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Fターム[5D033CA00]の内容

磁気ヘッド−薄膜磁気ヘッド等 (5,645) | 目的、機能 (827)

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【課題】インダクタンスを低減することができる磁気ヘッドを提供する。
【解決手段】磁気ヘッド41では、磁極端層53および第1磁極51の間に非磁性体55が配置される。非磁性体55は媒体対向面35に沿って磁極端層53および第1磁極51の間を埋める。こうした非磁性体55の働きで、磁極端層53および第1磁極51の間が磁性体で完全に充填される場合に比べて、磁極端層53および第1磁極51の間で磁性体の体積は減少する。磁気ヘッド41では磁性体の体積は減少する。磁束の流通路は狭められる。その結果、磁気ヘッド41のインダクタンスは低減される。高周波記録は実現される。しかも、磁極端層53がこれまでと同等の幅でトラック幅方向に広がれば、第2磁極52および磁極端層53の間で行き交う磁束に基づきこれまでと同等の記録磁界が確保される。 (もっと読む)


【課題】加熱によらずに保磁力が大きい記録層に高精度でデータを記録できる磁気ヘッド装置及びこれを備える磁気記録再生装置を提供する。
【解決手段】記録ヘッド16は、主磁極20と、記録側前端シールド(補助磁極)22と、記録側後端シールド(補助磁極)23と、主磁極20に垂直記録磁界を発生させるための主コイル24と、主磁極20にマイクロ波帯域の周波数の面内交流磁界を発生させるための副コイル26と、を有している。 (もっと読む)


【課題】ポールイレーズの抑制と記録磁界強度の確保との両立を図ることが可能な磁気ヘッド及び磁気記録装置を提供すること。
【解決手段】第1の軟磁性材料よりなる第1シールド43と、第1の軟磁性材料よりもキュリー温度が低い第2の軟磁性材料よりなる第2シールド45と、主磁極39を励磁するコイル50と、コイル50を覆う絶縁膜52と、第1シールド43、第2シールド45、及び絶縁膜52の上に形成されたリターンヨーク56とを有し、第1の軟磁性材料の飽和磁化−温度特性曲線の傾きの絶対値が最大となる温度TAは、第1、第2シールド43、45が実使用下において加熱される最高温度Tmaxよりも高く、第2の軟磁性材料の飽和磁化−温度特性曲線の傾きの絶対値が最大となる温度TBは、上記最高温度Tmaxよりも低い磁気ヘッド60による。 (もっと読む)


【課題】 特に、リターンヨーク層の対向面形状を改善して、PTPを抑制するとともに安定した記録能力を得ることが可能な垂直磁気記録ヘッド及びその製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 リターンヨーク層27の対向面H1aでの形状は、トラック幅方向(図示X方向)と平行な方向に直線状で形成される下辺27cと、主磁極層24と膜厚方向(図示Z方向)で対向する位置に、上方に向けて突出し最大幅寸法T1がトラック幅Twよりも大きい突出部27a1が形成された中央部27aと、前記中央部27aのトラック幅方向(図示X方向)の両側に広がり、前記中央部27aよりも膜厚の薄い両側端部27bと、を有して形成されている。これにより、記録能力の向上効果とPTP発生の抑制効果の双方を適切に得ることが出来る。 (もっと読む)


【課題】外部磁界に対する耐性の高い垂直磁気記録ヘッドを提供する。
【解決手段】主磁極30と;第1の接続部40aを介して主磁極に接続された第1の補助磁極26と;第2の接続部40bを介して主磁極に接続された第2の補助磁極28と;第1の接続部を巻回する第1のコイル36と;第2の接続部を巻回する第2のコイル38とを有し、垂直磁気記録媒体4に対して情報の記録を行う書き込み素子16と、垂直磁気記録媒体に書き込まれた情報を読み出す読み出し素子18と、第1のシールド層22と、第2のシールド層24とを有し、第1の補助磁極26の高さ及び第2の補助磁極28の高さは、主磁極30の高さより高く、第1のシールド層22又は第2のシールド層24の高さは、第1の補助磁極及び第2の補助磁極の高さより高い。 (もっと読む)


