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Fターム[4K060CA04]の内容

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Fターム[4K060CA04]に分類される特許

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【課題】カソード防食設備が複数接続されたパイプライン網において、その特定位置でカソード防食設備の電気的な影響を一時的に排除する方法を提供する。
【解決手段】パイプライン網Pnの特定位置Sから設定距離だけ離れた位置に設置されたカソード防食設備C1を選択し、カソード防食設備C1の電源を設定された開始時刻から終了時刻の間オン・オフ制御する。設定された開始時刻から終了時刻の時間内でパイプライン網Pnにおける特定位置Sの防食管理値(管対地電位)を計測する。防食管理値(管対地電位)の計測結果にオン・オフ制御の影響があるか否かを判定する。防食管理値(管対地電位)の計測結果にオン・オフ制御の影響があると判定した場合には、選択したカソード防食設備を電源オフの対象にする。設定距離を順次拡大してカソード防食設備C2,C3,…を対象に同様の判定を行い、電源オフの対象となる全てのカソード防食設備を決定する。 (もっと読む)


【課題】鋳鉄管と鋼管が絶縁継手を介して接続された埋設金属パイプラインをカソード防食している現場で、鋳鉄管のカソード防食状態を適正に把握することができ、実際にカソード防食を行っている現場での定期点検において、短い作業時間で効率的に点検作業を行うことができる。
【解決手段】鋼管P1に定電流制御された流電陽極10を接続し、鋼管P1と鋳鉄管P2との間を流れるボンド電流を生じさせるボンド電流回路20を絶縁継手IJと並列に接続する。ボンド電流回路20には、ボンド電流回路20をオン・オフする回路遮断手段21を設ける。流電陽極10の発生電流によって鋼管P1と鋳鉄管P2の両方をカソード防食している状態で回路遮断手段21をオフにして、鋳鉄管P2における管対地電位の計測値変化から鋳鉄管P2の復極量edを求め、復極量edに基づいて鋳鉄管P2のカソード防食状態を判断する。 (もっと読む)


【課題】作業者が進入できないような狭いスペースにおいても、鉄筋コンクリート構造物の溝形成面に、電気防食用電極を効率よく埋設することができる、電気防食用電極の埋設方法を提供する。
【解決手段】鉄筋コンクリート構造物における互いに対向する一対の対向面で形成される狭隘なスペースに、一方の対向面に形成された溝7に沿わせてレール体を配置し、該レール体に沿って押込み工具99を移動させることにより、前記溝に電気防食用電極95を押し込む電気防食用電極の埋設方法。 (もっと読む)


【課題】 電気防食を行うに際し、照合電極を用いることなく分極量を電気防食に適した範囲に管理することができる電気防食方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 鋼材に対して陽極材から電流を供給して鋼材の電気防食を行うに際し、鋼材の自然電位Ec-corrから、鋼材の電位Ec-ioを差し引いて算出される分極量が所定の範囲となるように、鋼材への電流の供給を行う電気防食方法において、鋼材の自然電位Ec-corrおよび前記鋼材のインスタントオフ電位Ec-ioを陽極材の分極曲線を利用して算出し、前記分極量が所定の範囲となるように、供給電流を遮断した直後に測定される陽極材と鋼材との間の電位差Vac-ioを設定して電流の供給を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】海洋環境や汽水など、塩化物イオンを多く含む環境であっても、エレクトロコーティングの付着を防止しながらステンレス鋼を防食する方法を提供する。
【解決手段】塩化物イオンを含む水溶液10中で、防食対象のステンレス鋼(例えばフェライト系ステンレス鋼、SUS304系ステンレス鋼、又はマルテンサイト系ステンレス鋼)12の電位を−0.05〜−0.65V(vs.Ag/AgCl)に外部電源(18)方式で保持する。ここで、ステンレス鋼12の流出電流の無い範囲で交流を重畳させる。 (もっと読む)


【課題】プラスチック被覆鋼管P2と鋳鉄管P1が絶縁継手1を介して接続された埋設金属パイプラインが交流誘導の影響を受けている場合に、プラスチック被覆鋼管の交流腐食リスクを効果的に低減することができる。また、発生したカソード防食電流をプラスチック被覆鋼管と鋳鉄管の両方に適正に供給することで、両方のパイプラインを良好なカソード防食状態にすることができる。
【解決手段】カソード防食システムは、プラスチック被覆鋼管P2に接続される流電陽極2と、プラスチック被覆鋼管P2と流電陽極2との間に設けられ、プラスチック被覆鋼管P2と流電陽極2とを少なくとも非極性容量素子30を介して接続する交流誘導低減器3と、絶縁継手1を挟んでプラスチック被覆鋼管P2と鋳鉄管P1との間に接続され、鋳鉄管P1からプラスチック被覆鋼管P2へ向けた流れを順方向とするボンド整流素子40を含むボンド電流調整器4とを備える。 (もっと読む)


