の温度で加熱する。高強度低熱膨張合金の引張強さは1000MPa以上、-50〜100℃における熱膨張係数は(-1〜+1)×10−6-1である。 (もっと読む)


【課題】重荷重鉄道で使用されるレールにおいて、頭部の耐摩耗性と延性を同時に向上させることを目的としたパーライトレールを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.65〜1.20%、Cu:0.3〜2.0%を含有し残部はFe及び不可避的不純物からなる鋼レールにおいて、パーライト組織のフェライト相中の固溶Cu量が0.25%以下であり、頭頂部の硬度が340Hv以上であることを特徴とする耐磨耗性及び延性に優れたパーライトレール。 (もっと読む)


【課題】細線でありながらも高強度化と剛性を高めると共に、疲労破断の抑制並びに耐食性向上による長寿命化を図り得るソーワイヤーとその製造方法を提供する。
【解決手段】金属細線でなる芯材の表面に、被覆材を介して粒子状の切断砥粒を固着した粒子固定型のソーワイヤーであって、前記芯材は、質量%で、C:0.05〜0.15、Si:≦2.0、Mn:≦3.0、Ni:6.0〜9.5、Cr:16.0〜19.0、及びN:0.005〜0.25%を含むと共に、2C+Nを0.17〜0.40%に調整され、残部Fe及び不可避不純物でなるオーステナイト系ステンレス鋼線で構成され、引張強さ(σ):2500〜3500MPaで、かつその引張試験における応力−歪線図の弾性比例域の歪量(E1)と、その破断までの全歪量(E0)との比率α=(E1/E0)×100が45%以上の特性を有するソーワイヤーである。 (もっと読む)


【課題】コストアップに繋がる金属元素量を増やすことなく、強度に加え、耐久性、低温靭性に優れる回転機械のインペラ素材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.29〜0.35%、Si:0.15〜0.35%、Mn:0.60〜0.90%、Ni:1.60〜2.00%、Cr:0.77〜1.00%、Mo:0.15〜0.30%、残部Feならびに不純物元素からなる合金鋳塊を熱間鍛造した後に、焼入れ、焼戻しするインペラ素材の製造方法であって、焼入れ前のオーステナイト結晶粒度を30〜200μmとし、焼入れ後の金属組織の80%以上を、ベイナイト相又はベイナイト相とマルテンサイト相が占める。焼入れ後の金属組織の90%以上をベイナイト組織とすることが好ましく、また、合金鋳塊は、C、Ni及びCrの含有量が、C:0.30〜0.34%、Ni:1.70〜2.00%、Cr:0.80〜0.95%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】延性及び曲げ性の良好な引張最大応力900MPa以上を有する高強度鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.07〜0.25%、Si:0.3〜2.50%、Mn:1.5〜3.0%、Ti:0.005〜0.09%、B:0.0001〜0.01%、P:0.001〜0.03%、S:0.0001〜0.01%、Al:2.5%以下、N:0.0005〜0.0100%、O:0.0005〜0.007%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼であり、鋼板組織がフェライトを主としマルテンサイトを含み、鋼板表面のロックウェル硬さの標準偏差により与えられる鋼板の均質性を示す指標となる組織均質性指標が0.4以下となる延性及び曲げ性の良好な引張最大応力900MPa以上を有する高強度鋼板とする。 (もっと読む)


【課題】鍛造温度や鍛造加工率等に依らず、化学組成の成分添加量及び熱処理条件を制御することによって高焼入れ性、高切欠き疲労強度を有する低合金TRIP型焼鈍マルテンサイト鋼(TAM鋼)からなる高強度鋼製加工品の提供。
【解決手段】C:0.1〜0.7%、Si:2.5%以下、Mn:0.5〜2%、Al:1.5%以下、Nb、Ti、Vの内1種類又は2種類以上を合計で0.01〜0.3%、Cr:2.0%以下、Mo:0.5%以下、Ni:1.0%以下、Cr、Mo、Niを合計で2.0%以下、B:0.005%以下を含有し、残留オーステナイトの炭素濃度が0.7〜1.5mass%であり、下記式により規定される、炭素当量(Ceq)からC量を除いた値(Ceq)が0.3%以上0.6%未満で、残部Fe及び不可避的不純物からなることを特徴とする。Ceq=Ceq−C=Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14 (もっと読む)


