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Fターム[5G309RA06]の内容

Fターム[5G309RA06]に分類される特許

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【課題】動的架橋技術を用いてオレフィン系樹脂マトリックス中に分散相を形成する際に、分散相としてシラン架橋したエチレン−酢酸ビニル共重合体を、連続相としてエチレン−エチルアクリレート共重合体を用いることで、電子線で架橋せずとも高い機械的強度及び耐熱性を有し、かつ難燃剤を高充填しても高速押出可能でかつ、良好な伸びを示すノンハロゲン難燃性樹脂組成物及びその製造方法並びにこれを用いた電線・ケーブルを提供する。
【解決手段】(A)エチレン−酢酸ビニル共重合体40〜80質量部、(B)融点が100℃以上のエチレン−エチルアクリレート共重合体60〜20質量部、(C)金属水酸化物を(A)と(B)の合計100質量部に対して20〜300質量部からなり、上記エチレン−酢酸ビニル共重合体(A)がシラン架橋されているものである。 (もっと読む)


【課題】難燃剤を配合せずに耐熱性に優れた架橋樹脂組成物ならびにそれを用いた信頼性の高い電線を提供する。
【解決手段】主剤が、ポリエチレン30〜90重量%とゴムが70〜10重量%とでなり、主剤100重量部に、シラン化合物を0.1〜5重量部と、ラジカル発生剤を0.05〜1重量部と、シラノール縮合触媒を0.05〜1重量部と、補強材を3〜50重量部と、接着性樹脂3〜20重量部とを配合してなる架橋樹脂組成物とし、この架橋性組成物3を押出成形し、導体2を被覆して電線1を得る。 (もっと読む)


【課題】従来よりもさらに優れた耐熱性を有する難燃性組成物を提供すること。
【解決手段】シラン架橋ポリオレフィンと、ポリオレフィンと、金属水和物と、フェノール系酸化防止剤と、硫黄系酸化防止剤と、金属酸化物と、銅害防止剤とを含有する難燃性組成物とする。前記硫黄系酸化防止剤としてはベンズイミダゾール系化合物が好ましく、前記金属酸化物としては酸化亜鉛が好ましい。前記シラン架橋ポリオレフィンは密度が0.880〜0.910g/cmの範囲内にあるポリエチレンをシラン架橋したものが好ましく、前記ポリオレフィンは密度が0.880〜0.910g/cmの範囲内にあるポリエチレンもしくは融点が140℃以上のオレフィン系エラストマーが好ましい。 (もっと読む)


【課題】海風の強い海岸地域、すなわち塩害発生地域でも長期間使用できる耐トラッキング性能に優れたリサイクル絶縁電線、すわなち、架橋ポリオレフィン(系)廃材を用いて絶縁層を形成した絶縁電線およびその製造方法を提供する。
【解決手段】導体を絶縁層で被覆した絶縁電線の製造方法であって、架橋ポリオレフィン(系)樹脂の廃材を再生処理してゲル分率5〜10%、MFRが0.1〜10g/minの再生材とし、該再生材と再生材ではないポリオレフィン(系)樹脂とを、再生材が全樹脂量に対し30質量%以下となる範囲で混合して再生材混合樹脂を得て、該再生材混合樹脂で絶縁層を形成することを特徴とする絶縁電線の製造方法。 (もっと読む)


【課題】動的架橋技術を用いてオレフィン系樹脂マトリックス中に分散相を形成する際に、分散相としてシラン架橋したEMAを用いることで、高い機械的強度及び耐熱性を有し、かつ難燃剤を高充填しても高速押出可能でかつ、良好な伸びを示すノンハロゲン難燃性熱可塑性エラストマ樹脂組成物及びその製造方法並びにこれを用いた電線・ケーブルを提供する。
【解決手段】(A)メチルアクリレート含有量が30mass%以上のエチレン−メチルアクリレート共重合体(EMA)を30〜80重量部、(B)熱可塑性ポリオレフィン樹脂を20〜70重量部、(C)ノンハロゲン難燃剤を(A)と(B)の合計100重量部に対して、50〜300重量部含有し、前記EMAがシラン架橋されているものである。 (もっと読む)


