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Fターム[5H607GG12]の内容

電動機、発電機と機械的装置等との結合 (43,013) | 軸受 (4,226) | 流体軸受 (966) | 動圧型 (537)

Fターム[5H607GG12]に分類される特許

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【課題】加工精度の誤差に起因して動圧溝の作用が阻害される不都合を抑える構造を提供する。
【解決手段】軸受部材101の軸孔102の内面に、中央部116aが屈曲した動圧溝116と、その両端に連続した1対の環状溝115および117を形成する。環状溝115の縁は、軸部材120と軸受部材101との間の隙間寸法が、環状溝115が形成された部分の隙間の寸法よりも大きいテーパ部109に連続している。また、環状溝117の縁は、軸部材と軸受部材101との隙間の寸法が、動圧溝116が形成された部分の隙間の寸法よりも大きいシール部111に連続している。これにより、動圧溝116、環状溝115および117の形成時に、それらの位置が加工誤差により軸方向にずれても、動圧溝116の両端が環状溝に連続し、且つ、環状溝の縁がより大きな隙間寸法の部分に連続した構造を維持することができる。 (もっと読む)


【課題】スリーブの上面端に潤滑流体溜まり部を設けた構造を採用した流体軸受装置において、潤滑流体の漏れ出しによる信頼性の低下や製品寿命の短縮といった問題の発生を回避することが可能な流体軸受装置およびこれを備えたスピンドルモータ、記録再生装置を提供する。
【解決手段】流体軸受装置30は、シャフト31と、シャフト31を相対回転可能な状態で装填したスリーブ32と、その間の微小隙間に充填される潤滑流体34と、スリーブ32の上端面に取り付けられたスリーブキャップ35と、スリーブ32とスリーブキャップ35との間の隙間に潤滑流体34を保持する潤滑流体溜まり部50と、潤滑流体溜まり部50内において、軸方向に突出するように形成された流動抑制部51a,51bと、を備えている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、HDD(ハードディスクドライブ)等の情報装置に使用される流体軸受装置に関し、潤滑流体に含まれる小さな気泡のうち、カバーとスリーブの隙間より小さな気泡が軸受内部に入ることを低減できる流体軸受装置を提供することを目的とする。
【解決手段】潤滑流体貯留空間S1に設けた気泡結合用ボス23により、圧力が低い領域である低圧部Dを生じさせ、この低圧部Dに、潤滑流体21に含まれる小さな気泡24を掻き集めて結合させ、大きな気泡25に成長させる。この大きな気泡25は潤滑流体貯留空間S1の毛管力によって潤滑流体21と反対方向に移動し、通気孔から流体軸受装置の外部に排出されるので、小さな気泡が軸受内部に入ることを低減できる流体軸受装置を提供できる。 (もっと読む)


【課題】外的要因等による強い衝撃等が加わっても、潤滑オイルが外部に漏れ出しにくい流体動圧軸受装置、スピンドルモータ、及びディスク駆動装置を提供することを目的とする。
【解決手段】中心軸Lを含む断面における環状部材35の最も径方向外側に位置する部位とシール部材内周面44aとの幅をA、中心軸Lを含む断面におけるシール部材44の下面44bの最も径方向内側に位置する部位と回転部材41の端面41bとの幅をB、中心軸Lを含む断面における第3微小間隙Rの幅をCとし、幅Aを幅Bよりも小さく、幅Aを幅Cよりも大きくなるように、各幅の大小関係を設定する。幅Aをできるだけ狭く設定しておくことにより、強い衝撃等が加わっても変動幅が小さいため、潤滑オイルが外部に出にくい構成にすることができる。 (もっと読む)


【課題】流体動圧軸受装置の組立を容易かつ短時間で行うことができる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】スリーブ12の下面12aの一部12aaに当接するように、スリーブハウジング11は、スリーブハウジング11から径方向内方に突出したフランジ部50を設ける構成としたことにより、スリーブ12を軸方向で保持することができるので、治具にてスリーブ12を保持することなく流体動圧軸受装置3の組み立てが容易になる。また、スリーブ12の下方に位置するスリーブスラスト軸受面に設けられた複数の下スラスト動圧発生溝45bを、スリーブ12の下面12aの径方向外側端部まで伸びた構成にしたことにより、本来のスラスト動圧軸受部の機能に加えて、潤滑オイル19の循環溝としての役割を持たせることができるため、新たに流路となる循環用溝を加工する必要がない。 (もっと読む)