【課題】各種の構造物や自動車の部品等として温間加工に供される温間加工用鋼とその温間加工方法、ならびにこの温間加工方法により得られる鋼材および鋼部品を提供する。
【解決手段】温間加工により基地内に粒子分散型繊維組織が生成される鋼であって、350℃以上Ac1点以下の所定の温度域において下記式(1)で表されるパラメーターλλ=T(logt+20)(T;温度(K)、t;時間(hr))・・・(1)が1.4×10以上となる条件で無加工のままで焼鈍、焼戻し、時効処理のいずれかを施した場合の室温における第2相分散粒子の総量が室温における体積率として7×10−3以上であり、ビッカース硬さ(HV)が下記式(2)の硬さHH=(5.2−1.2×10−4λ)×10・・・(2)以上の硬さを示すことを特徴とする鋼を温間加工用鋼とする。 (もっと読む)


【解決課題】
鋼材のフェライト脱炭を抑制して疲労特性を確保しつつ、しかも過冷を防止して伸線時の加工性を改善するばね用鋼の製造方法を提供することを主たる解決課題とする。
【解決手段】
C:0.35〜0.65%(質量%、以下同様)、Si:1.4〜3.0%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:0.1〜2.0%、P:0.025%以下(0を含まない)、S:0.025%以下(0を含まない)、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼材を、加熱炉抽出後、仕上前温度を1000℃未満として熱間圧延し、仕上圧延後、1000〜1150℃の範囲に5sec以下保持して巻き取った後に冷却速度2〜8℃/sで750℃以下に冷却し、その後、巻取りから150sec以上かけて600℃まで徐冷することを特徴とするばね用鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】ハイス工具を用いた低速での断続切削(例えば、ホブ加工)において優れた被削性(特に、工具寿命の延長)を発揮し、しかも超硬工具を用いた高速での連続切削(例えば、旋削)においても優れた被削性(特に、工具寿命の延長)を発揮し、更に焼入れ焼戻し等の熱処理を施した後でも優れた衝撃特性を示す機械構造用鋼、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.8%、Si:0.03〜2%、Mn:0.2〜1.8%、Al:0.1〜0.5%、B:0.0005〜0.008%、およびN:0.002〜0.015%を含有し、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.03%以下(0%を含まない)、およびO:0.002%以下(0%を含まない)を満足し、残部が鉄および不可避不純物からなる鋼について、鋼中に析出しているBNとAlNの質量比(BN/AlN)を0.020〜0.2とする。 (もっと読む)


重量%で、C:0.7−1.5%、Si:0.005−2.0%、Mn:0.2−1.5%、Al:0.03%以下、P:0.02%以下、S:0.02%以下、残部Fe及びその他の不可避な不純物を含むビレットをA3超過の温度でオーステナイト化する段階と、A1〜A1+80℃の温度でビレットを仕上げ圧延する段階と、上記圧延したビレットを0.03℃/s以下の冷却速度でA1−50℃〜A1−100℃の温度範囲まで冷却する段階と、を含む、軟質化処理を必要としない高炭素軟質線材の製造方法、及びこれによって製造された線材を提供する。
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【課題】ベイナイト組織を呈する鋼レールの頭部および底部の表面硬さや最大表面粗さをある一定の範囲に制御することにより、国内の旅客鉄道や海外の貨物鉄道で使用される直線区間のレールの耐疲労損傷性を向上させることが可能となる。
【解決手段】質量%で、C:0.15〜0.45%、Si:0.05〜2.00%、Mn:0.10〜2.00%、Cr:0.10〜2.00%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼レールにおいて、該鋼レールの頭部表面および底部表面の少なくとも一部がベイナイト組織であり、かつ、表面硬さ(SVH)がHv280〜480の範囲であり、最大表面粗さ(Rmax)が200μm以下であることを特徴とするベイナイト系レール。 (もっと読む)


【課題】引張強さが1200MPa以上の高強度ボルトでありながら延性、遅れ破壊特性に優れ、しかも従来には得られなかった優れた耐衝撃性を有するものを提供する。
【解決手段】引張強度が1.2GPa以上で、ネジ部と首下円筒部を有する高強度ボルトであって、Aoを、ネジ部よりも大径の首下円筒部の有効断面積、Hoを前記Ao測定部分の硬さ、Asをネジ部の有効断面積、Hsをネジ部の硬さとして、K=(Ao×Ho)/(As×Hs)が0.8以上とし、かつ、Ho<Hsであることとする。 (もっと読む)


