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Fターム[5E044AA08]の内容

コイルの絶縁 (1,375) | 樹脂含浸の方法・装置 (132) | 素線に樹脂を付着させておくもの (22)

Fターム[5E044AA08]に分類される特許

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【課題】常態では金属部材に強固に接着し、廃棄時には熱硬化性樹脂を容易に分離させることが可能な樹脂注型品を提供する。
【解決手段】主回路を構成する中心導体1の金属部材と、中心導体1の表面に、エポキシ化リグニンと、ジシアンジアミドのような硬化剤と、メチルセロソルブのような溶剤とで構成される絶縁ワニスを塗布して設けたリグニン接着層2と、リグニン接着層2の周りにエポキシ樹脂のような熱硬化性樹脂をモールドして設けた絶縁層3と、を具備したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】基板上に実装された状態でモールド樹脂によって基板上に封止される巻き線型インダクタであって、ドラム型コアにおける破損の発生を抑制することが可能な巻き線型インダクタを得る。
【解決手段】基板50上に実装された状態でモールド樹脂60によって基板50上に封止される巻き線型インダクタ100は、焼結磁性体から形成され、巻軸部12ならびに巻軸部12の両端にそれぞれ設けられた上鍔部14および下鍔部16を含むドラム型コア10と、巻軸部12に巻回されたコイル導体20と、上鍔部14および下鍔部16の間に形成される空間18を、巻軸部12の径方向の外側から内側に向かって塞ぐように設けられる絶縁性物質30と、を備え、絶縁性物質30の熱膨張係数は、モールド樹脂60の熱膨張係数よりも小さい。 (もっと読む)


【課題】コイル巻線用の絶縁性皮膜付導線において、効率よくコイル巻線を冷却できる構成とすることである。
【解決手段】回転電機のステータコア32のスロット38内では、1本のコイル巻線50が順次積み重ねられて挿入される。1本のコイル巻線50は、銅線等で構成される導体部52と、その上に、ポリアミド(PA)等の熱可塑性樹脂から構成される絶縁性皮膜部54を有する。絶縁性皮膜部54の外表面には、冷媒流通用の凹部溝56,58が設けられ、2つのコイル巻線50がスロット38の中で重ね合わせられると、この2つの凹部溝56,58が一体的な穴60となって、この中を冷媒が流通できる。 (もっと読む)


【課題】コイルの絶縁被覆における欠陥が抑制されたリアクトルを提供する。
【解決手段】コイル10の内側に内側コア部20iを、コイル10の外側に外側コア部20oを形成して、コイル10の励磁により両コア部20i,20oを通る閉磁路が形成されるように両コア部20i,20oがつなげられたリアクトル1である。リアクトル1のコイル10は、螺旋状に巻回された導電性を有する線状の導体10cと、導体10cの巻回形状に沿って螺旋状に導体10cの表面を覆う絶縁被覆10rと、を備え、この絶縁被覆10rは、電着塗装により形成されている。 (もっと読む)


【課題】コロナ放電開始電圧を高くできるとともに、耐熱性、機械的強度等の要求特性を満たすことのできる絶縁電線、及びこれに用いる樹脂材料を提供する。
【解決手段】ポリフェニレンエーテルとエポキシ化合物とを反応して得られるエポキシ変性ポリフェニレンエーテル。前記エポキシ変性ポリフェニレンエーテルとブロックイソシアネートとを含有するエポキシ変性ポリフェニレンエーテルワニス。導体及び該導体を被覆する単層又は多層の絶縁層を有する絶縁層であって、前記絶縁層の少なくとも一層は、上記エポキシ変性ポリフェニレンエーテルワニス、若しくは、上記エポキシ変性ポリフェニレンエーテルとポリアミドイミド又はポリエステルイミドとの混合樹脂ワニスを塗布して形成された樹脂層である絶縁電線。 (もっと読む)


【課題】層構造の絶縁被膜を具備する巻線に関し、これら2層の絶縁被膜が相互に分離することなく、高い密着性を備えていることによって放熱性に優れた巻線と、この巻線の製造方法を提供する。
【解決手段】導線1と、導線1の周りに形成された絶縁被膜4と、からなり、この絶縁被膜4は、導線1側に配された内被膜2と、その周りに配された外被膜3とからなり、内被膜2に比して外被膜3が相対的に高耐熱性を有し、かつ、内被膜2と外被膜3が相互に係合する係合部2a,3bや2b、3aを介して密着している巻線10である。 (もっと読む)


【課題】エッジワイズ巻き型で渦電流の抑制が可能な電気機器用コイルを構成する。
【解決手段】外面及び内面に絶縁膜2、3が形成された良導体で成る筒状材を押し潰すことにより、一対の扁平面Wと、この扁平面Wと直交する姿勢の端面Vとが形成されたコイル材料Aを形成し、このコイル材料Aをエッジワイズ巻きにした。 (もっと読む)


