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Fターム[5H105BB01]の内容

Fターム[5H105BB01]に分類される特許

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【課題】装着が容易で簡単な構造によってカルマン渦の強度を弱め集電舟からの空力音を低減することができるとともに、集電舟に作用する揚力を簡単に調整し揚力を簡単に制御することができる集電装置の空力騒音抑制構造、集電装置の揚力調整装置、集電装置の揚力制御装置及びカルマン渦低減構造を提供する。
【解決手段】集電舟7がA方向に移動して縦渦発生部9のデルタ翼部9aから強い縦渦F12が発生すると、縦渦誘導部10の切欠部10aによってこの縦渦F12が集電舟7の下面7eに導かれる。このため、下側の剥離せん断層から発生するカルマン渦F11と縦渦誘導部10から導かれる縦渦F12とが干渉して、この干渉作用によって下側の剥離せん断層から発生するカルマン渦F11の強度が弱められる。その結果、上側の剥離せん断層から発生するカルマン渦F11の成長が妨げられて、カルマン渦F11の強度が弱まり空力音の発生が抑制される。 (もっと読む)


【課題】装着が容易で簡単な構造によりカルマン渦の強度を弱め集電舟からの空力音を低減することができるとともに、集電舟に作用する揚力を簡単に調整することができる集電装置の空力騒音抑制構造、集電装置の揚力調整装置及びカルマン渦低減構造を提供する。
【解決手段】集電舟7がA1方向に走行すると、擾乱付与部9のリボン部9a,9bが気流F1を受けてなびく。このため、カルマン渦F11の発生源である下側の剥離せん断層とリボン部9aとが干渉し、この下側の剥離せん断層から発生する大きなカルマン渦F11の生成が妨げられて、このカルマン渦F11の強度が弱まって空力音が抑制される。また、集電舟7の後流に生ずるカルマン渦F11とリボン部9bとが干渉してこのカルマン渦F11を崩壊させ、この下側の剥離せん断層から発生するカルマン渦F11の強度が弱まって空力音が抑制される。 (もっと読む)


【課題】雪などによる上げ動作が不能の事態であっても、1つの空気シリンダで最低作用高さまで強制的に上昇させることが出来るパンタグラフを提供する。
【解決手段】空気シリンダ1のピストンロッド1bが押し出されてパンタグラフを下降させる機構において、ピストンロッド1bのヘッド部1cとパンタグラフ主軸6のテコ部5を締結するリンク2を設け、空気シリンダ1の引込側に空気が供給された時の引込力をパンタグラフの主軸6に伝達でき、リンク2の片側の取付穴を長穴形状とすることにより、通常の集電性能に支障がなく、また、パンタグラフの最低作用高さ以上に引込力が作用しないようにシリンダ1の位置を構成した。この空気シリンダ1を用いれば、各部への着雪があっても、パンタグラフを上昇させることが出来、また、空気シリンダ1が1つで構成される。保守要員が除雪作業等を行うことなく、折畳み状態から素早く押上げ動作が行われるようになる。 (もっと読む)


【課題】安価で正確な電車線位置計測装置を提供する。
【解決手段】電車線2のz方向の位置を計測するのに用いられる近接センサ18がパンタグラフ14に配設される。近接センサ18は、隣接する近接センサ18の検出範囲が重なるように、電車線2の付設方向と略平行な面内において千鳥状に2次元配置される。電車線2はz方向の位置を変えながら敷設されるため、工作車10を自走させると反応する近接センサ18が変化する。したがって、どの近接センサが反応したかを把握することにより、電車線2の位置を計測することができる。 (もっと読む)


