説明

Fターム[4K032AA32]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 鋼の合金成分及び不純物 (27,437) | Si1%以上 (380)

Fターム[4K032AA32]に分類される特許

121 - 140 / 380


【課題】希少元素の添加を極力低減し、かつ容易に微細結晶粒組織を作製できる2相ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】オーステナイト相とフェライト相を含む2相ステンレス鋼の製造に際し、圧下率80%以上で冷間圧延を行い、その後、焼鈍を行う。フェライト相の体積率が30〜60%であって、該フェライト相のアスペクト比が0.40未満で、前記オーステナイト相の結晶粒径が5μm以下である2相ステンレス鋼が得られる。オーステナイト相の微細結晶がバラツキなく得られ、高強度、高靭性の優れた機械的特性が得られる。好適組成は、C:0.10%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、Ni:5.0〜15.0%、Cr:16.0〜28.0%、Mo:5%以下を含有し、さらに所望によりNを0.20質量%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるものである。 (もっと読む)


【課題】 フェライト・パーライト型の非調質鋼からなり、高い疲れ限度を有するクラッキングコンロッド及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 必須添加元素と任意に含まれ得る任意添加元素とを添加元素とする質量%で、0.20〜0.60%のCを含むフェライト・パーライト型非調質鋼からなり、少なくとも、クランクシャフト及びピストンにそれぞれ係合する大端部及び小端部とこれらの間を接続しコイニング処理された桿部とを具備するクラッキングコンロッドである。これに必須添加元素をC、N、Ti、Mn及びCrとして、任意添加元素をSi、P、S、V、Pb、Te、Ca及びBiとして添加する。これら添加元素において、質量%で、Mnを0.30〜1.50%の範囲内、及びCrを0.05〜1.00%の範囲内で添加する。更に、Nを0.005〜0.030%且つTiを0.20%以下の範囲内で、Ti≧3.4N+0.02を満たすように含む。また、Siを2.0%以下、Pを0.2%以下、Sを0.2%以下、Vを0.50%以下、Pbを0.30%以下、Teを0.3%以下、Caを0.01%以下、及び、Biを0.30%以下で含み、桿部における0.2%耐力が700MPaよりも大であるとともに、大端部における0.2%耐力が650MPaよりも小であることを特徴とする。かかるクラッキングコンロッドは、コイニング処理を250〜600℃の温度範囲内で7%以上の加工率で行うコイニングステップを経て製造される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高いヤング率を有し、その温度係数が小さい恒弾性合金を提供することにある。また、これを使用した精密機器を提供することにある。
【解決手段】質量比にて、Co20〜40%,Ni10〜20%、Cr5〜15%とCa,Sr,Baのそれぞれ2%以下のI Ia族元素及び当該I Ia族元素のフッ素化合物のそれぞれ1%以下の1種又は2種以上の合計0.0001〜5%、及び残部Feからなる合金を、900℃以上融点未満の温度で焼鈍した後冷却し、ついで加工率50%以上の線引き加工を施して所望の太さの線材又は細線になした後、当該線材又は細線を550〜720℃の温度で加熱することにより、ヤング率190GPa以上及び0〜40℃におけるヤング率の温度係数(-5〜5)x10−5を有する高弾性・恒弾性合金が得られる。 (もっと読む)


【課題】窒化処理後に高い疲労強度と靭性とを兼備したオイルテンパー線とその製造方法並びにそのオイルテンパー線を用いたばねを提供する。
【解決手段】焼戻しマルテンサイト組織を有するオイルテンパー線である。このオイルテンパー線に450℃で2時間のガス軟窒化処理を行った場合、線表面部に形成される窒化層の格子定数が2.881Å以上、2.890Å以下となり、450℃で2時間の加熱を行った場合、引張強度が1975MPa以上、降伏応力が1769MPa以上、絞り値が40%超、となる。このオイルテンパー線は、伸線加工後の鋼線に焼入れ工程と2段階の焼戻し工程とを行うことにより得られる。 (もっと読む)