【課題】海底パイプラインのライザ部分と外界との導通の有無や導通箇所の判定を容易に行えるようにする。
【解決手段】絶縁性判定システムが、海中に設けられる海中側端子113と、海中側端子113と海底パイプラインのライザとの間に電圧を印加する交流信号電流発信部111と、海底パイプラインのライザを流れる電流、または、海洋構造物を流れる電流、または、絶縁継手を介してパイプラインに接続される海上側パイプを流れる電流のうち少なくとも1つを測定する。 (もっと読む)


【課題】地中電位勾配の中心部を通過するように埋設された金属パイプラインをカソード防食するに際して、中央部の等電位面間隔が密で周辺部での等電位面間隔が疎になる地中電位勾配内のパイプラインに対して直流電食リスクや過防食リスクが生じないようにする。
【解決手段】埋設金属パイプラインPのカソード防食システムは、地中電位勾配の中心部においてパイプラインPの近傍に設置され、パイプラインPのコーティング欠陥を模擬するクーポン10と、パイプラインPに接続され、地中電位勾配の存在する領域を対象に防食電流を供給する外部電源装置20と、クーポン10におけるクーポン流入直流電流密度を設定値と比較して外部電源装置20の出力を調整することで、クーポン10におけるクーポン流入直流電流密度がクーポン電流密度を指標としたカソード防食管理基準内になるように制御する制御部30を備え、制御部30は、クーポン流入直流電流密度の最小値IDCminを設定時間毎に求め、最小値IDCminを設定値と比較する。 (もっと読む)


【課題】鋼管と鋳鉄管のような異種金属管が混在したパイプラインにおいて、両管を適正にカソード防食するシステムを提供する。
【解決手段】第1金属管P1に流電陽極1を接続し、第1金属管と第2金属管P2との間を流れるボンド電流を生じさせるボンド電流回路3を絶縁継手IJと並列に接続し、ボンド電流回路には、ボンド電流調整手段30とボンド電流回路をオン・オフする回路遮断手段31とが直列に接続され、流電陽極の発生電流を定電流制御した状態で、回路遮断手段によってボンド電流回路をオフにすることで、第2金属管のインスタントオフ電位を計測し、第2金属管の自然電位とインスタントオフ電位との差が基準値以上になるように、ボンド電流調整手段の起動電圧と流電陽極の発生電流の一方又は両方を設定する。 (もっと読む)


【課題】設置作業を簡易に行えるコンクリート構造物への電気防食電極の取り付け方法、およびコンクリート構造物を提供する。
【解決手段】電気防食電極2の取り付け方法としては、内部に鋼材が設置されたコンクリート構造物10の表面に、電気防食電極2とシート体4とを、前記電気防食電極が前記コンクリート構造物の表面に接触し、且つ前記シート体が、前記電気防食電極の外側を被覆するように固定し、前記シート体とコンクリート構造物の表面との間にグラウト5を注入することで、前記電気防食電極をコンクリート構造物に設置し、コンクリート構造物としては、コンクリート1の内部に鋼材が設置されたコンクリート構造物であって、コンクリート表面に電気防食電極と、前記電気防食電極を外面から被覆するシート体が固定され、前記シート体とコンクリート表面との間にグラウト5が注入されて前記電気防食電極がコンクリート表面に設置されている。 (もっと読む)


【課題】防食メッキが施された金属体の耐腐食性を高めることが可能な防食構造を提供する。
【解決手段】防食メッキが施された金属体100の一部であり、平坦性を有する被取付部100aに、前記防食メッキの金属よりも電位が低い金属である流電陽極体2が取り付けられ、前記流電陽極体2の量が、前記金属体100の表面積に応じて設定されている金属体100の防食構造。 (もっと読む)


【課題】地中に埋設した金属管の電位を一定にするための管外配線を、管体に取り付ける導通取付部を、簡便かつ確実に保護する。
【解決手段】側方が開放された溝22に硬化性樹脂23を充填したカバー材21を用いる。ボルト11や圧着端子14などからなる、管表面上の導通取付部20に、充填した硬化性樹脂23が潜り込むようにしてカバー材21を押し付ける。押し出された樹脂が導通取付部20の管体側面にまで回り込み、強固な保護構造を形成する。 (もっと読む)


【課題】有潮流海域における海洋鋼構造物の防食に適した防食電着被膜の膜厚を特定することにより、施工期間の長期化を避けつつ、適切な防食電流密度で有潮流海域における海洋鋼構造物の防食を効率良く行い得る有潮流海域での海洋鋼構造物の防食方法を提供する。
【解決手段】潮流速が0より大きく且つ最大潮流速以下となる有潮流海域では、海洋鋼構造物の水没部表面に100[μm]以上400[μm]以下の膜厚の防食電着被膜を形成した後、電気防食用電極と海洋鋼構造物との間に防食電流密度を5[mA/m2]以上30[mA/m2]以下とした防食電流が流れるようにすることにより、海洋鋼構造物の電気防食を行う。 (もっと読む)


