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Fターム[4K063CA03]の内容

炉の細部、予熱、排出物処理 (8,737) | 目的、効果 (1,677) | 被加熱物の歩留、品位向上 (452)

Fターム[4K063CA03]に分類される特許

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【課題】製鋼スラグを溶融改質還元処理する製鋼スラグの処理方法において、還元用炭素源の適切な添加量を規定することにより、製鋼スラグ中の酸化鉄やP等の酸化物の還元反応を促進させるとともに、還元用炭素源のスラグ中への残留を抑制し、緻密で強度の高いスラグを得る。
【解決手段】溶銑が保持されている反応容器に装入された製鋼スラグを加熱手段で加熱しながら、製鋼スラグにSiO含有改質材および還元用炭素源を添加し、製鋼スラグを溶融改質還元処理する製鋼スラグの処理方法において、溶融改質還元処理を通じて製鋼スラグの質量100質量部に対して炭素量が5質量部以上25質量部以下となるように還元用炭素源を添加し、溶融改質還元処理後の製鋼スラグの塩基度が0.7以上となるようにSiO含有改質材を添加するようにした。 (もっと読む)


【課題】製鋼工程の精錬処理時に発生する製鋼スラグの溶融改質処理方法において、スラグ組成等の影響により流動性が低いスラグを溶融改質処理した場合であっても、高品質のスラグを高い歩留りで得る。
【解決手段】SiO含有物質を改質材として、溶融改質処理装置内の製鋼スラグに改質材を溶射することにより、製鋼スラグを溶融改質処理する製鋼スラグの溶融改質処理方法において、溶融改質処理の開始前における(TLL−T)/(TLL−TSL)で表される固相率が0.5以上の製鋼スラグを使用した場合に、製鋼スラグの溶融改質処理開始前の温度Tと製鋼スラグの液相線温度TLLとの関係が、T+150℃≧TLLを満たす条件で溶融改質処理を開始する。 (もっと読む)


【課題】 ランニング・コストを低廉化することができるとともに、冷却速度を高めることが可能な金属熱処理炉を実現する。
【解決手段】 ピッチが調整自在のコイルに高周波電流を流すことにより発熱するカーボンを用いた発熱体を備える加熱部20を、加熱室10内に配設する。加熱室10の下方に、発熱体により加熱された被加熱金属を冷却するための冷却室80を、連結部60を介して加熱室10と連通するようにして配設する。被加熱金属を支持して加熱室10内に進入可能な水冷昇降軸90を、冷却室80の底部を貫通して配設する。水冷昇降軸90により支持されて加熱室10内から冷却室80内に移動した、加熱された被加熱金属を冷却するガスを冷却室80内に導入するガス導入管81を、冷却室80に配設する。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成により、適宜的に、熱処理空間の内部の雰囲気を熱処理空間の外部に対して完全に独立させることが可能な熱処理装置を提供する。
【解決手段】真空加熱炉10は、真空容器12、および真空容器12に対して着脱可能な炉芯管30を備える。真空容器12は、炉芯管端部支持部22、炉芯管導入部25、挿通孔191を有する第1のマッフル蓋体182および第1の断熱材蓋体202、ならびに挿通孔193を有する第2のマッフル蓋体184および第2の断熱材蓋体を備える。第2のシール部34は、炉芯管側フランジ部材348、真空用ベローズ342、およびガス流入出ユニット350を備え、炉芯管30を真空容器12に気密に接続可能にするように構成される。 (もっと読む)


【課題】鋳造欠陥の発生を抑制でき、健全な大型の鋳塊を製造することができる鋳塊の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】CCIM法で、溶解原料3を供給しつつ、るつぼ底1を下方に引き抜いて鋳塊6を製造する方法において、水冷銅製るつぼ2を構成する銅製セグメント7間に形成されているスリット8の下端位置を、高周波コイル4の下端位置より下方に配置すると共に、溶湯プール5と鋳塊6との凝固界面が水冷銅製るつぼ2の内面に接する位置が、高周波コイル4の下端位置と高周波コイル4の高さの半分の高さ位置の間に収まるようにして鋳塊6を製造する。 (もっと読む)


