説明

Fターム[4K037EA08]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 鋼の合金成分及び不純物 (28,900) | C 1%以上 (42)

Fターム[4K037EA08]に分類される特許

1 - 20 / 42


【課題】鋼板の表層酸化物を効率よく除去し、化成処理性に優れた高張力鋼板を製造することができる製造方法を提供する。
【解決手段】熱間圧延及び冷間圧延して得られたSi含有量が0.5質量%以上の鋼板を連続焼鈍した後、表面研削処理と酸洗処理をこの順序で行うに際し、前記表面研削処理時には、冷間圧延後の鋼板の板厚偏差に応じて、研削体の回転数、圧下量及び研削部に供給されるクーラント流量のうちの1つ以上を調整するとともに、表面研削処理完了後から酸洗処理開始までの時間を60秒以内とする。 (もっと読む)


【課題】熱間圧延時の硬さムラに起因して発生する鋼板先端部100m程度に対する周期の短いゲージ変動(板厚変動)が抑制され、冷間圧延後の板厚精度に優れた高炭素熱延鋼板を得ることができる冷間圧延用高炭素熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】冷間圧延用高炭素熱延鋼板の製造に際し、熱間圧延、次いで、焼鈍を施した後、圧下率1.0〜5.0%の軽圧下を付与することを特徴とする冷間圧延用高炭素熱延鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】オーステナイト系鉄/カーボン/マンガン鋼から作られ、少なくとも1200MPaの強度を有し、積P(抵抗(MPa)×破断時伸び(%))が65000MPa%を超える熱圧延または冷間圧延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】含有率を重量で表して、0.85%≦C≦1.05%、16%≦Mn≦19%、Si≦2%、Al≦0.050%、S≦0.030%、P≦0.050%、N≦0.1%と、任意選択的に、Cr≦1%、Mo≦0.40%、Ni≦1%、Cu≦5%、Ti≦0.50%、Nb≦0.50%、V≦0.50%から選択された1種以上の元素とを含み、組成物の残りは鉄および製錬から由来する不可避的な不純物を含む。鋼の再結晶化表面フラクションは100%であり上記鋼の析出した炭化物の表面フラクションは0%であり、平均結晶粒サイズは10ミクロンまたはそれ未満である。 (もっと読む)


【課題】プレス成形時の突発的な破断を回避でき、700〜900MPaのTSを有する延性に優れた高張力鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.5〜1.5%、Si:0.1%以下、Mn:10〜25%、P:0.1%以下、S:0.05%以下、Al:0.1%以下、Ni:3.0〜8.0%、Mo:0.1%以下、N:0.01%以下を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、平均粒径が5〜30μmの再結晶オーステナイト粒あるいはさらに面積率で1%以下のその他の組織からなるミクロ組織を有することを特徴とする延性に優れた高張力鋼板。 (もっと読む)


双ロール式薄板鋳造工程により製造されたマルテンサイト系ステンレス鋼及びその製造方法を提供する。双ロール式薄板鋳造工程により製造され、重量%で、C:0.1〜1.5%、Cr:12〜15%、Ni:1%以下、及びTi:0.005〜0.1%を含有し、残部がFe及びその他不可避的不純物からなり、粒界に析出した1次クロム化合物が分節及び微細化されている、耐クラック性に優れたマルテンサイト系ステンレス熱延鋼板及びその製造方法と、この熱延鋼板をバッチ焼鈍処理した後、冷間圧延して製造された、高硬度マルテンサイト系ステンレス冷延鋼板及びその製造方法を技術的要旨とする。本発明によれば、双ロール式薄板鋳造工程を適用し、粒界強化元素を添加することにより、鋳造の際に中心偏析、亀裂及び板破断を防止して鋳造安定性を確保するとともに、鋼内に均一に分布した微細組織を形成して、刃物類や工具類の製作の際に硬度が高く且つエッジ品質に優れた製品を製造することができる。
(もっと読む)