【課題】長期にわたり水トリー特性のよい水中モータ用電線を提供する。
【解決手段】銅線12の外周にエナメル被覆13が施された導体4と、該導体14の外周に設けられた絶縁被覆層15とを備え、該絶縁被覆層15は、ポリエチレンに不飽和シラン化合物及び有機過酸化物が加えられグラフト重合されてなるシラングラフトポリマを主体とし、シロキサン縮合触媒の下で水分と接触させて架橋された。 (もっと読む)


ポリマー組成物は、(i)シラン官能性(silane-fknctionalized)ポリマー、例えば、ビニルトリエトキシシランでグラフトしたポリエチレン、(H)多官能性アルコール、例えば、α,α,α’α’−テトラメチル−1,3−ベンゼンジエタノール、及び、所望により(iii)酸、例えば、アルキル化アリールジスルホン酸を含む。強酸の不在下で多官能性アルコールを使用することによりシラン官能性ポリマーの光架橋がもたらされ、これにより、順に、改良された伸長特性、例えば伸長粘度及び溶融強度などを有するポリマー溶融体が得られる。多官能性アルコールをブロックされた強酸と組み合わせて使用することにより、溶融加工中の速度の遅い架橋及びポリマー組成物が造形又は成形された後に高度の最終架橋がもたらされる。 (もっと読む)


【課題】水架橋法を適用して柔軟で絶縁特性に優れた絶縁体を形成し、高電圧直流ケーブルなどの電線・ケーブルの生産性の向上および低コスト化を図る。
【解決手段】ポリオレフィン、シラン化合物、遊離ラジカル生成化合物およびシラノール縮合触媒を含有するシラン架橋性絶縁用組成物を導体外周に押出被覆して電線・ケーブルを製造する方法であって、前記シラン架橋性絶縁用組成物中の水分含有量を800ppm以下とする。 (もっと読む)


自動車の電力ケーブルの塗料として有用な組成物は、非ハロゲン化難燃剤を組み合わせた、湿分架橋性の、シラングラフトエチレンポリマーの組合せを含む。上記エチレンポリマーは、少なくとも1種類の密度が0.910g/cc又はそれ以上のエチレンポリマーと少なくとも1種類の密度が0.910g/cc未満のエチレンポリマーの組合せである。非ハロゲン化難燃剤は、一般に水和金属充填剤、例えば、アルミニウム三水和物である。これらの組成物は、SAE J−1128及びDaimlerChrysler MS−8288の規格に適合し、良好な保存寿命安定性を示し、かつ、その他の自動車ケーブル用途、例えばISO−6722などにも有用である。 (もっと読む)


【課題】高い耐候性を示す電気絶縁性の難燃性樹脂組成物を提供する。
【解決手段】(a)ポリオレフィン樹脂、(b)エチレン系共重合体及び(c)スチレン系エラストマーからなる群から選ばれた少なくとも1種を主成分とする樹脂成分(A)100質量部に対し、水酸化マグネシウムが120〜320質量部を加えた難燃性樹脂組成物において上記水酸化マグネシウムの少なくとも1/3以上が脂肪酸及び/又はリン酸エステルで表面処理されており、その水酸化マグネシウムに対する処理量が1.5質量%以上である難燃性樹脂組成物。 (もっと読む)


ポリマーの総重量に基づいて少なくとも60重量パーセントの少なくとも1つのシラン架橋可能なポリオレフィン樹脂と、約0.89g/cm以下の密度、及び、約50g/10分よりも小さいメルトインデックス(I)を有し、少なくとも1つのメタロセン触媒を使用して調製されている、ポリマーの総重量に基づいて約40重量パーセントまでの少なくとも1つのポリオレフィンエラストマー樹脂とを含む組成物は、そのようなシラン架橋可能なポリマー樹脂の単独と比較して、好適な硬化性能及び強度を維持しながら、改善された柔軟性(特に、低温柔軟性)をもたらす。本発明の組成物は、低温での送電用途のためのケーブルにおいて使用することができる。 (もっと読む)


