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Fターム[5G321CA04]の内容

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Fターム[5G321CA04]に分類される特許

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【課題】
高度に組織化された緩衝層を持つ化学的方法で生成されたHTSL−CC及びそれのための原料としての金属基体の提供。
【解決手段】
この課題は、金属基体、その上に化学的に生成された、金属基体との関係で結晶学的に回転しないで成長した緩衝層及びその上に化学的に生成された超伝導性被覆よりなる、高温超伝導性薄膜ストリップ導体(HTSL-CC)のための原料として二軸組織化された金属基体を加工する方法において、金属基体の超格子を緩衝層を生成する前に除くことを特徴とする、上記方法によって解決された。 (もっと読む)


【解決課題】従来以上の配向性を有し、かつ、高強度のエピタキシャル薄膜形成用の配向基板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、金属層と、前記金属層の少なくとも一方の面に接合されたニッケル層とからなるエピタキシャル薄膜形成用のクラッド配向金属基板であって、前記ニッケル層は、結晶軸のずれ角Δφが、Δφ≦7°である{100}〈001〉立方体集合組織を有し、かつ、前記ニッケル層のニッケル純度が99.9%以上であるエピタキシャル薄膜形成用のクラッド配向金属基板である。この配向金属基板は、純度99.9%以上のニッケル板を冷間加工、熱処理して配向化熱処理を行った後、金属板と配向化処理したニッケル板とを表面活性化接合で接合することにより製造される。 (もっと読む)


【解決課題】従来以上の配向性を有し、かつ、高い強度を有するエピタキシャル薄膜形成用の配向基板、及び、その製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、金属層と、前記金属層の少なくとも一方の面に接合された銅層とからなるエピタキシャル薄膜形成用のクラッド配向金属基板であって、前記銅層は、結晶軸のずれ角ΔφがΔφ≦6°である{100}〈001〉立方体集合組織を有するエピタキシャル薄膜形成用のクラッド配向金属基板である。この配向金属基板は、銅層の表面上に、形成されるエピタキシャル薄膜に対する中間層を備え、前記中間層は、ニッケル、酸化ニッケル、酸化ジルコニウム、希土類酸化物、酸化マグネシウム、チタン酸ストロンチウム(STO)、チタン酸ストロンチウム・バリウム(SBTO)、窒化チタン、銀、パラジウム、金、イリジウム、ルテニウム、ロジウム、白金からなる層を少なくとも1層備えるものとすることがより好ましい。 (もっと読む)


【解決課題】従来以上の配向性を有し、かつ高強度のエピタキシャル薄膜形成用の配向基板、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、金属層と、前記金属層の少なくとも一方の面に接合された銀層とからなるエピタキシャル薄膜形成用のクラッド配向金属基板であって、前記銀層は、結晶軸のずれ角Δφが、Δφ≦9°である{100}〈001〉立方体集合組織を有するエピタキシャル薄膜形成用のクラッド配向金属基板である。この配向金属基板は、含有酸素濃度が30〜200ppmの銀板を、熱間加工・熱処理する配向化処理を行い、金属板と配向化処理した銀板とを表面活性化接合することにより製造できる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、外部応力や熱サイクルによる膨張、収縮に対して耐性があり、臨界電流密度を増すことができ、端子を接続するとき高温超伝導体を損傷することが少ない高温超伝導電流リードと、高温超伝導電流リードの臨界電流密度増加方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、基材面に高温超伝導材料の薄膜が形成され、金属皮膜が被覆された可撓性でテープ状の高温超伝導体8aと、1対の電極端子11と、電極端子11に固定され高温超伝導体8aを補強する支持部材14とを備えた高温超伝導電流リード8であって、高温超伝導材料の結晶のc軸が基材面に対して所定の角度で配向されていることを特徴とする。また、臨界電流密度増加方法は、高温超伝導材料の結晶のc軸を基材表面の法線に対して所定の角度だけ配向させた薄膜を有する高温超伝導リードを形成し、磁場の磁束を結晶のc軸に垂直または基材に垂直な角度で交差する方向に印加する。 (もっと読む)


【課題】高温超電導線材を巻線する際等に発生する高温超電導層が金属基板から引き剥がそうとする力に起因する超電導特性の劣化を防止する。
【解決手段】金属基板4上に高温超電導材料からなる高温超電導層6を含む複数の層を積層して複数の高温超電導線材部品1A,1Bを製作し、高温超電導線材部品1A,1Bを離間して配置してその上下に安定化金属層3A,3Bを配置し、安定化金属層3A,3Bの間を高温超電導線材部品1A,1Bの離間領域を含めてはんだ2で接合することにより、高温超電導線材10を製造する。 (もっと読む)