【課題】直線状の線材をコイルに巻き加工するに際しての従来の加工上の制約及びコイル設計上の制約を取り除くことができるとともに、加工に際して異物により絶縁被膜が損傷する問題を解決でき、また絶縁被膜を均等な厚みで且つ厚膜に形成することのできる絶縁被膜付き導体コイルの製造方法を提供する。
【解決手段】電気導体から成る線材を先ずコイルに巻き加工し、しかる後に熱硬化性樹脂を樹脂成分として含有した電着塗料液を用いて線材の表面に電着塗装を施し、その後コイル10を軸線方向に加圧した状態で加熱することにより塗料粒子の析出被膜20をコイル10の軸線方向に隣接した線材間で互いに融着及び硬化反応させて、線材表面を被覆する状態に絶縁被膜22を形成する。 (もっと読む)


【課題】モーターまたはトランスに用いられる電磁コイル絶縁フィルムにおいて、その難燃性、成形加工性および耐水性を改善する。
【解決手段】電磁コイル絶縁フィルムは、液晶ポリエステルから構成されている。この液晶ポリエステルは、溶媒可溶性を有し、流動開始温度が250℃以上である。これにより、難燃性、成形加工性および耐水性に優れたモーター用またはトランス用の電磁コイル絶縁フィルムが得られる。この電磁コイル絶縁フィルムを用いてモーターまたはトランスを組み立てれば、モーターまたはトランスの実用的な耐久性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】リアクトルの製造時における、また場合によっては車両の運転時等に生じる機械的振動や昇温/冷却の温度サイクルによって生じる、リアクトルのコイルにおける被膜とコイル間での界面破壊(剥離)の防止及びコアの破壊防止を両立するための有効な手段を提供する。
【解決手段】車両に使用される、通電により磁束を発生するコイル部とそのコイル部の周りもしくは一部にコア部を備えたリアクトルであって、コイル部の少なくとも一部が、シリコーンを主骨格とする硬化性樹脂(A)及びエポキシ基を含有するシリコーン系化合物(B)を含むシリコーン系硬化性樹脂の絶縁被膜を備えたことを特徴とするリアクトル、およびその製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】渦電流損が小さく、コストを低減でき、コイル外径の要求と巻数の要求の両方を容易に満足させることができ、さらに良好なコイル形状保持性が得られる渦巻きコイルを提供する。
【解決手段】自己融着絶縁電線の素線を撚って構成されているリッツ線を編組の基本単位電線とする扁平管状のリッツ線編組線(10)を、各ターン間に絶縁薄板(20)を挟んで、編組線断面の長辺同士が対面するように且つ長辺を巻き軸に対し平行にして渦巻き状に巻き、素線同士およびリッツ線編組線(10)と絶縁薄板(20)とを熱融着させる。
【効果】渦電流損を低減できる。安価に入手可能な円管状の編組線を変形して利用できる。コイル外径条件および巻数条件の両方を満足させうる。コイル形状を一体的に保持しうる。 (もっと読む)


【課題】高周波回路、直流重畳高周波回路、低周波重畳高周波回路または周波数が変動する高周波回路において損失を低減する。
【解決手段】コアとなる銅線(1)と、その外周面に形成されたアルミニウム層(2)とを具備してなる。アルミニウム層(2)の厚さtは、クラッド電線(10)の断面積の5%以上、50%以下である。
【効果】コイルとして使う場合に、周波数によっては、銅線やアルミニウム線を用いた同構造のコイルよりも損失を低減できる。 (もっと読む)


【課題】複数の巻線間の平衡度を改善することができる巻線型コモンモードチョークコイルを提供する。
【解決手段】本発明の巻線型コモンモードチョークコイル10は、巻芯部11A及びその両端に鍔部11Bを有する磁性体コア11と、巻芯部11Aに対して上下に重ねて巻回された第1、第2の巻線12、13と、鍔部11Bに形成され且つ各巻線12、13の両端部がそれぞれ電気的に接続された複数の電極(図示せず)と、を備え、第1、第2の巻線12、13は、導体線12A、13Aと、この導体線12A、13Aを被覆する強磁性体被膜12B、13Bと、この強磁性体被膜12B、13Bを被覆する絶縁樹脂被膜12C、13Cと、を有している。 (もっと読む)


【課題】高周波損失を十分低減する。素線間の電流を均一化する。
【解決手段】扁平につぶした形状で且つ素線が絶縁されている編組線または素線が絶縁されている平編線をエッジワイズ巻きして、エッジワイズコイル(100)とする。
【効果】編組線を用いるため、高周波損失を十分低減できるまで素線本数を増やすことが可能になる。各素線が平行でなく外側と内側を均等に通るため、素線間の電流を均一化できる。編組線または平編線を巻いたエッジワイズコイルは電線に対するストレスが弱く、信頼性の高いコイルが得られる。 (もっと読む)