【課題】 最終焼鈍条件を適正化することにより被削性が改善され、機械部品,自動車部品等の素材として有用な中・高炭素鋼板を製造する。
【解決手段】 C:0.45〜1.5%,Si:1.0%以下,Mn:0.1〜2.0%,S:0.02%以下,P:0.03%以下,Al:0.005〜0.20%を含むとともに,更にNi:2.5%以下,Cr:2.0%以下,Mo:1.0%以下から選ばれた一種又は二種以上を含む鋼材を熱延し、酸洗後又は酸洗・冷延後に最終焼鈍する。均熱温度Ta:(A1点+20℃)〜(A1点+80℃),均熱時間t:5〜40時間,冷却速度R:5〜60℃/時,式(A)のX値がX≧0となる条件下で最終焼鈍することにより、被削性の向上に有効な球状セメンタイト+パーライトの混合組織が得られる。
X=R−(4.81×105)/{(t2/3+20)×(Ta−A1)}3/2 ・・・・(A) (もっと読む)


【課題】従来の方法よりも迅速にかつ低廉に製造する方法によって得られる高マンガン鋼からなるストリップを提供する。
【解決手段】鉄-炭素-マンガン合金からなる厚さ1.5〜10mmの薄いストリップが鋳造機械において溶融金属から直接鋳造され、溶融金属の組成は、重量%で、C0.001〜1.6%;Mn6〜30%;Ni≦10%;(Mn+Ni)16〜30%;Si≦2.5%;Al≦6%;Cr≦10%;(P+Sn+Sb+As)≦0.2%;(S+Se+Te)≦0.5%;(V+Ti+Nb+B+Ta+Zr+希土類)≦3%;(Mo+W)≦0.5%;N≦0.3%;Cu≦5%;および鉄と製錬から生じる不純物からなる残部;であり、ストリップは一つまたは二つ以上の工程において10〜90%の加工度で冷間圧延され、そしてストリップは再結晶化焼きなましを受ける。 (もっと読む)


【課題】高Mn含有量を有する平鋼製品に、腐食に対する保護を与えるZnコーティングを設けることができ、このZnコーティングを行った場合に、鋼基板へのZnコーティングの接着を更に改善できる方法を提供することにある。
【解決手段】本発明は、2〜35重量%のMnを含有する平鋼製品に、優れた接着性を有するZnのコーティングを設けることができる方法に関する。本発明の方法は、平鋼製品を焼きなます段階とを有し、焼きなまし雰囲気は、0.01〜85体積%のH、HOおよび残余のNおよび技術的理由で存在する不可避の不純物を含有しかつ−70℃と+60℃との間の露点を有し、HO/H比は、8x10-15*T3.529<HO/H≦0.957であり、平鋼製品は、腐食に対する保護を行うZnの保護コーティングで溶融めっきコーティングされ、溶融金属の浴から出る、Znコーティングが設けられた平鋼製品を冷却する段階を有している。
なし (もっと読む)


双ロール鋳造機を組立て、造られる鋳造ストリップが0.25重量%超で1重量%までの炭素、0.40〜2.0重量%のマンガン、0.05〜0.50重量%のケイ素、0.01重量%未満のアルミニウムからなるような組成で溶鋼の鋳造溜めを形成し、鋳造ロールを互いに逆方向に回転させて金属殻を凝固させ鋼ストリップを形成し、10%及び35%圧下での機械的性質が降伏強さ、引張り強さ、破断伸びについて10%以内であるよう鋼ストリップを熱間圧延し、熱間圧延鋼ストリップを550〜750℃の温度で巻取ることにより微細構造の大部分がパーライトで構成され、ベイナイト及び針状フェライトが含まれる、諸段階で造られる熱間圧延鋼ストリップ。鋼は5〜50ppm又は25〜45ppmの遊離酸素含有量を有してよい。
(もっと読む)


【課題】弱磁性、高ヤング率でその温度係数が小さく、硬度が高い磁性不感高硬度恒弾性合金、ひげぜんまい、機械式駆動装置及び時計を提供する。
【解決手段】原子量比にて、Co20〜40%及びNi7〜22%の合計42.0〜49.5%、Cr5〜13%及びMo1〜6%の合計13.5〜16.0%、及び残部Fe(但しFe37%以上)からなる合金を、1100℃以上融点未満に加熱後冷却し、ついで線引き加工と中間熱処理とを繰り返し、加工率90%以上の線引き加工を施して<111>繊維軸を有する繊維組織の線材となし、さらに圧下率20%以上の冷間圧延加工を施して薄板になした後、580〜700℃に加熱して、{110}<111>集合組織を有し、飽和磁束密度2500〜3500G、0〜40℃におけるヤング率の温度係数(-5〜+5)×10−5-1及びビッカ−ス硬度350〜550を有する磁性不感高硬度恒弾性合金。 (もっと読む)


