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Fターム[4L055AB01]の内容

 (82,557) | 蒸解剤(助剤を含む) (177) | 無機アルカリ (79)

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【課題】微細繊維状セルロースを簡便な方法で、高収率で製造するための製造方法を提供する。
【解決手段】木材を木粉化し、化学処理を行った後、微細化処理を経て微細繊維状セルロースを製造する方法であって、化学処理工程は脱脂処理、脱リグニン処理、およびアルカリ処理の各工程を含有し、アルカリ処理工程のアルカリ処理液の濃度が0.1〜1.5質量%であることを特徴とする微細繊維状セルロースの製造方法。アルカリ処理工程の温度が10〜40℃であり、処理時間が1時間以内が好ましい。 (もっと読む)


【課題】リグニン以外の樹脂不純物を含む非木材の植物繊維を用いた非木材パルプの製造方法であって、当該樹脂不純物が十分に除去される製造方法を提供する。
【解決手段】リグニン以外の樹脂不純物を含む非木材の植物繊維を用いた非木材パルプの製造方法であって、煮熟および叩解した前記植物繊維を、無機酸塩、有機酸塩および水酸化物からなる群から選択される少なくとも一つを含み、かつpHが4.8以上の第1浸漬液に浸漬させた状態で、当該第1浸漬液に周波数20〜50kHzの超音波を伝導させる第1洗浄工程を有する。 (もっと読む)


【課題】本発明の技術課題は、パルプ製造における苛性化工程を改善する技術を提供することである。
【解決手段】パルプ製造工程の苛性化工程において、ホタテ貝殻の焼成物と緑液とを添加して苛性化反応を行うことによって、石灰泥の脱水性向上、ドレッグスの発生量低減、さらには、炭酸カルシウムの高白色度化を達成することができる。 (もっと読む)


【課題】パルプ製造におけるアルカリ回収工程において、簡便な方法で、効率的にアルカリ溶液中に硫化ナトリウムや二硫化ナトリウムなどの硫化物塩を生成させる方法を提供すること。
【解決手段】硫化ナトリウムを10質量%以上含むアルカリ溶液に硫黄を添加し混合することで、硫化ナトリウムや二硫化ナトリウムなどの硫化物塩を効率的に生成させることができる。また、上記方法にて硫化ナトリウムを10質量%以上含むアルカリ溶液が、緑液である硫化物塩の生成方法であると好ましい。さらに、上記方法において、溶液中に含まれる硫化ナトリウム量に対する硫黄の添加量が、0.5質量%以下である硫化物塩の生成方法であると好ましい。 (もっと読む)


【課題】バガス等の非木材植物原料は通常約2/3量のラインド(皮)と約1/3量のピス(髄質)からなり、パルプの白色度向上と、ろ水性のコントロールの可能、収率の飛躍的向上と、低公害生産システム化のために大量にピスを含む植物原料から印刷用紙用の高収率パルプを製造する方法を提供する。
【解決手段】大量にピスを含む植物原料(全バガス)を予めピスとラインドに分別し、分別されたピスとラインドはそれぞれにPA蒸解薬液(過酸化水素のアルカリ溶液)で軽度の処理をし、機械的に解繊して中質及び下級印刷用紙の主原料として使用可能な、高白色度で適度のろ水性を持つ高収率ピスパルプと高収率ラインドパルプを低公害で製造する。 (もっと読む)


【課題】低カッパー価かつ高収率のパルプの提供、および薬液使用量の削減、回収ボイラーの負荷低減。
【解決手段】リグノセルロース材料を、蒸解するための容器に送られる以前に、リグノセルロース材料の絶乾重量に対して活性アルカリ添加率が1%以上5%以下となる活性アルカリとキノン化合物X(%)を含むアルカリ性溶液を添加し、この時の系内の液比をY(L/kg)とした場合、Z=X・Y-1・104で表されるキノン化合物濃度Zが100ppm以上であり、リグノセルロース材料を温度条件80〜120℃で加熱処理する工程を設け、引き続いてアルカリ性溶液を追添加し蒸解する。 (もっと読む)


【課題】高コンシステンシー(濃度)サーモメカニカルパルプ(TMP)リファイナーで加えられた電気エネルギーの10%〜15%未満が直接パルプのリファイニングに有効利用され、TMPリファイナーのエネルギー効率増加を提供。
【解決手段】TMPの製造方法であって、パルプを高濃度リファイニングステージでリファイニングして、リファイニングされたパルプとし、高濃度リファイニング工程から排出されたリファイニングされたパルプを中濃度リファイニングのステージでリファイニングすることを特徴とする方法。中濃度リファイニングにおいて、パルプ品質展開を改良する薬剤添加前処理が、加圧チッププレス、ファイバライザーによる予備リファイニング工程、一次高濃度リファイニング工程、および/または、中濃度リファイナーに供給するスタンドパイプの箇所で追加してオプションとして行い得る。 (もっと読む)


