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国際特許分類[A61K9/51]の内容

国際特許分類[A61K9/51]に分類される特許

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【課題】多分岐高分子を用い、有効成分を安定的かつ効果的に保持可能であり、有効成分が親水性あるいは疎水性のいずれであっても、有効成分の徐放性、溶解性などの有用な機能を実現することのできる有効成分保持体を提供する。
【解決手段】本発明にかかる有効成分保持体は、分子量500〜100000の分岐状ポリグリセリンの球状多分岐構造分子に所望の有効物質が保持されてなる構成を有し、好ましくは、前記球状多分岐構造分子の表面に存在する分岐状ポリグリセリンの末端水酸基と反応する化合物から構成され、前記球状多分岐構造分子の表面の少なくとも一部を覆うシェルを有する。 (もっと読む)


本発明は、液状の脂質の核及び固体のシェルを有し、かつ親水性を有する少なくとも1の活性剤を含むナノカプセルを製造するために有用な方法において、i)少なくとも1の第一のマイクロエマルジョンを用意すること、該第一のマイクロエマルジョンは油中水の性質を有し、少なくとも1の親油性の界面活性剤により安定化されており、その親水性相の中に親水性を有する少なくとも1の活性剤を含む、ii)少なくとも1の第二のマイクロエマルジョンを用意すること、該第二のマイクロエマルジョンは第一のマイクロエマルジョンとは別個のものであり、エマルジョンの相反転により形成され、少なくとも1の熱に敏感な非イオン性の親水性界面活性剤により安定化されている、iii)新しいマイクロエマルジョンの構造の形成に好都合である条件において該第一のマイクロエマルジョンを該第二のマイクロエマルジョンに添加すること、該添加において、該親水性活性剤は、第一のマイクロエマルジョンの親水性相に存在したままである、iv)該前の段階において形成された混合物を冷却固化させてナノカプセルを得ること、該ナノカプセルは、該親水性活性剤を含み、室温において液状である脂質の核であって、かつ室温において固体であるフィルム中にカプセル化されているところの脂質の核から形成されている、前記方法に関する。さらに、本発明は、本方法により得られることのできるナノカプセルに関する。 (もっと読む)


陽イオン性ポリマーと核酸と金属イオンとを含む複合体が提供される。いくつかの実施形態において、複合体は、核酸を細胞へ送達するための手段として使用され得る。いくつかの実施形態において、複合体は、遺伝子治療の一部として使用され得る。陽イオン性ポリマーと核酸と金属イオンとを含む複合体を作製する方法もまた記載される。陽イオン性ポリマーと核酸とを含むポリプレックスを凝集する方法もまた提供される。本発明は、陽イオン性ポリマーと核酸と金属イオンとを含む組成物であって、上記陽イオン性ポリマー、上記核酸、および上記金属イオンは複合体を形成する、組成物を提供する。 (もっと読む)


本発明は、カンプトセシンの抗酸化誘導体、及びカンプトセシン類縁体の抗酸化誘導体、及びナノメートルサイズのカンプトセシンプロドラッグの調製を対象とする。カンプトセシンの抗酸化誘導体及びカンプトセシン類縁体の抗酸化誘導体を合成する方法、抗酸化カンプトセシンナノスフェアプロドラッグを生成するためのその自然乳化又はナノ沈殿、及び癌性疾患治療におけるその使用も提供される。本発明の別の一態様は、他の医薬品及び/又は薬物の送達装置を調製するためのこれらの抗酸化カンプトセシンナノスフェアプロドラッグの使用である。
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本発明は、核酸の送達のための放出性カチオン脂質及びナノ粒子組成物、並びにそれを用いて標的遺伝子の発現を調節する方法を対象とする。特に、本発明は、酸不安定性リンカーを含むカチオン脂質、及びそれを含有するナノ粒子組成物に関する。 (もっと読む)


【課題】難溶性薬物を投与可能な形態とする新規ナノ粒子組成物の提供。
【解決手段】難溶性の薬物、および約2000nm未満の有効平均粒径を保持するのに十分な量の表面安定剤としての薬物の表面に吸着された少なくとも一つの、ビニルピロリドンおよびビニルアセテートの共重合体とを有するナノ粒子組成物。また、この共重合体が、ビニルピロリドンを約40%〜約99.9%まで、ビニルアセテートを約0.1%〜約60%まで有する組成物であり、さらにはこのナノ粒子組成物を含む薬学的組成物、およびこの組成物の製造方法ならびに利用方法。 (もっと読む)


本発明は、オリゴヌクレオチドの送達のための放出可能融合性脂質、及び前記を含有するナノ粒子組成物、並びに前記を用いて遺伝子発現を調節する方法に関する。特に、本発明は、イミンリンカー及び両性イオン部分を含有する放出可能融合性脂質に関する。 (もっと読む)


本発明は、平均粒径が1μm未満のナノ粒子を含んでなり、かつ(a)少なくとも1種類のアニオン性ポリマー、(b)カチオン性架橋剤、および必要に応じて(c)カチオン性ポリマーを含んでなる活性成分を投与する系であって、ナノ粒子が静電型相互作用によって架橋されていることを特徴とする系に関する。更に、本発明は、前記ナノ粒子系を含んでなる医薬、化粧、個人衛生および栄養組成物、並びにそれらの調製方法および使用に関する。
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本発明は、プロリンから誘導され、最終的にポリエステルの熱重縮合(thermal polyesterification method)反応を行う2段階法により合成される連続ポリ(エステルアミド)を提供する。この方法により調製されるポリマーの分子量は、14,000Da〜約77,000Daである。本発明のプロリンベースのPEAの熱的特性を解明したところ、、そのガラス転移温度は、内部に水素結合がないため、他のα−アミノ酸ベースのポリ(エステルアミド)より低かった。こうしたプロリンベースのPEAは水溶液中でナノ粒子として集まり、疎水性小分子薬剤および生物学などの様々なカチオンおよび生物学と錯体を形成する。このため本発明のプロリンベースのPEAは、分子量が14,000Da〜約77,000Daの範囲のポリマーを必要とする薬物送達分野、および疎水性薬剤を送達するためのナノ粒子の製造に有用である。 (もっと読む)


【課題】FRET(蛍光共鳴エネルギー移動)効率と分散性に優れたポリマーナノ微粒子及びそれを用いた光分子イメージング用造影剤を提供すること。
【解決手段】蛍光性ポリマーのマトリックス中に蛍光色素が分散したポリマーナノ微粒子であって、該微粒子表面が界面活性剤で保護され、前記蛍光性ポリマーと前記蛍光色素間のFRETで蛍光を発光することを特徴とするポリマーナノ微粒子及び前記ポリマーナノ微粒子を用いた光分子イメージング用造影剤。 (もっと読む)


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