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国際特許分類[C04B28/18]の内容

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【課題】本発明の目的は、原料としてゾノトライトを使用した場合であっても、原料スラリーのろ水性の低下を抑制し、加圧脱水成形法を用いて軽量のけい酸カルシウム材を効率良く製造するための方法を提供することにある。
【解決手段】本発明は、石灰質原料、けい酸質原料並びにゾノトライトを必須原料とし、これら必須原料に水を加えて混合することにより得られた原料スラリーを加圧脱水成形して生板を得、次いで該生板をオートクレーブ養生して硬化させてなるけい酸カルシウム材の製造方法において、
(1)ゾノトライトとして、予め合成された針状結晶が凝集した二次粒子からなるスラリー状態のゾノトライトを使用し、該スラリー状態のゾノトライトに、石灰質原料と、非晶質シリカを添加し、混合してゾノトライト混合スラリーを得る工程;
(2)得られたゾノトライト混合スラリーを断続的に攪拌しながら、大気圧下において70〜95℃の温度で15分以上の加熱処理を行う工程;
(3)加熱処理したゾノトライト混合スラリーに、原料の残部と水を加えて混合し、原料スラリーを得る工程;
(4)原料スラリーをプレス脱水成形して生板を得る工程
を備えてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】圧縮強度および断熱性能の少なくとも一方を向上させた軽量気泡コンクリートの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、珪酸質原料および石灰質原料を含む原料スラリー中に気泡を内在させた状態で半硬化体を形成したのち、その半硬化体をオートクレーブ養生して得られる軽量気泡コンクリートの製造方法である。本発明は、起泡剤を用いることにより気泡を含む気泡液を作製する気泡液作製工程と、珪酸質原料および石灰質原料を含む固形成分に対して水を加えて攪拌してなる第1のスラリーに、気泡液作製工程で作製した気泡液を添加して攪拌した後、アルミニウム粉末を混入して攪拌することにより気泡を内在した原料スラリーを得る工程と、原料スラリーを型内に打設する工程と、を実行することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】設備費をかけずに、変色を十分に防止できる珪酸カルシウム成形体の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、珪酸質原料および石灰質原料を主成分とする固形成分に水を加えて混練してなる原料スラリーを半硬化養生させて得られた半硬化体をオートクレーブ養生させる珪酸カルシウム成形体の製造方法に関する。本発明においては、グリセリン、ジグリセリン、および重合度が3以上のポリグリセリンから選ばれる一種以上のグリセリン類を半硬化体の表面に塗布するか、もしくは、固形成分、水または原料スラリーに、グリセリン、ジグリセリン、および重合度が3以上のポリグリセリンから選ばれる一種以上のグリセリン類を混合する。 (もっと読む)


本発明は、炭素が埋込まれている水酸化カルシウム水和物から成る母材を持つ耐高温セラミックハイブリッド材料に関し、炭素が、主として整然とした黒鉛の格子構造を持つ黒鉛粒子(GP)から成り、40%まで重量割合である。母材が樹枝状ゾノトライト(X)及び/又はトバモライトから成り、珪灰石棒細片及び/又は粒状珪酸塩(SK)を含むことができる。黒鉛小片(GP)の寸法は0.01〜3mmである。ハイブリッド材料は特にNE金属の鋳造装置に適している。
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【課題】気体透過率を向上させた軽量気泡コンクリート、及び製造時のエネルギー効率を向上させた当該軽量気泡コンクリート及びその製造方法の提供。
【解決手段】珪酸質原料及び石灰質原料を含むスラリーに発泡剤を加えて発泡成型し、半硬化状態になったものをオートクレーブ養生して得られる軽量気泡コンクリートにおいて、水銀圧入法で測定される細孔のうち、細孔径が0.008μm以上20μm以下の細孔量が0.280ml/g以上0.600ml/g未満である、軽量気泡コンクリート。 (もっと読む)