【課題】層間絶縁膜を生成するためにかかる時間を大幅に短縮する成膜方法、及び当該成膜方法を実施するための成膜装置の提供。
【解決手段】成膜方法では、ALD法によって、ハードディスク等のヘッドにおいて層状に設けられた読出し用ヘッドと書込み用ヘッドとの間を絶縁するための層間絶縁膜を成膜する。成膜方法では、基板を所定の温度である略200℃に加熱する加熱工程と、基板の表面を当該所定の温度に維持しながら真空中でTMA等の反応物の交互表面反応に曝して基板上に薄膜を成長させて成膜する反応工程とを行う。反応工程において一の基板上に薄膜を成膜している時に、一の基板の次に反応工程で成膜が行われる他の基板について加熱工程を行う。成膜装置1は、ALD室40と、ALD室40とは別個に設けられた加熱+エッチング室30とALD室40とを備える。 (もっと読む)


【課題】実効トラック幅を縮小すると共にポールイレーズの発生を抑制する。
【解決手段】垂直磁気記録用磁気ヘッドは、媒体対向面と、コイルと、磁極層15とを備えている。磁極層15は、一端部が媒体対向面に配置されたトラック幅規定部15Aと、トラック幅規定部15Aの他端部に連結され、トラック幅規定部15Aよりも大きな幅を有する幅広部とを有している。トラック幅規定部15Aは、記録媒体の進行方向の前側に配置されたトラック幅規定面A1と、トラック幅方向両側に配置された2つの側壁部A3,A4とを有している。垂直磁気記録用磁気ヘッドは、更に、側壁部A3,A4に対向するように配置され、側壁部A3,A4に隣接するトラック幅規定部15Aの一部に、その一部における磁化を媒体対向面に平行な方向に向ける交換結合磁界を生じさせる反強磁性膜32を備えている。 (もっと読む)


【課題】 主磁極の残留磁化によって生じるデータ消去を防止し、製品の製造歩留まりを向上させ、かつ磁極の高飽和磁束密度を犠牲にすることなく高密度記録を可能にする垂直磁気記録ヘッドを提供する。
【解決手段】 先端磁極部10aが設けられた主磁極10を備える垂直磁気記録ヘッドにおいて、前記主磁極10と同一平面内に、前記主磁極10を囲む配置にシールドヨーク16が設けられるとともに、該シールドヨーク16と一体に、先端部が前記先端磁極部を挟む配置に一対のサイドシールド部16a、16bが設けられ、前記シールドヨーク16には、前記サイドシールド部16a、16b間に、前記先端磁極部10aに残留する磁化を記録媒体のトラック幅方向に向けるバイアス磁場を励磁する励磁コイル18a、18bが設けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 軟磁性裏打ち層の磁区構造を安定させて、再生時のスパイク状ノイズが低減される良好なデータ信号の書き込みを可能にする垂直磁気記録方式による磁気記録方法を提供する。
【解決手段】 信号の書き込みによって記録ビットが形成される垂直磁気記録層と書き込み用の磁束の磁束路の一部として働く軟磁性裏打ち層とを含む積層構造を有する垂直磁気記録媒体に対して少なくとも信号の書き込みを行う間、又は少なくともこの書き込みの直後をも含む間、この垂直磁気記録媒体の外部から軟磁性裏打ち層にバイアス磁界を印加することによって、この軟磁性裏打ち層の磁区構造を安定させる磁気記録方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】
電子線放出の変動が少ない磁気記録装置用磁気ヘッドを提供する。
【解決手段】
記録媒体に対して電子を放出することにより記録媒体の記録部を加熱昇温した状態で磁気的に情報を記録する磁気記録装置用磁気ヘッドは、記録媒体に対向し記録媒体に磁束を供給する記録磁極表面を有する記録磁極と、記録磁極に形成された電子放出源と、を備える。電子放出源は、記録磁極に形成され記録磁極表面に開口する開口を有する凹部と、各々が凹部の底から開口に向け伸長する複数のカーボンナノチューブの束と、を有する (もっと読む)


