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Fターム[5F092AC08]の内容

ホール/MR素子 (37,442) | 素子の種類 (3,422) | 磁気抵抗効果素子(MR素子) (2,873) | 巨大磁気抵抗効果素子(GMR) (891) | スピンバルブ型 (783)

Fターム[5F092AC08]に分類される特許

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【課題】磁気ディスク装置のマイクロ波アシストを行うSTOAR素子が、確実に発振しているか判断する。
【解決手段】電流バイアス時にSTOAR素子が発振すると、素子の抵抗値が高くなる。そこで、電流バイアスを出力しているヘッドICにおいて、STOAR素子に印加されている電圧を検知し、電圧が閾値以上に増加した場合は発振していると判断することが可能になる。これは逆に、閾値以下の電圧の場合は、STOAR素子は発振していないと判定できる。また一定の閾値以上に電圧が達した後に抵抗値が低下する場合は、発振が弱まっていると判定できるため、電流でブーストすることでSTOAR素子を再び正常に発振させることが可能である。 (もっと読む)


【課題】垂直磁気異方性(PMA)を持つフリー層を有し、フリー層の磁化を固定し、シールド−フリー層間相互作用を最小化するためのハードバイアス構造を必要としない磁気抵抗効果センサを提供する。
【解決手段】
下部シールド21の上にシード層24、フリー層25、接合層26、リファレンス層27および交換ピンニング層28をこの順に形成する。パターニング後、センサ積層体の側壁33に沿って、共形の絶縁層23を形成する。その後、絶縁層23の上に上部シールド22tを形成する。上部シールド22tは、狭いリードギャップによってフリー層25から分離されている。PMAがフリー層25の自己減磁界よりも大きい場合、センサは、幅50nm未満まで拡大可能である。有効バイアス磁界は、センサのアスペクト比に対してあまり反応しないため、ストライプが高く、幅の狭いセンサにより、高いRA値を有するTMR構造が実現可能となる。 (もっと読む)


【課題】 スピン注入層の強固さを向上させ、より大きな発振磁界を生成可能なSTO構造を提供する。
【解決手段】 Ta層と、fcc[111]またはhcp[001]結晶配向構造を有する金属層M1とを含む複合シード層21の上に、高い垂直磁気異方性(PMA)を示す多層構造(磁性層A1/磁性層A2)x を含むスピン注入層22を形成する。さらに、スピン注入層22の上に、非磁性スペーサ層23、高飽和磁束密度層(高Bs層)を含む磁界発生層(FGL)24およびキャップ層25を順次形成する。薄いシード層であってもスピン注入層22の強固さを向上させ得る。高いPMAの多層構造(A1/A2)x と高Bs層との結合を含む複合SILを用いれば、スピン注入層をより強固にできる。高いPMAの多層構造(A1/A2)Y と高Bs層との結合を含む複合FGLを用いれば、高Bs層内部に部分的PMAを確立でき、容易なFGL発振が可能になる。 (もっと読む)


【課題】 スピントロニクス素子や磁気読み取りヘッドの素子性能(特にMR比とRA値)を向上させる。
【解決手段】1つまたは複数の活性層(AP1層150、フリー層170、SIL層など)の各々のほぼ中間に、磁気抵抗効果増加層(MREL:Magneto-Resistance Enhancing Layer)を挿入する。MRELは、バンドギャップが小さく電子移動度が高い層であり、例えばZnOなどの半導体やBiなどの半金属からなる層が該当する。さらに、MRELと、それが挿入される活性層との間の界面全体にわたってオーミック接触を確保するために、MRELと活性層との間の界面の隙間を、銅などの高導電性金属からなる薄い層によって埋めるようにしてもよい。 (もっと読む)


