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国際特許分類[B23K26/32]の内容

国際特許分類[B23K26/32]に分類される特許

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【課題】簡便な構成で、レーザ反射率が高い金メッキや銅などの様々な接合材料をも、高速かつ高品質・高安定に接合することを目的とする。
【解決手段】レーザ光1の吸収により加熱された加圧ツール2を用いて、一方の部材を押しつぶしながらレーザ照射し、2つの部材を接合することにより、接合面積を拡大した状態で熱拡散接合をさせることが可能となるため、簡便な構成で、レーザ反射率が高い金メッキや銅などの様々な接合材料をも、高速かつ高品質・高安定に接合することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 溶着予定ラインの所定の部分で剥離性及び密封性を有する溶着を実現し得る樹脂溶着方法を提供する。
【解決手段】 樹脂フィルム11,12を介して光吸収領域2にレーザ光Lを照射し、光吸収領域2を発熱させて、溶着予定ライン5に沿って樹脂フィルム11,12を溶着する。このとき、光吸収領域2においては、溶着予定ライン5の第2の部分5での光吸収部2の幅が、溶着予定ライン5の第1の部分5での光吸収部2の幅よりも大きい。これにより、レーザ光Lの照射によって上昇する温度は、第1の部分5に比べ第2の部分5で低くなる。従って、第2の部分5で剥離性を有するように溶着し得る。更に、レーザ光Lの照射によって溶着された溶着領域13の幅は、第1の部分5に比べ第2の部分5で大きくなる。従って、第2の部分5で密封性を有するように溶着し得る。 (もっと読む)


【課題】互いに融着しにくい材料からなる部材同士を、レーザー光を用いた接合方法によって十分な接合強度を持たせて接合できるようにする。
【解決手段】第1部材2と第2部材3との間に、ポリマーアロイからなる中間材5を配置する。ポリマーアロイは、第1部材2を構成する樹脂との融着性を有する第1樹脂と、第2部材3を構成する樹脂との融着性を有する第2樹脂とを含む。第1部材2を構成する樹脂の溶解性パラメータと第1樹脂の溶解性パラメータとの差を1.0以下に設定し、第2部材3を構成する樹脂の溶解性パラメータと第2樹脂の溶解性パラメータとの差を1.0以下に設定する。ポリマーアロイの第1樹脂と第2樹脂との溶解性パラメータの差を、第1部材2を構成する樹脂と第2部材3を構成する樹脂との溶解性パラメータの差よりも小さくする。レーザー光を照射して中間材5を加熱し、ポリマーアロイ中の第1樹脂と第1部材2とを融着するとともに、ポリマーアロイ中の第2樹脂と第2部材3とを融着する。 (もっと読む)


【課題】亜鉛蒸気による溶接欠陥を回避するための付加的工程を必要とせず、亜鉛めっき鋼板を密着させた状態での高速かつ高品質の溶接接合を行えるとともに、溶接区間の始端部の盛り上がりや終端部の穴痕跡を防止できる亜鉛めっき鋼板のレーザ重ね溶接方法を提供する。
【解決手段】少なくとも1枚が亜鉛めっき鋼板である2枚の鋼板11,12を、その亜鉛めっき層を接合面として直接重ね合わせ、一方の鋼板表面に、レーザ照射位置から後方に延びる溶融池内で、少なくとも前記表面側の鋼板に細長い穴を生じさせ、発生した金属蒸気を前記細長い穴からレーザ走行方向後方側かつレーザ照射源側に排出させつつ溶接する亜鉛めっき鋼板のレーザ重ね溶接方法において、前記直接重合領域内に位置した溶接区間103の始端部131にて、前記細長い穴を生じる前記条件を維持した状態で、当該溶接区間103の溶接を終端132させる。 (もっと読む)


【課題】亜鉛蒸気による溶接欠陥を回避するための付加的工程を必要とせず、亜鉛めっき鋼板を密着させた状態での高速かつ高品質の溶接接合を行えるとともに、溶接区間終端部の穴痕跡を防止できる亜鉛めっき鋼板のレーザ重ね溶接方法を提供する。
【解決手段】少なくとも1枚が亜鉛めっき鋼板である2枚の鋼板11,12を、その亜鉛めっき層を接合面として直接重ね合わせ、一方の鋼板表面に、所定のパワーおよび速度条件にてレーザ照射を行い、レーザ照射位置から後方に延びる溶融池内で、少なくとも前記表面側の鋼板に細長い穴を生じさせ、レーザ照射で発生した金属蒸気を前記細長い穴からレーザ走行方向後方側かつレーザ照射源側に排出させつつ溶接する亜鉛めっき鋼板のレーザ重ね溶接方法において、前記直接重合領域内に位置した既溶接区間103に、当該溶接区間の終端部132を重ね、レーザ強度を漸減して溶接を終端させる。 (もっと読む)


