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Fターム[5G321CA04]の内容

超電導導体及びその製造方法 (9,304) | 超電導導体の構造 (3,937) | 超電導体の内部構造 (841) | 結晶配向型(例;C軸配向) (343)

Fターム[5G321CA04]に分類される特許

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【課題】超電導体用基材および該基材の製造方法であって、特に酸化物超電導体等のセラミック超電導体、その他の配向制御が必要となる超電導体用の基材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】

金属からなるコア層と、 前記コア層の一面または両表面に形成されたNiを90at.%以上含む合金層であって、該合金層を形成する結晶粒の{1,0,0}面が前記表面に平行で、かつ該結晶粒の<0,0,1>軸が所定の方向を向いて配向した合金層と、を備える超電導体用基材である。 また、製造方法は、上記超電導基材を、加工率90%以上の圧延をする圧延工程と、前記圧延工程で圧延した基材を、温度900〜1200℃、アルゴンと水素との混合気体であってアルゴンに対して水素の割合が2〜5 vol%の雰囲気中で30分〜10時間保持し、熱処理工程を行う超電導体用基材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】接続箇所の抵抗を低減することができる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】心材(フォーマ21)と、その上に巻回した超電導薄膜線材3で構成される導体層22とを具備する超電導ケーブルである。この超電導薄膜線材3は、金属基板と、この基板の片面上のみに形成されたRE系超電導薄膜とを有する。そして、この線材3は、RE系超電導薄膜の形成された面が心材に対して外向きとなるように巻回されている。抵抗の小さい超電導薄膜側の面がケーブルの外周側に位置するようにできるため、接続部材を超電導薄膜線材3の外周にはめ込んで接続を行った場合、接続箇所の接続抵抗を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】基盤上の表面平滑性に優れた第1中間層の上に第2中間層及び特性の優れたYBCO超電導層を形成する。
【解決手段】2軸配向させたNi―W合金テープ状基板1の表面に、MOD法により複数回の塗布および仮焼を繰り返して成膜した5nm以下の表面平滑性を有するAZrからなる第1中間層2、パルス蒸着法により成膜したCeO膜からなる第2中間層3、MOD法により形成されたYBCO超電導層4およびこのYBCO超電導層の上にAg安定化層5を成膜して1MA/cm以上の臨界電流密度(Jc)を有するYBCO超電導体10を製造する。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度の高い(Bi,Pb)2223酸化物超電導線材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】金属パイプに原料粉末を充填し、伸線加工を行った後、圧延加工と加圧熱処理を行う金属被覆(Bi,Pb)2223超電導線材11の製造方法であって、圧延加工工程前母材の総超電導フィラメント周長(A)と総超電導フィラメント断面積(B)の関係が40≦A/B≦80(1/mm)であることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】配向中間層の形成による基材の反りかえりを低コストで防止し得る酸化物超電導導体とその製造方法の提供。
【解決手段】テープ状の基材と、この基材の一方の面上に形成されて多数の結晶粒が配向を制御した状態で結合されてなる配向中間層と、該配向中間層上に形成された酸化物超電導層とを有する酸化物超電導導体において、前記基材と前記配向中間層との間に、引っ張り応力を有する薄膜からなる引っ張り応力膜が設けられたことを特徴とする酸化物超電導導体。 (もっと読む)


【課題】臨界電流の高い(Bi,Pb)2223酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】金属パイプに原料粉末を充填する工程、塑性加工により金属被覆前駆体線材を形成する工程、その金属被覆前駆体線材を熱処理して(Bi,Pb)2223超電導相を形成する工程を備える金属被覆(Bi,Pb)2223超電導線材の製造方法であって、前記金属被覆前駆体線材には(Bi,Pb)2212相が主相として含まれており、前記熱処理する工程は少なくとも1回以上の昇温ステップを含み、最高到達温度にいたる最終昇温ステップにおける昇温速度が200℃/時間以上であることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】臨界電流値が高い厚膜のテープ状RE系(123)超電導体を製造する。
【解決手段】ハステロイ基板上にGdZrおよびCeOを順次形成した複合基板上にYおよびBaのトリフルオロ酢酸塩とCuのナフテン酸塩を溶解した原料溶液を塗布し、仮焼熱処理を施した後、超電導体生成の熱処理より低い温度で中間熱処理を施し、次いで、最高加熱温度760℃、水蒸気分圧13.5%、酸素分圧0.09%のアルゴンガス雰囲気中で超電導体生成の熱処理を施すことにより、約2μmの厚さを超えるYBCO超電導膜を有するテープ状RE系(123)超電導体を製造する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、分断した個々のフィラメント導体どうしの絶縁性を高めることができ、低交流損失の酸化物超電導体を得ることができる技術の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、基体1上に酸化物超電導層6が設けられてなる低交流損失超電導導体Aにおいて、前記酸化物超電導層6が、前記基体1の長さ方向に沿って前記基体の幅方向に複数形成された細線化溝3により複数のフィラメント導体2に分離されてなり、前記細線化溝3に高抵抗酸化物8が形成されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】表面平滑性及び配向性に優れた基板を用いて特性の優れた希土類系テープ状酸化物超電導体を製造する。
【解決手段】冷間加工により所定の厚さに成形したNi―W合金に900〜1300℃の温度で配向化熱処理を施して2軸配向させたテープを製造し、このテープに電解研磨を施して表面平滑性を5nm以下としたテープ状基板1の表面に、Ce―Zr―O膜からなる中間層2及びCe―Gd−O膜からなる中間層3を順次形成した後、その上に酸化物超電導層4を形成することにより希土類系テープ状酸化物超電導体10を製造する。 (もっと読む)