【課題】リグノセルロース物質を原料とし、アルカリ蒸解工程後に、元素状塩素及び次亜塩素酸共に用いない漂白工程を有する漂白アルカリ化学パルプの製造方法であって、アルカリ蒸解工程後に、酸処理工程、漂白工程、をこの順に有する漂白アルカリ化学パルプの製造方法に関し、前記酸処理工程におけるパルプ紙力の維持、HexA基の除去率向上、カッパー価の低減を図ることができる、漂白アルカリ化学パルプの製造方法を提供する。
【解決手段】リグノセルロース物質を原料とし、アルカリ蒸解工程後に、元素状塩素及び次亜塩素酸共に用いない漂白工程を有する漂白アルカリ化学パルプの製造方法であって、アルカリ蒸解工程後に、酸処理工程、漂白工程、をこの順に有し、前記漂白工程前段の酸処理工程において、酸の添加と併せて、過酸を添加する。 (もっと読む)


【課題】セルロース材料の加水分解が完了するまで、リグニンおよび他の木材成分の沈殿を減少できる容器を提供する。
【解決手段】セルロース材料が材料投入部から材料排出部へ流れる反応容器であって、加水分解物・液体取り出しスクリーンと、材料投入部と加水分解物・液体取り出しスクリーンとの間に設けられた加水分解領域Bと、加水分解物・液体取り出しスクリーンと洗浄液取り出しスクリーンとの間に設けられた洗浄領域Cと、少なくともその一部が洗浄領域を通過して前記加水分解物・液体取り出しスクリーンによって取り出される洗浄液を注入し、洗浄領域へ導入するための洗浄液注入口61と、洗浄領域と材料排出部との間に設けられた蒸解領域D、Eと、蒸解領域またはその下方および材料排出部の上方に設けられた蒸解溶液取り出しスクリーンと、を含むことを特徴とする反応容器とする。 (もっと読む)


本発明は、バイオマス成分をセルロース、ヘミセルロース、およびリグニンなどの個々の成分に分離するプロセス、およびシステムを提供する。また、本発明は、リグニンを自然型で分離するプロセスを提供する。本発明のプロセスにより取得されたセルロースは、糖化への高い反応性を示す。 (もっと読む)


【課題】 木質バイオマスから、生産効率よくかつ繊維回収率よく、パルプを製造する。
【解決手段】 木質バイオマスを、アンモニア又はアンモニア発生剤の存在下、蒸煮(例えば、温度130℃以上の加圧水で処理)することによりパルプを製造する。前記アンモニア発生剤としては、例えば、アミン基を有する化合物、アミド基を有する化合物(尿素など)、炭酸系アンモニウム(炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウムなど)、有機酸アンモニウムが挙げられる。蒸煮終了後のpHは、通常、4〜9程度である。前記蒸煮の後、パルプから分離して回収した処理液を、前記アンモニア又はアンモニア発生剤として再利用してもよい。 (もっと読む)


【課題】均一なインキの通過性が得られ、裏写りが無く、独立穿孔性に優れるため良好な中間調再現性を示し、印刷耐久性に優れた感熱孔版印刷原紙用薄葉紙を提供すること。
【解決手段】天然繊維と合成繊維からなる坪量4〜15g/m2の湿式不織布からなり、繊維の表面および繊維の交絡部に0.1g/m2〜3.0g/m2の合成樹脂を含有する不織布において、天然繊維を20〜80質量%含み、天然繊維として平均繊維厚みが2〜8μm、平均繊維幅が9〜20μmの広葉樹木材繊維を5〜50質量%含む感熱孔版印刷原紙用薄葉紙。 (もっと読む)


竹を微細に切断して短い断片とし、切断した竹を選別及び洗浄工程にかけ、それによって、予備加水分解及びパルプ化工程で使用される化学薬品の消費量を減少させかつ反応を容易にすることのできる、そして、優れた品質と高い収率を有することのできる溶解パルプを製造することからなる、竹を使用してパルプを製造する方法が開示されている。更に、パルプをECF又はTCF漂白法により漂白することによりダイオキシンの生成を防止することのできる、竹を使用して繊維(溶解)パルプを製造する方法及びこの方法で製造されたパルプが提供される。 (もっと読む)


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