【課題】薄型化の要求を満たしつつ、軸受部に対して供給される十分な量の潤滑流体を微小隙間内に保持して装置の長寿命化を図ることが可能な流体軸受装置およびこれを備えたスピンドルモータ、記録再生装置を提供する。
【解決手段】流体軸受装置20では、スリーブ11の軸受孔11a内に回転可能な状態で挿入されたシャフト12を回転中心として、ロータハブ15等の回転側の部材を回転させる。流体軸受装置20は、スリーブ11の径方向外側において、潤滑流体26を保持する略円環状のテーパシール部(第1テーパシール部21および第2テーパシール部22)を複数有している。 (もっと読む)


【課題】モータの軸受機構に対して潤滑油を迅速に注入するとともに潤滑油の注入時におけるロータ部およびステータ部に対する潤滑油の付着を抑制する。
【解決手段】モータ1では、ステータ部2のスリーブ部221とロータ部3のロータハブ31との間に、軸受間隙4の軸受開口46から外部へと連続して広がる環状のオイルバッファ5が設けられる。軸受間隙4に潤滑油が注入される際には、オイルバッファ5に潤滑油が一時的に貯溜された後に軸受間隙4に充填される。これにより、軸受間隙4に直接潤滑油を供給して注入する場合に比べて多量の潤滑油を1回で供給できるため、モータ1の軸受機構に対して潤滑油を迅速に注入することができる。また、オイルバッファ5の外部において、スリーブ部221の外側面、および、ロータ部3の抜止部材314の第3内側面にそれぞれ撥油層が形成されているため、オイルバッファ5の外部に対する潤滑油の付着が抑制される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、HDD(ハードディスクドライブ)等の情報装置に使用される流体軸受装置に関し、熱衝撃が繰り返し加わっても潤滑流体が外部に漏れ出さない流体軸受装置を提供することを目的とする。
【解決手段】カバー19の環状壁テーパ19bとスリーブ7の突起対向壁7bによって形成される隙間である接着剤溜り部25を軸方向外側、または半径方向外側に向かうにしたがって大きくなる隙間である構成とすることにより、熱衝撃などにより接着剤23が剥離して潤滑流体が溢れだしても接着溜まり部25の毛管力により潤滑流体21を軸受内部側に引き込もうとするので潤滑流体21が外部へ漏れ出すことを防止できる流体軸受装置1を提供できる。 (もっと読む)


【課題】吸着マグネットにより軸受け部内におけるシャフトのスラスト方向への移動を規制しつつ、トルク損失を防止してシャフトを安定して効率よく回転させること。
【解決手段】動圧軸受式モータ100は、有底筒状のハウジング110内に挿入された磁性体である動圧軸受部150を介して、磁性体であるロータシャフト140が回転自在に支承され、かつハウジング110においてロータシャフト140のスラスト受け部である底面側に、ロータシャフト140を挿入方向に吸着する吸着マグネット170を備える。吸着マグネット170は、ハウジング110の底面側に、ロータシャフト140の先端部142と対向する面の中心C1を、ロータシャフト140の軸線C上に位置するように配置されるとともに、軸線Cを通る仮想平面で仕切られた2つの部位が異なる2極となるように着磁されている。 (もっと読む)


【課題】シャフトに対する環状部材の軸方向の位置ずれや、環状部材の傾斜を防止することができる流体動圧軸受装置、スピンドルモータ、ディスク駆動装置、および当該流体動圧軸受装置の好適な製造方法を提供する。
【解決手段】環状部材であるブッシュ44の下面44aのうち、シャフト41の段差面413に当接する部分を除いた領域に潤滑膜47が形成されている。このため、ブッシュ44の下面44aとシャフト41の段差面413との間で潤滑膜47が変形する恐れはなく、シャフト41に対するハブ42の軸方向のずれや、ハブ42の傾斜を防止することができる。製造工程においては、ブッシュ44に潤滑膜47の原型となる被膜を形成した後、ブッシュ44および被膜の表面を切削することにより、潤滑膜47を上記の領域に良好に形成することができる。 (もっと読む)