【課題】電解液の漏れがなく、取り扱い性に優れ、安価な材料を用いて、製造も容易で、ITO等の透明導電膜が好ましくない場合であっても、十分な電子を供給可能な電子供給体を提供する。
【解決手段】固体化されたシート状の第1の電解質層13と、繊維基材および/またはフィルムからなる基材に炭素を主成分とする導電物質を塗布および/または含浸した導電性基材からなる導電層11と、電磁波により電子を生成する半導体層12と、電磁波を透過可能な固体化されたシート状の第2の電解質層14とをこの順序で有し、第2の電解質層14が、第1の電解質層13との間で接触または接近により電荷移動可能に形成された電子供給体10。 (もっと読む)


【課題】電気防食用電極と鉄筋との電気的な短絡の防止を容易に実現することが可能なコンクリート構造物の施工方法を提供する。
【解決手段】コンクリート構造物の施工方法として、下層側コンクリート上に電気防食用電極を敷設する第1の工程と、前記下層側コンクリート上において前記電気防食用電極を覆うように保護用コンクリートを打設する第2の工程と、前記保護用コンクリートの打設後に鉄筋を組み立てる第3の工程と、前記鉄筋の組み立て後に上層側コンクリートを打設する第4の工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】ガス化装置表面を腐食から保護すること。
【解決手段】種々の実施形態によれば、システムは、内部のガス化領域に曝される第1の材料から作られたシェル(156)を含むガス化装置(106)と、ガス化装置(106)内部でシェル(156)に結合されるパターン形成されたアノード層(169)と、を備える。パターン形成されたアノード層(169)は、第2の材料から作られ、該パターン形成されたアノード層(169)が、ガス化領域において高温ガスを凝縮することによってシェル(156)を腐食から保護するよう構成されている。 (もっと読む)


【課題】回生車両の影響によるパイプラインの電食リスクを、選択排流器を増設することなく、カソード防食レベルを高めることなく回避する。
【解決手段】直流式電気鉄道における回生車両の影響を受けるパイプラインPの電食防止システムであって、回生車両の影響を受けて管対地電位P/Sがプラス側にシフトするパイプラインPの箇所に電線2を介して接続され、パイプラインPの防食電位よりマイナス側の値の対地電位を示すアース電極1と、電線2間に接続される逆流防止器3とを備え、逆流防止器3は、パイプラインPからアース電極1に向かって流れる電流方向を順方向とし、パイプラインPの管対地電位P/Sが防食電位よりマイナス側の電位であり且つアース電極1の対地電位よりプラス側の電位で動作する特性を有するダイオードを備えている。 (もっと読む)


【課題】海洋鋼構造物の表面に均一な厚さの防食電着被膜を確実に形成し得る海洋鋼構造物の防食電着被膜施工方法及び装置を提供する。
【解決手段】直流電源4による通電時に海洋鋼構造物1側の電位測定を行う照合電極6を配設すると共に、該照合電極6で測定された海洋鋼構造物1側の電位が予め設定された電着基準電位範囲にある場合には、前記直流電流値を保持し、前記照合電極6で測定された海洋鋼構造物1側の電位6aが予め設定された電着基準電位範囲以下である場合には、前記直流電流値を減少させる一方、前記照合電極6で測定された海洋鋼構造物1側の電位6aが予め設定された電着基準電位範囲以上である場合には、前記直流電流値を増加させる制御信号4aを前記直流電源4へ出力する制御装置7を設ける。 (もっと読む)


【課題】絶縁継手を介して防食状況が異なるパイプラインを接続して、接続される両パイプラインの一方又は両方にカソード防食を施す埋設パイプラインのカソード防食管理システム又はカソード防食管理方法において、両パイプラインに大きな交流誘導電圧が発生した場合に、交流腐食リスクを低減すると共に、各パイプラインにおける防食電流の腐食抑制効果を明確にして、防食対象のパイプラインが適正なカソード防食状況に有るか否かを把握できるようにする。
【解決手段】増幅率が−1倍になる反転増幅器10の入力端子10Aを、絶縁継手1を介して接続された両パイプラインL1,L2の一方に接続し、反転増幅器10の出力端子10Bを両パイプラインL1,L2の他方に接続して、反転増幅器10における反転入力端子11Bと出力端子10Bとの間に、同じ電圧−電流特性を有する一対のダイオード14,15を逆並列接続した。 (もっと読む)


【課題】ダイバーによる防食電着被膜の膜厚計測を行うことなく、防食性能を精度良く評価し得、水没部全体に防食電着被膜を確実に形成し得る海洋構造物における電着被膜形成確認方法を提供する。
【解決手段】陽極と海洋鋼構造物との間に直流電源を設け(ステップS1)、直流電流を通電し(ステップS2)、海洋鋼構造物の水没部表面に被膜を形成する防食電着被膜形成工程と、所要の通電期間経過後、所要の防食電流密度で海洋鋼構造物に電流を印加して(ステップS3)電位を計測し(ステップS4)、確認する(ステップS5)防食性能評価工程とを有し、電位が防食電位以下でない場合には、防食電着被膜形成工程における通電を再度行い、電位が防食電位以下である場合には、防食電着被膜の形成を終了する(ステップS6)。 (もっと読む)


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