【課題】強い磁場を発生させる際の電磁力や、冷却する際の熱応力に耐えることのできる高温超電導コイルを提供する。
【解決手段】高温超電導線材3を巻線してなる高温超電導コイルにおいて、高温超電導線材3は、テープ形状の金属基板4上に中間層5を介して高温超電導層6が形成され、この高温超電導層6上に低電気抵抗金属からなる安定化層7が形成されてなり、高温超電導線材3に作用する電磁力Fが最大になるコイル断面位置において電磁力Fの向きが高温超電導層6から金属基板4にむかう方向と一致するように巻線されている構成とする。 (もっと読む)


添加剤を含有する硝酸塩前駆体水溶液から、臨界電流密度(J)値が1MA/cmを超える100〜800nmのReBCO膜を作製した。硝酸バリウムの結晶化を抑制するために、ポリエチレングリコール(PEG)およびスクロースなどの添加剤を選択した。これにより、より高濃度の溶液が得られ、亀裂のないより厚い単層が得られる。さらに水溶性粘度調整剤(例えば、ポリビニルアルコール(PVA)またはセルロース誘導体)を使用することで、厚さを増大させ、セラミック表面の濡れを可能にした。熱処理中に高温の水蒸気が存在すると、膜は損傷するが、低温における水蒸気の役割についてはまだ調査中である。
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【課題】基盤上の表面平滑性に優れた第1中間層の上に第2中間層及び特性の優れたYBCO超電導層を形成する。
【解決手段】2軸配向させたNi―W合金テープ状基板1の表面に、MOD法により複数回の塗布および仮焼を繰り返して成膜した5nm以下の表面平滑性を有するAZrからなる第1中間層2、パルス蒸着法により成膜したCeO膜からなる第2中間層3、MOD法により形成されたYBCO超電導層4およびこのYBCO超電導層の上にAg安定化層5を成膜して1MA/cm以上の臨界電流密度(Jc)を有するYBCO超電導体10を製造する。 (もっと読む)


【課題】複数のLn系超電導体の原料溶液を混合することによって得られる混合超電導体膜の格子定数を調整することができ、基板上に厚膜を形成したときにc軸配向粒子を高い比率で含み、高い特性を示す酸化物超電導体を提供することにある。
【解決手段】主成分が一般式LnBa2Cu37-x(ここで、LnはGd,Tb,Dy,Ho,Er,TmおよびYからなる群より選択される2種以上であり、各々の元素の含有率は10〜90モル%である)で表され、モル比で銅の10-2〜10-6のフッ素を含む酸化物超電導体。 (もっと読む)


【課題】超電導体の高い臨界電流を得るためには、下地となるテープ状金属基材の表面を数ナノメートル以下で仕上げ、かつ、結晶配向性が良くなるように形成する。
【解決手段】超電導体用テープ状基材Tを製造する方法は、圧延処理によりテープ状基材を製造する工程と、所定の速度で連続走行させながら、テープ状基材を電解研磨処理する工程と、テープ状基材の被研磨面を研磨テープ12を使用してテープバニッシュする工程と、から成り、被研磨面の表面平均粗さRaが2ナノメートル以下となることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】金属有機化合物の熱分解および超電導物質の熱処理形成を行うに際して、アブレーションを起こすことなく効率よく、性能が改善された大面積の超電導材料の製造方法を提供する。
【解決手段】酸化物が超電導物質を形成する金属の有機化合物溶液を支持体上に塗布し、乾燥させる工程(1)、金属の有機化合物中の有機成分を熱分解させる仮焼成工程(2)、超電導物質への変換を行う本焼成工程(3)を経てエピタキシャル成長させた超電導コーティング材料を製造する方法において、工程(1)と工程(2)の間でレーザ光を照射超電導酸化物材料の製造方法。 (もっと読む)


【課題】室温超伝導体を開発するための有力な方策は、これまでとは異なる視点から材料
を見つめ、新たな超伝導化合物を見出し、超伝導化合物の系を拡げていくことである。
【解決手段】化学式[Ca24Al2864]4+・2[xO2−+2yA+2{1−(x+2y)
}e] (Aはケージに包接された、OH、O又はOのいずれか1種以上、0≦
x+2y≦0.5)で示されるマイエナイト型結晶構造を有する化合物であることを特徴
とする化合物超伝導体。化学式が[Ca24Al2864]4+・2[xO2−+2yA] (Aは
ケージに包接された、OH、O又はOのいずれか1種以上、0≦x≦1、y=1
−x) で示されるマイエナイト型結晶構造を有する化合物を磁性イオンが含有されない方
法で調製し、該化合物のケージに包接されたO2−及びAの合計(x+2y)の50原子
%以上を電子で置換することにより作成できる。 (もっと読む)


