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Fターム[5C030DD02]の内容

電子源、イオン源 (2,387) | プラズマイオン源の種類 (377) | マイクロ波型 (26)

Fターム[5C030DD02]に分類される特許

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【課題】例えば幅広ビーム源への使用に好適な、実用性に優れるラインプラズマ発生装置を提供する。
【解決手段】ラインプラズマ発生装置10は、長手方向にマイクロ波を伝搬するための導波管14と、長手方向に沿って配設され、導波管14にプラズマを閉じ込めるための長手方向に交差する磁場を発生させるための磁石16と、を備える。導波管14は、側壁24から管内に突き出して長手方向に延びるリッジ部26を備え、リッジ部26は側壁24の外表面に長手方向に延びる凹部28を形成してもよい。磁石16は、凹部28に配設されていてもよい。 (もっと読む)


【課題】マイクロ波イオン源のプラズマチャンバの例えば真空窓を保護する。
【解決手段】マイクロ波イオン源10は、マイクロ波を受け入れるための真空窓24を有するプラズマチャンバ12と、マイクロ波の伝搬方向またはその逆方向を向く磁場を発生させる電磁石20と、永久磁石22と、を含み、電磁石20による磁場と同一方向を向く合成磁場をプラズマチャンバ12に発生させる磁場発生器16と、を備える。永久磁石22は、合成磁場の強度分布のピークを、電磁石20による磁場の強度分布のピークよりも真空窓24に近づけるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】質量分離機能を有さない簡易な装置構成で同一質量の水素イオンのみをドーピングするイオンドーピング装置を提供することを目的の一とする。また、そのイオンドーピング方法を提供することを目的の一とする。
【解決手段】誘電体板を外壁の一部とするプラズマ室に水素を導入し、マイクロ波により当該誘電体板に表面波を発生させると、水素の負イオンの生成されやすい領域ができる。当該負イオンは分子量1のものしか生成されないため、質量分離をせずとも、電界をかけることにより同一質量のイオンのみを対象物に添加できる。 (もっと読む)


【課題】高周波放電型のプラズマ発生装置において、PFG電流の減少が少なく、長寿命化を図る。
【解決手段】プラズマ生成容器内で高周波放電によってガスを電離させてプラズマを生成して、電子放出孔を通してプラズマよりの電子を外部に放出する装置であって、プラズマ生成容器内に設けられていて高周波を放射するアンテナとアンテナ全体を覆うものであって絶縁物から成るアンテナカバーとを備えており、前記電子放出孔のあるプラズマ電極材質が導電性材料であるプラズマ発生装置において、プラズマ電極の表面にプラズマによるスパッタリングによって絶縁物がプラズマ電極のプラズマ側に堆積することを防止し、導通を確保する筒状の枠体領域に枠体の内側または内側と外側に厚みの異なる突起部がある枠カバーをもっていることを特徴とするプラズマ発生装置。 (もっと読む)


【課題】ECRイオン源の製造コストを低減させる。
【解決手段】ECRイオン源のミラー磁場発生装置1は、プラズマを生成し閉じ込めるプラズマチャンバー2と、正多角形または円形の複数の永久磁石32がプラズマチャンバー2の周囲に配置され、該複数の永久磁石32によりプラズマチャンバー2内のプラズマを閉じ込めるミラー磁場を生成するミラー磁場生成部3と、を備える。汎用性のある永久磁石を用いてプラズマチャンバーにミラー磁場を発生させることができるので、永久磁石の配置や個数を調整することでミラー磁場を簡便に調整することができる。つまり、ECRイオン源の仕様変更に対して、新たな仕様に応じたサイズや特性の異なる永久磁石を作成することなく、仕様変更に対応可能となる。この結果、プラズマチャンバーの大型化などECRイオン源の仕様変更に対して、製造コストを低減させることができる。 (もっと読む)


【課題】絞りを用いずに、イオンビームの強度を従来より広い範囲で可変にできるイオン源及びイオン照射方法を提供する。
【解決手段】
イオン源10aは、第一、第二のプラズマ室11a、12aを有している。第一のプラズマ室11a内と第二のプラズマ室12a内は接続孔13aで接続されている。第二のプラズマ室12a内のイオンは引出電極20aによりイオン引出孔14aを通して外部に引き出され、イオンビームとして放出される。第二のプラズマ室12a内で生成する場合と同程度の量のプラズマを、第一のプラズマ室11a内で生成した場合には、プラズマ中のイオンは接続孔13aを通って第二のプラズマ室12a内に移動するので、第二のプラズマ室12a内のイオンの密度は第二のプラズマ室12a内で生成する場合よりも小さくなり、従って、第二のプラズマ室12a内で生成する場合よりもイオンビームの強度は小さくなる。 (もっと読む)


