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【課題】磁性粉末の凝集パラメーターである磁気クラスターサイズの大きさをできる限り小さくしてかつ平滑な磁性面をうることができる塗布型磁気記録媒体の製造方法において希釈工程も考慮した混練方法および希釈方法を提供する。
【解決手段】混練工程と希釈工程とにおいて混練物の単位体積当りに加える混練エネルギー(Ek)と希釈エネルギー(Ed)のエネルギー比Ek/Edが0.5〜1.1で行うことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高Hk磁性層である[Co/Pt]n多層膜と低Hk磁性層であるCoCrPt合金膜を積層し、これらを交換結合させた構造の磁気記録層(ECC媒体)において、良好な結晶構造及び微細構造を実現する。さらに、[Co/Pt]n多層膜及びCoCrPt合金膜の厚さを制御して記録ヘッドに適合した磁気特性を実現することにより、高密度記録が可能な磁気記録媒体を得る。
【解決手段】[Co/Pt]n多層膜は、面心立方構造を有し、その(111)方向が膜面垂直となるように形成する。また、CoCrPt合金膜は、六方最密構造を有し、その(00.1)方位が膜面垂直となるように形成する。高Hk磁性層及び低Hk磁性層は、共にグラニュラー構造とし、その粒界の形成位置は高Hk磁性層と低Hk磁性層間で一致させる。さらに、高Hk磁性層である[Co/Pt]n多層膜の厚さは1.0nm以上2.5nm以下とし、低Hk磁性層であるCoCrPt合金膜の厚さは10nm乃至16nmとする。 (もっと読む)


垂直磁気記録媒体の書き込み能力を向上させ、意図しない消去を減らすための方法および媒体構造が提供される。可変の透磁率は、磁気モーメント(Bs)や磁気異方性(Hk)などのバルクSUL材料特性とは無関係に、薄い軟下地層(SUL)構造内で制御される。記録トラックへの書き込みの容易性とオフトラック(トラック間および隣接するトラック)の消去の困難性との改良された組み合わせを有する媒体は、不均衡で反強磁的に結合された(AFC)SUL構造により部分的に実現される。透磁率勾配は、異なる透磁率と磁気厚み(Bs*t)の値を有する層を含む軟下地層内で実現される。一局面では、第一SUL層は、高透磁率領域とその上に積層される低透磁率領域とを有する。第二層は、低透磁率を有する第三SUL層に第一層を反強磁的に結合させる。本発明は、慎重に磁性の均衡をとる必要のある高密度垂直記録媒体に利用することができる。
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【課題】熱アシスト記録用磁気媒体に用いられる熱拡散制御膜であって、高い熱伝導率を維持すると共に、高い熱拡散率、平滑な表面粗さ、および高い耐熱性の全てを兼ね備えたAg合金熱拡散制御膜を提供する。
【解決手段】本発明の熱アシスト記録用磁気記録媒体に用いられる熱拡散制御膜は、Agを主成分とするAg合金から構成されており、表面粗さRa1.0nm以下、熱伝導率100W/(m・K)以上、熱拡散率4.0×10-52/sec以上を満足する。 (もっと読む)


【課題】磁気ヘッドによる磁気記録媒体への優れた書き込み特性と読み込み特性を達成する軟磁性下地層の構成を提供する。
【解決手段】非磁性基板1の上に、複数の軟磁性層2aをスペーサ層2bによって反強磁性結合させた軟磁性下地層2と、磁化容易軸が非磁性基板1に対して主に垂直に配向した垂直磁性層4とが積層されてなる磁気記録媒体において、軟磁性下地層2は、飽和磁束密度が1.8T以上の材料から構成し、反強磁性結合した複数の軟磁性層の飽和磁化と合計層厚との積を2〜5(emu/cm2)の範囲内とし、複数の軟磁性層2aの間に挟まれるスペーサ層2bの厚みによって変化する反強磁性結合力の最大ピークの30%〜70%の範囲内で反強磁性結合させる。また記軟磁性層は、Fe:Coの原子比を40:60〜70:30の範囲内とする。 (もっと読む)


【課題】軟磁気特性を高く維持した上で、耐候性に優れた垂直磁気記録媒体等に用いられる軟磁性膜用Co−Fe系合金の提供。
【解決手段】原子比における組成式が((Co100−x−Fe100−Y−Ni100−(a+b+c)−M1−M2−Ti、5≦X≦80、0≦Y≦25、2≦a≦6、2≦b≦10、0.5≦c≦10で表され、残部不可避的不純物からなるCo−Fe系合金。この軟磁性膜用Co−Fe系合金は、組成式のM1元素が(Zr、Hf、Y)から選ばれる1種もしくは2種以上の元素、組成式のM2元素が(Ta、Nb)から選ばれる1種もしくは2種の元素であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】垂直磁気記録層の磁性粒子の配向性を改善し、かつ磁性粒子を微細化し、記録再生特性の良好な垂直磁気記録媒体を得る。
【解決手段】非磁性基板上に、軟磁性層、微細結晶構造を有し、PdまたはPd合金からなる第一の非磁性下地層、RuまたはRu合金からなる第二の非磁性下地層、及び垂直磁気記録層を積層する。 (もっと読む)