【課題】鋳造欠陥の発生を抑制でき、健全な大型の鋳塊を製造することができる鋳塊の製造方法およびコールドクルーシブル誘導溶解装置を提供する。
【解決手段】CCIM法で、溶解原料3を供給しつつ、るつぼ底1を下方に引き抜いて鋳塊6を製造する方法において、高周波コイル4の高さ寸法を、水冷銅製るつぼ2の内径寸法の0.5〜0.8倍として鋳塊6を製造する。また、その鋳塊6を製造するコールドクルーシブル誘導溶解装置Aにおいて、高周波コイル4の高さ寸法を、水冷銅製るつぼ2の内径寸法の0.5〜0.8倍とする。 (もっと読む)


【課題】コールドクルーシブル溶解に際し、スターティングブロックによる溶湯の汚染を防止するとともに、スターティングブロックの縁切りや再使用を可能にする。
【解決手段】金属原料を追装しつつ該金属原料を溶解させる溶解炉の炉底部を引き抜いて金属鋳塊を製造するコールドクルーシブル溶解法において、前記炉底部上に、金属鋳塊の最終組成と略同じ組成からなるスターティングブロックを配置しておき、前記溶解初期には該スターティングブロック上で該スターティングブロックの一部とともに前記金属を溶解させ、その後は、前記金属原料を追装しながら該金属原料を溶解して前記引き抜きを行う。溶湯に不純物元素が入り込んで汚染することなく金属鋳塊を得られる。溶湯とスターティングブロックとの縁切れもなく、円滑に溶解作業を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】チタンおよびチタン合金等の金属精製において、高精度かつ最適時期にホットトップ制御を行うことができる真空アーク溶解方法およびその溶解炉を提供する。
【解決手段】消耗電極をアークにより溶解し、滴下する金属を凝固させてインゴットを製造する真空アーク溶解方法であって、前記消耗電極が溶解、滴下し、残存電極が短くなるのにともない溶解を終了させるホットトップ操作の際に、消耗電極の上面温度を感知する赤外線熱感知装置を設け、感知された消耗電極の上面温度に応じて開始時期および/または終了時期を決定することを特徴とする真空アーク溶解方法である。さらにこの方法が適用される真空アーク溶解炉である。 (もっと読む)


【課題】 不活性ガス雰囲気中で処理品の熱処理を行う熱処理炉において、炉内雰囲気ガスの酸素濃度の上昇を抑制して迅速に目標値以下に復帰させることができる、熱処理炉における炉内雰囲気制御方法を提供する。
【解決手段】 不活性ガスの炉内への送入量を調節することにより、炉内雰囲気ガスの露点を目標値以下に制御するようにした熱処理炉1における炉内雰囲気の制御方法において、実測した炉内雰囲気ガスの酸素濃度に基づいて水素ガスの炉内への送入量を調節することにより、この水素ガスと炉内雰囲気ガス中の酸素とを反応させて、露点が前記目標値を越えることなく炉内雰囲気ガスの酸素濃度が目標値以下となるように制御する。 (もっと読む)


【課題】冷却時の温度分布を抑制できる熱処理装置及び熱処理方法を提供する。
【解決手段】本発明の熱処理装置は、加熱された被処理物Mを冷却する冷却室120を備える熱処理装置であって、ミスト状の冷却液を冷却室120内に供給するミスト供給部20と、気体を冷却室120内に供給してミスト状の冷却液の流動方向を調整する気体供給部30とを有するという構成を採用する。 (もっと読む)


