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Fターム[4K042BA11]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 目的、効果 (4,247) | 溶接性 (75)

Fターム[4K042BA11]に分類される特許

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【課題】ローター鍛造品に関し、より詳細にはカスタマイズ可能な炭素含有率を得るための溶接プレップ位置におけるローター鍛造品の脱炭方法を提供する。
【解決手段】ローター鍛造品100は、脱炭手順に付される作用を受ける領域110と、脱炭に付されない作用を受けない領域120とを有するモノリシックの鍛造品からなる。ローター鍛造品100は、矢印130で表される外径と、矢印150で表される内径を有する輪郭に合致した(contoured)中央部分140とを有する。これらの内径と外径により画定される環状の表面160は、鍛造品100と別の同様に製造されたローター鍛造品との溶接を容易にするために溶接プレップが機械加工される位置を含んでいる。ローター鍛造品100の脱炭は、溶接プレップが位置する近傍に集中する。 (もっと読む)


【課題】 蒸着マスクの弛みをより確実に防止することが可能なマスクフレームと、該マスクフレームを用いた蒸着マスク組立体を提供する。
【解決手段】 相対する高熱膨張合金の桟と、相対する低熱膨張合金の桟とで構成される矩形状の枠体であって、前記高熱膨張合金の桟は、30〜100℃の線膨張率(αFh(30〜100℃))が(4〜20)×10−6/℃であり、前記低熱膨張合金の桟は、蒸着マスクを接合支持する支持部材となるものであって、30〜100℃の線膨張率(αFl(30〜100℃))が5×10−6/℃以下であり、且つ、αFh>αFlを満足するマスクフレーム。 (もっと読む)


【課題】後続熱サイクルを受けない熱影響部領域における歪付与後のCTOD特性に優れた極低温用鋼材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.12%、Mn:0.4〜2.0%、Ni:5.5〜8.5%、Al:0.002〜0.05%、N:0.0015〜0.004%を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、不純物のうちのSi:0.15%以下、P:0.05%以下およびS:0.008%以下であり、かつ次の(1)式で定義されるPhardeningの値が0.54〜0.65の鋼材であって、さらに鋼材表面から0.2mm以下の領域の平均有効結晶粒径が5.0μm以下である極低温用鋼材。Phardening=0.075Si+0.217Mn+0.042Ni+0.25Cr+0.32Mo・・・・(1)式、ここで、式中の元素記号は、各元素の含有量(質量%)を表す。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、電子写真式プリンター、複写機、パソコンのプリンターなどにおける駆動力等を伝達する機構のスチールベルト等に適用される動力伝達金属帯に関するものである。C含有量を過共析レベルまで増加させることに加えて、表層硬度、パーライト組織、残留応力を制御したことを特徴とする高強度、高疲労強度の薄鋼帯板とその無端状鋼帯を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.6〜1.3%、Si:0.1〜1.50%、Mn:0.1〜1.5%、Al:0.01%以下、Ti:0.01%以下にそれぞれ規制し、残部Fe及び不可避不純物からなり、引張強度1500MPa以上、伸び2%以上、表層硬度が400HV0.3以上を有する高強度、高疲労強度の薄鋼帯板とその無端状鋼帯である。 (もっと読む)


【課題】ステム部とねじ部との摩擦圧接による接合部近傍での硬度低下を効果的に抑制し、掘削用中空鋼ロッドの寿命を改善する。
【解決手段】ステム部12と、ステム部12に対して軸方向の端部に位置するめねじ部16とを有する掘削用中空鋼ロッド10を構成する鋼として質量%でC:0.20〜0.80%,Si:0.10〜0.50%,Mn:0.10〜1.00%,P:≦0.015%,S:≦0.050%,Cu:≦0.50%,Ni:0.50%未満,Cr:2.00〜5.00%,Mo:0.20〜0.80%,B:0.0002〜0.0050%,Ti:0.005〜0.050%,Al:0.005〜0.050%,N:≦0.050%,残部Fe及び不可避的不純物の組成を有する鋼種を用いる。そしておねじ部14,めねじ部16の各おねじ18,めねじ20には高周波焼入れを予め施しておき、互いに別体をなすめねじ部16とステム部12とを摩擦圧接にて接合する。 (もっと読む)


