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Fターム[5F110PP06]の内容

薄膜トランジスタ (412,022) | 再結晶化 (11,370) | 加熱手段 (6,349) | レーザ (4,317) | ビーム形状に工夫 (634)

Fターム[5F110PP06]に分類される特許

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【課題】エキシマレーザーにより、α−Si層に加えられた熱は、絶縁層を介して金属遮光層へ伝わり、冷却されることで再結晶化される。この場合、金属層のパターン形状により、α−Si層の冷却速度は影響を受ける。そのため、多結晶シリコン層の特性は金属層のパターン形状の影響によりばらつくという課題がある。
【解決手段】形状および間隔を揃えた矩形の金属遮光層105の、長手方向に向けてエキシマレーザーを走査し、α−Si層を多結晶シリコン層115に改質する。長手方向に向けてエキシマレーザーを走査することから、金属遮光層105が連続した状態でレーザーアニールが進む。そのため、金属遮光層105上での多結晶シリコン層115は均質性が高くなる。そのため、金属遮光層105上に形成されるTFT101の電気的特性が均質化し、液晶装置100の表示均一性を高めることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】各種回路に配置される薄膜トランジスタの構造を、回路の機能に応じて適切なものとすることにより、半導体装置の動作特性および信頼性を向上させ、かつ、低消費電力化を図ると共に、工程数を削減して製造コストの低減および歩留まりの向上を実現することを目的とする。
【解決手段】薄膜トランジスタのLDD領域を、テーパー部を有するゲート電極及びテーパー部を有するゲート絶縁膜に対応させて設ける。具体的には、第1のLDD領域はゲート電極のテーパー部の下に設けられ、第2のLDD領域はゲート絶縁膜のテーパー部の下に設けられる。 (もっと読む)


【課題】 信頼性の高いTFT構造を用いた半導体装置を実現する。
【解決手段】 TFTに利用する絶縁膜、例えばゲート絶縁膜、保護膜、下地膜、層間絶縁膜等として、ボロンを含む窒化酸化珪素膜(SiN)をスパッタ法で形成する。その結果、この膜の内部応力は、代表的には−5×1010dyn/cm〜5×1010dyn/cm、好ましくは−1010dyn/cm〜1010dyn/cmとなり、高い熱伝導性を有するため、TFTのオン動作時に発生する熱による劣化を防ぐことが可能となった。 (もっと読む)


【課題】オフ電流が小さく、電位保持特性が優れており、消費電力が低いと共に、動作速度も速い低温ポリシリコントランジスタを含む薄膜トランジスタ、この薄膜トランジスタの製造方法及びそれを使用した液晶表示装置を提供する。
【解決手段】ガラス基板10上にゲート電極11、ゲート絶縁膜12、チャネル領域、ソース・ドレイン電極15a,15bを形成した逆スタガ構造の薄膜トランジスタである。このチャネル領域は、ポリシリコン膜13と、このポリシリコン膜13の上面及び側面を覆うa−Si:H膜14とから構成されている。 (もっと読む)


【課題】半導体装置の表示領域と駆動回路に設けられたTFTの構造を機能に応じて適切なものとするとき、pチャネル型TFTにおいて、チャネル形成領域と、不純物領域との接合に欠陥が形成され、オフ電流が増加することを防止する。
【解決手段】表示領域に第1のnチャネル型TFTが配置され、駆動回路に第2のnチャネル型TFT及びpチャネル型TFTが配置された半導体装置であって、pチャネル型TFTはチャネル形成領域と、これに隣接した不純物領域を有し、不純物領域にはnチャネル型TFTのために添加された不純物元素を含ませない。そのために、pチャネル型TFTのチャネル長はnチャネル型TFTのチャネル長より短くなる。 (もっと読む)


【課題】ドーピング処理の条件の厳密な管理および新たな製造工程を追加することなく、良好なVg−Id特性を有する薄膜トランジスタを実現する。
【解決手段】基板25上に形成された薄膜トランジスタにおいて、島状の半導体層21は、略平坦な上面を有する中央部21aと、基板25に対して0度より大きく、且つ90度以下の傾斜角を有する端部21bとを有し、島状の半導体層21の中央部21aに含まれる半導体は、端部21bに含まれる半導体よりも結晶粒径が大きい、或いは島状の半導体層21の中央部21aは多結晶半導体を含み、且つ端部21bは非晶質半導体を含む。 (もっと読む)


【課題】非晶質シリコン薄膜をレーザーアニールして結晶性シリコン薄膜を形成する場合であっても、歩留まりやスループットの低下を抑制することができる半導体装置及びその製造方法並びに表示装置を提供する。
【解決手段】半導体装置は、絶縁性の基板11の一面側に、結晶性のシリコンからなる半導体層15を有する薄膜トランジスタTFTと、金属配線12からなる配線層LNと、が同層に設けられている。薄膜トランジスタTFTの半導体層15は、基板11の一面側に成膜された非晶質シリコン薄膜15xに対して、チャネル層となる領域上にのみ光熱変換層22をパターニング形成した後、レーザー光BMを走査して基板11全域に照射し、熱アニールを施すことにより、非晶質シリコン薄膜15xが結晶化されて形成される。 (もっと読む)