【課題】冷間圧延又は焼鈍工程を含まない短い製造ラインで製造される高品質のTRIP鋼ストリップを提供する。
【解決手段】溶融鋼から直接鋳造されるTRIP鋼からなる薄いストリップであって、前記鋼が、重量%で、C:0.05〜0.25%、(Mn+Cu+Ni):0.5〜3%、(Si+Al):0.1〜4%、(P+Sn+As+Sb):0.3%以下、(Ti+Nb+V+Zr+希土類):0.3%未満、Cr:1%未満、Mo:1%未満、V:1%未満、残部は鉄及び製造上の不純物からなる組成を有し、また前記鋼はベイナイト相と5%より多い残留オーステナイトを含む微細組織を有している。 (もっと読む)


【課題】塑性変形量を低減して破断分割面の嵌合性を高めることのできる破断分割型コネクティングロッド(コンロッド)を、化学成分組成の制御によらず製造することのできる方法を提供する。
【解決手段】本発明方法は、破断分割型コネクティングロッドを製造するに当り、鋼材をコネクティングロッド形状に成形した後焼入れし、引き続き250〜450℃の温度範囲で焼戻しを行ない、更に破断分割工程を経て製造する。 (もっと読む)


【課題】船舶のバラストタンク等の厳しい海水腐食環境下においても、船舶設計寿命である長期間補修塗装を行う必要のない、塗装耐食性に優れた船舶用鋼材を提案することを目的とする。
【解決手段】 鋼材の化学組成が、C:0.01〜0.20mass%、Si:0.01〜2.5mass%、Mn:0.1〜2.0mass%、P:0.03mass%以下、
S:0.03mass%以下、Al:0.005〜0.3mass%、N:0.001〜0.008mass% その他含有しており、鋼材表面には無機ジンクリッチペイントの塗膜が形成され、該塗膜はアルキルシリケート樹脂と亜鉛末とを有し、該塗膜の空隙率が30vol%以下であることを特徴とする塗装耐食性に優れた船舶用鋼材。 (もっと読む)


【課題】疲労強度、衝撃強度などの部品特性を向上させた、摩擦圧接に適した機械構造用の低炭素鋼材およびその製造方法、摩擦圧接部品を提供することを目的とする。
【解決手段】固溶[Ti]を含む特定組成の低炭素鋼材の組織を、特定の熱処理によって、フェライト粒をパーライト粒よりも大きくなるような新規な混相組織として、この低炭素鋼材が他の鋼材と摩擦圧接された複合鋼材あるいは複合鋼部品の疲労強度、衝撃強度などの部品特性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】母相組織をマルテンサイトとした高い引張強度を有するTRIP型マルテンサイト鋼からなる超高強度鋼製加工品の提供。
【解決手段】C:0.1〜0.4%、Si:2.5%以下(0%を含まない)、Mn:0.5〜2%、Al:0.05%以下、Nb、Ti、Vの内1種類又は2種類以上を合計で0.01〜0.3%、Cr:2.0%以下、Mo:0.5%以下、Ni:1.0%以下、Cr、Mo、Niを合計で2.0%以下、Bを0.005%以下(0%を含まない)を含有し、炭素当量からC量を除いた値(Ceq*)が0.3%以上0.6%以下で、残部Fe及び不可避的不純物からなり、金属組織は、母相組織がマルテンサイトを85%以上と、第2相組織が残留オーステナイトを1%以上15%以下、ポリゴナルフェライト及びグラニュラーベイニティックフェライトを合計で5%以下、を満たす超高強度鋼製加工品。 (もっと読む)


【課題】延性−脆性遷移温度が160℃以上であるスラブ鋳片を常温に至るまで冷却する工程を含むことを前提として、スラブ鋳片の割れを防止する技術を提供する。
【解決手段】延性−脆性遷移温度が160℃以上となる、連続鋳造によって鋳造されたスラブ鋳片を常温に至るまで冷却するに際し、上記スラブ鋳片の表面温度が前記の延性−脆性遷移温度を下回る前に、上記スラブ鋳片に対し、圧下後のスラブ鋼片の厚みD2[mm]が140を下回らないように圧下率R=0.1以上で圧下を加え、圧下後のスラブ鋼片の冷却速度Vco[℃/hr]を70以下とすることとする。 (もっと読む)


【課題】オーステナイト系ステンレス鋼における耐IGSCC特性、特に耐IGSCC進展性を向上させ、耐久性を向上させる。
【解決手段】3本の粒界から構成される粒界三重点における、2本の粒界が対応粒界であり1本の粒界がランダム粒界である粒界三重点(J2CSL)の頻度が35%以上である。 (もっと読む)


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