【課題】電磁音の発生を低減するとともに、信頼性及び耐久性の向上を図ること。
【解決手段】一端に開口部を有する樹脂製のハウジング110内に、動圧軸受部150を配し、この動圧軸受部150にロータシャフト140を回転自在に支承させる。動圧軸受部150の内周面にはヘリングボーン溝部154が形成され、動圧軸受部150とロータシャフト140のとの間には潤滑油が配させる。ロータシャフト140の先端部142にストッパ180を取り付けて動圧軸受部150からの抜けを防止する。また、ハウジング110に、ロータシャフト140の先端部142に対向する位置に、動圧軸受部150が配置される凹部内領域とは隔離された吸着マグネット収容室119を設けて、吸着マグネット170を配置する。 (もっと読む)


【課題】動圧軸受式モータにおいて、コストの低廉化を図ることができるとともに、モータ使用時の軸受け温度を考慮することなく、高精度及び安定した強度で動圧軸受部を固定すること。
【解決手段】一端に開口部を有する樹脂製のハウジング110内に、動圧軸受部150を配し、この動圧軸受部150にロータシャフト140を回転自在に支承させる。動圧軸受部150の内周面にはヘリングボーン溝部が形成され、動圧軸受部150とロータシャフト140のとの間には潤滑油が配させる。ハウジング110内の動圧軸受部150の上端部を覆うようにキャップ190が取り付けられている。キャップ190は、開口部を閉塞する蓋上面部の外周縁から垂下する筒状壁部の内周面で、動圧軸受部150の上端部の外周面に圧入により外嵌され、外周面でハウジング110の開口部の内周面に内嵌されて固定させる。 (もっと読む)


【課題】シャフトおよび/または動圧軸受に損傷が発生することを抑制することができる回転シャフト装置および燃料電池システムを提供する。
【解決手段】回転シャフト装置は、作動室20と作動室20に連通する気体導入口21とを有するケース2と、ケース2の作動室20において回転可能に設けられシャフト4と、シャフト4を回転させるための駆動部5と、ケース2の作動室20に設けられシャフト4を回転可能に支持する動圧浮力を発生させる動圧型の気体軸受6(61,62,63)と、ケース2の気体導入口21に繋がる気体導入部7とを備える。気体導入部7は、気体導入口21からケース2の作動室20に気体を導入させて作動室20の気体の圧力を高め、気体の密度を高めることにより、気体軸受6の動圧浮力を高める。 (もっと読む)


【課題】フランジ部の両側に形成されるスラスト軸受隙間とラジアル軸受隙間の隙間寸法を高精度に設定する。
【解決手段】軸部2aおよびフランジ部2bを有する軸部材2と、下端を閉塞する底部7bを有し、軸受スリーブ8を内周に固定したハウジング7と、フランジ部2bと軸受スリーブ8との間に形成される第1スラスト軸受隙間と、フランジ部2bとハウジング7の底部7bとの間に形成される第2スラスト軸受隙間とを備えた動圧軸受装置を製造するに際し、ハウジング7の内周に仮固定用の小径部9を設け、この小径部9に軸受スリーブ8を圧入しつつ、軸受スリーブ8がフランジ部2bに当接しかつフランジ部2bがハウジング7の底部7bに当接する位置まで軸受スリーブ8を押し込む。この当接位置から圧入状態を維持して軸受スリーブ8を底部7bから離隔する向きに相対移動させることで、双方のスラスト軸受隙間の合計量δを所定の大きさに設定する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ハードディスクドライブ等の情報装置に搭載される流体軸受装置を用いたスピンドルモータに関し、固体潤滑剤を用いることなくラジアル軸受とスラスト軸受の直角度やスラスト軸受の面粗度を良好にすることで、信頼性が高い流体軸受装置を提供する。
【解決手段】スラスト軸受とラジアル軸受の直角度、およびスラスト軸受の面粗度を、シャフト9に一体で形成された大径外周部9aによって構成し、所望の精度が得られるので、固体潤滑剤などの表面処理が不要となる。これにより、固体潤滑剤が剥がれてラジアル軸受内部に入り込みシャフト9やスリーブ7が回転時に焼きついて回転不能となることを防止でき、信頼性の高い流体軸受装置1を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】気泡の混入を防止して、また万一気泡が混入しても気泡が抜けやすい形状とすることで潤滑流体の漏洩等を防ぎ、潤滑流体の充填状態を正確に管理することが可能な流体軸受装置、スピンドルモータおよび記録再生装置を提供する。
【解決手段】環状溝は、軸受シール部における、回転部または固定部の少なくとも一方に設けられ、断面が円弧で近似される形状を有する。環状溝は、軸受シール部を構成する表面に沿う方向の溝幅Wと前記軸受シール部を構成する表面に鉛直な方向の溝深さDgとの関係がDg/W<0.4となるように決定される。 (もっと読む)