【課題】TbFeCo合金を磁化固定層として優れた磁気特性を有する垂直磁気異方性の磁気抵抗素子を提供する。
【解決手段】磁気抵抗素子1は、磁化固定層11と中間層12と磁化自由層13とを積層して備えるスピン注入磁化反転素子であり、磁化固定層11がTbx(Fe,Co)1-x(0.20≦x≦0.25)の組成を有するTbFeCo合金からなることを特徴とする。磁化固定層11をこのような組成とすることで、飽和磁化を低く抑えて磁化自由層13への磁界の漏れを減少させ、磁化自由層13の正の磁化反転電流I1と負の磁化反転電流I0をほぼ同じ大きさとすることができる。 (もっと読む)


【課題】MR比の低下や再生分解能の劣化を発生させることなく、スピントランスファトルクに起因する磁気ノイズを抑制する。
【解決手段】本発明は、第1磁気シールド72aと、第2磁気シールド72bと、第1磁気シールド72aと、第2磁気シールド72bと、の間に設けられ、外部磁界に応じて磁化方向が変化する第1磁化自由層103を含む磁気抵抗効果膜71と、磁気抵抗効果膜71と、第1磁気シールド72aと、の間に設けられ、第1磁気シールド72aよりも飽和磁束密度が高い第3磁気シールド72cと、を有する再生ヘッド部70を備えた磁気ヘッド110である。 (もっと読む)


【課題】半選択状態になったデータの誤反転を抑制して信頼性の高い書き込み動作を行うことができる磁気記憶素子およびこれを用いた磁気記憶装置を提供する。
【解決手段】磁化容易軸91とそれに交差する磁化困難軸92とを有する記録層3と、磁化容易軸91の方向と交差する方向に磁界を形成するライト線WTと、記録層3の配置位置において磁化困難軸92の方向と交差する方向に磁界を形成するビット線BLとを備え、記録層3は、ライト線WTとビット線BLとの間に挟まれるように配置されており、ライト線WTおよびビット線BLと記録層3とが積層された積層方向からみた記録層3の平面形状は、積層方向からみてライト線WTが延びる方向に沿うライト線WTの仮想の第1の中心線AWに対して一方側に位置する一方の部分と他方側に位置する他方の部分とを有し、積層方向からみた一方の部分の面積S2が他方の部分の面積S1の1/3以下である。 (もっと読む)


【課題】 Co−Feバッファ層を備える膜面垂直通電(CPP)読出しセンサを提供する。
【解決手段】 ピン止めおよび磁気抵抗特性を改善するために、Co−Feバッファ層を備える膜面垂直通電(CPP)読出しセンサが、提案される。この読出しセンサは、それぞれキーパ層構造の下側部分と上側部分にある第1と第2のCo−Feバッファ層と、それぞれ基準層構造の下側部分と上側部分にある第3と第4のCo−Feバッファ層と、検知層構造の下側部分にある第5のCo−Feバッファ層を含む。第1のバッファ層は、ピン止め層に隣接して、双方向異方性ピン止め特性を改善するための特定の組成を有する。第2と第3のバッファ層は、反平行結合層に隣接し、双方向異方性ピン止め特性を改善するための特別な組成を有する。第4と第5のバッファ層は、バリアおよびスペーサ層に隣接し、磁気抵抗特性を改善するための特定の組成を有する。 (もっと読む)


【課題】膜面垂直通電(CPP)読み取りセンサの縦バイアス積層構造を提供する。
【解決手段】CPP読み取りセンサの検知層構造を安定化させるための、改良された縦バイアス積層構造を有する読み取りヘッドが提供される。縦バイアス積層構造は、2つの側部領域の各々において、絶縁層によってCPP読み取りセンサから分離され、絶縁層とCPP読み取りセンサとともに、読み取りヘッド内の上側および下側強磁性シールドの間に挟まれる。本発明の好ましい実施形態において、縦バイアス積層構造は主として、Fe−Pt縦バイアス層を含み、シード層を持たないため、絶縁層のみの厚さで、Fe−Pt縦バイアス層とCPP読み取りセンサの間の間隔が決定される。シード層を持たないFe−Pt縦バイアス層は、アニーリング後に良好な膜面内の硬磁性を呈し、間隔が狭いため、この安定化方式は有効である。 (もっと読む)


