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【課題】質量%で、Cr:20〜45%を含有するオーステナイト系高Ni鋼材同士の溶接接合部構造において、1000℃以上の温度で長期間使用したとき、溶接熱影響部のクリープ破断強度が低下し難く、長寿命を達成する。
【解決手段】オーステナイト系高Ni鋼材同士を溶接する前又は後に、前記鋼材同士の少なくとも溶接部分及びその近傍領域に、750〜1000℃の温度で0.5〜100時間の時効処理を行ない、前記鋼材同士の溶接における溶金部又は鋼材再溶解部の近傍の溶接熱影響部に微細な2次炭化物を析出させる。 (もっと読む)


【課題】優れた制振性と、玉軸受にも好適に使用できる高い表面硬さに伴う優れた耐摩耗性、および良好な耐久性および耐食性を兼ね備えた材料からなる制振材およびその製造方法を提供する。またこれらを用いた軸受および摺動部材を提供する。
【解決手段】Mn−Cu基合金にホウ化処理を施し、表面に金属ホウ化物としてMnBを含む50〜100μmの厚さを有しかつ、表面難さが900Hv以上である硬化層を形成した制振材および制振材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】水素による疲労寿命低下を効果的かつ経済的に防止できる転がり軸受の提供。
【解決手段】転動体20と当該転動体20が転動する軌道輪10,10とを有する転がり軸受100であって、前記転動体20または軌道輪10,10の少なくとも1つを、浸炭あるいは浸炭窒化によって表面の窒素と炭素との合計濃度が1.0質量%以上であり、かつ表面の残留オーステナイト量が45〜70体積%であり、かつ表面硬さがHv600以上の鋼材から構成する。これによって、水素含有量が多い環境下であっても、水素による疲労寿命低下を効果的に防止することができると共に、材料コストも低く抑えることが可能となり、経済的である。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】 従来の電縫管溶接部熱処理(シームアニール)方法では、管の肉厚全体を効率良く目標温度に到達させることが困難である。
【解決手段】 管5の内外両面側に誘導コイル11a,13aを配置したスタンド15を通管方向に複数配設し、溶接部を内外両面側から誘導加熱する。その際、第1スタンドから最終前のいずれか1スタンドまでは、該1スタンドの出側の溶接部の内外両面温度がAc変態点を超えるまで加熱し、後続のスタンドで、同溶接部の内外両面温度がキュリー点を超える所定温度に保たれつつ同溶接部の肉厚中心部が目標温度に達するように加熱する。 (もっと読む)


【課題】優れた耐CO2腐食性と、さらに厳しい拡管加工にも耐えられる優れた拡管性とを兼備し、さらに継手部からの漏れをも防止できる、油井用ステンレス鋼管を提供する。
【解決手段】鋼管の両端面側を、好ましくは3%以上の拡管率で拡管加工し、該拡管加工された部位にねじを形成する。これにより、とくにねじ継手部での漏れが防止でき、油井内に挿入された状態での拡管性が向上する。なお、使用する鋼管は、降伏強さ:350MPa以上、n値:0.08以上を有し、かつn値と均一伸びu-Elとが、n>0.007×(25−u-El)を満足するステンレス鋼管とすることが拡管性向上に寄与する。この鋼管は、質量%で、C:0.25%以下、Si:1.0%以下、Mn:0.10〜2.50%、P、S、Al、Nを適正範囲とし、Cr:10.5〜18.0%を含有する組成と、焼戻マルテンサイト相を主相とし、第二相として体積率で5%以上のオーステナイト相と、あるいはさらに5%以下のフェライト相とを含む組織を有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】極めて反応性の高い雰囲気下で使用しても耐久性が高く、しかも生産上低コストで製造することのできるベローズの製造方法およびベローズを提供すること。
【解決手段】本発明のベローズの製造方法はCr:15〜30重量%、Ni:5〜40重量%、Al:0.9〜6重量%、Mo:1重量%未満、Mn:0.1重量%未満、C:0.1重量%未満、S:0.1重量%未満、P:0.1重量%未満、残部:Feおよび不可避的不純物を含む平板状母材(ただし、平板状母材100重量%とする。)から未処理ベローズを形成する第I工程と、該未処理ベローズを、水素水分比(H2/H2O、体積比)が2×103〜1×1012の範囲にある水および水素を含む雰囲気下、温度が750〜8
95℃の範囲で加熱することにより、該未処理ベローズ表面にAl23不働態膜を形成する第II工程とを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】4質量%以上のクロムを含有する鋼からなるとともに、表層部に窒素富化層が形成されており、かつ疲労強度および靭性が十分に確保された機械部品を提供する。
【解決手段】深溝玉軸受1を構成する機械部品である外輪11、内輪12および玉13は、0.11〜0.15%の炭素と、0.1〜0.25%の珪素と、0.15〜0.35%のマンガンと、3.2〜3.6%のニッケルと、4〜4.25%のクロムと、4〜4.5%のモリブデンと、1.13〜1.33%のバナジウムとを含有し、残部鉄および不純物からなる鋼から構成され、転走面11A,12A,13Aを含む領域には、窒素濃度が0.05質量%以上である窒素富化層11B,12B,13Bが形成されており、窒素富化層11B,12B,13Bにおける炭素濃度と窒素濃度との合計値は0.55質量%以上1.9質量%以下である。 (もっと読む)


