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国際特許分類[A62D101/22]の内容

国際特許分類[A62D101/22]に分類される特許

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【課題】塩素系有機化合物を含有する汚染物を微生物分解反応によって浄化するにあたり、微生物分解反応速度をより高速化すると共に微生物反応の再現性を確保し、汚染物中の前記化合物を環境基準値以下に分解するのにより有効な浄化方法及び浄化装置を提供する。
【解決手段】ダイオキシン類などの塩素化合物を含む汚染物を、温度が任意に調整される脱塩素用攪拌槽1に投入し、至適温度が60℃の脱塩素用微生物によって汚染物から塩素を除去し、次いで脱塩素微生物によって塩素が除かれた汚染物を、同じく温度が任意に調整される化合物分解用攪拌槽2に投入し、至適温度が65℃の化合物分解用微生物によって前記汚染物に含まれる塩素除去後の化合物を分解し、汚染物を浄化する。 (もっと読む)


【課題】嫌気性脱ハロゲン化工程の後に行われる酸化分解工程に用いる酸化剤の消費量を低減することができる、有機ハロゲン化合物の分解方法を提供すること。
【解決手段】有機ハロゲン化合物の分解方法は、処理対象に含有されている有機ハロゲン化合物を分解する有機ハロゲン化合物の分解方法であって、嫌気性微生物による有機ハロゲン化合物の分解を促進する促進剤を処理対象に注入し、嫌気性微生物により有機ハロゲン化合物中のハロゲン元素の一部を非ハロゲン元素に置換させる嫌気性脱ハロゲン化工程と、嫌気性脱ハロゲン化工程の後に、処理対象に注入された促進剤を回収する回収工程と、回収工程の後に、酸化剤を処理対象に注入し、有機ハロゲン化合物を酸化分解する酸化分解工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】温和な操作条件で少ないエネルギー消費量ながら処理効率に優れる有機ハロゲン化合物を含有する固体の無害化方法を提供する。
【解決手段】有機ハロゲン化合物を含有する固体と電子供与体である金属粒子とを接触させ前記有機ハロゲン化合物を還元し無害化する。このとき前記金属粒子の少なくとも一部はナノサイズの粒子を使用する。ナノサイズの粒子を含む金属粒子は、固形状の金属と水吸脱着剤及び/又は多孔質無機材との混合物を、固形状の金属の少なくとも一部がナノサイズとなるまで粉砕し得られる、金属粒子を水吸脱着剤及び/又は多孔質無機材中に分散させた金属分散体とすることで高い活性を維持することができる。 (もっと読む)


【課題】廃油中の芳香族リン酸エステル除去装置及びポリ塩化ビフェニル(PCB)を含有する廃油の処理システムを提供する。
【解決手段】芳香族リン酸エステル12を含む廃油13を保管する保管タンク11と、該保管タンク11からラインL1により送給された芳香族リン酸エステル12を含む廃油13を所定量供給する供給タンク14と、前記供給タンク14からラインL2により送給された廃油13を、内部に充填した金属鉄(Fe)又は金属亜鉛(Zn)と接触させて、極圧反応を進行させる反応手段20と、反応手段20を所定温度に加温する加温部21と、反応油19のリン(P)濃度を分析する分析部22と、反応油19を供給タンク14に戻す循環ラインL3と、分析部22の結果に基づき反応油19中の固形分を除去するフィルタ26と、フィルタ26通過後の芳香族リン酸エステル12が除去処理された処理廃油27を貯蔵する貯蔵タンク28とを具備する。 (もっと読む)


【課題】誘導プラズマを安定化させ、有機ハロゲン化合物の安定した分解が可能な有機ハロゲン化合物の分解装置を提供する。
【解決手段】放電管13内に供給した有機ハロゲン化合物を誘導プラズマを用いて分解する分解装置10は、有機ハロゲン化合物と水蒸気の混合ガスを内周面に沿って旋回流にして噴出する第1の噴出孔18が内周面に形成された第1のガス吹込みリング19と、第1のガス吹込みリング19の上方に配置され、有機ハロゲン化合物と水蒸気の混合ガスを内周面に沿って旋回流にして噴出する第2の噴出孔20が内周面に形成された第2のガス吹込みリング21と、第2のガス吹込みリング21の上方に配置され第2のガス吹込みリング21の上端をシールすると共に、第2のガス吹込みリング21内を貫通し、先端部が第1のガス吹込みリング19の内孔の上部位置まで達する断面円形の円柱部22を備えたシール部材23とを有する。 (もっと読む)