【課題】これまで多くの超伝導化合物が見いだされているが、これらはいずれも可視光域
で不透明で、透明な超伝導体は実現していない。
【解決手段】化学式[Ca24Al2864]4+・2[xO2−+2yA+2{1−(x+2y
)}e] (A=OH、O、Oのいずれか1種以上、0≦x+2y≦0.5)で示
され、超伝導電気伝導を示し、かつ膜厚40ナノメートルを基準として、JIS R16
35で規定される方法により測定した可視光透過率が80%以上であるマイエナイト型結
晶構造を有する化合物からなることを特徴とする超伝導化合物薄膜。化学式が[Ca24
2864]4+・2[xO2−+2yA] (2番目の大括弧は、ケージ中のアニオンを示す
。また、A=OH、O、Oのいずれか1種以上:0≦x≦1、y=1−x)で示
される薄膜中のアニオンの1/2以上を還元処理により電子に置換することにより作成で
きる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は高い臨界温度を持つ(Bi,Pb)2223系酸化物超電導材料の製造方法を提供する。
【解決手段】 (Bi,Pb)SrCaCu系酸化物超電導材料の製造方法であって、原料を混合する工程と、前記混合された原料を熱処理する少なくとも2回以上の熱処理工程を含み、前記熱処理工程は、(Bi,Pb)2223結晶を形成する第1の熱処理工程と、(Bi,Pb)2223結晶が形成された後に、(Bi,Pb)2223結晶中のSr含有量を増加させる第2の熱処理工程を含み、前記第2の熱処理工程は前記第1の熱処理工程より低い温度で行うことで臨界温度が向上する。 (もっと読む)


基板、バッファ層、マルチフィラメント超伝導体層、および、少なく人も一つの厚い安定材層からなる、厚く線条の安定材を有するマルチフィラメント高温超伝導体が開示される。さらに、超伝導テープを組込んだ構成要素及びこれを製造する方法が開示される。
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【課題】 酸化物超電導線材内で超電導結晶が高度に配向化された組織と、均一な超電導フィラメント形状を実現し、それによって高い臨界電流値を有する酸化物超電導線材が製造できる方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、(Bi,Pb)2223超電導体の前駆体粉末を金属管に充填する工程と、前記前駆体粉末が充填された金属管を塑性加工する工程と、前記塑性加工工程後の線材を熱処理する熱処理工程とを備えた酸化物超電導線材の製造方法であって、該前駆体粉末を板状に圧縮成形した後、板状前駆体粉末を金属管に充填することを特徴とし高臨界電流値化を図る。 (もっと読む)


【課題】残留フッ素量が低く、膜厚が厚く、しかも高い超電導特性を示す酸化物超電導体を提供する。
【解決手段】基板上に、イットリウムおよびランタノイド族(ただしセリウム、プラセオジウム、プロメシウム、ルテニウムを除く)からなる群より選択される少なくとも1種の金属Mと、バリウムと、銅とを含む酸化物の膜として形成され、平均膜厚が350nm以上、平均残留炭素量が3×1019atoms/cc以上、残留フッ素量が5×1017〜1×1019atoms/ccであり、前記膜を膜表面または基板との界面から厚さ10nm毎に複数の領域に区分して分析したとき、互いに隣接する2つの領域における銅、フッ素、酸素または炭素の原子比が1/5倍から5倍の範囲内である酸化物超電導体。 (もっと読む)


本発明は、RE=希土類元素またはイットリウムであるREBaCu型のナノ構造超伝導材料に関し、このナノ構造超伝導材料は、2つの相、即ち、REBaCuの主要マトリックスと、BaZrO、CeO、BaSnO、BaCeO、SrRuO、La1−xMnO(M=Ca、Sr、Ba)、REおよび/またはRECu)の二次相とを備える。二次相は、高密度のナノメートル欠陥を提供し、それにより渦を効果的に固定する能力が増大するようにしてマトリックス内に無作為に分布している。本発明の別の主題は、これら超伝導材料を製造するための方法である。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度Icが高く、ケーブル、マグネット等の超電導機器や、NMR、核融合、加速器、リニア等の高磁界発生装置として広汎に用いることが可能な超電導線材を提供する。また、そのような超電導線材を安価かつ容易に製造することが可能な製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材は、Ni基合金テープからなる基材1上に、GdZrからなる中間層2、CeOからなるキャップ層3、YBCOからなる超電導層4、Agからなる保護層5を積層することによって形成されている。また、超電導層4のc軸配向度(Δω)が0°以上3°未満となるように調整されている。 (もっと読む)


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