【課題】書き込み電流を低減する。
【解決手段】本発明の例に関わる磁気メモリは、磁化が可変な磁性層11と、磁化が固定された磁性層13と、中間層12と、膜面に対して平行方向の磁化が可変な磁性層15とを有する磁気抵抗効果素子1と、絶縁膜を介して磁気抵抗効果素子1の側面上に設けられ、磁性層15の端部から発生する磁場を収束する磁性層16と、を有する。 (もっと読む)


【課題】 小さな駆動電流で効率よく高周波磁界を発生させることができる磁気記録ヘッド及び磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 第1の強磁性層10bと、第2の強磁性層30と、第1の強磁性層10bと第2の強磁性層30との間に設けられた中間層22と、第1の強磁性層10bの中間層22が設けられた側とは反対側に設けられたCoIr合金を含む第3の強磁性層10aと、第3の強磁性層10aの第1の強磁性層10bが設けられた側とは反対の側に設けられた主磁極61(第1の磁極)と、第2の強磁性層30の中間層22が設けられた側とは反対の側に設けられたリータンパス62(第2の磁極)とを備えることを特徴とする磁気記録ヘッド110。 (もっと読む)


【課題】 大きなMR変化率を有する磁気抵抗効果素子、磁気ヘッドアセンブリ、及び磁気記録再生装置を提供する。
【解決手段】 磁化固着層5と、磁化自由層7と、磁化固着層5と磁化自由層7との間に設けられた非磁性層6と、磁化自由層7の非磁性層6が設けられた側とは反対の側に設けられたAuを含む第1の金属層4と、第1の金属層4の磁化自由層7が設けられた側とは反対の側に設けられたCuNi合金を含む第2の金属層3と第2の金属層3の第1の金属層4が設けられた側とは反対の側に設けられた第1の電極2と、磁化固着層5の非磁性層6が設けられた側とは反対の側に設けられた第2の電極8とを備え、磁化固着層5及び磁化自由層7の一方がハーフメタルを含み、第1の電極2から第2の電極8に向かって電流が流れることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
高周波磁界アシスト記録方式において、磁気記録ヘッドや発振器の製造誤差によって生じる記録磁界や高周波磁界のばらつきを補償することで、高記録密度を実現する。
【解決手段】
磁気記録媒体に記録するための記録磁界を発生する主磁極120と、シールド130と、前記主磁極120と前記シールド130との間に配置された高周波磁界を発生する発振器110とから構成される高周波アシスト磁気記録ヘッド100において、前記発振器110と前記主磁極120との相対位置を調整するための熱膨張素子150を備え、主磁極120からの記録磁界と発振器110からの高周波磁界を独立に調整できるようにする。 (もっと読む)


【課題】ヒステリシスの影響を受けずに外部磁界を正常に検出しうる高性能な磁気センサを提供する。
【解決手段】 電流制御部4は、コイル磁界Hの強度を初期値から一方的に増加、または一方的に減少させるように電流を制御するから、被測定磁界Hoを相殺し、あるいはその一部を打ち消すことができる。そして、電流制御部4は、検出信号Sが入力されたとき、コイル磁界Hの強度を初期値に戻すように前記電流を制御する。本願発明の特徴的な構成は、初期値が、スピンバルブ型磁気抵抗効果素子11,12に飽和磁化を与える磁界の強度である点である。この特徴的な構成によると、測定が完了するたびに、与えられるコイル磁界Hの強度が初期値に戻されるとともに、スピンバルブ型磁気抵抗効果素子11,12が磁化飽和されるから、電流制御の動作点は、常に、ヒステリシス曲線の線形性を有するルート部分のうち、一定のルート部分で行われることになる。 (もっと読む)


