説明

Fターム[5E070BB03]の内容

通信用コイル・変成器 (13,001) | 磁性コア(材料) (424) | 材料 (391) | 磁性体を混入した樹脂を用いるもの (171)

Fターム[5E070BB03]に分類される特許

101 - 120 / 171


【課題】ターン数が少ない場合でも十分な数の磁気ギャップ分散数が得られ、ギャップ近傍のコイルパターンでの渦電流損失を低減すると共に、直流抵抗も小さいという優れた低損失特性を有する積層インダクタを提供する。
【解決手段】NiZnフェライトからなる磁性体2に、Agからなる略1ターンのコイルパターン3と、ジルコニア(ZrO)からなる磁気ギャップ層4とを形成して構成されるコイル層を複数(図1では5、6、7の3層)ビアホール8を介して積層し直列に接続する。その積層体の上下のコイル層5、7と略同構成のコイル層9、11を、それぞれビアホール12を介して並列に接続して積層し、更にその積層体の上下にそれぞれコイルパターン3および磁気ギャップ4を形成していない例えばNiZnフェライトからなる磁性体2のみの無地の磁性体層13を複数層ずつ重ねた態様で、3ターンの積層インダクタ10が構成されている。 (もっと読む)


【課題】 インダクタンスの低下や発熱を防止しつつ低背化を図ることができるインダクタを提供する。
【解決手段】 インダクタ1では、コイル部2において隣り合う一巻回部4,4の一部同士が、軸線Lが延在する方向から見て互いに重なり合っている。これにより、コイル部2の内側における磁路断面積の縮小によるインダクタンスの低下や、コイル部2の内側への磁束の集中による発熱を防止することができる。更に、インダクタ1では、コイル部2において隣り合う一巻回部4,4の一部同士が、軸線Lと略直交する方向から見て互いに重なり合っている。これにより、インダクタンスの低下を防止するためにコイル部2の巻数を維持しても、低背化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構造で安定したギャップを形成し、インダクタンスの調整も容易で、漏れ磁束も少なく、かつ低コストの線輪部品を提供すること。
【解決手段】 巻線されたドラム型磁性体コア1の周囲を磁性粉入り樹脂からなる筒状のスリーブ型コア2で囲み、またギャップ部分に軟磁性金属粉末と樹脂との混和物3を注入する構造をとることにより、インダクタンスの調整が容易で安定したインダクタンスが得られ、かつ漏れ磁束を低減した線輪部品を可能にする。 (もっと読む)


【課題】磁束の漏れ、および渦電流による銅損を含めたコイル特性の劣化やフェライト磁性膜を厚膜化することなく、安定したインダクタを得ること。
【解決手段】本発明は、異なる2つの透磁率のうち高い方を第1の透磁率、低い方を第2の透磁率とした場合において、コイル11間に第1の透磁率の磁性材料が埋め込まれたコイル形成層10と、コイル形成層10を間にして上下に隣接して配置され、第2の透磁率の磁性材料から成る2つのコイル隣接層20と、コイル形成層10および2つのコイル隣接層20を上下から挟持するよう配置され、第1の透磁率の磁性材料から成る2つの基材30とを備えるインダクタ1である。 (もっと読む)


【課題】 小型低背化、低コスト化、製品の環境温度負荷による破損に対する耐久性の向上、磁気特性の向上を同時に満足できるような線輪部品を提供する。
【解決手段】 線輪部品として、フェライトのドラム型の磁芯1に巻線2を施し、上下鍔間に、樹脂と軟磁性粉末からなる軟磁性樹脂混和物を成型した軟磁性成型物3を配置する構成とし、軟磁性樹脂混和物を成型した軟磁性成型物3として、25℃〜−40℃の範囲で、平均引っ張りまたは圧縮の弾性率が30MPa以下であり、−40℃以上0℃以下における平均熱膨張率が10×10-5(1/℃)以下、かつ、25℃における塑性変形率が0.4%以上であるものを採用する。 (もっと読む)


【課題】 凹部を形成するのに要する時間を短縮することができるセラミックグリーンシートの製造方法及び積層インダクタの製造方法を提供すること。
【解決手段】 凹部を有するセラミックグリーンシートの製造方法であって、第1の支持シート上に第1のセラミックグリーンシートを形成する工程(S12)と、第1のセラミックグリーンシートの凹部に対応する領域の外周に沿ってスリットを形成する工程(S14)と、第1のセラミックグリーンシートの凹部に対応する領域に離型性樹脂を塗布する工程(S15)と、第1のセラミックグリーンシートと第2のセラミックグリーンシートとを接着する工程(S16)と、第1のセラミックグリーンシートを第2のセラミックグリーンシートに接着したまま、第1の支持シートとともに第1のセラミックグリーンシートの凹部に対応する領域を取り除く工程(S17)と、を備える。 (もっと読む)


