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国際特許分類[A23L1/105]の内容

国際特許分類[A23L1/105]に分類される特許

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穀物を消化するのに酵素を用いて得た食物繊維物質。本酵素は、穀物中に存在するあらゆるデンプンを小分子に実質的に加水分解するが、β−グルカン分子は部分的にしか加水分解しない。本食物繊維物質は、優れた食物成分特性を有する上に、優れた物理化学的特性、生理学的特性、および官能特性、例えば、小さい分子量、特有の分子量分布、および特有の多分散を有し得る。本物質は、食物成分として、高含量のβ−グルカンを含むことができ、これによって身体に栄養を提供する。本食物繊維物質は中性のマウスフィールを有し得るので、これを用いて、食品の風味またはその他の官能特性に影響を及ぼすことなく、アイスクリーム、ヨーグルト、焼いた食品、バー、飲料またはある種のその他の食品の栄養内容を増強することができる。さらなる利点として、本食物繊維物質を用いてある種の治療上の利益、例えば、抗コレステロール活性を提供することができる。
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【課題】 発酵食品及びその製造方法において、テンペ菌によって発酵させ完成した後においても、雑菌の繁殖を抑制すること。
【解決手段】 豆類、穀類、ナッツ類又はこれらの混合物にテンペ菌を接種して発酵させた発酵食品であって、抗雑菌作用物質が混入されている。この発酵食品の製造方法は、大豆にテンペ菌を接種する工程(S007)と、テンペ菌で大豆を発酵させる工程(S009)と、を備え、少なくとも発酵させる工程前に、テンペ菌に抗雑菌作用物質としてカテキンを含む微粉末茶を混入させる(S006)。 (もっと読む)


イソマルトオリゴ糖を含む基質、穀物、及び、塊茎組成物の製造方法を開示する。この方法は、(a)マルトースを生産するために、マルトース転化酵素及びデンプン液化酵素を、穀粒あるいは塊茎等の基質を含む非ゼラチン化デンプンと接触させる工程と、(b)トランスグルコシダーゼ酵素と前記マルトースとを接触する工程であって、前記工程(a)及び工程(b)が、デンプンゼラチン化温度以下で行われることを特徴とする工程、及び(c)前記オリゴ糖が、前記基質、穀粒、又は、塊茎から供給されることを特徴とする、酵素的に生産されたイソマルトオリゴ糖を有する基質、粒、又は、塊茎組成物を得る工程を、含む方法である。このマルトース化酵素(マルトース転化酵素)は、穀粒の内因性マルトース転化酵素、又は、外因性マルトース化酵素のいずれかである。接触工程は、連続的か、あるいは、同時に行われる。本発明は、説明された方法で製造された穀物組成物を含む小麦粉、飲料、添加物、についても開示する。 (もっと読む)


【課題】栄養価の高い穀類素材から、風味や食感に優れた食品品質改良剤として有用な食品素材を簡便に得る方法を提供すること。
【解決手段】(1)食物繊維を含む小麦素材を乳酸発酵させたことを特徴とする小麦乳酸発酵物、(2)小麦素材が、食物繊維を3重量%以上含むものである1記載の小麦乳酸発酵物、(3)小麦素材が、小麦粒、小麦全粒粉又は小麦ふすま由来のものである1記載の小麦乳酸発酵物、(4)小麦乳酸発酵物が、食物繊維を含む小麦素材の乳酸発酵物を加熱処理し、必要により、粉末化したものである1記載の小麦乳酸発酵物、(5)加熱処理が、75〜150℃で行われるものである4記載の小麦乳酸発酵物、(6)乳酸菌として、ラクトバチルス(Lactobacillus)属及び/又はラクトコッカス(Lactococcus)属であり、麦類の皮部に作用する乳酸菌を用いたものである1記載の小麦乳酸発酵物。 (もっと読む)