【課題】ステンレス鋼製の加工品の硬化を可能にし、それと同時に該加工品の高い耐蝕性が得られる方法を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼製の加工品の表面硬化のための方法において、該加工品を溶融塩中に浸し、そして該塩に24時間〜240時間にわたって晒すにあたって、前記溶融塩の温度が400℃未満であり、かつ前記溶融塩が以下の組成:60〜100質量%の酢酸カリウム、0〜100質量%の酢酸ナトリウム、0〜2質量%の金属塩を有することで解決される。 (もっと読む)


【課題】電縫鋼管溶接部の靭性向上を安定的に、しかも少ないスタンドでランニングコストを低減しつつ高効率に、達成できる電縫鋼管溶接部の高効率熱処理方法を提供する。
【解決手段】シームアニーラ11の第1スタンドの投入電力を全スタンド中最大とし、該第1スタンド(あるいはさらに第2スタンド)で該第1スタンド(または第2スタンド)出側の管溶接部外面側がAc変態点を超えるように急速加熱する。それより後段のスタンドでは、管溶接部の外面側の温度がキュリー点を超える所定温度に保たれつつ同管溶接部の内面側が目標温度に達するように加熱する。 (もっと読む)


【課題】加工の容易性が高く、且つ外装部品として要求される硬度、耐蝕性、美的外観等の表面性状を充分に備え、更にムーブメント等の被磁気シールド構成要素に対する磁気シールド機能も充分に備えたハウジングを用いることによって、商品としてのデザイン展開の自由度を高めることができ、更に専用の磁気シールド材を不要にして小型化を容易に実現することができる時計等の機器を提供すること。
【解決手段】外部磁場から磁気シールドされる対象の被磁気シールド構成要素1と、ハウジング60,70とを備えた機器であって、前記ハウジングは、表面にオーステナイト化された表面層61を有するフェライト系ステンレス鋼で構成され、内部のフェライト相63は前記被磁気シールド構成要素に対する磁気シールド機能を備える内層構造を有している。 (もっと読む)


【課題】疲労特性に優れたばね用線材を提供すること。
【解決手段】線材の中心を通る縦断面において、図1の斜線部で示される領域を合わせて1視野とすることとし、20以上の視野でTiN系介在物の最大厚みを測定し、この最大厚みが、(1)5μm以下になるもの、(2)5μmを超え10μm以下になるもの、(3)10μmを超え25μm以下になるもの、(4)25μmを超えるものの、4クラスに各視野を分類したとき、全視野数に対して、クラス(1)の視野割合が5%未満、クラス(2)の視野割合が30%以下、クラス(3)の視野割合が70%以上、クラス(4)の視野割合が5%未満であるばね用線材。 (もっと読む)