【課題】自動車ボディ外縁のアウタパネルの曲げ加工と同時に、アウタパネル及びインナパネルのレーザ溶接作業ができ、かつ、アウタパネルやインナパネルのめっきを除去するための作業時間の短縮をできる接合装置及び接合方法を提供する。
【解決手段】接合装置1は、ヘムローラ14を有し、ヘムローラ14をアウタパネル2及びインナパネル3に対して相対的に移動して、ヘムローラ14によりアウタパネル2を折り曲げて折り曲げ部2dを形成し、折り曲げ部2dにインナパネル3の挿入部3dを挿入する曲げ加工部10と、アウタパネル2及びインナパネル3に対してヘムローラ14と一体でヘム移動方向Yに移動するように設けられ、ヘムローラ14のヘム移動方向Yの後側Y2に配置され、レーザ光21aを発光するレーザヘッド21と、レーザヘッド21を、ヘム移動方向Yとは直交する直交方向Xに移動可能に支持するレーザ直交方向移動部25Xとを備える。 (もっと読む)


【課題】安定したシール性能を低コストに確保し得るブーツ取付構造を提供する。
【解決手段】樹脂製の等速自在継手用ブーツ1の筒状開口部2(3)が金属製取付部材17(11)の被取付部18(19)に外嵌されて、レーザー光照射によって、被取付部18(19)に筒状開口部2(3)が固着されるブーツ取付構造である。金属製取付部材17(11)の被取付部18(19)の面粗さRaを0.05μm以上6.0μm以下とした。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性樹脂成形体およびガラス基材からなる複合体において、その接合強度を高める。
【解決手段】この複合体の製造方法には、熱可塑性樹脂成形体2とガラス基材3とを接触させる接触工程と、熱可塑性樹脂成形体2におけるガラス基材3との接触部2aの温度が所定の温度になるようにガラス基材3を通じてレーザー光Bを照射して加熱する加熱工程とが含まれる。熱可塑性樹脂成形体2におけるガラス基材3との接触部2aの温度をT1、熱可塑性樹脂成形体2を構成する熱可塑性樹脂の流動開始温度および分解開始温度をそれぞれT2、T3としたとき、加熱工程において、関係式(1)を満たすように制御する。これにより、熱可塑性樹脂の分解を防ぎつつ、熱可塑性樹脂成形体2とガラス基材3との接合強度を高めることができる。
(1)T2≦T1≦T3+400℃ (もっと読む)


【課題】レーザー溶着用樹脂組成物からなるレーザー溶着用成形体において、そのレーザー透過率を向上させる。
【解決手段】芳香族ポリサルホン樹脂とフィラーとが20〜99:80〜1の質量比で含まれるレーザー溶着用樹脂組成物であって、フィラーが単繊維径10〜50μmのガラス繊維であり、芳香族ポリサルホン樹脂およびガラス繊維の合計100質量部に対して、結晶性樹脂0〜10質量部が配合されている。これにより、フィラーが含まれていても、レーザー溶着に必要なレーザー透過率を保持することができる。 (もっと読む)


【課題】薄肉化されて使用される高強度のアルミニウム合金材をパルスレーザ溶接する場合においても、溶接割れの発生を防止し、生産性が高いアルミニウム合金材のパルスレーザ溶接方法を提供する。
【解決手段】被溶接材は、Mnを0.1乃至1.8質量%、Mgを0.4乃至1.2質量%、Cuを0.1乃至3.0質量%、Siを0.3質量%未満、及びFeを1.0質量%未満含有し、残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成を有するアルミニウム合金からなる。この被溶接材を1対配置し、被溶接材に第1のパルスレーザ光1及び第2のパルスレーザ光2からなる2段波形のパルスレーザ光を照射してパルスレーザ溶接を行う。第1及び第2のパルスレーザ光は、ピーク出力値の比P/Pが0.3乃至0.6であり、照射時間の比t/tが1.5以上である。 (もっと読む)


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