【課題】被処理物を容器内で移動させながら、加熱,乾燥,焙煎,水蒸気加熱,水蒸気蒸留,水蒸気抽出等の各種の処理を、いわゆるバッチ処理方式によって行う際に好適に利用可能な、研究開発段階において使用するに好適な、回転型処理装置を提供すること。
【解決手段】被処理物の供給・取出し部を有し、被処理物を保持する回転可能な筒状体と、筒状体に収容され、筒状体の内壁に摺接する、3枚のブレードから構成される1つ以上のブレードブロックと、ブレードブロックを含む筒状体を外部から加熱する加熱手段と、ブレードブロックを含む筒状体内に、過熱水蒸気を供給する過熱水蒸気発生・供給手段とを備え、ブレードブロックを含む筒状体は、その回転軸に沿う一端部が回転駆動部に接続されており、他端部には被処理物の供給・取出しのための開閉可能な蓋部を有し、回転軸上の1点を中心として垂直面内で揺動可能であることを特徴とする回転型処理装置。 (もっと読む)


【課題】路盤材化に適さないフリーCaOの質量濃度が5.0質量%以上である転炉スラグの有効的な再利用方法を提供する。
【解決手段】上底吹き型転炉で溶銑予備脱燐処理を行われていない溶銑を吹錬して溶鋼を製造する際に、溶銑予備脱燐銑の脱炭吹錬で発生した転炉スラグであって、前記スラグ発生時のフリーCaOの質量濃度が5.0%以上のものを分別、かつ、該転炉スラグに30分間以上散水したものを粒径10〜100mmに調整して、上底吹き型転炉内へ投入して、吹錬後のスラグの質量濃度比(%CaO)/(%SiO)が3.0以上5.0以下となるとともに(%Al)が4.0質量%以下となるように、吹錬を行うことによって、路盤材化に適さないフリーCaOの質量濃度が5.0質量%以上である転炉スラグを再利用する。 (もっと読む)


【課題】炉蓋の開放時における炉内への外気侵入を防止又は抑制して、金属の酸化を極力回避することが可能な金属溶解炉および金属溶解方法を提供する。
【解決手段】金属溶解炉は、底部に出湯口11を有すると共に頭頂部に材料装入口12を有する縦型の炉体10と、材料装入口12を開閉すべく炉体の頭頂部に設けられた炉蓋21と、炉体内に装入された金属材料を加熱溶解すべく炉体の底部付近に設けられた燃焼バーナー16とを備える。炉体10には、燃焼バーナー16よりも高い位置において、炭酸ガスを炉体内に導入するためのガス導入管24が設けられている。 (もっと読む)


【課題】炉内全体を均質な雰囲気とすることができ、被焼成物の上下の温度差が生じにくい雰囲気焼成用ローラハースキルンを提供する。
【解決手段】電子部品などの被焼成物が搬送されるローラ2の上部空間を、水平な穴明き天井板6により上部の天井室8と下部の炉室9とに区画する。炉体1の天井壁を貫通する雰囲気ガス供給管10から供給される雰囲気ガスをこの天井室8に滞留させて予熱したうえで穴明き天井板10を介して炉室9内に供給する。またローラ2の下部空間12にはヒータ13を設置し、下面から加熱する。温度分布および雰囲気の均一化を図ることができる。 (もっと読む)


本発明は、ベル型焼鈍設備内で被焼鈍物を予熱するための方法であって、前記ベル型焼鈍設備が、被焼鈍物(3,4)を保護フード(7,8)の下方で支持する2つの焼鈍台(1,2)を備えており、両保護フード(7,8)の間で循環して案内されて、熱を、一方の保護フード(7)内で熱処理された被焼鈍物(4)から受け取りかつ他方の保護フード(8)内の予熱したい被焼鈍物(3)に引き渡すガス状の熱媒によって、他方の保護フード(8)内で熱処理にさらしたい被焼鈍物(3)を予熱して、ベル型焼鈍設備内で被焼鈍物を予熱するための方法に関する。熱処理された被焼鈍物(4)の汚染を回避するために、本発明によれば、保護フード(7,8)の内部で保護ガスを循環させる間、循環して案内される熱媒流が、両保護フード(7,8)を外側で周流する。
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【課題】単位枚数あたりのワークを処理するのに要する熱処理空間を拡張させることなく、また、炉体内部のクリーン度を維持しつつ、簡易な構成によって大型の平板状ワークを均一に加熱することが可能な熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理装置は、炉体12、循環ファン22、加熱ヒータ20、耐熱フィルタ14、および熱風整流板16を備える。熱風整流板16は、耐熱フィルタ14とワーク18との間に配置される。熱風整流板16は、ワーク18の上面においては、第1の側面側からワークに供給される熱風の風量を、第2の側面側からワークに供給される熱風の風量よりも多くする一方で、同じワーク18の下面においては、第2の側面側からワーク18に供給される熱風の風量を、第1の側面側からワーク18に供給される熱風の風量よりも多くするようにする。 (もっと読む)