【課題】十分な気泡の維持・安定性を有し、建築材料として、乾燥速度をある程度大きくすると共に強度を高くすることにより、軽量気泡コンクリートの諸物性や諸性能が所望のものとなる、低比重の軽量気泡コンクリート及びその製造方法を提供する。
【解決手段】珪酸質原料及び石灰質原料を含む水性スラリーに発泡剤を加え型枠に注入して成型を行い、その後半硬化状態になったものをオートクレーブ養生することにより得られる軽量気泡コンクリートにおいて、嵩比重が0.20以上0.45未満であり、且つ気体透過率が0.01cm3・cm/(cm2・sec・g/cm2)以上3.0cm3・cm/(cm2・sec・g/cm2)以下の空隙構造を有する、軽量気泡コンクリートである。 (もっと読む)


【課題】 主原料のC/Sが変動しても、ばらつきが少なく且つ圧縮強度の規格を満たしたALCを簡易に作製する方法を提供する。
【解決手段】 粉末珪石等の珪酸質原料とメント粉末や生石灰粉末等の石灰質原料とからなる微粉末状の主原料に、水とアルミニウム粉末とを加えてスラリー状にして型枠に注入し、アルミニウム粉末の反応により発泡させると共に石灰質原料の反応により半硬化させた後、オートクレーブにより高温高圧水蒸気養生を行う軽量気泡コンクリートの製造方法において、主原料におけるCaOのSiOに対するモル比をC/Sとした場合に、珪酸質原料のブレーン値(cm/g)を(8800×C/S−1700)±1000の範囲内、より好ましくは(8800×C/S−1700)±500の範囲内にすることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】 珪酸質原料が当初想定していた所定の粒度から外れても、ばらつきが少なく且つ圧縮強度の規格を満たしたALCを作製する方法を提供する。
【解決手段】 珪酸質原料と石灰質原料とからなる微粉末状の主原料に、水とアルミニウム粉末とを加えてスラリー状にして型枠に注入し、アルミニウム粉末の反応により発泡させると共に石灰質原料の反応により半硬化させた後、オートクレーブにおいて高温高圧水蒸気の下で所定の時間保持することによって養生を行う軽量気泡コンクリートの製造方法において、該保持時間の開始時点から0.5時間経過時点までの珪酸質原料の溶解量が必要溶解量の15%〜25%であること、及び/又は該保持時間の開始時点から6.0時間経過時点までの珪酸質原料の溶解量が必要溶解量の60%〜100%であることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】 珪酸質原料のブレーン値に変動が生じても、ばらつきが少なく且つ圧縮強度の規格を満たしたALCを簡易に作製する方法を提供する。
【解決手段】 粉末珪石等の珪酸質原料とメント粉末や生石灰粉末等の石灰質原料とからなる微粉末状の主原料に、水とアルミニウム粉末とを加えてスラリー状にして型枠に注入し、アルミニウム粉末の反応により発泡させると共に石灰質原料の反応により半硬化させた後、オートクレーブにより高温高圧水蒸気養生を行う軽量気泡コンクリートの製造方法において、ボールミル等で粉砕された際の珪酸質原料のブレーン値b(cm/g)に対して、高温高圧水蒸気養生の保持時間(hr)を(10.2−1.70×10−3×b)±1.7の範囲内、より好ましくは(10.2−1.70×10−3×b)±0.5の範囲内にすることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】例えば建築物の壁材や屋根または床材などとして使用される軽量気泡コンクリート(以下、ALCという)に充分な撥水および防水性能が得られる製造方法を提供する。
【解決手段】粉末状の珪酸質原料及び石灰質原料とを主原料としたスラリーを所定の形状に成形したのち高温高圧にて水蒸気養生して製造される軽量気泡コンクリートの製造方法において、上記スラリーに、ジメチルシロキサン又はその誘導体からなるシリコーンオイルを、スラリー混合物中の全固形分に対して0.02〜5重量%、より好ましくは0.02〜0.2重量%の割合で添加して上記の成形を行うと共に、水蒸気養生後の成形体外表面に、アルキルアルコキシシランを主成分とする撥水剤を、その有効成分換算で0.05〜6.0g/m、より好ましくは0.05〜0.25g/mの割合で塗布することを特徴とする。 (もっと読む)


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