【課題】硬度が高く、熱処理後の変寸抑制性に優れるといった求められる基本特性を備えた上に、経時後の寸法変化も抑制することができる冷間金型用鋼と、その冷間金型用鋼を用いて得られる金型を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.20〜0.60%、Cr:3.0〜9.0%、Si:0.5〜2.0%、Mn:0.1〜2.0%、Al:0.3〜2.0%、Cu:1.0〜5.0%、Ni:1.0〜5.0%、Mo+0.5×W:0.5〜3.0%、V:0.001〜0.5%、Ti:0.001〜0.5%、P:0.05%以下(0%を含まない)、S:0.10%以下(0%を含まない)、
を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物であって、且つ、[C]×[Cr]≦3.0、[Cu]/[C]=4.0〜15.0、[V]+[Ti]≦0.5%という各要件を満足する。 (もっと読む)


【課題】浸炭焼入れ工程において粗大粒の発生を安定的に抑制することができ、浸炭焼入れ後の歪みや曲がりの発生を防止することができ、ならびに高温浸炭においても粗大粒の発生を防止し、転動疲労等の十分な強度特性を得ることができ、被削性に優れた肌焼鋼とその製造方法を提供する。
【解決手段】Ti:0.05〜0.2%の他、特定成分を特定範囲含有し、Al:0.005%未満に制限し、N:0.0051%未満に制限し、熱間圧延後のAlNの析出を抑制し、又はさらに、熱間圧延後のベイナイトの組織分率を30%以下に制限し、又はさらに、熱間圧延後のフェライト結晶粒度番号がJIS G0552で規定されている8〜11番とし、又はさらに、熱間圧延後の鋼のマトリックス中の長手方向断面において下記条件で測定された極値統計によるTi系析出物の最大直径が40μm以下としたことを特徴とする鋼である。 (もっと読む)


【課題】真空浸炭又は真空浸炭窒化部品用の低コスト鋼材の提供。
【解決手段】C:0.10〜0.25%、Si:0.35〜1.5%、Mn:0.4〜1.5%、P≦0.025%、S:0.015〜0.05%、Cr:0.50〜2.0%、Al:0.010〜0.050%、N:0.012〜0.025%を含み、残部はFeと不純物からなり不純物中のO≦0.0012%、Ti≦0.003%で、〔910−203×C0.5+44.7×Si≦860〕、〔2.0≦(0.31×C0.5)×(0.7×Si+1.00)×(3.33×Mn+1.00)×(2.16×Cr+1.00)≦3.5〕、〔0.2×(S/Mn)+P≦0.030〕を満たす化学組成を有し、長手方向に平行な断面における介在物の長径をL(μm)、短径をW(μm)として極値統計法によって予想される累積分布関数が99%時の〔(πLW/4)0.5〕で表される酸化物、酸化物を主体とする複合介在物、窒化物および窒化物を主体とする複合介在物の最大等価円直径が35μm以下であることを特徴とする真空浸炭または真空浸炭窒化用の鋼材。 (もっと読む)


【課題】腐食の発生量が低減できると共に、生成スラッジが脱落することも抑制されている耐食性に優れた原油タンク天井用鋼材と、原油タンクおよび原油タンカーの上甲板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.30%、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.01〜2.0%、Al:0.005〜0.10%、S:0.010%以下(0%を含まない)、Cu:0.05〜0.5%、Ni:0.05〜0.5%、Ti:0.005〜0.20%、Cr:0.01〜5.0%、Ca:0.0005〜0.20%、を含有し、残部がFe及び不可避的不純物であって、([Cu]+[Ni])/[S]=100〜800という要件を満足すると共に、表面粗さが、十点平均粗さRzで、20μm〜60μmであり、表面に亜鉛を主成分とする被覆層が形成されている。 (もっと読む)


本発明は、表面脱炭が抑制された鋼材及びその製造方法に関し、より詳細には、表面にホウ素(B)濃化層を形成することにより炭素(C)と雰囲気中の酸素との接触が防止されて脱炭が抑制される鋼材及び当該鋼材の製造方法に関する。本発明の鋼材は、表面に厚さ3μm以上のB濃化層を含むことを特徴とし、このような鋼材を得るための好ましい製造方法は、B:0.001〜0.02重量%を含む鋼材をオーステナイト+フェライト2相域で0.5〜25℃/sの冷却速度で冷却する段階を含むことを特徴とする。
(もっと読む)