【課題】防錆性が要請される部位では防錆性を満足させ、強度が要請される部位では強度を満足させることができるプレス成形品の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】焼入れ可能な鋼系の基板部2と、基板部2の端に位置すると共に亜鉛系の防錆層4をもつ端板部3とが一体に連設された成形用鋼系素材1を準備する。成形用鋼板1の端板部3の温度を焼入れ温度未満及び/又は防錆層4の融点未満に維持しつつ、成形用鋼板1の基板部2を焼入れ温度以上に加熱する。所定の断面形状が形成されるように且つ成形用鋼板1の基板部2がダイクエンチされるように、成形用鋼板1を成形型の型面でプレス成形してプレス成形品7を形成する。 (もっと読む)


【課題】母材の腐食や機械的強度の低下が生じにくい防錆処理方法を提供する。また、発錆が生じにくく長寿命な転動装置を提供する。
【解決手段】自動調心ころ軸受は、内輪1と、外輪2と、内輪1の軌道面1aと外輪2の軌道面2aとの間に転動自在に配された複数の転動体3と、を備えている。そして、内輪1,外輪2及び転動体3のうち少なくとも一つは、その表面の少なくとも一部に、酸化還元電位が−0.44V未満である第一の金属と、酸化還元電位が−0.43V以上である第二の金属と、前記第一の金属の酸化物及び前記第二の金属の酸化物の少なくとも一方と、を含有する防錆被膜を備えている。 (もっと読む)


【課題】降伏強さYS110ksi級の高強度と優れた低温靭性とを兼備する油井管用継目無鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.010%未満、Si:1.0%以下、Mn:0.1〜2.0%、P:0.020%以下、S:0.010%以下、Al:0.10%以下、Cr:10〜14%、Ni:0.1〜4.0%、N:0.05%以下を含み、さらに、Cu、Moおよび/または、V、Nb、Tiのそれぞれのうちから選ばれた1種または2種以上を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有し、降伏強さ110ksi級の高強度とvTrs:−60℃以下の優れた低温靭性とを兼備する油井管用マルテンサイト系ステンレス継目無鋼管および、Ac変態点以上の焼入温度に加熱したのち、空冷以上の冷却速度で100℃以下の温度域まで冷却する焼入処理、および450℃超え550℃以下の焼戻温度とする焼戻処理による製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 低合金で抗張力が800〜1800N/mmの特性を有し、かつ耐繰返し耐内圧疲労特性に優れ、噴射圧が直噴式ガソリンエンジンの場合においては、12〜20MPaを超える内圧繰返し疲労限応力を確保できる高抗張力を有する溶接鋼管または電縫鋼管であって、腐食性流体による繰り返しの接触に対して、十分な耐食性を示す自動車高圧配管用高張力鋼管を提供する。
【解決手段】 固溶化処理後にオーステンパー処理が施された低合金高張力鋼のAM鋼(焼鈍マルテンサイト鋼:C 0.1〜0.6wt%、Si 1.5wt%、Mn 1.5wt%等)、若しくはBF鋼(ベイニテックフェライト鋼:C 0.1〜0.6wt%、Si 1.5wt%、Mn 1.5wt%等)からなるTRIP鋼板(低合金変態誘起塑性型強度鋼板)製の電縫鋼管または溶接鋼管であって、その内周面にNiめっきが施されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】拡管性および耐CO2性に優れた油井用ステンレス鋼管を提供する。
【解決手段】降伏強さ:350MPa以上、n値:0.08以上を有し、かつn値と均一伸びu-Elとが、n>0.007×(25−u-El)(ここで、n:n値、u-El:均一伸び(%))を満足するステンレス鋼管とする。これにより、優れた拡管性を確保できる。この鋼管は、質量%で、C:0.25%以下、Si:1.0%以下、Mn:0.10〜2.50%、P、S、Al、Nを適正範囲とし、Cr:11.5〜18.0%を含有する組成と、焼戻マルテンサイト相を主相とし、第二相として体積率で5%以上のオーステナイト相と、あるいはさらに5%以下のフェライト相とを含む組織を有する。なお、Cuの群、Ni,Mo,V,Nbの群、Ti,Zr,B,Wの群、Caの群のうちの1群または2群以上を、必要に応じて選択して含有できる。 (もっと読む)