【課題】より均質な強度分布を有するレーザビームを安定して照射可能な照射装置を提供する。
【解決手段】レーザ光源11と、レーザ光源11からの射出レーザ光をP偏光(第1の直線偏光)とS偏光(第2の直線偏光)とに分離する偏光ビームスプリッタ13(偏光分離手段)と、第1もしくは第2の直線偏光を複数の光束に分割するシリンドリカルレンズアレイ対14(光束分割手段)と、光束を右旋回円偏光に変換する第1の1/4波長板15Aと、光束を左旋回円偏光に変換する第2の1/4波長板15Bとが光軸Zと直交するX軸方向(第1の方向)において交互に配列されてなる1/4波長板アレイ15と、右旋回円偏光および左旋回円偏光を集光し、表面3S(被照射面)へ向けて照射するコンデンサレンズ16(投影光学系)とを備える。 (もっと読む)


【課題】光センサーと遮光膜を有する半導体装置において、段切れや膜剥がれに起因にする歩留まりの低下を防止することができるとともに、暗電流の増大を防止して光センサーの性能の低下を防止することができる半導体装置及びその製造方法、並びに液晶表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】フォトダイオード15を構成するポリシリコン膜を形成する部分Bの非晶質シリコン膜30の厚みW1が、遮光膜28の周縁に対応した部分Aの非晶質シリコン膜30の厚みW2より薄くなるように、非晶質シリコン膜30を薄膜化する。そして、非晶質シリコン膜30にレーザー光を走査して、非晶質シリコン膜30を多結晶化させてポリシリコン膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】搬送される基板の動きに追従してマイクロレンズアレイを移動してレーザ光の照射位置精度を向上する。
【解決手段】マトリクス状に設定されたTFT形成領域の縦横いずれか一方の配列方向に基板を搬送しながら撮像手段により基板表面を撮像し、該撮像画像に基づいて基板表面に予め設定されたアライメントの基準位置を検出し、複数のTFT形成領域に対応して基板の搬送方向と交差する方向に複数のレンズを配置した少なくとも一列のレンズアレイを基板の搬送方向と交差方向に移動して、レンズアレイのレンズと基板のTFT形成領域とをアライメント基準位置を基準にして位置合わせし、基板が移動してTFT形成領域がレンズアレイの対応レンズの真下に到達したときにレンズアレイにレーザ光を照射し、複数のレンズによりレーザ光を集光して各TFT形成領域のアモルファスシリコン膜をアニール処理する。
【選択図】図6

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【課題】同一基板上に、結晶粒の平均粒径が互いに異なり、各々優れたキャリア移動度を有する2種類の結晶質半導体膜を形成し、それら2種類の結晶質半導体膜を用いて異なる電気特性が要求される各半導体素子に所望の電気特性を得る。
【解決手段】基板11上に非晶質半導体膜24を成膜する非晶質膜成膜工程と、非晶質半導体膜24の一部を溶融固化して結晶化することで第1結晶質半導体膜24Aを形成する第1結晶化工程と、残部の非晶質半導体膜24を固相成長させることで第1結晶質半導体膜24Aよりも結晶粒の平均粒径が大きい第2結晶質半導体膜24Bを形成する第2結晶化工程と、第1結晶質半導体膜24Aの結晶粒の平均粒径が第2結晶質半導体膜24Bの結晶粒の平均粒径よりも小さい状態を維持しながら第1及び第2結晶質半導体膜24Bを溶融固化することで再結晶化する再結晶化工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】素子基板のマスク枚数を抑えて、ディスクリネーションを効率良く隠すとともに、比視感度の高い緑色を表示する画素については光漏れが目立ちにくくする。
【解決手段】直視型の透過型の液晶表示装置において、素子基板は、ゲート配線311と、ソース配線302と、画素TFTを有する画素部と、nチャネル型TFTやpチャネル型TFTを有する駆動回路とを含む。比視感度の高い緑表示の画素については、光漏れが目立ちやすいので、確実にディスクリネーションを遮光できるように、遮光膜を兼ねたドレイン電極313の面積を広くする。赤表示の画素については、遮光膜を兼ねた遮光電極314を狭い幅で設ける。青表示の画素については、明るさを優先して、遮光膜315を一部のみ形成する。 (もっと読む)


【課題】TFTを用いた半導体装置において、TFT中の汚染不純物を低減し、信頼性のあるTFTを得ることを課題とする。
【解決手段】ガラス基板上のTFTの被膜に存在する汚染不純物を、フッ素を含有する酸性溶液を被膜表面に接触させ、酸性溶液を一定方向に流すことにより、被膜表面の汚染不純物を除去することにより、信頼性のあるTFTを得ることができる。なお、酸性溶液は、フッ酸とフッ化アンモニウムの混合比が体積比で1:50のバッファードフッ酸を用いる。 (もっと読む)