【課題】コイル占積率を高めかつ、巻線張力が緩んでコイル形状が変形することによる強度劣化を失くし、また、高い材料コストの融着材を用いることなく、かつ、自己融着線を用いたコイルに比べて放熱性を改善するようなコイルを提供する。
【解決手段】巻枠5と、巻枠5に複数層に整列巻した、導体3に絶縁層4を被覆したエナメル線2と、上下層の互いに接するエナメル線2が形成する隙間に溶融し固化した熱可塑性樹脂糸1が配置された熱可塑性樹脂とを備え、上下層の互いに接するエナメル線2同士が上記熱可塑性樹脂で固着されているものとする。 (もっと読む)


【課題】耐熱性向上の要求を満たすとともに、コイル用途として要求される耐放電特性も兼ね備えた多層絶縁電線を提供する。耐熱性と耐放電特性に優れた絶縁電線を巻回してなる、電気特性に優れ、信頼性の高い変圧器を提供する。
【解決手段】導体と前記導体を被覆する3層以上の押出絶縁層を有してなる多層絶縁電線であって、最外層(A)を形成する樹脂が、ポリアミド樹脂からなり、最内層(B)を形成する樹脂が熱可塑性直鎖ポリエステル樹脂100質量部に対して、エポキシ基、オキサゾリル基、アミノ基及び無水マレイン酸残基からなる群から選択される少なくとも1種類の官能基を含有する樹脂を混和し、架橋させて成る樹脂からなり、最外層と最内層の間の絶縁層4b〜4d(C)が、ポリフェニレンスルフィド樹脂もしくはポリエーテルスルホン樹脂もしくはポリエーテルイミド樹脂のいずれかである多層絶縁電線、並びに該多層絶縁電線を有してなる変圧器。 (もっと読む)


【課題】 高絶縁性で生産性に優れ、かつ真空雰囲気でのガス放出速度が小さい真空用モータコイルを提供する。
【解決手段】 本発明の真空用モータコイルは、絶縁皮膜3をもつ導体2を巻回した要素コイル1と、要素コイル1を被覆する被覆樹脂5とを有するもので、被覆樹脂5の水分子の拡散係数が3.0×10−13/s以上の樹脂を用い、被覆樹脂5の被覆厚さが10μm以上、2000μm以下になるように形成したものである。 (もっと読む)


【課題】良好な絶縁性を有し、機器の長寿命化を図ることができる絶縁電線の製造方法、絶縁電線およびこれを用いた電気コイルを提供することを目的とする。
【解決手段】平角導体2に絶縁塗料Wを塗布する第1の工程と、平角導体2の角部の曲率半径よりも大きな曲率半径を有する角部が形成された開口部を有する塗布ダイス52により、絶縁塗料Wの塗布量を調整する第2の工程と、焼付炉54により、平角導体2に塗布された絶縁塗料Wを焼き付けて、乾燥させる第3の工程を繰り返すことにより、平角導体2上に、絶縁皮膜を形成して、絶縁電線が製造される。そして、第1〜第3の工程を繰り返す際に、塗布ダイス52の開口部に形成された角部の曲率半径の初期値に比し、曲率半径の最終値を大きくする。 (もっと読む)


【課題】ヒートサイクル処理によるモールド層内のコイルとモールド樹脂との剥離の発生を抑制できるモールドコイルを提供する。
【解決手段】複数の単位コイル5からなるコイル2を、モールド樹脂からなるモールド層3により覆って構成したモールドコイル1において、各単位コイル5を構成する絶縁電線6(絶縁被覆層)の表面、コイル2の内周側に設けられ内部との絶縁を確保している絶縁層4の表面、及び単位コイル5の表面に設けられ単位コイル5を構成する巻き線間の電位差を小さくする静電シールド層7の表面に低温プラズマ処理を施す。低温プラズマ処理が施された絶縁電線6(絶縁被覆層)、絶縁層4、及び静電シールド層7の各層の表面と、モールド樹脂とは強固に接着し、温度変化が生じても剥離の発生を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】機械的特性に優れた絶縁電線およびこれを用いた電気コイルを提供することを目的とする。
【解決手段】絶縁電線1は、導体2と、導体2上に形成された絶縁体層3とを有している。また、この絶縁体層3は、導体2上に形成された樹脂絶縁体層4と、樹脂絶縁体層4上に形成され、樹脂と疎水性表面処理されている無機微粒子との混合物で構成される無機微粒子含有絶縁体層5により構成されている。従って、無機微粒子含有絶縁体層5を構成する樹脂と無機微粒子の表面張力を同等にすることが可能になるため、当該樹脂に対する無機微粒子のぬれ性が向上する。 (もっと読む)


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