【課題】酸化防止剤がブルームし難く、高い耐熱性が得られる難燃シラン架橋ポリオレフィン系樹脂組成物を提供すること。また他の課題は、この難燃シラン架橋ポリオレフィン系樹脂組成物を絶縁体として用いた絶縁電線を提供すること。
【解決手段】難燃シラン架橋ポリオレフィン系樹脂組成物は、オレフィン系樹脂にシランカップリング剤をグラフト重合させたシラングラフトポリマーを含むポリオレフィン系樹脂と、ヒンダードフェノール酸化防止剤およびセミヒンダードフェノール系酸化防止剤と、酸化亜鉛および硫化亜鉛からなるブルーム防止剤と、金属水酸化物からなる難燃剤と、架橋触媒とを含有している。上記組成物を、混練水加熱架橋してなる架橋ポリオレフィン系樹脂を絶縁体として絶縁電線に用いる。 (もっと読む)


【課題】押出外観に優れる難燃性シラン架橋オレフィン系樹脂の製造方法および絶縁電線ならびに絶縁電線の製造方法を提供すること。
【解決手段】オレフィン系樹脂にシランカップリング剤をグラフト重合させたシラングラフトオレフィン系樹脂よりなるシラングラフトバッチと、オレフィン系樹脂に金属水酸化物よりなる難燃剤を配合してなる難燃剤バッチと、オレフィン系樹脂にシラン架橋触媒を配合してなる触媒バッチとを混練し、成形した後、水架橋する製造方法とする。前記シラングラフトバッチに対する前記難燃剤バッチの重量比は、60/40〜90/10の範囲内にし、前記触媒バッチは、前記シラングラフトバッチと前記難燃剤バッチとを合わせた成分100重量部に対して、3〜10重量部の範囲内にすると良い。また、上記方法により製造された難燃性シラン架橋オレフィン系樹脂を導体の外周に被覆してなる絶縁電線とする。 (もっと読む)


【課題】シュリンクバックの抑制を図ることと、材料選定の自由度を高めることの両方を可能とした架橋ポリエチレン電線・ケーブル及び絶縁体用樹脂組成物を提供する。
【解決手段】架橋ポリエチレンケーブル1は、導体2を被覆する絶縁体3が複数層からなるとともに、導体2に接する絶縁体3の下層5がポリオレフィン、シラン化合物、ラジカル発生剤、シラノール縮合触媒を配合してなる絶縁体用樹脂組成物からなり、ポリオレフィンが低密度ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレンエチルアクリレート共重合体、エチレンメチルメタクリレート共重合体の中の一つ又は二成分以上の混合物で融点が90〜110℃、ゲル分率が10〜40%であり、さらに、下層5の厚みが0.05〜0.3mmとなる。 (もっと読む)


【課題】導体の周りにシラン架橋ポリオレフィンを用いた絶縁層を形成する際に、絶縁層の架橋を十分に促進するとともに加熱変形特性と押出外観を満足するシラン架橋ポリオレフィンを用いた電線・ケーブル及びその製造方法を提供するものである。
【解決手段】本発明に係るシラン架橋ポリオレフィンを用いた電線・ケーブルは、導体1の周りに、フッ素系の滑剤を含まないシラン架橋ポリオレフィンで構成される絶縁層2を持つものであり、絶縁層2の表面に融点が130℃以上のポリエチレンからなるスキン層3を有すると共に、その絶縁層2およびスキン層3を充実押出成形により形成したものである。 (もっと読む)