【課題】 複合材用のプリフォームを熱衝撃によるクラックの発生なく効率よく予熱できる加熱装置を提供する。
【解決手段】 加熱炉1の上流端はプリフォームPをパレット4に載置するセットゾーンZ1とされ、このセットゾーンZ1に続いて入口側から出口側に向かって順に、予熱ゾーンZ2、昇温ゾーンZ3及び保温ゾーンZ4が設けられている。
予熱ゾーンZ2、昇温ゾーンZ3及び保温ゾーンZ4はトンネル状の隔壁5に外部から隔離され、セットゾーンZ1と予熱ゾーンZ2との間及び昇温ゾーンZ3と保温ゾーンZ4との間にはシャッター6,7が設けられ、プリフォームPを載置したパレット4が通過する間のみシャッター6,7を開け、予熱ゾーンZ2及び昇温ゾーンZ3内の熱が逃げないようにしている。 (もっと読む)


【課題】工作物100を均等に加熱することが容易にでき、かつ、自らの内部の磨耗を少なくする。
【解決手段】熱処理炉は、扉28つき排出口を有する炉体10と、送風装置12と、加熱装置14と、台20とを備える。熱処理炉は、加速部16と、隔壁18と、誘導部22と、減速部24とをさらに備える。加速部16は、加熱装置14と台20との間に配置される。加速部16は、加熱装置14が加熱した風を加速する。誘導部22は、台20の下に配置される。誘導部22は、工作物100に衝突した風を誘導する。減速部24は、台20の下に配置される。減速部24は、工作物100に衝突した風を減速する。加速部16が、工作物100に風が当たるよう風を加速する。 (もっと読む)


【課題】セラミックグリーンシートの収縮ばらつきを抑制しつつ、より確実かつ効率的に接着用ペーストの乾燥を行うことができる熱処理方法を提供する。
【解決手段】セラミックグリーンシートに、他のセラミックグリーンシートと接着させるための接着用ペーストが塗布されてなる被熱処理物を熱処理するにあたり、55℃以上65℃以下の中間保持温度にまで被熱処理物を昇温する第1昇温工程と、中間保持温度にて被熱処理物の温度を維持する中間維持工程と、80℃以上90℃以下の最終保持温度にまで被熱処理物を昇温する第2昇温工程と、最終保持温度に前記被熱処理物の温度を維持する最終維持工程と、をこの順に行うようにする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、以上の課題を解決することを目的としており、塩素が低減された高品質の亜鉛を酸化亜鉛含有のダストから効率よく回収する亜鉛回収装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ダストD及び還元剤を受け入れ、還元雰囲気で加熱処理して亜鉛を気化させる炉本体7と、炉本体7から排出される亜鉛含有の排ガスGを脱塩剤に接触させ、排ガス中の塩素を除去する二次燃焼室9と、二次燃焼室9によって塩素が除去された排ガスGを冷却し、気体状の亜鉛を固体化して回収する亜鉛回収部27と、を備える。この構成によれば、脱塩剤Eを排ガスGに接触させて塩素を除去するので、湿式にて塩素を除去していた従来にシステムに比べてシンプルな構成を実現でき、効率よく亜鉛を回収できるようになる。 (もっと読む)


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