【課題】フレキシブルプリント基板に実装した場合にはその経時的な撓みに追随して自身が変形可能であって、落下衝撃への耐性が高く、かつインダクタンス値の高いインダクタを提供する。
【解決手段】平面内で渦巻状に形成された空芯コイル12の上面および/または下面の少なくともいずれかに、長径方向と短径方向とを有する扁平状または針状の軟磁性金属粉末を樹脂材料中に分散させてなる異方性複合磁性シート20が積層された可撓性のインダクタ10であって、前記軟磁性金属粉末の長径方向が、前記空芯コイル12の面内方向を向いていることを特徴とするインダクタ10。 (もっと読む)


【課題】電極面積の縮小によってQ特性と基板実装時の効率を向上させるとともに、電気的接合と基板実装時の電極強度の改善を図る。
【解決手段】巻線型インダクタ10の巻芯部14に巻回された巻線28は、引出部28A,28Bが、鍔16A,16Bの第1電極24A,24Bに接合されており、該第1電極24A,24Bは、第2電極32A,32Bにより覆われる。前記鍔16A,16B間はモールド樹脂30により成形されている。前記第1電極24A,24Bは、実装時に底面側になる側面18Aの両端に形成された分離電極26A,26Bが、端面電極26Cによって端面20上でつながっている。このため、電極面積の削減によりQ特性及び基板実装時の効率が向上するとともに、第1電極24A,24Bと第2電極32A,32Bとの接触面積が増大して電気的接合が容易になり、電極強度も向上する。 (もっと読む)


【課題】積層型セラミック部品の製造工程においてフェライト層にクラックが発生することを抑制できるフェライトペーストを提供すること。
【解決手段】本発明に係るフェライトペーストは、フェライト粉末と有機ビヒクルとを含有し、有機ビヒクルは、ポリビニルアセタール系樹脂とエチルセルロースとからなるバインダと有機溶剤とを含有する。フェライトペーストに含まれるバインダ、ポリビニルアセタール系樹脂の各含有量は、フェライト粉末100重量部に対してそれぞれ3.0〜5.0重量部、1.0〜2.0重量部であり、残部がエチルセルロースである。 (もっと読む)


【課題】Fe系合金を利用する、従来にない新しいコアを用いて、電流重畳特性の高いインダクタ、及び、その製造方法を提供することにある。
【解決手段】 本発明は、磁性体粉末とバインダとを含んでなる混合磁性体粉末を圧縮成形し研削して得られる巻線インダクタ用コアと、前記巻線インダクタ用コアの溝部を巻回する金属導線とを含んでなる巻線インダクタであって、その一例として、前記磁性体粉末の成分比は、Siが4〜13重量%、Alが4〜7重量%、残部がFeと不可避的不純物からなり、前記磁性体粉末の粒径分布は、90%以上が粒径が75μm以下であることを特徴する。 (もっと読む)


【課題】小型で大電流時の直流重畳特性が良好で、高い材料寸法精度や組み立て精度を必要としない閉磁路型インダクタを提供する。
【解決手段】縦型に巻いたコイル1と、磁性体粉末と接着剤の混合体からなる磁心部2と、フェライトなどの磁性体コア材3で構成し、断面I字形の磁心部2と断面コ字形の磁性体コア材3を組み合わせて断面ロ字形の閉磁路を形成する。 (もっと読む)


【課題】高周波における比透磁率の低下を抑制し、電子部品、アンテナ等に適用した場合、波長短縮率を大きくできる複合磁性体を得ることである。
【解決手段】金属元素を添加することによって、機械的応力により容易に塑性変形する複合磁性体の磁性粉末を得る。当該磁性粉末と分散媒体と混合した場合、分散媒体のせん断応力によって扁平化し、機械的応力によって結晶方向に対して塑性変形し、厚みが薄く且つアスペクト比が大きい扁平状磁性粉末が得られる。このようにして得られた扁平状磁性粉末は、反磁界が小さいため、結果として、比透磁率の低下を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】 高周波特性が良好なコモンモードチョークコイルを提供する。
【解決手段】 コモンモードチョークコイルCCは、第1磁性基板MB1と第2磁性基板MB2との間に、第1〜5絶縁層3,7,11,15、19、及び接着層21を積層したものである。第2絶縁層7上には第1のコイル導体9が形成されている。第3絶縁層11上には、第1のコイル導体9とほぼ同じインダクタンス値を有し、かつ、第1のコイル導体9よりも僅かに全長が長い第2のコイル導体13が形成されている。第1のコイル導体9と第2のコイル導体13とは、互いに磁気結合している。第1のコイル導体9の導体幅W及び全長Lと、コモンモードチョークコイルCCをコモンモードフィルタとして用いた場合のカットオフ周波数fcとは、「√(L/W)<(7.6651−fc)/0.1385」なる関係式を満たしている。 (もっと読む)