【課題】潤滑オイル中に混在する気泡が動圧軸受部まで流入しにくくて流体動圧軸受装置の外部に排出されやすい構成をし、気泡による不具合を防止することができる流体動圧軸受装置、スピンドルモータ、及びディスク駆動装置を提供することを目的とする。
【解決手段】スリーブ41の下面の外縁部分に、スリーブスラスト軸受面から下方に突出するスリーブ突状部6を形成する。これが防波堤としての効果を奏し、シャフト34側への気泡52の流入を防止することができる。また、毛細管力の差異を利用して潤滑オイルと気泡とを選別するために、第2微小間隙Qの下方側開口部7と、第4微小間隙Sの径方向外側の開口部11aと、第5微小間隙Tの上方の開口部8とのそれぞれの幅に差異を設けた。 (もっと読む)


【課題】 非対称形状の動圧溝で循環溝に流入した潤滑油をラジアル軸受隙間に再供給する。
【解決手段】 含油焼結金属からなる軸受部材1を有底筒状のハウジング9内周に固定し、ラジアル軸受隙間やスラスト軸受隙間に生じた油の動圧で軸部材7を非接触支持する。軸部材に軸受部材の一方の端面と対向するフランジ部を設け、軸受部材の当該端面とフランジ部の端面との間に形成されたスラスト軸受隙間に潤滑油の動圧を発生させ、前記動圧溝を、前記スラスト軸受隙間に潤滑油を押し込むような非対称形状とすることで、潤滑油を前記循環溝に流入させる。 (もっと読む)


【課題】ハウジングの材質によらず、また、コストの高騰を招くことなく、十分な蓋部材の抜け耐力を得ることのできる流体軸受装置を提供する。
【解決手段】蓋部材10をブラケット6に固定し、あるいは、蓋部材10とブラケット6を一体成形し、蓋部材10の抜け耐力をブラケット6で受け持つ。これにより、ハウジング7と蓋部材10との間に要求される固定力を軽減し、あるいはこれらの固定を不要とすることができるため、ハウジング7の材質に関わらず蓋部材10の抜け耐力を維持することができる。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性で低摩擦性の軸受表面を得る。
【解決手段】中心軸と同軸である固定部材34と、固定部材34に固定された固定子38と、中心軸の回りを固定部材34に対して回転可能な回転可能部材36と、回転可能部材36に支持され、固定子38に磁気的に結合された回転子70と、固定部材34と回転可能部材36とを相互接続する動圧流体ベアリング37であって、無定形炭素、ダイヤモンドライク・カーボン、水素化無定形炭素、窒素化無定形炭素、水素化ダイヤモンドライク・カーボン、窒素化ダイヤモンドライク・カーボンから成るグループのうちの1つから成るコーティングを含む少なくとも1つの動作表面44,46を有する動圧流体ベアリング37とを備え、グループのうちの1つが、クロム、珪素、チタン、ジルコニウムから成るグループのうちの1つの上に設けられている。 (もっと読む)


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