【課題】記録磁界の広がりが抑制され、記録磁界が記録対象のトラックに効率良く印加される垂直記録型の磁気記録再生装置及びこれに備えられる磁気記録媒体、磁気ヘッドを提供する。
【解決手段】磁気記録再生装置10は、基板18の上に軟磁性層22及び表面に垂直な方向の磁気異方性を有するように配向された記録層20が形成された磁気記録媒体12と、該磁気記録媒体12に対してデータを記録するための磁気ヘッド14と、を含み、軟磁性層22は、記録層20のトラックに相当する部分がその周囲の部分よりも記録層20側に突出する凹凸パターンで形成され、且つ、トラックの周方向の磁気異方性が付与され、磁気ヘッド14は、記録磁界を発するための主磁極38及び該記録磁界を還流するためのリターン磁極40がトラックの幅方向に並んで設置されている。 (もっと読む)


【課題】特に第1の磁性層の後端面側の形状を改良し、従来に比べて記録信号を消去する現象を抑制することが可能な垂直磁気記録ヘッドを提供することを目的としている。
【解決手段】
リターンパス層(第1の磁性層)117の最前端面117aの両側端部117a1からハイト方向への長さ寸法を、前記第1の磁性層117の中央でのハイト方向への長さ寸法L1に比べて短くする結果、前記最前端面117aの両側端部117a1に、従来に比べて記録磁界が集中して戻らず、前記両側端部から記録媒体に向けて発生する磁界強度を弱めることが出来る。この結果、従来に比べて記録信号を消去する現象を適切に抑制することが出来る。 (もっと読む)


【課題】隣接する磁化領域からの反磁界の影響は、記録されたデータの安定性に影響を与える。データトラックにおけるビット密度を増加するためにデータビットを小さくすると、反磁界の影響はより顕著になる。
【解決手段】ディスク212は、ガードバンド220〜224により相互に磁気分離された同心円データトラック230〜233を有する。誘導型書込みヘッドは、クロストラック方向に磁界を生成するよう配置された書込み磁極P1,P2と書込みギャップ330を有する。磁気抵抗読取りヘッド400の自由層磁化方向411はディスク表面に垂直であり、固定層磁化方向407はディスク表面に平行でありかつ自由層磁化方向411と直交する。読取りヘッドは、隣接データトラックからの磁束が読取りヘッドに達するのを防止するためにクロストラック方向で離間した側部磁気シールドSS1,SS2を有することができる。 (もっと読む)


【課題】磁気ヘッド周辺の大幅な構造変更を伴わずに保磁力より小さな磁界で磁気記録を行うことができるようにする。
【解決手段】
磁気ヘッドによって記録媒体の磁性体記録層に磁界を与え磁化を記録する際に、磁性体記録層内に電界を発生させてその保磁力を低下させる。これによって磁性体記録層の元々の保磁力よりも低い磁界で磁化を記録する。電界を発生させるためには、長手磁気記録ヘッドの磁極(或いは垂直磁気記録ヘッドの磁極と記録媒体の導電層)に対して電源を接続する構成を採る。 (もっと読む)


【課題】 記録媒体に記録された磁化が互いに反転する記録パターン間の磁化反転幅(磁化遷移幅)を狭くでき、磁化反転ノイズを低下させることが可能な垂直記録磁気ヘッド、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 記録媒体Mとの対向面Fで記録媒体Mと対向する前端面30aを有する磁性材料製の主磁極30を有し、主磁極30に記録磁界を与えるコイル層36を有している。主磁極30のトレーリング側端面には、記録媒体Mの上面Ma1から延びる仮想垂直線L1−L1に対して傾斜角度θ1だけトレーリング側に傾斜した傾斜面30dが形成され、前記傾斜面30dは前端面30aから記録媒体に対して離れる方向へ延びて形成されている。 (もっと読む)