【課題】機械的強度及び配向性に優れた複合基板を用いて特性の優れた希土類系テープ状酸化物超電導体を製造する。
【解決手段】、耐熱性及び耐酸化性を有するハステロイ1とNi―W合金2とを冷間加工により貼り合わせ、900〜1300℃の温度で配向化熱処理を施して複合基板3を製造し、この複合基板3上に、Ce―Zr―O膜からなる中間層4及びCe―Gd−O膜からなる中間層5を順次形成した後、その上に酸化物超電導層6を形成して希土類系テープ状酸化物超電導体10を製造する。 (もっと読む)


【課題】 クラックや異方性結晶質の発生を防止できるように結晶粒界角度や集合組織の比率、表面粗度、粒度などに対する基板特性が定量化された超電導線材用基板及びその製造方法、並びに超電導線材を提供すること。
【課題を解決するための手段】 材質がNiまたはNi合金であり、立方体集合組織の比率は95%以上であって基板本体の幅方向で一定であり、15゜以下の低角度の結晶粒界の比率が99%以上であってその分布が基板本体の幅方向で一定であり、基板の厚さは40〜150μmであり、平均粒度は100μm以下であり、表面粗度はRMS50nm以下であることを特徴とする超電導線材用基板、及びそれを用いた超電導線材と、断面が四角形であるNiまたはNi合金の棒を圧延する工程、及び上記圧延されたNiまたはNi合金の棒を熱処理する工程を含み、上記圧延工程において一回当りの圧下率は5〜15%であり、圧延ローラーの間で棒の線速度は100m/min以下であり、上記熱処理工程は水素ガスを含む不活性気体を流しながら再結晶温度以上に加熱して行われることを特徴とする超電導線材用基板の製造方法。 (もっと読む)


超伝導性フィルム構造体に対する臨界電流容量の改良が開示され、個々の耐高温バリウム−銅酸化物層がCeO2等の如き金属酸化物材料の薄層によって分離された、例えば多層耐高温バリウム−銅酸化物構造体の使用が包含される。
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積層されている超電導体ワイヤは、第1の基板の上にかぶさる第1の高温超電導体層を備える第1の超電導体インサートと、第2の基板の上にかぶさる第2の高温超電導体層を備える第2の超電導体インサートとを含む超電導体ワイヤアセンブリを含む。第1の及び第2の超電導体インサートはそのそれぞれの基板でともに接合される。導電性構造が、超電導体ワイヤアセンブリを実質的に取り囲む。
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【課題】 (Bi,Pb)2223結晶の配向性が高く臨界電流が高い超電導線材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 (Bi,Pb)2223を含む超電導線材の製造方法であって、原料粉末を金属シースに充填する工程と、原料粉末が充填された金属シースを塑性加工して線材を形成する工程と、線材を熱処理する工程とを含み、原料粉末は超電導相としてBi2212を含み、原料粉末の非超電導相におけるPb含有化合物がCa2PbO4であることを特徴とする超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】製品が77 K、ゼロ磁場で約105 A/cm2より大きい、もしくはこれに等しい輸送臨界電流密度(Jc)を有する、基板上に沈着された0.8ミクロンより大きい厚さを有する酸化物超伝導体被膜を有する酸化物超伝導体製品を提供する。
【解決手段】酸化物超伝導体製品は、金属オキシフッ化物被膜が実質的に化学量論的比率で酸化物超伝導体の構成金属元素を含む、金属オキシフッ化物被膜を提供すること;および製品が77 K、ゼロ磁場で約105 A/cm2より大きい、もしくはこれに等しい輸送臨界電流密度を有する酸化物超伝導体被膜が得られるように、温度、PH2O、PO2、及びその組み合わせからなる群より選択される反応パラメータを調節することによって選択される変換速度で、金属オキシフッ化物を酸化物超伝導体に変換すること、によって調製される。 (もっと読む)