【課題】弱磁性、高ヤング率でその温度係数が小さく、硬度が高い磁性不感高硬度恒弾性合金、ひげぜんまい、機械式駆動装置及び時計を提供する。
【解決手段】原子量比にて、Co20〜40%及びNi7〜22%の合計42.0〜49.5%、Cr5〜13%及びMo1〜6%の合計13.5〜16.0%、及び残部Fe(但しFe37%以上)からなる合金を、1100℃以上融点未満に加熱後冷却し、ついで線引き加工と中間熱処理とを繰り返し、加工率90%以上の線引き加工を施して<111>繊維軸を有する繊維組織の線材となし、さらに圧下率20%以上の冷間圧延加工を施して薄板になした後、580〜700℃に加熱して、{110}<111>集合組織を有し、飽和磁束密度2500〜3500G、0〜40℃におけるヤング率の温度係数(-5〜+5)×10−5-1及びビッカ−ス硬度350〜550を有する磁性不感高硬度恒弾性合金。 (もっと読む)


【課題】耐熱性を向上させ、かつ、耐食性を付与した鋼線、特にばね用鋼線、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】ばね用Niめっき鋼線は、重量%で、C:0.5〜0.8%、Si:1.2〜2.5%、Mn:0.5〜1.5%、Cr:0.05〜1.5%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、表面に、厚さが2μm以上であるNiめっき層が形成されている。ばね用Niめっき鋼線は、さらにVおよびNiの一方もしくは両方を含んでもよく、その場合、これらの含有量はそれぞれ、V:0.05〜0.25%およびNi:0.05〜1.5%である。 (もっと読む)


【課題】構成部品または加工物に適した複相組織を作り出すことができるプレス硬化方法を提供する。
【解決手段】半製品が、少なくとも0.9重量%、好ましくは1〜2重量%の範囲内の高いシリコン含有量を、同時に0.9重量%未満、好ましくは0.65〜0.8重量%の範囲内の低いマンガン含有量、0.25重量%未満、好ましくは0.19〜0.22重量%の範囲内の低い炭素含有量、および1.20重量%を上回る、好ましくは1.3〜1.5重量%の範囲の高いクロム含有量とともに有する鋼からなり、加熱により、使用する鋼の組織が少なくとも一部分オーステナイトに変態し、このように加熱された半製品は熱成形されて、熱変形造形の後、主にマルテンサイトおよびフェライト部分を含む複相組織を有する組織が加工物の状態で存在させる。 (もっと読む)


【課題】 ピルガーのロールダイスの寿命改善により、生産性向上および製品品質の安定化を図ることが出来る鋼管の冷間圧延に用いられるコールドピルガー圧延機用ロールダイスおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.30〜0.60%、Si:0.3〜1.2%、Mn:0.5〜1.5%、Cr:1.0〜4.0%、かつMo+1/2W:0.5〜1.5%、残部Feおよび不可避的不純物からなり鋼を鍛造および圧延における終止温度を900〜1150℃とすることを特徴とするコールドピルガー圧延機用ロールダイスの製造方法。また、上記成分組成に加えて、Ni:0.05〜0.5%、かつV+1/2Nb:0.1〜1.2%からなることを特徴とするコールドピルガー圧延機用ロールダイスの製造方法およびその方法により製造されたコールドピルガー圧延機用ロールダイス。 (もっと読む)


【課題】耐食性(特に耐すきま腐食性)が高められた船舶用鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.01〜0.3%、Si:0.01〜2%、Mn:0.01〜2%、Al:0.005〜0.1%、S:0.010%以下、Cu:0.01〜5%、Ni:0.01〜5%、Cr:0.01〜5%、Ti:0.005〜0.2%、及びCa:0.0005〜0.02%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼材であり、圧延面と垂直な断面において、フェライト組織を主体とするとともに、パーライト組織の面積率が全組織に対して10%以下であり、圧延面と垂直で圧延方向に沿った断面において、アスペクト比が2以上であるパーライト組織の全パーライト組織に対する面積割合が40%以上であり、圧延面と平行な断面におけるパーライト面積率から、圧延面と垂直で圧延方向に沿った断面におけるパーライト面積率を引いた差が8%以下である。 (もっと読む)