【課題】溶接物と溶接対象物とを予熱を不要としながら、十分な強度を確保することができる頑丈な補強部材を提供する。
【解決手段】フェライト/パーライト二相構造を有する金属材料に所定の熱処理を施して高熱状態としたオーステナイト/初析フェライト二相構造を有する金属材料に焼入れ処理を実行し、これを焼戻して得られる焼戻マルテンサイト/初析フェライト系二相構造を有する金属補強部材。ここで、所定の熱処理は、金属材料を860〜950℃で加熱する加熱工程と、加熱した金属材料を780〜820℃まで降温する降温工程と、降温した金属材料の温度を維持する維持工程とを包含する。 (もっと読む)


【課題】一般鋼で成形されて枠組みされ、枠組状態で応力の集中する強度の必要なフレーム部分に熱処理を施して高張力鋼同等の強度を得る。
【解決手段】フレーム・メンバー13、14、15、16および23、24、25、26が一般鋼で成形されて一体的に枠組され、そして、その枠組状態でその強度の必要なフレーム部分あるいはその枠組全体に高周波焼入れ、液体浸炭、ガス浸炭などの何れかの熱処理を施して使用する。 (もっと読む)


【課題】熱処理による鋼のスケール発生を抑制することができ,溶接性や塗装密着性に優れた熱処理鋼材を得るための表面処理液,およびその表面処理液を用いた熱処理鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】無機系バインダーと金属顔料とを媒体中に含有する熱処理用鋼材の表面処理液であって,前記金属顔料は,当該金属顔料と前記無機系バインダーの固形分との合計量に対し,酸化亜鉛粉を5〜20質量%,並びに銅箔及び/又は真鍮箔を合計で10〜25質量%以下含有し,耐高温酸化性金属粉を含有しない。熱処理鋼材の製造方法は,この表面処理液を基材に接触させて該基材の表面に該表面処理液からなる液層を形成する接触工程と前記接触工程を経てその表面に表面処理液からなる液層が形成された基材を乾燥させて,該基材の表面に保護被膜を形成する乾燥工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】熱処理による鋼のスケール発生を抑制することができ、溶接性や塗装密着性に優れた熱処理鋼材を製造する手段を提供する。
【解決手段】無機系バインダーと金属顔料とを媒体中に含有する表面処理液を基材に接触させてその表面に該表面処理液からなる液層を形成する接触工程と,接触工程を経てその表面に表面処理液からなる液層が形成された基材を乾燥させて,該基材の表面に保護被膜を形成して熱処理用鋼材とする乾燥工程とを備える接触工程,当該熱間プレス用鋼材をAc3点以上の温度に加熱してその状態を所定の時間維持する加熱工程と、所定の時間の維持が終了した鋼材を冷却して焼き入れを行う冷却工程を有するとともに、加熱工程における加熱により変形抵抗が低下した鋼材をプレス加工することで鋼材の形状加工を行うプレス工程を有する熱間プレス工程を備える熱間プレス鋼材の製造方法であって,表面処理液に含有される金属顔料は,該金属顔料と無機系バインダーの固形分との合計量に対し,酸化亜鉛粉を5〜20質量%,真鍮箔等を10〜25質量%含有し,耐高温酸化性金属粉を含有しない。 (もっと読む)


【課題】刃物鋼として使用するための焼き入れ硬化処理を行なっても、クラッド接合部からの層間剥離を起こさず、しかも軽量性と耐食性及び耐久性に優れたチタン材料で構成した使い易いチタンクラッド鋼刃物及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ステンレス刃物鋼材1と、チタン系材料で構成する刃物外皮材5と、前記ステンレス刃物鋼材と前記刃物外皮材との間に、ステンレス刃物鋼材ならびに刃物外皮材とは異なる複数の材料を重ね合わせてクラッド材としたチタンクラッド刃物鋼であって、前記ステンレス刃物鋼材ならびに刃物外皮材とは異なる複数の材料は、ステンレス刃物鋼材側から、銅合金の第3中間層2、Moの第2中間層3、V族元素金属の第1中間層4の順に重ね合わせたチタンクラッド刃物であり、特に熱間圧延工程の前段階で真空脱気を行う製造方法により、クラッド接合部からの層間剥離を起こさない軽量性と耐食性及び耐久性に優れたチタン材料で構成したチタンクラッド鋼とし、良質な刃物用材とする。 (もっと読む)