【課題】車体に立設された遮音体に反射又は回折して車体の外部へと伝播する騒音についても遮断して、観測者又は居住住民に対して与える騒音を一層低減させた移動車両用防音装置を提供する。
【解決手段】移動車両の屋根3上に立設される集電装置のような機器とその周辺では、当該車両の走行に起因して騒音が生じる。屋根3上には遮音体1L,2L,1R,2Rが立設されており、直進する騒音を遮断する。騒音は遮音体1L,2L,1R,2Rで回折又は反射し、更に車両外部へと伝播していこうとするが、遮音体2Lに設けた枝分かれする羽根状の遮音体1LB、又は遮音体2Rに設けた枝分かれする遮音体1RB1,1RB2は、回折又は反射した騒音に作用して遮音機能を奏するので、車体の外側へ伝播するのを抑制し、かかる騒音を低減した移動車両用防音装置を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】低コストで調整の容易で良好な押上力の水平特性が得られる車両用パンタグラフの押上力発生機構を提供する事である
【解決手段】主軸に複数のばねでリンクを介してモーメントを与えて押上力を発生させる車両用パンタグラフ集電装置において、該複数のばねがそれぞれ異なった位相、寸法の1つ又は複数の該リンクを介して該主軸と結合されることを特徴とする。良好な押上力の水平特性が得られることを最も主要な特徴とする。この押上力発生機構は、リンク数×ばね数の段階分モーメント半径を調整することが可能となり、良好な押上力の水平特性が得られる。 (もっと読む)


【課題】 車上の二次コイルとしてのレールブレーキ電機子と鉄道用レールに埋め込まれた一次コイルとにより、漏れ磁束の少ない磁気回路を構成することができ、低い周波数でエネルギーを良好に伝達するとともに鉄道車両の重量増を抑制することができる、レールブレーキ兼用非接触給電装置を提供する。
【解決手段】 鉄道用レールブレーキ兼用非接触給電装置は、非接触給電地点の鉄道用レール1に埋め込まれた非接触給電一次コイル2と、鉄道車両の台車4に設置された交流励磁レールブレーキ装置の電機子と兼用される非接触給電二次コイル5と、前記非接触給電一次コイル2に電力を供給する電源7と、前記非接触給電二次コイル5に接続される電力変換器8とを具備する。 (もっと読む)


【課題】 被測定物や測定装置の測定していない点の変位を推定することで、推定量の誤差を少なくできる物体の変位推定方法を提供する。
【解決手段】 n個の部材rがピンlを回転支点としてX軸方向に連結している物体において、各部材rにマーカー10を貼り付け、X軸方向位置xにおける各マーカー10のY軸方向(X軸に交差する方向)の変位yを一次元センサで計測する。そして、各部材rの両端のピンl通る直線を一次式で表わすとともに、各ピンlの座標を求め、さらに、n−1本目の直線とn本目の直線が交差する条件を表わす。これらの式から、部材rごとの、その両端のピンlを通る直線式を求める。この式から、部材r内の任意の点の変位や、各部材rの傾きを正確に求めることができる。 (もっと読む)


【課題】 パンタグラフの動特性の異常によって影響を受けるトロリ線の挙動を監視することによって、パンタグラフの異常(動特性異常)を検出する方法を提供する。
【解決手段】 トロリ線Tのモニター位置P1には加速度計30が取り付けられており、トロリ線Tの上下加速度が検知される。監視されるパンタグラフ1がモニター位置P1を通過する際のトロリ線の振動(監視振動という)を加速度計30で測定する。一方、このパンタグラフが、正常な状態において、モニター位置P1を通過する際のトロリ線の振動(参照振動という)を加速度計30で測定しておく。そして、参照振動と監視振動とを比較して、運行状態におけるパンタグラフの動特性が正常であるか異常であるかを検出する。 (もっと読む)


【課題】必要な絶縁距離を確保するとともに、充電部を保護することで、電車線(充電部)どうしの短絡や、充電部に対する車両や他構造部材との短絡を防止することができる。
【解決手段】上方に開口し、一対の案内輪23が挿入され、走行経路の幅方向両側に、一対の案内輪23のそれぞれを転動させるための一対の案内面31bが形成された案内溝31aを有するガイドレール31と、案内溝31aに対して走行経路の幅方向外側の両側に配置され、軌道系車両の集電装置4の集電シュー43を押付けて接触給電するための電車線32と、絶縁材で形成され、電車線32をガイドレールに対して支持する第1碍子33と、電車線32の幅方向両側に設けられ、上下方向からの電車線32に対する接触による短絡防止のために、電車線32に平行、且つ集電シュー43の押付け方向に平行に設けられ、絶縁材である絶縁板34とを備えた案内軌条3Aを提供する。 (もっと読む)


