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国際特許分類[A62D3/38]の内容

国際特許分類[A62D3/38]に分類される特許

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【課題】 化石燃料を使用することなく液相PCBを低コストで安全に加熱分解処理する。
【解決手段】 液相PCBの加熱分解過程をガス化炉20によるガス化過程と光学燃焼炉ユニット40による燃焼過程とに分担させ、各処理過程において必要な処理温度を達成する。焼却炉全体を高温とする必要はないことにより、温度維持コストが削減される。ガス化炉20の熱源には電熱を利用し、光学燃焼炉ユニット40の熱源には放電ランプ4Eの熱線光を利用する。放電ランプ4Eの熱線光は、光であることにより集光器4Tで収斂する方法で熱線密度を高めることができるので、ダイオキシン類を熱分解するのに必要とされる超高温を簡易な装置構成で実現することができる。 (もっと読む)


【課題】アルカリ水と酸素ガスを有機物と接触させる有機物分解装置の反応器内の温度および圧力を下げることにより、分解に要するエネルギーを低減し、反応器を容易に製造できるようにすること。
【解決手段】酸素ガス103とアルカリ水102を表面積の大きな充填材113の表面で気液接触させ、アルカリ水102および充填材113表面の有機物分解活性を高めるとともに、アルカリ水を再生して分解器に還流することとにより、分解効率を高める。 (もっと読む)


【課題】化学兵器用薬剤であるマスタード、ルイサイト、クロロアセトフェノンなどの有機塩素化合物を分解して無害化する際に、効率的な分解・無害化処理が可能となるように、分解生成物を迅速に検出して分解反応の進行の程度を把握するためのモニター方法と反応制御方法を提供することである。
【解決手段】上記の有機塩素化合物をアルカリ水溶液で分解、またはアルカリ水溶液に酸化剤を混合して分解する分解反応の過程で、分解反応溶液中の塩素イオン濃度と全塩素濃度をイオン電極法や蛍光X線法などの分析手段により分析して、(塩素イオン濃度/全塩素濃度)×100で表される分解率S(%)を評価することにより分解反応の進行状況をリアルタイムにモニタリングして把握し、分解反応を制御するようにしたのである。それにより、分解反応時間や分解反応温度などの反応条件の設定を的確に行えるようになる。 (もっと読む)


【課題】従来のPCB等の高粘度廃棄物の燃焼(処理)システムは、主として、化学分解処理技術により処理されている。しかし、この化学処理法は、多額のイニシャル、ランニングコストが必要である。一方、焼却処理法では、排気ガス中の有害物質、特にタールの除去が困難なことから、実施が困難視されること、また建設地及び/又は周囲の住民の同意が得られないこと等の問題があり、その改良が切望されている。
【構成】本発明は、PCBを内蔵する電気機器を破砕する破砕機と、破砕された電気機器とPCBとを分離し、かつPCBの粘度を下げて負圧状態で分離処理する粘度調節分離装置と、粘度調節分離装置に設けた保温配管を介して連設した主燃焼室と、また粘度調節分離装置に設けた配管を介して連設した付着物燃焼炉と、主燃焼室、付着物燃焼炉の排気ガスを収容する排気ガス減温室とで構成したPCB等の難燃性高粘度廃棄物の燃焼システムである。 (もっと読む)


【課題】
浄化用ガスと水とが無駄なく活用され、汚染土壌の浄化を効率的かつ効果的に行うことができる汚染土壌浄化装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
地面Fに穿った穴内に貫入された浄化用管13a,13b,13cを介して、組成ガスとしてオゾンを含む浄化用ガスを地中Eに供給するための浄化用ガス供給装置3a,3b,3cを備える。浄化用管13a,13b,13cを介して地中Eに水を供給するための水供給装置5を備える。浄化用ガス供給装置3a,3b,3cにより浄化用ガスを供給するための所定の浄化用ガス供給時間と水供給装置5により水を供給するための所定の水供給時間とを交互に繰り返すように浄化用ガスと水とを供給するタイミングを制御するための制御装置7を備える。 (もっと読む)


【課題】生産性低下や処理コストの高騰をもたらすことのない、エネルギー効率の良い廃棄物溶融処理方法と処理設備を提供する。
【解決手段】アスベストなどの廃棄物を溶融処理する設備において、溶融処理炉では未燃分が残るように燃料と酸化剤を供給するとともに、溶融炉の後段で廃棄物溶融に用いられた未燃分を含むガスに空気を供給し未燃分を完全燃焼させ、可燃分の無くなった排ガスの顕熱を回収し、高温空気を生成させて廃棄物溶融処理のための燃料燃焼用酸化剤として用いる。 (もっと読む)


【課題】アスベスト含有廃材などの有害固形状物質と、PCBなどの有害液状物質とを、同時に、しかも安全に無害化処理する有害物質の処理方法を提案すること。
【解決手段】アスベスト含有廃材などの有害固形状物質と、PCBなどの有害液状物質とを、混合或いは混合粉砕して粘度(25℃)が10000mPa・s以下の混合物或いは混合粉砕物とし、該混合物或いは混合粉砕物をセメント焼成用のロータリーキルンに投入して無害化する有害物質の処理方法とした。 (もっと読む)


【課題】含水率の高い底質等のPCB汚染物を、効率よく還元加熱処理する処理方法を提供すること。
【解決手段】含水率45%以上のPCB汚染物を100℃以上120℃未満の温度で、含水率を15%以上30%以下の範囲となるように予備乾燥させた後、還元状態で間接加熱処理する。特定の温度で、特定の含水率になるように予備乾燥させることにより、予備乾燥時のPCBの揮散を防止しつつ、効率的に汚染物を処理することができる。 (もっと読む)


【課題】汚染土壌を短期間の内に確実に浄化できると共に、軟弱地盤においても好適に実施可能な汚染土壌の浄化工法の提供。
【解決手段】土壌(G)中の汚染領域(Gp)に到達するボーリング孔(1)を掘削する工程と、掘削されたボーリング孔(H)内に噴流噴射手段(Na、Nb)を先端に取り付けた多重管(1)を挿入する工程と、多重管(1)の内部空間(1d、1e、1f)を介して噴流噴射手段(Na、Nb)から少なくとも2種類の流体(A液、B液)を汚染領域(Gp)に噴射する流体噴射工程、とを含む。 (もっと読む)


【課題】有機塩素系溶剤等に汚染された土壌からの有機塩素系物質を分解させ、さらに重金属を無害化した固化物にする土壌浄化安定固定剤を提供する。
【解決手段】高炉スラグや製紙スラッジ、石灰、石膏を適量配合した固化剤に、安定化二酸化塩炭素と塩素化イソシアヌル酸に重曹を混合して粉末顆粒化したものを配合し、対象の土壌に処理したところ、有機塩素系溶剤及び重金属は、検出されなかった。また、処理費用も安くコストを削減することができた。 (もっと読む)


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