【課題】拡管性に優れた油井用鋼管を提供する。
【解決手段】降伏強さ:350MPa以上、n値:0.08以上を有し、かつn値と均一伸びu-Elとが、n>0.007×(25−u-El)(ここで、n:n値、u-El:均一伸び(%))を満足する鋼管とする。これにより、優れた拡管性を確保できる。この鋼管は、質量%で、C:0.35%以下、Si:1.5%以下、Mn:0.10〜3.50%を含み、P、S、Alを適正量含有し、あるいはさらにCr,Cuの群、Niの群、Mo,V,Nb,Ti,Zr,B,Wの群、Caの群のうちの1群または2群以上を含有する組成を有する鋼管に、熱処理として、焼入れ処理および焼戻処理、または焼準処理および焼戻処理、または焼戻処理を施して得られる。 (もっと読む)


【課題】本発明は,パイプ焼鈍後の冷却速度が小さくても、高温強度に優れるばかりでなく、靱性及び耐酸化性に優れたCr含有鋼管並びにその製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】Cr含有鋼管の非接合部を切断して得た複数の試料の表面に出現する結晶粒及び析出物を電子顕微鏡で観察して該結晶粒の粒界長さ及び析出物の長さをそれぞれ測定し、それら測定値に基づき下記式で算出される粒界上析出物占有率の平均値が1〜50%であることを特徴とするCr含有鋼管である。
粒界上析出物占有率(%)=(粒界に沿った析出物の長さの合計値/結晶粒界の長さ)×100
また、このような鋼管の製造方法としては、素材の冷延鋼板を焼鈍した後、950℃から700℃までの平均冷却速度を30℃/s以上として冷却することである。 (もっと読む)


【課題】合金元素の含有量を抑制しつつ、高温環境下や水が侵入する環境下においても長寿命な転動部材、転がり軸受および転動部材の製造方法を提供する。
【解決手段】深溝玉軸受1を構成する外輪11、内輪12および玉13は、0.3〜0.4%の炭素、0.3〜0.7%の珪素、0.3〜0.8%のマンガン、0.5〜1.2%のニッケル、1.6〜2.5%のクロム、0.1〜0.7%のモリブデンおよび0.2〜0.4%のバナジウムを含有し、残部鉄および不純物からなり、珪素+マンガンの含有量は1.0%以下、ニッケル+クロムの含有量は2.3%以上、クロム+モリブデン+バナジウムの含有量は3.0%以下である鋼から構成され、硬化処理層が形成され、硬化処理層の表層部の硬度は、725〜800HV、表層部の炭化物の最大粒径は10μm以下、面積率は7〜25%以下、内部の硬度は450〜650HVである。 (もっと読む)


【課題】鋼中に水素が侵入しても水素脆化が起こりにくく、高引張強度域で優れた腐食疲労強度を確保でき、かつ具体的な最適成分範囲を明確にした高強度ばね用鋼及びそれを用いた高強度ばね部品を提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.50〜0.65%、Si:0.50〜0.90%、Mn:0.40〜1.20%、Cu:0.20〜0.40%、Ni:0.20〜0.50%、Cr:0.60〜1.10%、V:0.05〜0.30%を含有し、残部がFe及び不純物元素からなる。さらにB:0.0005〜0.0050%、Ti:0.010〜0.070%を含有することが好ましい。さらにばね形状に成形し、焼入れ処理後の焼戻し時においては、390℃以上の温度で処理し、拡散性水素量の低減を図ると良い。 (もっと読む)


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