【課題】 トロリ線からの離線を防止するために、車両速度によらず揚力がプラスとなるように改良された揚力調整部材付きパンタグラフを提供する。
【解決手段】 パンタグラフの天井管25には、下方に垂下する板状の部材(揚力付加部材)30が付設されている。天井管25から下方に垂下する部位を設けると、天井管25の周囲で流れ場が変化する。そして、舟体10の上方を流れる気流の速度が、下方を流れる気流の速度よりも速くなって、天井管25に揚力が発生する。パンタグラフにおいては、車両速度が速くなると接触力変動が大きくなって離線しやすくなる。天井管25に揚力付加部材を付設して、接触力がマイナスにならないように揚力で接触力を補充するので、離線を抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】第1に、高圧で大容量の電源装置を用いることなく、第2に、エアギャップ拡大や大電力供給が実現され、第3に、電磁波障害も防止される、磁界共鳴方式の非接触給電装置を提案する。
【解決手段】この非接触給電装置15は、送電側回路6について、送電コイル3と並列コンデンサ11が配されて、並列共振回路が形成されると共に、受電側回路7について、受電コイル4と並列コンデンサ12が配されて、並列共振回路が形成されている。そして、両並列共振回路の共振周波数が等しく設定されると共に、送電側回路6の高周波電源9の電源周波数が、この共振周波数と揃えられている。送電側回路6は、高周波電源9側の回路部分と、並列コンデンサ11や送電コイル3側の回路部分とが、コンデンサ21,22による電界結合によって、接続されている。 (もっと読む)


【課題】 パンタグラフ舟体の表面で流れを能動的に制御して舟体の後方に発生する剥離せん断層をコントロールすることで、空力音低減資することのできるパンタグラフを提供する。
【解決手段】 パンタグラフの舟体本体20の剥離点近傍に、空気を吸引吐出する複数の空気吸吐口27が形成されている。さらに、舟体本体20内には、空気吸吐口27を通じて、空気の吸引と吐出を交互に繰り返す空気吸吐デバイス30が備えられている。空気吸吐デバイス30は複数のスピーカ31からなる。空気吸吐口27から空気を吐出及び吸引することにより、舟体本体20の剥離点近傍において流れ場に空気の擾乱を与える。これにより、剥離せん断層が安定化し、剥離せん断層が不安定化する位置が舟体から遠ざかるとともに、同位置における流速の時間変化(渦の時間変動量)を小さくできる。これらのことにより、空力音を低減できる。 (もっと読む)


【課題】操舵台車への集電装置の装荷を可能としつつ、集電靴の動作範囲とエンドアプローチの高さを大きくとることがないようにする。
【解決手段】第3軌条に集電靴を接触させて鉄道車両に電気を取り込む鉄道車両用集電装置16である。集電装置16を、台車枠12との間に軸ばね13を介在させた状態で、鉄道車両の台車枠12との相対変位が可能なように支持部14によって支持した軸箱11の一つに、鉛直方向の弾性係数が鉛直以外の方向の弾性係数に比べて小さい防振ゴム17を介して装荷する。
【効果】前後の軸箱間隔が曲線区間で大きく変化する操舵台車に集電装置を装荷した場合においても、軸箱に集電装置を保持することができるので、集電靴の動作範囲とエンドアプローチの高さ範囲を広くとる必要がなくなる。 (もっと読む)