【課題】 トラック幅の狭小化を図り、同時にSNRの向上も図ることにより、さらなる高記録密度化の達成が可能な垂直磁気記録媒体の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 基板上に少なくとも、Ru合金を主成分とする下地層150を成膜する工程と、下地層の上方に、柱状に成長したCoCrPt合金を主成分とする磁性粒子と酸化物を主成分とする非磁性の粒界部とからなるグラニュラ構造を有する複数の磁性層(第1記録層161、第2記録層162)を成膜する工程と、を包含し、複数の磁性層は、少なくとも下地層に接する磁性層(第1記録層161)はバイアス電圧を印加せずに成膜し、バイアス電圧を印加せずに成膜した磁性層よりも表層側に成膜する1または複数の磁性層のうち少なくとも1層の磁性層(第2記録層162)はバイアス電圧を印加しながら成膜することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】保磁力Hcと逆磁区核形成磁界Hn、およびSNRを総合的に向上させることにより、更なる高記録密度化を達成することが可能な垂直磁気記録媒体の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明にかかる垂直磁気記録媒体の製造方法の構成は、基板110上に、軟磁性層130を成膜する軟磁性層成膜工程と、軟磁性層成膜後の基板に加熱処理を施す加熱工程と、加熱処理によって温度が上昇した状態で、軟磁性層上に、Niを主成分とし、少なくともBを1〜5at%含有する前下地層140を成膜する前下地層成膜工程と、前下地層の上方に、Ruを主成分とする下地層150を成膜する下地層成膜工程と、下地層の上方に、CoCrPt合金を主成分とする磁性粒子と酸化物を主成分とする非磁性の粒界部とからなる主記録層160を成膜する主記録層成膜工程と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】従来の連続膜媒体の作製プロセスに近い簡便な方法を用い、磁気記録層において配向分散を抑制しつつ磁気クラスターサイズを減少させることができる下地層の分離構造を形成し、かつ下地層の薄膜化による記録性能の高性能化が可能な垂直媒体の提供。
【解決手段】 非磁性基体上に少なくとも下地層および磁気記録層が順次積層されてなる垂直磁気記録媒体であって、前記下地層は結晶粒子と非晶質結晶粒界とからなり、該結晶粒子が、(成長初期の底面積)>(上部の面積)である形状を有することを特徴とする垂直磁気記録媒体。 (もっと読む)


【課題】従来の連続膜媒体の作製プロセスに近い簡便な方法を用い、磁気記録層において配向分散を抑制しつつ磁気クラスターサイズを減少させることができる下地層の分離構造を形成し、かつ下地層の薄膜化による記録性能の高性能化が可能な垂直媒体の提供。
【解決手段】非磁性基体上に少なくとも下地層および磁気記録層が順次積層されてなる垂直磁気記録媒体であって、前記下地層は結晶粒子と非晶質結晶粒界とからなり、該結晶粒子が、(成長初期の底面積)>(上部の面積)である形状を有することを特徴とする垂直磁気記録媒体。 (もっと読む)


【課題】簡易な手法によって、保磁力HcとOW特性が所望の範囲内となるように調整することが可能な垂直磁気記録媒体の製造管理方法を提供する。
【解決手段】垂直磁気記録媒体100の製造管理方法の代表的な構成は、グラニュラ磁性層160または補助記録層180の膜厚を変化させることにより、これらの膜厚に対する保磁力Hcとオーバーライト特性の関係を求める工程と、分断層170の膜厚を変化させることにより、この分断層170の膜厚の増加に対して保磁力Hcとオーバーライト特性がいずれも低下する特定の範囲を求める工程と、当該垂直磁気記録媒体が保磁力Hcとオーバーライト特性について所望の範囲内となるように、分断層170の膜厚を特定の範囲内で決定し、かつグラニュラ磁性層160または補助記録層180の膜厚を決定する工程と、決定されたそれぞれの膜厚でこれらの成膜を行う工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】室温で大きな垂直磁気異方性エネルギーや高い保磁力を有し、熱特性かつ磁気特性が良好な垂直磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】基板101上に設けられた下地層102、ヒートシンク層103、及び中間層104と室温で垂直磁気異方性を有する磁気記録層105を有し、エネルギー照射により磁気記録層105の垂直磁気異方性を低下させた状態で記録を行う垂直磁気記録媒体とする。ヒートシンク層103は磁気記録層105から20nm以内の距離、かつ中間層104と基板101間に形成され、熱伝導率が23W/m k以上、90W/m k以下の材料を用い、ラフネスRaは0.35nm以下とする。 (もっと読む)