【課題】400℃の降伏強度を180MPa以下、室温での降伏強度が235MPa以上、0℃でのシャルピー平均吸収エネルギーが100J以上の降伏強度、靭性を十分に兼ね備えた線状加熱による曲げ加工性に優れた厚鋼板及びその製造方法の提供。
【解決手段】厚鋼板は、特定組成の化学成分から構成された鋼板で、ミクロ組織が無加工のフェライト相が面積率で90%以上であり、Si量とフェライト相の平均結晶粒径〔μm〕に関する下記(1)、(2)、(3)式および炭素当量に関する下記(4)式を同時に満足していることを特徴とする。
734×d-0.5+81×Si0.5≧142・・(1)式、327×d-0.5+58×Si0.5≦126・・(2)式、−361×d-0.5+100×Si−131×Si0.5≦−80・・・(3)式、C+Si/24+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+V)/10+(Mo+Nb)/5+Ti/20+B/3≦0.25・・(4)式 (もっと読む)


【課題】Mn含有量を低減したNi節減型オーステナイト系ステンレス鋼において、熱間圧延での耳割れの発生を抑止する。
【解決手段】質量%で、C:0.05%超え下記(1)式、Si:4%以下、Mn:0.5〜3%未満、P:0.06%以下、S:0.005%以下、Ni:0.5〜5%未満、Cr:16超え〜19%、N:0.05%超え下記(1)式、Cu:0.8〜3.5%、残部Feおよび不可避的不純物のスラブを、1100〜1250℃かつオーステナイト単相温度域に保持してスラブエッジから100μm以内の領域のδフェライト相面積率が4%以下、δフェライト相長径が上位20%の平均値で30μm以下である組織状態としたのち、熱間圧延を施すNi節約型オーステナイト系ステンレス熱延鋼板の製造方法。
0.10≦C+0.5N≦0.25 …(1) (もっと読む)


【課題】成分添加量の制御により強度−靭性のバランスに優れ、残留オーステナイトの安定性が高く、焼入性に優れた高強度鋼製加工品を提供する。
【解決手段】C:0.1〜0.7%、Si:2.5%以下、Mn:0.5〜3%、Al:1.5%以下、Nb、Ti、Vの内1種類又は2種類以上を合計で0.01〜0.3%、Cr:2.0%以下、Mo:0.5%以下、Ni:2.0%以下、Cr、Mo、Niの内2種類以上を合計で0.7〜3.0%、を含有し、かつ下記式の炭素当量(Ceq)が0.75%以上0.90%以下で、残部Fe及び不可避的不純物からなり、組織は、50%以上のラス状ベイニティックフェライトと、少量のポリゴナルフェライト及びグラニュラーベイニティックフェライトを含有し、第2相組織が残留オーステナイトとマルテンサイトであることを特徴とする。Ceq=C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14 (もっと読む)


【課題】 クロム系ステンレス鉄筋において優れた耐食性を有する継手及びその製造方法を提供する。
【解決の手段】ステンレス鉄筋母材を熱接合してなるステンレス鉄筋継手であって、質量%で、C:0.001%以上0.5%以下、Si:0.1%以上2.0%以下、Mn:2.0%以下、 P:0.04%以下、S:0.03%以下、N:0.001%以上0.1%以下、Cr:10.50%以上13.50%以下、酸化スケールと母地との界面における固溶Cr濃度:8.0〜13.5%、を含有し、残部鉄および不可避不純物を含有することを特徴とし、接合後に制御冷却することによって耐食性に優れたステンレス鉄筋継手を得る。 (もっと読む)


【課題】高強度化を図りつつ穴広げ性に優れた熱延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C :0.01〜0.1%、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.05〜3.0%、P ≦0.1%、S ≦0.03%、Al:0.005〜0.02%、N ≦0.005%、Ca:0.0005〜0.003%、Nb≦0.01%、Ti:0.005〜0.3%、V:0.01〜0.1%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼板であって、そのミクロ組織がフェライト組織、ベイナイト組織又はこれらの混合組織から成り、かつ、圧延面と平行な{211}面のX線ランダム強度比が2.0以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】化成処理性に優れた高加工性高強度鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.05%以上、Si:0.7%超え、Mn:0.8%以上を含有する鋼板を母板とし、パイプ形状に加工するに際し、加工の各工程でそれぞれ付加される円周方向表面歪の絶対値の和が、公称歪で5%以上とする。これにより、Siを0.7%超えて含有する鋼板を用いて溶接鋼管としても、機械的研削、化学的な酸洗処理等を行うことなく、良好な化成処理性を具備する鋼管とすることができる。 (もっと読む)


121 - 140 / 380