【課題】鉄道車両の高速走行時における空力騒音を従来に比べて低減することのできる支持碍子及び絶縁構造物を提供する。
【解決手段】
鉄道車両の集電装置を支持する支持碍子1は、鉄道車両の前後方向の前方側に配置される前面部3と、鉄道車両の前後方向の後方側に配置される後面部5と、鉄道車両の左右方向に対向配置され、それぞれが上下方向に複数段の凸状襞を有する左側面部7及び右側面部9と、を備えている。前面部3は、下部から上部に向かって前記前後方向の後方側へと傾斜するとともに前記前後方向の前方側に凸となる滑らかな傾斜曲面として形成され、後面部は5、下部から上部に向かって前記前後方向の前方側へと傾斜するとともに前記前後方向の後方側に凸となる滑らかな傾斜曲面として形成されている。 (もっと読む)


【課題】蛍光灯、水銀灯、信号灯からの紫外線の影響を排除して、トロリ線とすり板との離線によるアーク光中の紫外光のみを検出できる精度の高いパンタグラフの離線検知方法及び装置を提供する。
【解決手段】(1)水銀灯より短波長の紫外光を選択して測定することによりパンタグラフの離線を検知し、(2)車両の走行位置を示す現在位置データと、外乱光の影響を受ける位置を示す基準位置データとを照合し、照合結果に基づき、外乱光の影響を受ける地点の紫外線を非測定とし、(3)水銀灯より短波長の紫外光を選択して測定することにより離線を検知するとともに、車両の走行位置を示す現在位置データと、外乱光の影響を受ける位置を示す基準位置データとを照合し、照合結果に基づき、外乱光の影響を受ける地点にて離線検知を停止することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】パンタグラフの基本構成を変更せず、構成各部への粉塵の付着を防止し、空力騒音の低減効果が得られ、枠組を粉塵から守り、かつ、ダンパを設けることなく減衰機能を有する低騒音パンタグラフを提供する。
【解決手段】パンタグラフの枠組の全体を覆う楕円形(進行方向に対し流線型)のジャバラ式カバーと枠組の上下動に追従するように枠組の両端と該ジャバラ式カバーとを固定し、ジャバラ式カバーの上下端面に、雨水や粉塵などから枠組を保護し、枠組からの発生の空力騒音を低減するために密閉する蓋等を配設し、ジャバラ式カバーに一部に孔を設け、枠の上下動に対して減衰機能を有するようにする。枠組を構成する各部材への粉塵の付着を防止でき、かつ各部材から発生する空力騒音が低減される。進行方向の違いによる空力特性の差異も解消できる。高速走行であっても架線と共振することなく安定した集電ができる。 (もっと読む)


【課題】電車線路の摩耗を低減させる新しい技術を提案すること。
【解決手段】パンタグラフ2にすり板13とトロリ線14との接触力Fを計測する接触力計測部20を設ける。接触力制御装置30は、計測された接触力Fが予め設定された閾値Fth以下になった場合に、エアスプリング制御装置16へエアスプリング12に接触力Fを増加させる制御をさせる指令を出す。閾値Fthには、すり板13とトロリ線14とが離線する前の比較的弱い接触力条件で最もトロリ線14が摩耗する接触力領域を上回る接触力値が設定される。 (もっと読む)


【課題】第1に、給電効率低下が回避され、第2に、しかもこれが簡単容易に実現される、インダクタンス可変の非接触給電装置を提案する。
【解決手段】このインダクタンス可変の非接触給電装置Aは、電磁誘導の相互誘導作用に基づき、1次側回路1の1次コイル2から2次側回路3の2次コイル4に、エアギャップGを存し非接触で対応位置しつつ、電力を供給する。そして、1次コイル1と2次コイル4間のエアギャップG変動や位置ずれに対応すべく、1次コイル1や2次コイル4に付設された磁心コア14の面積が変更可能、そして1次コイル1や2次コイル4のインダクタンスが可変となっている。1次側回路1は、地面,路面,床面,その他の地上B側に定置され、2次側回路3は、車輌C,その他の移動体側に搭載されている。そして給電は、2次コイル4が1次コイル1に対応位置して停止される、停止給電方式にて行われる。 (もっと読む)


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