【課題】 軟磁性合金粉末と、熱硬化性高分子を含む結合材からなり、結合材の硬化反応に伴う応力が少なく、しかも熱処理による結合材の熱劣化に起因する、強度低下や粉末粒子間の絶縁低下が少ない圧粉磁芯と、それを用いたインダクタを提供すること。
【解決手段】 結合材として、質量比で94%以上、99%以下キシレン樹脂を軟磁性合金粉末に混合した混和物を成形して圧粉磁芯を得る。この圧粉磁芯は優れた電磁気特性を有するので、これを応用したインダクタも優れた特性を有し、小型で大電流に対応可能である。 (もっと読む)


【課題】 熱による絶縁抵抗の劣化が著しい。そのために、大電流を流した際の発熱や、高温になる場所での使用によって時間とともに損失が増加する。従って、絶縁不良や耐圧不良の原因となる恐れがあった。
【解決手段】 金属磁性体粉末の表面をガラスで被覆した金属磁性体を用いてコイルを内蔵した成形体を形成する。成形体は低酸素濃度中において800℃以上の温度で熱処理が施される。
【効果】 金属磁性体粉末の表面をガラスで被覆した金属磁性体を用いてコイルを内蔵した成形体を形成し、成形体を低酸素濃度中において800℃以上の温度で熱処理するので、製造工程を増やすことなく高い絶縁性を得ることができると共に、従来のものよりも熱による絶縁抵抗の劣化を少なくできる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、軟磁性合金8の磁心12における比率を上昇させ、結合剤10の比率を低下させて磁心12の透磁率を高くしても、磁心12の十分な機械的強度を得ることが可能な信頼性の高い粉末軟磁性合金材料およびそれを用いた磁性材料とコイル部品の提供を目的とするものである。
【解決手段】その目的を達成するために本発明は、粉末状の軟磁性合金8を酸化被膜9で覆い、この酸化被膜9の厚みを20nm以上110nm以下とした。 (もっと読む)


【課題】第1のコイル部及び第2のコイル部が連結されたコイル部品において、第1及び第2のコイル部間のクロストークを低減すること。
【解決手段】コイル部品1は、第1のコイル部10及び第2のコイル部20と、中間部材30と、シールド部材41,42とを備える。第1及び第2のコイル部10,20は、ドラム型のコア11,21と巻線12,22とをそれぞれ含む。中間部材30は、第1及び第2のコイル部10,20がそれぞれ含む巻芯部11a,21aの軸が互いに平行な状態で配置された第1及び第2のコイル部10,20の間に位置している。シールド部材41,42は、第1及び第2のコイル部10,20それぞれにおいて巻線12,22の外側表面の少なくとも一部に形成されると共に、磁性体紛を含有する樹脂である。中間部材30の透磁率は、コア11,21及びシールド部材41,42の透磁率より低い。 (もっと読む)


【課題】軟磁性金属粉末をバインダーに混合した組成物を成形した磁気コアを用いることで、緩衝材等の構成を簡略化して位置指示装置の軸径を細くする。
【解決手段】ペン先1を一端とする芯体2が、位置検出コイル3の巻かれた磁気コア4を貫通するように配設される。この磁気コア4は、軟磁性金属粉末を有機樹脂等のバインダーに混合した組成物を、例えば射出成形により成形した構造物により形成される。芯体2の他端には、ドーム状に形成された導電性弾性部材5が設けられ、その近傍に一方の面には所定の面積を有する電極7が設けられ、他方の面にはリード電極8が設けられた誘電体6が設けられる。さらに、電極7及びリード電極8からのリード線が回路基板9に接続される。また、位置検出コイル3からのリード線も回路基板9に接続される。以上の構成が外筐体10に収容されて位置指示装置が形成される。 (もっと読む)


【課題】 無接点電力伝送コイルの薄型化を可能にして、携帯端末や端末充電装置の更なる薄型化を可能とする。
【解決手段】
無接点電力伝送コイルは、平面コイルと磁性体層45からなる。平面コイルは、単線又は撚り線からなる電線40を渦巻き状に巻回して形成されているか、若しくは、渦巻き状の導体パターンが各々形成されたフレキシブルプリント基板が複数積層された多層フレキシブルプリント基板からなる。また、磁性体層45は、磁性体粒子がバインダ溶剤中に混入された液状の磁性体溶液を平面コイルの一方の平面部及び当該平面コイルの側面部を覆うように塗布して形成されている。 (もっと読む)


【課題】小型・薄型化の要請に応えつつ、電気的特性の優れた高性能のコイル装置等を提供する。
【解決手段】スパイラル部におけるコイル導体間に比透磁率μ1の第1金属磁性層161を形成し、外足部及び中足部に比透磁率μ2の第2金属磁性層162を形成し、導体パターン140の上下には比透磁率μ3の第3金属磁性層163を形成する。コイル導体間の比透磁率μ1と外足部及び中足部の比透磁率μ2の比(=μ1/μ2)を0.5よりも小さくなるように、樹脂バインダの混合比率を変えることで、インダクタンス値L及びQ値は顕著に向上する。 (もっと読む)


101 - 120 / 171