【課題】高感度領域で動作させた場合であっても動作が安定する磁気式スイッチを提供すること。
【解決手段】本発明の磁気式スイッチは、感度軸方向からの外部磁界に対して抵抗値が変化する磁気センサと、磁気センサの抵抗変化に基づいて変化するセンサ出力に基づいて、検出信号を出力する制御手段と、を具備し、磁気センサは、特定の方向に感度軸を持つ磁気抵抗効果素子1と、感度軸の方向において磁気抵抗効果素子1を挟むように配置された磁気増幅膜3と、磁気抵抗効果素子1及び磁気増幅膜3が占める領域よりも広い領域で磁気抵抗効果素子1及び磁気増幅膜3と重なるように配置された磁気シールド膜4と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】磁界発生部品Yからの外乱による影響を少なくすることができる位置検出システム、及び搭載製品の設計の自由度を向上させ、また、搭載製品の小型化を図ることができる多方向入力装置を提供すること。
【解決手段】位置検出システム1は、基板11上に実装された第1〜第3の磁気検出素子12A〜12Cと、基板11に配設され、基板11に対して移動可能な磁石13と、第1の磁気検出素子12A及び第2の磁気検出素子12Bの出力差で第1方向の出力を求め、第2の磁気検出素子12B及び第3の磁気検出素子12Cの出力差で第2方向の出力を求める制御手段と、を具備し、第1の磁気検出素子12A及び第3の磁気検出素子12Cは、磁石13を中心に対称な位置に配置され、第2の磁気検出素子12Bは、第1の磁気検出素子12A、第2の磁気検出素子12B及び第3の磁気検出素子12Cを結ぶ仮想円弧における中点位置に配置される。 (もっと読む)


【課題】検波出力や発振出力等の点で、著しい特性向上は困難である。
【解決手段】マイクロ波素子100は、面内磁化膜の磁化自由層103と、面内磁化膜の磁化固定層105と、磁化自由層103と磁化固定層105の間に設けられたトンネルバリア層104とを有する磁気抵抗素子を用いたマイクロ波素子において、磁気抵抗素子の膜面直方向の軸から3°以上30°以下の外部磁界を印加する外部磁界印加機構302と、磁化固定層105の膜面直方向の反磁界に対する磁化自由層103の膜面直方向の反磁界の比が0.5以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 磁化反転のための電流を低減し、動作を高速にする。
【解決手段】 1層の絶縁体層または非磁性層からなる中間層(24、51)と、中間層を挟む1対の強磁性層(23、25)とを備え、1対の強磁性層の強磁性層の保磁力が互いに異なるスピンバルブ素子またはそのスピンバルブ素子を用いる記憶装置。1対の強磁性層の強磁性層の磁化容易軸(10、12)の方向を互いに異なるようにする。また、好適には、磁化容易軸の間の角度を一定の範囲に設定する。 (もっと読む)


【課題】小さな電流密度でスピン注入磁化反転することができる、スピン注入デバイス及びスピン注入磁気装置並びに磁気メモリ装置を提供する。
【解決手段】 単層の強磁性固定層26からなるスピン偏極部9とスピン偏極部9上に形成された第1の非磁性層からなる注入接合部7とを有しているスピン注入部1と、スピン注入部1に接して設けられる強磁性フリー層27と、強磁性フリー層27の表面に形成された第2の非磁性層28と、を備え、第1の非磁性層が絶縁体または導電体からなり、第2の非磁性層28がRu、Ir、Rhの何れかでなり、外部磁界を印加しないで、且つ、スピン偏極部9と強磁性フリー層27の表面に形成される第2の非磁性層28との膜面垂直方向に電流を流して強磁性フリー層27の磁化を反転させる。 (もっと読む)


【課題】記録密度を高めた高周波磁界アシスト記録を可能とする磁気記録ヘッド、及び磁気記録再生装置を提供する。
【解決手段】
媒体対向面を有する主磁極61と、媒体対向面に平行な第1の方向において主磁極61に隣接して設けられたスピントルク発振子10と、媒体対向面に平行でかつ第1の方向と直行する第2の方向においてスピントルク発振子10を挟んで設けられた第1シールド63と、第1の方向においてスピントルク発振子10の主磁極61に隣接する側とは反対の側に設けられた第2シールドと、を備え、第1シールド63がグラニュラ磁性体を含むことを特徴とする磁気記録ヘッド。 (もっと読む)


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