【課題】現場での補強作業を省略でき、建築物等から受ける軸力や曲げモーメントに対しても十分な強度を持ち、溶接性に優れたコンクリート充填鋼管に使用される内面突起つきスパイラル鋼管およびその製造法を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.20、Si:0.6以下、Mn:0.8〜2.2、P:0.02以下、S:0.005以下、Nb:0.005〜0.080、Ti:0.005〜0.030、Al:0.05以下、N:0.001〜0.006、O:0.006以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、かつ、CE値が0.35〜0.45の範囲にある母材からなる内面突起つきスパイラル鋼管を、鋼管長手方向が上下方向となる状態で900〜1150℃に加熱後、鋼管内外表面が860℃以上の温度から10℃/秒以上の冷却速度となるように内外両面側から300℃以下まで水冷し、その後、650℃以下で焼き戻し処理する。 (もっと読む)


【課題】異材溶接継手での脱炭層形成有無を予測して、部材の組合せや使用部位に応じた最適な溶接材料を選定する方法を提供する。
【解決手段】一の金属母材の炭化物生成能パラメータと、一の金属母材と材質が異なる別の金属母材の炭化物生成能パラメータとの差の絶対値Δgを算出する。一の金属母材と別の金属母材とが溶接材料で溶接された部材の使用温度及び時間から、時効パラメータLを算出する。予め作成された、脱炭層が形成される条件の領域と脱炭層が形成されない条件の領域とを炭化物生成能パラメータの差の絶対値と時効パラメータとで表したグラフにおいて、算出されたΔgと、算出されたLとの交点が、脱炭層が形成される条件の領域にある場合に、溶接材料としてインコネル系溶接材料を選定する。交点が、脱炭層が形成されない条件の領域にある場合に、溶接材料としてフェライト系溶接材料を選定する。 (もっと読む)


【課題】リング形状を有し、異方性がほとんど生じず、各所において均質な機械的性質を得ることができ、さらに、容易に製造することができる耐熱鋼部材およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】耐熱鋼部材は、重量%で、C:0.06〜0.18%、Si:0.05〜0.6%、Mn:0.2〜0.8%、Cr:9〜11.5%、Ni:0.1〜1%、Mo:0.8〜1.3%、Nb:0.05〜0.5%、V:0.07〜0.3%、N:0.03〜0.08%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、遠心鋳造でリング形状に成形されている。 (もっと読む)


【課題】亜鉛系めっき鋼材を熱処理しても、所定のめっき層を残存させ、自動車用部材としての塗装後の耐食性および塗膜密着性が確保された亜鉛系めっき熱処理鋼材を提供する。
【解決手段】亜鉛系めっき鋼材に、塑性変形が可能な温度域または焼入れが可能な温度域への加熱を行って得られ、表面に存在するめっき層の付着量が片面当たり20〜100g/mであり、めっき層のFe濃度が10〜35%であり、かつ当該めっき層にη相が存在し、さらに、めっき層の表面の中心線平均粗さRaが1.5〜5μmである亜鉛系めっき熱処理鋼材である。めっき層の付着量が片面当たり30〜150g/mであるとともにめっき層中に20%以下のFeを含有する亜鉛系めっき鋼材に、30℃/秒以上の昇温速度で前記温度域への加熱を行ってから30℃/秒以上の冷却速度での冷却を行った後、亜鉛系めっき鋼材の表面に当接する加圧ロールによって亜鉛系めっき鋼材の表面に残存するめっき層の表面粗度を調整することにより、製造される。 (もっと読む)


【課題】等速自在継手の接合部の割れの発生を抑制し、安定した品質の等速自在継手の外方部材を提供する。
【解決手段】複数のトラック溝が形成されたカップ部1と、カップ部1の底部に一端が連結された軸部2とを備えた等速自在継手の外方部材である。炭素量が異なる部材を接合した後、高周波焼入れすることにより、高周波焼入れによる焼入熱影響箇所と、高周波焼入れによる焼入非熱影響箇所と、接合時に発生する熱による影響を受ける接合熱影響箇所と、接合時に発生する熱による影響を受けない接合非熱影響箇所とが形成される。炭素量の高い部材の焼入非熱影響箇所であって、炭素量の低い部材との接合端面23を含む端部25における接合熱影響箇所に、マルテンサイト組織を無くした。 (もっと読む)