【課題】安定して1180MPa以上のTSが得られ、0.7以上の高いYRを有し、かつ延性に優れた高降伏比超高張力鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.5〜1.5%、Si:0.1%以下、Mn:10〜25%、P:0.1%以下、S:0.05%以下、Al:0.1%以下、Mo:0.1〜5.0%、N:0.01%以下を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、組織全体に占めるオーステナイト相の面積率が95%以上であり、かつ組織全体に占めるアスペクト比が3以上の未再結晶オーステナイト粒の面積率が70%以上、組織全体に占める再結晶オーステナイト粒の面積率が5%以上であるミクロ組織を有することを特徴とする延性に優れた高降伏比超高張力鋼板。 (もっと読む)


【課題】鋼板表面に酸化鉄を形成させる工程を経ることなく、めっき性に優れた高強度溶融亜鉛系めっき鋼板を得る。
【解決手段】C:0.01〜2.0質量%、Mn:0.2〜3.0質量%、Cr:0.10〜1.0質量%、Al:0.01〜5.0質量%、P:0.2質量%以下、S:0.02質量%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋼板表面に、浴中Al濃度が0.001質量%以上である溶融亜鉛系めっき浴で溶融めっきして形成しためっき層(溶融めっき後合金化処理したものを含む。)を有する高強度溶融亜鉛系めっき鋼板であって、めっき層のめっき−下地鋼板界面から1μmまでの領域、及び、下地鋼板のめっき−下地鋼板界面から1μmまでの領域の一方または両方の領域においてAl、MnおよびCrの各濃度が、各々下地鋼板中のAl、MnおよびCrの各濃度の3倍以上である部分が存在する。 (もっと読む)


【課題】Alを含有する銅合金の表面特性(耐食性や耐摩耗性)を有し、工業的に生産性良く製造することができる金属材料を提供する。
【解決手段】平均厚さ0.5〜100μm、Al含有量1〜15質量%の銅合金層を鋼材表面に有するAl含有銅合金被覆鋼材。このAl含有銅合金被覆鋼材は、Al含有量1〜20質量%の鋼材を基材として、その表面にCuめっき層を形成したCuめっき鋼材を、非酸化性雰囲気中600〜1050℃に加熱保持することにより、基材中のAlがCuめっき層側に拡散する現象を利用して鋼材表面にAl含有量1質量%以上の銅合金層を形成させる手法によって製造できる。 (もっと読む)


本発明は、i)重量%で、C:0.60〜1.20%、Si:0.10〜0.35%、Mn:0.10〜0.80%、P:0よりは大きく0.03%以下、およびS:0よりは大きく0.03%以下を含み、Ni:0.25%以下(0を含む)、およびCr:0.30%以下(0を含む)、Cu:0.25%以下(0を含む)のうちのいずれか一つ以上を含み、残部Feおよびその他の不可避不純物を含み、ii)セメンタイトの幅は0より大きく0.2μm以下であり、前記セメンタイトとセメンタイトとの間隔が0よりは大きく0.5μm以下である微細パーライト組織を有する、高炭素熱延鋼板を提供する。
(もっと読む)


【課題】高い体積抵抗率と優れた温度特性を備え、さらに優れた熱間加工性を備えた抵抗合金を提供する。
【解決手段】本発明の抵抗合金は、化学組成が質量%で、Mn:27.5〜35%、Al:8〜10%、Cr:5〜7%、C:1.0〜1.2%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。前記基本成分に、B:1.5%以下、N:1.5%以下、Mg群(Mg、Si)の内から1種又は2種を合計量で5.0%以下、Ti群(Ti、Mo)の内から1種又は2種を合計量で5.0%以下、Co群(Co、Ni)の内から1種又は2種を合計量で5.0%以下およびW:5.0%以下から選ばれる1種又は2種以上の元素を含有させることができる。 (もっと読む)