【課題】 基板の入射面上で最適化された光強度と分布をもつレーザ光を設計し、他の好ましくない組織領域の発生を抑制しつつ所望の結晶化組織を形成することができる結晶化方法、結晶化装置、薄膜トランジスタおよび表示装置を提供する。
【解決手段】 レーザ光を非単結晶半導体薄膜に照射して結晶化するに際し、非単結晶半導体薄膜への照射光は、単調増加および単調減少を周期的に繰り返す光強度分布を有し、非単結晶半導体薄膜を溶融させる光強度である。 (もっと読む)


【課題】大面積な半導体装置を低コストに提供することを目的の一とする。または、nチャネル型トランジスタ及びpチャネル型トランジスタに最適な結晶面をチャネル形成領域とすることにより、性能向上を図ることを目的の一とする。
【解決手段】絶縁表面上に(211)面から±10°以内の面を上面とする島状の単結晶半導体層を形成し、単結晶半導体層の上面及び側面に接して形成し、且つ絶縁表面上に非単結晶半導体層を形成し、非単結晶半導体層にレーザー光を照射して非単結晶半導体層を溶融し、且つ、単結晶半導体層を種結晶として絶縁表面上に形成された非単結晶半導体層を結晶化して結晶性半導体層を形成し、結晶性半導体層を用いて、nチャネル型トランジスタ及びpチャネル型トランジスタを形成する。 (もっと読む)


【課題】マスク数の少ない薄膜トランジスタの作製方法を提供する。
【解決手段】第1の導電膜102と、絶縁膜104と、半導体膜106と、不純物半導体膜108と、第2の導電膜110とを積層し、この上に多階調マスクを用いて凹部を有するレジストマスク112を形成し、第1のエッチングを行って薄膜積層体を形成し、第1の導電膜102がエッチングされた膜113に対してサイドエッチングを伴う第2のエッチングを行ってゲート電極層116Aを形成し、その後ソース電極及びドレイン電極等を形成することで、薄膜トランジスタを作製する。半導体膜としては結晶性半導体膜106を用いる。 (もっと読む)


【課題】非晶質の絶縁層上に任意の位置に単結晶半導体層を成長させることにより高性能半導体素子の積層化あるいは3次元化を可能にし、高機能な半導体集積システムを実現する。
【解決手段】絶縁層上に非晶質半導体薄膜を堆積し、その一部に単結晶半導体層を接触させ、熱処理によって単結晶半導体層の結晶性を反映させ非晶質半導体薄膜を単結晶化する半導体薄膜の結晶化方法。 (もっと読む)


【課題】ガラス基板上に薄膜半導体層を形成した3次元集積回路装置を提供する。
【解決手段】ガラス基板11上に、単結晶もしくは準単結晶の2層の薄膜半導体層13,16が層間絶縁層14を介して積層され、2層の薄膜半導体層13,16は、下層の第1層の薄膜半導体層13と上層の第2層の薄膜半導体層16とが異なる材料であり、2層の薄膜半導体層13,16が、層間絶縁層14に形成された開口内を埋めて形成された、エピタキシャル層15によって接続され、エピタキシャル層15の表面部は、第2層の薄膜半導体層16と同じ材料の層であり、第1層の薄膜半導体層13及び第2層の薄膜半導体層16のうち、1層以上に能動素子Tr21,Tr22が形成されている3次元集積回路装置10を構成する。 (もっと読む)


【課題】(110)面の配向度が向上した他結晶シリコン膜を、ニッケル等を添加することなく得る。
【解決手段】基板1上に堆積された非晶質半導体膜3の被照射領域10にレーザー4を照射して、被照射領域10の一部を溶融領域20とした後、溶融領域20の中心方向へ向けて溶融状態にある非晶質半導体膜3の再結晶化させる第1工程と、被照射領域10を短軸方向に移動させる第2工程と、を交互に繰り返して行う結晶性半導体膜32の製造方法であって、第1工程は溶融された非晶質半導体膜3が両端部より結晶成長が進行して交わる前に固化した非多結晶領域36が該照射領域10の長軸方向に間欠的に存在するようにレーザー4を照射する工程で、第2工程はN回目の第1工程で形成された非多結晶領域36がN+1回目の第1工程で形成される溶融領域22に含まれるように被照射領域10を移動させる工程である、ことを特徴とする結晶性半導体膜32の製造方法。 (もっと読む)


【課題】順次側面結晶化において形成される突起によるムラの発生を防止する。
【解決手段】レーザ光によって前記膜を溶融させない非完全溶融エネルギー領域を点在または、波形で振幅方向で間隔を置いて並列させ、該非完全溶融エネルギー領域間をレーザ光によって膜が溶融する溶融エネルギー領域にして、レーザ光を前記膜に照射して、膜の溶融部分を固相部分から順次側面結晶化し、さらに、前記固相部分が溶融部分となるように位置を変えて、前記非完全溶融エネルギー領域を点在させるとともに該非完全溶融エネルギー領域間を前記溶融エネルギー領域にして、前記レーザ光を前記膜に照射して順次側面結晶化する。非完全溶融エネルギー領域と前記溶融エネルギー領域とを有するレーザパターンでシリコン膜10に照射して結晶化する。 (もっと読む)


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