【課題】PCBを処理する液処理装置の規模の極小化を果たしつつ、処理対象物の減容化及び資源化を図ることができ、しかもPCBを安全に処理可能なPCB廃棄物の処理方法を提供する。
【解決手段】PCB廃棄物であるコンデンサとトランスの各容器からPCBを抜油し、各容器に収納された内容物をそれぞれ取り出し、更にトランスの内容物をPCBが浸透した含浸物と残存付着した非含浸物とに分離して、コンデンサとトランスの各容器、及びトランスの非含浸物を、溶剤で洗浄処理する前処理工程と、コンデンサの内容物とトランスの含浸物をプラズマ溶融分解炉17で溶融処理し、コンデンサの内容物に残存付着したPCBと含浸物に浸透したPCBを分解処理するプラズマ処理工程と、前処理工程で、各容器から抜油したPCBと、各容器及びトランスの非含浸物の洗浄処理で回収したPCBを、分解する液処理工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】汚染土壌を汚染現場にて浄化でき、汚染土壌の飛散、運搬コスト、処理コストの問題を解消できる汚染土壌の浄化方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る汚染土壌の浄化方法は、PCBやダイオキシン類で汚染された汚染土壌100中の浄化対象部101に圧力波発生装置1の圧力波発生部(放電電極部6)を設置して圧力波を発生させた後、浄化対象部に酸104又はアルカリ105を加えてから水106を加え、その後、浄化対象部に酵素液107を加えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】有機塩素化合物の分解に用いられ分解能が低下した触媒を、触媒充填装置から取り出すことなく、かつ簡単な操作で再利用可能にする、有機塩素化合物の連続無害化処理装置及連続無害化処理システムを提供する。
【解決手段】有機塩素化合物、アルカリ金属水酸化物及びイソプロピルアルコールの混合液を入れた第1の槽と、アルカリ金属水酸化物を溶解させたイソプロピルアルコール溶液を入れた第2の槽と、触媒を充填した触媒充填装置と液溜りをその内部に備え並列に設置された複数の触媒槽と、触媒槽上部に設置されたマイクロ波装置と、第1の槽と触媒槽との間をそれぞれ循環する第1の循環系統と、各触媒槽内の触媒充填装置と液溜りの間を循環する第2の循環系統と、を有する有機塩素化合物の連続無害化処理装置、ならびに、それを用いた、有機塩素化合物の分解処理と触媒の再生処理を並行して行うことができる連続無害化処理システムである。 (もっと読む)


【課題】 非平衡プラズマによる有機廃液の分解処理に係り、二酸化炭素を排出することのない環境保全に好適な有機廃液の処理装置および処理方法を提供する
【解決手段】 マイクロ波をプラズマ反応管5内に照射し、反応ガスとして供給される窒素またはアルゴンをプラズマ化させる。マイクロ波の導波管2には反射部材18aが具備されており、マイクロ波をこの反射部材18aに照射することによりマイクロ波を反射させて、導波管2と一定距離離れた位置にマイクロ波を照射して有機廃液を分解処理するように構成した。 (もっと読む)


【課題】PCB廃棄物の無害化処理において、仕分け作業や解体作業等の前処理を一部省略し、吸着材等の副資材を不要とし、比較的低温で処理可能な方法及びそのシステムを提供する。
【解決手段】連続炉内に、PCB廃棄物を常温から約300℃の第一の温度まで昇温する第一の温度帯と、第一の温度から約400℃の第二の温度まで昇温する第二の温度帯と、第二の温度からPCB廃棄物が分解する所定の分解温度まで昇温する第三の温度帯との、各温度帯を設け、耐熱トレイに載置されたPCB廃棄物を入口から出口まで搬送しつつ、各温度帯に応じて減圧雰囲気で加熱を行う。PCB廃棄物を、それに含まれるPCBの気化により破裂しない程度の十分な時間をかけて常温から第一の温度まで昇温し、必要となる最短の時間をかけて第一の温度から第二の温度まで昇温し、PCB廃棄物を、第二の温度から所定の分解温度まで昇温し、その温度で所定時間だけ維持する。 (もっと読む)


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