【課題】 主磁極のトレーリング側の形状を円弧状の凹形状にする方法であって、円弧状の凹形状の制御性、再現性、ウエハ内の均一性が高い方法を提供する。
【解決手段】 (a)主磁極14のパターン形成後、(b)主磁極を構成する磁性金属材料よりもイオンミリングレートの遅い非磁性材料からなる非磁性膜16を堆積させて主磁極を埋め込み、次いで、(c)少なくとも主磁極が露出するまで研磨を行う。次に、(d)研磨により平坦化された面に対して、積層方向と第1の角度をなす方向からイオンミリングを行い、主磁極が周囲の非磁性膜より落ち込んだ段差を形成する。次に、(e)段差が形成された面に対して、積層方向と、第1の角度よりも大きい第2の角度をなす方向からイオンミリングを行い、主磁極のトレーリング側を円弧状の凹形状に整形する。段差は、主磁極の中心部から非磁性膜との境界部に向けてイオンミリングレートを漸次減少させる役割を担う。 (もっと読む)


【課題】高い飽和磁束密度を有し、かつ優れた軟磁気特性、広い膜厚範囲を有する交換結合により磁気異方性が制御された軟磁性材料を提供する。
【解決手段】Mna1-a/M’(ここで、0.4≦a≦0.95、MはFe、Ir、Pt、Cr、Rh、Ru、Pd、Ni、Co、Au、CuおよびAgからなる群より選択される少なくとも1種、M’はAg、Al、Au、Co、Cr、Cu、Fe、Ir、Mo、Nb、Ni、Pd、Pt、Rh、Ru、Ta、Ti、V、W、Zrからなる群より選択される少なくとも1種)で表されるMn系合金下地膜と金属下地膜からなる複合下地膜と、(FexCo1-xy(A)1-y(ここで、0.6≦x≦0.8、0<1−y≦0.05、AはMg、Al、Si、Ti、V、CrおよびMnの酸化物および窒化物からなる群より選択される少なくとも1種)で表される膜とを含む、軟磁性材料。 (もっと読む)


【課題】スキューに起因した問題の発生を防止できる形状を有し且つ幅の小さな磁極層を正確に形成する。
【解決手段】媒体対向面に配置された磁極層16の端部は、基板1に近い第1の辺A1と、第1の辺A1とは反対側の第2の辺A2と、第1の辺A1の一端と第2の辺A2の一端とを結ぶ第3の辺A3と、第1の辺A1の他端と第2の辺A2の他端とを結ぶ第4の辺A4とを有している。第2の辺A2は、トラック幅を規定する。媒体対向面に配置された磁極層16の端部の幅は、第1の辺A1に近づくに従って小さくなっている。磁極層16は、非磁性絶縁材料よりなる磁極層収容層12の溝部12a内に、非磁性導電膜13を介して配置されている。磁極層16は、溝部12aの表面に近い位置に配置された第1層161と、溝部12aの表面から遠い位置に配置された第2層162とを有している。 (もっと読む)


【課題】スロートハイトを正確に決め、且つコイルが発生する熱によってシールド層の媒体対向面側の端部が突出することを抑制する。
【解決手段】磁気ヘッドは、磁極層16と、ギャップ層18と、シールド層20と、非磁性層21と、コイル22とを備えている。シールド層20は、ギャップ層18の上に配置された第1層20Aと、この第1層20Aの上に配置された第2層20Cと、ギャップ層18の開口部が形成された位置において磁極層16の上に配置された連結層20Bと、この連結層20Bの上に配置された連結層20Dと、第2層20Cと連結層20Dを連結するように配置された第3層20Eとを有している。第1層20AはスロートハイトTHを規定する。非磁性層21は、第1層20Aの側方に配置されている。コイル22は、第2層20Cの側方において、非磁性層21の上に配置されている。 (もっと読む)


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