【課題】ECRイオン源を用いて、原子内包フラーレンを容易に形成し、かつイオンビームとして引き出し、分析するECRイオン源装置を提供する。
【解決手段】常温で気体の物質と、高融点の物質のガスのECRプラズマを生成可能なECRチェンバ部1aと、フラーレンガス供給用の蒸発源108を有するプロセスチェンバ部1bと、イオン引き出しメッシュ電極104と、イオンアパーチャ107とを備え、イオン引き出しメッシュ電極104とイオンアパーチャ107への印加電圧を制御することにより、ECRプラズマのプラズマポテンシャルを制御し、ECRプラズマからイオンのみをプロセスチェンバ部1bへ抽出し、当該イオンをフラーレンにイオン注入し、フラーレン誘導体を生成すると同時に、イオンアパーチャ107よりイオンビーム94として引き出し、分析するECRイオン源装置50。 (もっと読む)


【課題】効率的なガス供給並びに、イオン源の作動ガス交換時の迅速な反応時間を可能にすること。
【解決手段】プラズマチャンバと電極を有しており、当該電極はプラズマチャンバの方へ延在しており、イオン化されるガスのためのガス線路が前記電極の全長にわたって当該電極に対して平行に延在している、粒子線を生成するためのイオン源。 (もっと読む)


高密度の幅広リボンビームを生成することができる、1または複数のプラズマ源を利用するイオン源が開示される。このイオン源は、拡散チャンバをさらに含む。この拡散チャンバは、プラズマ源の誘電体シリンダと同じ軸の方向に向いた抽出用開口を有している。一実施例において、拡散チャンバの対向する端部に位置する、デュアルプラズマ源を使用してより均一な抽出イオンビームを生成する。更なる実施例において、マルチカスプ磁場を使用して、抽出イオンビームの均一性を更に改善する。
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【課題】小型で軽量、かつ高安定で長寿命なイオン源を提供する。
【解決手段】イオン源100は、プラズマ101を生成するための誘電体からなる放電管102が、マイクロ波発振器103と接続された導波管104を貫通して配置されている。また、プラズマ101からイオンビーム106を引き出すための引き出し電極107a,107bが設けられている。さらに、放電管102が貫通している導波管104の両面には、永久磁石109,110が配置されており、その両者は、強磁性部材111によって磁気的に接続されている。さらに、導波管104の終端にはファン114が設けられており、放電管102を気流により直接冷却可能な構造となっている。 (もっと読む)


【課題】装置の複雑化及び真空チャンバー内の真空度の低下を防ぎ、クラスターの崩壊を抑える。
【解決手段】ガスを噴出して断熱膨張させクラスターを生成するノズル5を、スキマー4で仕切られたクラスター生成室2に配置し、生成したクラスターをイオン化装置20にてイオン化させる。イオン化装置20は、ノズル5から噴出してクラスター生成室2に滞留するガスを用いて、プラズマ10を発生させるプラズマ発生部21を有する。そして、ノズル5により生成されたクラスターとプラズマ発生部21により発生させたプラズマ10とを衝突させてクラスターをイオン化させる。 (もっと読む)


【課題】 アンテナを有するECR型のプラズマ発生装置において、プラズマによるアンテナカバーの消耗の課題を解決する。
【解決手段】 このプラズマ発生装置10は、プラズマ24を生成するプラズマ室20に隣接して設けられていて真空に排気されるアンテナ室40と、その内部に設けられていて高周波を放射するアンテナ42と、絶縁物から成り、プラズマ室20とアンテナ室40との間をガスを阻止するように仕切ると共にアンテナ42から放射された高周波を通す仕切り板54と、プラズマ室20の外部に設けられていてプラズマ室20内に電子サイクロトロン共鳴を起こす磁界Bを発生させる磁石装置60とを備えている。 (もっと読む)


【解決手段】本発明は、4分の1波長アンテナを構成する第1のロッド(3) を備えたプラズマ源に関しており、第1のロッド(3) は、第1のロッドと略同一の長さを有し基準電圧に設定されたカプラ(6,7,8) を構成する少なくとも1本の平行なロッドに囲まれており、カプラを構成するロッドは、第1のロッドの周りに4分の1波長の約5分の1乃至20分の1の距離を置いてラジアル方向に均一に配置されている。
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1以上のヘリコンプラズマソースを利用して高密度のワイドリボンイオンビームを生成することのできるイオンソースを開示する。イオンソースは、ヘリコンプラズマソースに加えて、拡散チャンバも含む。拡散チャンバは、ヘリコンプラズマソースの誘電体シリンダの軸と同じ軸に沿った方向に向けられた抽出開口を有する。一実施形態において、拡散チャンバの向かい合う両端に位置する2つのヘリコンプラズマソースが設けられ、より均一なイオンビームが抽出される。また、他の実施形態において、マルチカスプ磁場を使用することにより、抽出されたイオンビームの不均一性を改善する。 (もっと読む)