【課題】トラック間の磁気的な相互干渉を低減し、かつ記録密度を向上させるために、複合磁気記録層に設けた凹凸形状における凸部を、連続膜で設計した垂直磁気記録層と同等の膜厚で同等の垂直磁気記録特性を示すように高品質に形成されるディスクリートトラックメディア型垂直磁気記録媒体の製造方法を提供すること。
【解決手段】非磁性基体1上に少なくとも磁気記録層5と犠牲層とカーボン保護層6とをこの順に積層する第1工程と、記録トラックとなる凸部を形成するように同心円状に形成したレジスト膜パターンをマスクとして開口部の前記レジスト膜と前記カーボン保護層6を除去して凹部を形成する第2工程と、該凹部に露出する前記犠牲層と磁気記録層5とを非磁性化する第3工程と、前記凹部に挟まれる前記凸部の前記レジスト膜と前記カーボン保護層6と前記犠牲層を除去する第4工程と、前記凹部と前記凸部の上にカーボン保護層6と潤滑層7をこの順に被着する第5工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】微弱な加熱パワーでも磁性層を300℃以上まで加熱でき、かつ、加熱後の冷却速度が十分に速い、1Tbit/inch以上の面記録密度を有する熱アシスト磁気記録媒体を実現することを課題とする。
【解決手段】基板101上に複数の下地層を介してL1構造のFePt合金、もしくはCoPt合金を主成分とする磁性層108が形成されており、該磁性層108が、BCC構造を有し、かつ、格子定数が2.97Å以下の金属もしくは合金からなる圧縮応力導入層103a、104a、105a、106aと、複数のMgO層103b、104b、105b、106bとが交互に積層された積層膜107上に形成されている熱アシスト磁気記録媒体を用いることにより、上記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】ルテニウム(Ru)、白金(Pt)などの希少金属を用いることなく、磁気的に反平行状態で結合した構造と磁気異方性を有する垂直磁気記録媒体、磁気記憶装置、及び垂直磁気記録媒体の製造方法を提供する。
【解決手段】垂直磁気記録層41と軟磁性裏打ち層42とを有する垂直磁気記録媒体であって、前記軟磁性裏打ち層42は第1軟磁性層44と、第2軟磁性層40とが非磁性層45を介して、磁気的に反平行状態で結合した構造を含む膜を有し、前記第1軟磁性層44がスピネル型または逆スピネル型のイオン結晶構造をもつ酸化物からなり、前記第2軟磁性層40が単体で強磁性を有する金属または、単体で強磁性を有する金属を含む合金からなり、前記非磁性層45がバンドギャップ3eVから8eVの絶縁物からなり、前記垂直磁気記録層41は、垂直磁気異方性を持つコバルトフェライト単結晶薄膜である垂直磁気記録媒体。 (もっと読む)


【課題】優れた電磁変換特性と摩擦特性とを兼ね備えた磁気記録媒体を提供すること。
【解決手段】非磁性支持体上に、非磁性粉末および結合剤を含む非磁性層と強磁性粉末および結合剤を含む磁性層とをこの順に有する磁気記録媒体。前記磁性層は、下記式(1):
CV(%)=σ/φ×100 …(1)
[σ:粒径の標準偏差、φ:平均粒径(μm)]
で表される粒度分布の変動係数CVが20%未満である非磁性粉末を含み、前記磁性層の厚さt(μm)は、0.1μm以下であり、かつ1.1≦φ/t≦8.0の範囲にある。強磁性粉末、結合剤および上記式(1)で表される粒度分布の変動係数CVが20%未満である非磁性粉末を含む磁性層形成用塗布液を用いて磁性層を形成する、前記磁気記録媒体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高密度記録領域における電磁変換特性が良好で、且つ生産性の高い磁気記録媒体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の磁気記録媒体の製造方法は、支持体2の上に着色材料と放射線硬化性樹脂とを含む平滑化層20を形成する工程と、平滑化層20の上に磁性層を形成する工程とを含み、平滑化層20を形成する工程において、支持体2と平滑化層20とからなる磁気記録媒体前駆体5bの光透過率を測定することにより、平滑化層20の厚さを制御することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】磁性層とベースフィルムとの間に中間層を有する磁気記録媒体において、電磁変換特性の向上およびエラーレートの低減を達成する手段を提供する。
【解決手段】ベースフィルム14上に樹脂層13を有する磁気記録媒体用積層フィルム。前記樹脂層13は、該樹脂層13において正帯電性を発揮する成分と、樹脂成分と、を含む。上記ベースフィルム14の前記樹脂層13上に、強磁性粉末と結合剤とを含む磁性層11を有する磁気記録媒体1。 (もっと読む)


【課題】 強磁性層における磁性結晶粒子を適切に微細化する。
【解決手段】 垂直磁気記録に用いる磁気ディスク10であって、基体12と、下地層18と、グラニュラー構造の微細化促進層20(非磁性グラニュラー層)と、グラニュラー構造の強磁性層32を有する磁気記録層22とを備え、微細化促進層20は、無機酸化物のマトリックスと、非磁性の金属結晶粒子とを有し、強磁性層32は、無機酸化物のマトリックスと、金属結晶粒子の結晶方位に応じた所定の方位に磁化容易軸が向く磁性結晶粒子とを有する。 (もっと読む)


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