【課題】 製品幅にスリットした後の刃物用帯鋼に残留する応力を緩和し、加工を施した半製品の形状変形を抑制することができる刃物用帯鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】 刃物用鋼帯の製造方法において、仕上冷間圧延を行なって厚さを0.15mm以下とした仕上冷間圧延材を条取りスリット加工を行い、その後、スリット加工した刃物用鋼帯を連続焼鈍炉中を通板させて500〜630℃の温度域の非酸化性ガス雰囲気中で歪取り焼鈍を行う刃物用帯鋼の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】多大の熱エネルギー及び長時間を要する熱処理を行うことなく、加工性に優れた強靭な鋳鉄、鋳鉄鋳片、およびそれらを効率良く製造し得る製造方法を提供すること。
【解決手段】白鋳鉄となる成分からなる鋳鉄において、伸延黒鉛が分散している鋳鉄であり、また白鋳鉄となる成分が、質量%で、(%C)≦4.3−(%Si)÷3、C≧1.7%を満足する組成であり、さらに、伸延している黒鉛の幅が0.4mm以下、長さが50mm以下である鋳鉄。 (もっと読む)


【課題】従来にない高い加工性を実現するとともに、高強度化、耐肌荒れ性の向上、耐食性の向上を合わせて実現し、さらに板厚5〜10mmで同様の品質を有する鋼板とその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】複数の鋼板を準備し、該複数の鋼板の一部又は全部の少なくとも片面に第二層を付着させ、第二層はFe以外を主成分とする金属であり、その後に圧延を施し、熱処理を施して鋼板を再結晶させることによって、得られる積層鋼板の{222}面集積度が著しく高くなり加工性が向上するとともに、積層鋼板の各層の種類を選択することにより、従来にない高い加工性を実現するとともに、高強度化、耐肌荒れ性の向上、耐食性の向上を合わせて実現する。さらに、板厚が5mmを超える厚鋼板においてこれらの優れた品質を実現することができる。 (もっと読む)


【課題】熱延条件の調整でパーライトラメラー間隔の増大によって熱延板の取扱い性を向上させるとともに、その後の焼鈍条件の調整で微細な球状化炭化物組織を得て加工性を高めた高炭素鋼板を安定的に低コストで提供する。
【解決手段】C:0.80〜1.50質量%,Si:1.0質量%以下,Mn:1.2質量%以下,P:0.03質量%以下,S:0.03質量%以下を含み、さらに必要に応じて所定量以下のCr,Mo,Cu,Ni,Nb,Ti,Caの内の1種又は2種以上を含み、残部がFe及び不可避的不純物である成分組成を有する鋼スラブを、仕上げ圧延温度:800〜950℃で熱間圧延した後、巻取り温度:650〜780℃までを40秒以下で冷却して前記温度で巻き取った熱延板を酸洗し、その後に、当該鋼のAc1〜(Ac1+100℃)の温度範囲で5〜40時間均熱後に30℃/時以下の速度で冷却する。
仕上げ圧延の前もしくは仕上げ圧延から巻取りまでの間に鋼板のエッジ部を加熱してもよい。 (もっと読む)


【課題】塑性加工時に加工金型を損耗させることのないように軟質化して加工性を向上させた中・高炭素鋼板を提供する。
【解決手段】C,Si,Mn,P及びSの含有量が規定された熱延酸洗鋼板に、熱延板焼鈍或いは冷延及び冷延板焼鈍を施した後、仕上げ冷延及び仕上げ焼鈍を施して冷延焼鈍板を製造する際、前記仕上げ冷延の前の最終工程が焼鈍工程であり、それまでのいずれかの焼鈍時に、Ac1〜Ac1+50℃に5〜20h保持→600℃までを−10℃/h以下の速度の冷却→600℃〜室温を任意の速度で冷却する焼鈍を一回以上含み、8〜24%の冷延率で最終の仕上げ冷延し、その後、640℃〜Ac1点の温度域に2h以上保持する仕上げ焼鈍を施すことにより、フェライト結晶粒界上の炭化物数CGBとフェライト結晶粒内の炭化物数CIGの間に、CGB/CIG≦0.8の関係が成り立つ炭化物が分散した組織を有し、さらに断面硬さが150HV以下の冷延鋼板を得る。 (もっと読む)


1 - 20 / 42