【課題】 原料蕎麦類のγ-アミノ酪酸、イノシトール、フィチン酸、ナイアシンおよびルチンのうち少なくとも1種類を富化すると共に、ミネラル組成を改質し、栄養および食味を改善した食品素材およびその製造方法を提供することである。
【解決手段】 原料蕎麦類を60℃以下の温度で水に浸漬し、また原料蕎麦類にマグネシウム、またはマグネシウムおよびナトリウムを富化させることによって、この原料蕎麦類に含有されるマグネシウムとカリウムとの化学当量の比(マグネシウムの化学当量/カリウムの化学当量)を1.5〜4.0の範囲としてなることを特徴とする食品素材である。 (もっと読む)


【課題】 ヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori)をはじめとする二酸化炭素依存性病原菌に対して高い抗菌作用を有するとともに、日常的に人体内に摂取しても安全で副作用等の問題が無く、しかも栄養価が高く、美味である抗菌性米糖化液を提供することである。
【解決手段】 下記の工程1および工程2によって製造されることを特徴とする抗菌作用を有する米糖化液である。
(工程1) 生米に2〜20倍容の水を加え、これを1〜60分間、温度100〜190℃、圧力0.01〜0.8MPaに加熱・加圧して高温高圧処理を行い、次いでホモジナイザーにより混合した後、40〜55℃に冷却する処理を行い、
(工程2) 工程1で得られた処理物にアミラーゼおよびプロテアーゼを添加して10〜
120分間酵素反応をさせた後、95℃以上に加熱して前記酵素を失活させる。 (もっと読む)


【課題】大豆のおから又は脱脂大豆を原料として、嗜好を優先させた食味を有し、更に消化吸収の良いペプチド、アミノ酸を含有した澱粉を得ることを課題とする。
【解決手段】大豆のおから又は、脱脂大豆と澱粉を混合させた。水懸濁液を発酵させ、タンパク質をペプチド、及び、アミノ酸に変換し、共存させた澱粉糖鎖にペプチド及びアミノ酸を取り込ませて、澱粉ごとペプチド、及びアミノ酸を回収し、精製を行い、消化吸収の良い食品を得るためのおからペプチド、アミノ酸含有澱粉を生産できる。 (もっと読む)


【課題】
高栄養・高機能・高度の消化吸収性・良好な味覚・芳しい香気・斬新な嗜好性などを満足させることのできる穀類系加工食品・穀類系加工飲料・二次加工食品・二次加工飲料を提供する。これらをつくるときに公害の発生を回避する。
【解決手段】
穀類系加工食品は、穀類から選択された一種以上の原料が焙煎され、この焙煎原料が加熱処理され、この加熱処理済原料が発酵されたものである。製造方法は、原料を焙煎するための焙煎工程と、原料を原形サイズよりも小さく加工するための小サイズ加工工程と、小サイズ加工原料を発酵させるための発酵工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 分散性に優れていて、喫食時に熱湯又は温水を加えた際に、ままこ(ダマ)の発生が少なく、かつ、茹でとうもろこし風味が付与されていて風味が良好であり、粉末状又は顆粒状のスープやソースの製造に好適なコーンパウダーとその製造方法とを提供すること。
【解決手段】 コーンカーネルを水分の存在下に90℃以上に加熱し、次いでα−アミラーゼによりその至適温度において酵素処理した後、乾燥粉末化処理することを特徴とする、分散性に優れ、かつ、風味が良好なコーンパウダーの製造方法;前記方法により得られる、分散性に優れ、かつ、風味が良好なコーンパウダー;並びに前記方法により得られる、分散性に優れ、かつ、風味が良好なコーンパウダーを用いた食品を提供する。 (もっと読む)


本発明は、比較的高い乾物含量を有する、多糖類を含有するバイオマスの液化および糖化の方法に関する。本発明は、酵素加水分解と、バイオマスが機械力、主として剪断力および引裂力に付されることを保証する重力の原理に頼るタイプの混合とを結合する。さらに、本発明は、かかる加工処理したバイオマスのさらなる利用、例えばバイオエタノール、バイオガス、食物および飼料用の特製炭水化物へのつづく発酵ならびにプラスチック製品および化学製品に加工処理する炭素供給原料のための利用に関する。
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