【課題】高温強度特性、鍛造性および溶接性に優れた蒸気タービンの鍛造部品用のNi基合金、この蒸気タービンの鍛造部品用のNi基合金を用いて作製された、蒸気タービンの動翼、蒸気タービンの静翼、蒸気タービン用螺合部材、および蒸気タービン用配管を提供することを目的とする。
【解決手段】高温強度特性、鍛造性および溶接性に優れた、蒸気タービンの鍛造部品用のNi基合金は、質量%で、C:0.01〜0.15、Cr:18〜28、Co:10〜15、Mo:8〜12、Al:1.5〜2、Ti:0.1〜3、B:0.001〜0.006、Ta:0.1〜0.7を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなる。 (もっと読む)


溶接物の強度および溶接物の靱性を改善する有益なミクロ組織を有する摩擦撹拌溶接物によって接合される構造用鋼部品を含む、鋼構造体およびそのような構造体を製造する方法が提供される。本開示の一形態では、鋼構造体は、常套の溶融又は二次精錬を実施して製造された2つ以上の構造用鋼部品と、部品の接合面同士を接合した摩擦撹拌溶接物とを含み、出発構造用鋼の化学成分および粒径は、以下の基準:a)0.02重量%<Ti+Nb<0.12重量%、b)0.7<Ti/N<3.5、c)0.5重量%<Mo+W+Cr+Cu+Co+Ni<1.75重量%、d)0.01重量%<TiN+NbC+TiO/MgO<0.1重量%、e)少なくとも2ミクロンの平均粒径、の1つまたは複数を満たし、摩擦撹拌溶接物は、5ミクロン〜60ミクロンの事前のオーステナイト粒径と、50体積%未満のマルテンサイト−オーステナイト構成成分とを有し、摩擦撹拌溶接物の強度は、出発構造用鋼よりも高く、0℃以下において亀裂先端開口変位試験により測定された摩擦撹拌溶接物の靱性が0.05mm以上であるか、または0℃以下においてシャルピーVノッチ衝撃試験により測定された摩擦撹拌溶接物の靱性が40Jを超える。鋼構造体は、石油およびガスの生産用ラインパイプに適用される。
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【課題】レール頭部の表層から深さ25mmの範囲内の硬さを上昇させたフラッシュバット溶接の継手特性に優れた内部高硬度型パーライト鋼レールおよび優れた特性を有する溶接継手を得るフラッシュバット溶接方法を提供する。
【解決手段】C:0.73〜0.85質量%,Si:0.5〜0.75質量%,Mn:0.3〜1.0質量%,P:0.035質量%以下,S:0.0005〜0.012質量%,Cr:0.2〜1.3質量%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、[%Mn]/[%Cr]値が0.3以上0.9未満であり、レール頭部の表層から少なくとも25mm深さにおけるレール母材の頭部内部硬さがHv390以上Hv480未満のパーライト鋼レールを、アプセット量20mm以上の範囲内でフラッシュバット溶接し、溶接終了後70秒以内にレール頭部の冷却を開始し、冷却開始後25〜60秒で冷却を終了する。 (もっと読む)


【課題】製造コストの高騰、製造時間の長期化を生じることなく、適正強度、靭性を有するタービンロータ及びタービンロータの製造方法を提供する。
【解決手段】高Cr鋼からなる高温用ロータ材と、低Cr鋼からなる低温用ロータ材とを溶接して構成されたタービンロータにおいて、前記高温用ロータ材が、窒素含有量が質量%で0.02%以上である高Cr鋼で形成され、前記高温用ロータ材と低温用ロータ材を溶接する溶加材が、窒素含有量が質量%で0.025%以下である9%Cr系溶加材である。 (もっと読む)


【課題】溶接性や靭性を高めるためにC含有量を制限し、Crを含有させずに、高強度、低降伏比を達成し、靭性に優れた電縫鋼管及びその製造方法を提供する。
【解決手段】C量を0.25%以下とし、適量のMn、Tiを含有し、Si、Al、P、S、Nの含有量を制限し、更に、Mo:0.05〜2.0%、V:0.1%超、1.0%以下を添加し、Ceqを0.45以上とした、金属組織が焼戻しマルテンサイトからなる電縫鋼管。ただし、Ceq=C+Mn/6+Ni/15+(Mo+V)/5、である。B、Ni、Nbを添加してもよい。降伏強度は800MPa以上、降伏比は90%以下、シャルピー吸収エネルギーは200J以上である。製造方法は、電縫鋼管を、Ac3〜Ac3+100℃に加熱し、焼入れ後、550℃以下の温度で焼戻す。 (もっと読む)


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