【課題】超電導特性を安定して備え、単芯又は多芯線材の素線として使用し得る長尺のRE123系酸化物超電導体、及び、その製造方法を提供する。
【解決手段】少なくともRE2BaO4とBax−Cuy−Oz系原料の混合原料を用いて形成したREBa2Cu37-δ系酸化物超電導体を含む導電層、及び、該導電層を保持する保持部材からなることを特徴とするRE123系酸化物超電導体。但し、REは、La、Nd、Sm、Eu、Gd、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu及びYから選択される1種又は2種以上の元素 (もっと読む)


【課題】高強度と高い2軸配向性を両立する酸化物超電導用金属基板。
【解決手段】 Ni、Co、Fe、Cuのいずれかの合金からなる合金層と、前記合金層の外層として設けられたNi層とから構成するテープ状複合材料において、前記Ni層表面の{100}面が前記テープ状複合材料の圧延面にほぼ平行で<001>軸が前記テープ状複合材料の圧延方向にほぼ平行であり、かつ、前記Ni層が純度99.9%を超えたNiからなり、その厚さが1〜50μmであることを特徴とする2軸配向多結晶金属基板。前記Ni層を形成するNiの純度は99.95%以上の2軸配向多結晶金属基板。前記合金層がNi、Co、Fe、Cuのいずれかに、Mo、W、Cr、V、Mn、Alのいずれかの一元素、または複数の元素を添加して形成し、かつ、その添加濃度が1〜15at%であることを特徴とする2軸配向多結晶金属基板。 (もっと読む)


【課題】 本願発明は、Bi酸化物超電導体を用いて高性能な積層型ジョセフソン接合を得るために、結晶性の良いa軸(又はb軸)配向したBi系酸化物超電導薄膜を作製することを目的とする。
【解決手段】 高品質なa軸配向したBi系酸化物超電導薄膜の作製方法は、LaSrAlO4あるいはLaSrGaO4等の単結晶の(110)面から[001]方向に有限な角度θを持って切断した傾斜基板、α-Al2O3あるいはNdAlO3の単結晶の(10-10)面(a面)から[0001]方向に有限な角度θを持って切断した傾斜基板を使用し、基板上に低い成膜温度T1(500〜600℃)でa軸配向したBi-2223薄膜をヘテロエピタキシャル成長させ、次にその成長した膜の上に高い成膜温度T2(650〜750℃)でホモエピタキシャル成長させる(二温度成長法)。 (もっと読む)


【課題】 本願発明は、Bi酸化物超電導体を用いて高性能な積層型ジョセフソン接合を得るために、結晶性の良いa軸(又はb軸)配向したBi系酸化物超電導薄膜を作製することを目的とする。
【解決手段】 結晶性の良いa軸配向したBi系酸化物超電導薄膜の作製方法は、初めに(110)面のLaSrAlO4の単結晶基板等を使い、基板上に低い成膜温度T1でa軸配向したBi-2223薄膜あるいはBi-2201薄膜をヘテロエピタキシャル成長させ、次にその成長した膜の上に高い成膜温度T2でホモエピタキシャル成長させる(二温度成長法)。通常、直接基板上に高い温度T2で成膜をするとc軸配向したBi-2223薄膜あるいはBi-2201薄膜が成長してしまうが、このように、あらかじめベースにa軸配向したBi-2223薄膜あるいはBi-2201薄膜を成長させておくことにより、基板温度を上げて成膜してもc軸配向膜ができることがなく、結晶性が良いa軸配向したBi-2223薄膜あるいはBi-2201薄膜が作製できる。 (もっと読む)


【課題】 長時間成膜しても長手方向の超電導層膜厚分布が均一となり、超電導特性が長手方向で均一な酸化物超電導線材を製造することができる製造方法及び製造装置の提供。
【解決手段】 蒸着処理室内に設けた酸化物超電導体または酸化物超電導体と近似組成のターゲット15にレーザ光30を照射して前記ターゲットから発生させた粒子を前記ターゲット近傍を移動中のテープ基材上に堆積させて超電導層を形成する際に、異なる場所のターゲットの構成粒子が叩き出されるか蒸発するように前記ターゲットをその中心軸を中心に回転させる回転運動と前記ターゲットを前記中心軸と交差する面に沿って移動させる並進運動を併用してレーザ蒸着を行い酸化物超電導線材を製造する方法において、前記ターゲットの並進運動の移動範囲をレーザ蒸着の経時とともに縮小することを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


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