本発明は、長軸(AA')に沿う軸方向の対称性を持つ真空気密チェンバー(2)、
軸(AA')に関して回転対称性を持つ磁場を発生させるための手段(3、4、5、6)、そ
して高周波を伝搬するための手段からなるECRイオン・ゼネレータ(1)に関する。チェンバー(2)は、イオンが生成されるイオン化ゾーン(10)を持つチェンバー(2)の一端にイオン化第一ステージ(7)、ゾーン(10)内で軸(AA')にほぼ平行な磁場、そして伝搬
手段から来る第一の高周波を使用する生成されたイオンを磁気的に閉じ込めるための第二のステージ(8)を持つ。磁場が、ゾーン(10)と第二のステージ(8)との間で軸(AA')
にほぼ平行であるため、ゾーン(10)内で生成されたイオンは、第二のステージ(8)の方へ移動する。また、第一および第二のステージ(7、8)は、同じDCプラズマを含む。 (もっと読む)


【課題】低コスト化を図った上で、イオン源へ原料ガスを流通する原料ガス配管内の放電を抑止し、かつ、原料ガス流量調整手段を用いた高精度なガス流量調整を可能とするマイクロ波イオン源装置を得る。
【解決手段】高電圧領域3に設置されると共に、ガスボンベ2から供給される原料ガスをマイクロ波によって励起してプラズマとし、イオンビームとして引き出すイオン源1を備えたマイクロ波イオン源装置において、ガスボンベ2から供給される原料ガスを流通する原料ガス配管6の高電圧領域部に、原料ガスの圧力に差を形成する細管9を設けると共に、原料ガス配管6の低電圧領域部における原料ガスの圧力を調整するマスフローコントローラ11を設け、原料ガスの供給量を調整する。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、プラズマ生成用の磁場が引き出し電極空間へ漏洩するのを防ぎ、電極表面の汚染や損傷を抑えて長時間安定なイオンビームを得ることができるイオン源を提供することにある。さらに漏洩磁場によるビームの発散を抑えた収束性のよいイオンビームが得られるイオン源を提供することにある。
【解決手段】
円筒状の放電室1と、該放電室1に磁場を発生する手段と、矩形断面から円形断面に変換するマイクロ波の変換導波管9により前記放電室1にマイクロ波を導入してプラズマを生成し、生成されたプラズマから3枚以上で構成されるイオン引き出し電極によってイオンビームを引き出すイオン源において、前記磁場を発生する手段の周囲あるいは周囲の一部に磁性体を配置するようにしたものである。さらに変換導波管9の一部及び放電室1の一部を磁性体で構成するとともにプラズマ電極11を磁性体で構成したものである。 (もっと読む)


【課題】ECRイオンソースに関し、小さな体積で引出側の磁場強度を強めることができるようにすることによって、低費用高効率のイオンビーム生成が可能であり、小型軽量にて装置の消費電力節減をもたらして経済性を確保することができるようにする。
【解決手段】イオン引出部1b側のプラズマチェンバー1に縮管部が形成され、縮管部の外側に第4永久磁石部6が具備され、縮管部によって縮小された直径分だけ第4永久磁石部6を含むイオン引出部1b側の全体的な外径が小さくなるように構成し、縮管部は、内部に直径の縮小されたプラズマ電極11及び引出電極12とを含むことによって、低費用高効率のイオンビーム生成が可能である。 (もっと読む)


【課題】軸方向磁場の強度変化によるプラズマ密度或いはイオンビーム電流の変化を低減し、精密な磁場調整なしでビーム電流を安定化するマイクロ波イオン源或いはプラズマ源と、それを利用した線形加速器システム、医療用加速器システム等の機器等の応用装置を提供する。
【解決手段】永久磁石6を放電容器4の周囲に16個、隣り合う磁石の極性が異なるように設置し、放電で発生するプラズマを閉じ込める多極磁場B2を放電容器壁近傍に局部的に発生させる。また、この多極磁場により軸方向磁場B1の変化によるプラズマ密度の変化が低減され、電極9a〜9cの孔より引き出されるイオンビームの電流の変化も低減される。これにより磁場B1の精密な調整なしでイオンビーム電流を安定化できる。また、軸方向磁場B1を永久磁石15で発生させた場合でも、大電流のイオンビームが安定に得られる。 (もっと読む)


【課題】イオンビームのビーム電流の可変範囲を拡大する。
【解決手段】イオン源65は、マイクロ波パワー制御装置13,マイクロ波発信器15,放電容器19及び電極21a,21b,21cを有する。マイクロ波パワー制御装置13がケーブル14によりマイクロ波発信器15に接続される。放電容器19内にマイクロ波を入射することによってプラズマが発生され、プラズマ中のイオンはイオンビーム23となってイオン源65より出射される。マイクロ波パワー制御装置13はマイクロ波発信器15を制御し、マイクロ波16のパワーをパルスの途中で最低放電点弧可能パワーPC よりも低減させる。これによって、最低放電点弧可能パワーPC に対応する電流値よりも低いイオンビーム電流のパルスイオンビームが得られる。 (もっと読む)


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