【課題】安価に耐熱老化特性を向上させることが可能な樹脂組成物およびこれを用いた絶縁電線を提供すること。
【解決手段】オレフィン系樹脂にエチレン性不飽和シラン化合物を遊離ラジカル発生剤の存在下でグラフトさせてなるシラングラフトオレフィン系樹脂やオレフィンとエチレン性不飽和シラン化合物とを共重合してなるシラン共重合オレフィン系樹脂よりなるシラン変性バッチと、溶解度パラメータが17〜18(MJ/m1/2のポリマー、老化防止剤およびシラノール縮合触媒を含有する老化防止剤バッチとを混練して得られた樹脂組成物とする。混合重量比は、老化防止剤バッチ/シラン変性バッチが40/60〜5/95の範囲内が好ましい。老化防止剤は、溶解度パラメータが17〜18(MJ/m1/2のポリマー100重量部に対して10〜30重量部含有していると良い。また、上記樹脂組成物を導体の外周に被覆し、水架橋させた被覆電線とする。 (もっと読む)


【課題】絶縁体層と導体との密着力の経時的な上昇がなく、導体と絶縁体層間の剥離性の経時低下を引きおこさないノンハロゲン難燃シラン架橋絶縁電線を提供する。
【解決手段】絶縁体が内層、及び該内層の外周を覆う外層の少なくとも2層構造を有する難燃性絶縁電線において、内層が、エチレンのホモポリマーまたはエチレンと非極性オレフィンとのコポリマーをベース樹脂とするシラン架橋樹脂組成物により構成され、外層が、エチレンと極性オレフィンとのコポリマーをベース樹脂とし、金属水酸化物が含有されてなるシラン架橋難燃樹脂組成物により構成されていることを特徴とするノンハロゲン難燃シラン架橋絶縁電線。 (もっと読む)


【課題】従来のノンハロゲン絶縁電線と同様な優れた柔軟性、耐摩耗性、難燃性、耐油性、電気絶縁性等を有するとともに、さらに優れた耐熱寿命を有するノンハロゲン絶縁電線を提供する。
【解決手段】ポリエチレンもしくはエチレン系共重合体に、イオウ系酸化防止剤、ヒンダードフェノール系酸化防止剤、金属水酸化物および酸化亜鉛を含有する樹脂組成物を、導体上に被覆してなり、さらに被覆された樹脂組成物が架橋されていることを特徴とするノンハロゲン絶縁電線。 (もっと読む)


導体(1)と、前記導体(1)を取り囲んでいる絶縁コーティング(2)とを含む少なくとも一つのコアを含む電気ケーブル(10)の製造プロセスについて記載する。本プロセスは、ポリオレフィン材料、シランベースの架橋系と、前記ポリオレフィン材料の総重量に対して0.1重量%〜0.5重量%の量で少なくとも一種の発熱性発泡剤を含む発泡系とを準備する;前記ポリオレフィン材料、前記シランベースの架橋系と前記発泡系とのブレンドを形成する;及び前記導体(1)に前記ブレンドを押し出して、絶縁コーティング(2)を形成する、各段階を含む。導体(1)と、前記導体(1)を取り囲み、且つこれと接触している絶縁コーティング(2)とからなる少なくとも一つのコアを含む前記ケーブル(10)についても記載されており、前記絶縁コーティング(2)は、3%〜40%の膨張率を有する膨張した、シラン架橋ポリオレフィン材料の層から本質的になる。 (もっと読む)


【課題】 安価な材料、及び安価な製造コストで製造可能であり、130℃の耐熱性を有するケーブル及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明のケーブル1は、導体2及びそれを覆う絶縁被覆層3からなるコア材4を内側シース層5及び外側シース層6で覆ってなるケーブルであって、絶縁被覆層3が架橋ポリエチレンからなり、内側シース層5がシラン架橋ポリエチレンからなり、外側シース層6が、ポリエステルエラストマー、熱可塑性ポリウレタン、ポリエステルエラストマーと熱可塑性ポリウレタンの混合物、の何れかからなる。 (もっと読む)


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